事業所紹介-花屋 ホーリー(沼田町商工会)

山野草を中心に、和の趣を感じる植物が並ぶ花屋さん。自然の風景を切り取ったような、素朴で美しい植物との出合いを

山野草をはじめ、自然の姿を生かした植物の魅力を伝える店主の下河内さん

 広島市安佐南区伴東に2026年4月にオープンした「花屋 ホーリー」。味わいのある倉庫を生かした店内には、季節の切り花や観葉植物とともに、一般的な花屋ではあまり見かけない山野草など、和の趣を感じる植物が並びます。

 

 店主の下河内美奈さんが特に心ひかれるのが、昔から日本の暮らしのそばにあった山野草。まっすぐに伸びた茎や美しく整った花には、人の手によって大切に育てられた美しさがある一方で、野山に自生する植物は、枝や茎が思い思いの方向に伸び、その姿はどこか自由。「自然の風景の一部をそのまま切り取ってきたような、素朴で伸びやかな美しさが好きなんです」と下河内さんは話します。「花屋 ホーリー」では、そんな異なる魅力を持つ植物を一緒に楽しめるのが特徴です。

 

 下河内さんが花に親しむようになった原点には、幼い頃から身近にあった生け花があります。その後、アパレルや飲食店などさまざまな仕事を経験する中でも花への思いは変わらず、園芸店などで経験を重ね、念願だった自身の店をオープンしました。茶花のように、植物本来の姿を生かした美しさを伝えたいとの思いから、日本古来の植物も積極的に取り入れています。

 

 

味わいのある倉庫を生かした店舗。店先にも季節の花が並びます

 店内は植物に必要な光や風を取り込むため、日中は開け放していることが多く、店主が不在の時間帯には無人販売も行っています。自由に店内を見て回り、気になる植物を気軽に購入できるのもうれしいところ。下河内さんは「気軽に訪れることができる、身近な花屋になりたいんです」と笑います。

 

 花束やアレンジメントは、1週間前までの予約で予算や好みに合わせて制作。店ならではの和のテイストを取り入れたアレンジにも対応しています。また、購入した植物だけでなく、自宅で育てている植物の植え替えも受け付け、希望に応じて出張にも対応しています。今後は、クリスマスリースやしめ飾り、寄せ植えなどのワークショップも開催予定。植物を販売するだけでなく、自ら手を動かして植物に触れ、その魅力を楽しめる場所へ。開催情報や店の最新情報はInstagramで発信します。

 

 整えられた花の端正な美しさも、野山で自由に育つ植物のありのままの美しさも。「花屋 ホーリー」で、いつもとは少し違う、自分らしい一鉢や一輪を探してみませんか。

 

花屋 ホーリーのInstagramはこちら

 

●花屋 ホーリー

住所/広島市安佐南区伴東7-24-7
TEL/070-2028-9640
営業時間/9:00~16:00 ※不定休あり
休み/土・日曜、祝日

事業所紹介-フランス菓子 パリ土産(広島東商工会)

本場で学んだ伝統の製法を大切に。時間と手間を惜しまず作る、品のあるフランス菓子

看板商品の「シューアラクレーム」。香ばしいシュー生地となめらかなクリームのおいしさを楽しんで

 坂町の住宅街にある「パリ土産」は、オーナーパティシエの福﨑千穂さんが営む小さなケーキ屋さんです。福﨑さんが大切にしているのは、華やかさだけを追うのではなく、長く受け継がれてきた製法を基本に、素材のおいしさを丁寧に引き出すこと。本格的なフランス菓子をもっと気軽に味わってほしいとの思いで、日々お菓子作りに励んでいます。

 

 福﨑さんがフランス菓子を学んだのは、フランス料理・製菓の伝統校「ル・コルドン・ブルー」。そこで身に付けた製法をベースに、素材や配合、工程に独自の工夫を加えながら、自分らしい味を追求してきました。中でも大切にしているのが「時間をかける」こと。生地やクリームは一晩寝かせ、素材同士をゆっくりとなじませることで、一体感やまろやかさを引き出します。北海道産の牛乳や生クリーム、広島県安芸高田市にある向原農園の卵など、目指す味に合わせた素材選びにもこだわります。

 

 看板商品は、しっかりとした食感に焼き上げた香ばしいシュー生地に、カスタードと生クリームを合わせたなめらかなクリームをたっぷりと詰めた「シューアラクレーム」。クリームはル・コルドン・ブルーで学んだ配合をもとに独自に調整し、くどさを抑えたさっぱりとした甘さに。生地にも砂糖と塩を加え、クリームだけでなく生地そのもののおいしさも楽しめるよう仕上げています。

 

オーナーパティシエの福﨑千穂さん。伝統の製法を大切に、一つひとつ丁寧なお菓子作りを続けています

 店頭にはこのほか、季節の素材を使ったケーキなどの生菓子約7種類と、マドレーヌやサブレなどの焼き菓子約7種類が並びます。定番のマドレーヌには大崎下島産レモンのピールを使用。こちらも生地を一晩寝かせてから焼き上げるなど、一つひとつの工程に手間を惜しみません。種類をむやみに増やすのではなく、丁寧に作れる数を見極めながら、一つひとつ丁寧に仕上げることを大切にしています。

 

 華美に飾ることよりも、口にした時のおいしさと品のある佇まいを大切にする福﨑さんのお菓子。「パリ土産」には、本場で学んだ伝統への敬意と、時間と手間をかけてお菓子に向き合う福﨑さんの思いが詰まっています。

 

 現在は、お店の存在やこだわりを広く知ってもらうため、専門家派遣を活用したリーフレットづくりにも取り組んでいます。今後は広島東商工会主催の交流会にも参加し、さらなる認知度アップを目指します。

 

営業日や本日のラインナップはInstagramをチェック

 

●フランス菓子 パリ土産

住所/安芸郡坂町坂東2-2-7-1

TEL/082-554-6245

営業時間/10:00~売り切れ次第終了

休み/不定休

事業所紹介-小道の先のカフェ tsunagu(安芸太田町商工会)

古い家や家具、家族の味、人との縁を次の世代へ。三世代で営むレトロカフェ

店頭に立つ店主の石田かおりさん(右)とお母さま。古いものや家族の味を大切にしながら、二人で温かくお客さんを迎えます

 昭和の面影を残す家具やレコード、蓄音機が並ぶ、どこか懐かしい空間。「小道の先のカフェ tsunagu(つなぐ)」は、地元野菜をたっぷり使ったランチや手作りスイーツが楽しめるカフェです。店名の「tsunagu」に込めたのは、古いけれどまだ使えるものを次の世代へつないでいきたいという店主・石田かおりさんの思い。2026年6月に移転した現在の店舗も、築50年の趣をそのままに、長い年月を重ねたものならではの味わいが、落ち着いた雰囲気をかもしだしています。

 

 「つなぐ」のは、建物やモノだけではありません。石田さんの両親が営んでいた食堂のクリームぜんざいやミルクセーキ、不定期で登場する祖母から受け継いだちらし寿司など、家族の思い出の味も大切に守り続けています。「お客さまに作り方を聞かれれば、包み隠さずお伝えしています。その味がそれぞれのご家庭でまたつながれていくのは、嬉しいことです」と石田さんは話します。現在、店を切り盛りしているのは石田さんとお母さま、娘さんの3人。石田さんが料理、娘さんがスイーツを担当し、お母さまも店頭に立ってお客さまを迎えます。

 

 ランチの主役は、新鮮な野菜。地域で採れた野菜をふんだんに使い、素材そのもののおいしさを生かした家庭料理に仕上げます。届いた野菜を見てから献立を考えることも多く、週替わりのAランチはメインに小鉢3種、サラダ、スープ、ご飯が付いて彩りも豊か。定番のミートソースドリアや、夏季にはスパイスカレーも登場します。ランチに+300円で楽しめる、娘さんお手製のミニスイーツも人気。単品では季節のチーズケーキやティラミスなど2~3種類が用意されています。

 

地元の採れたて野菜が主役の週替わりランチ(1,600円)。旬のおいしさを彩り豊かな家庭料理で楽しめます

 敷地内の蔵を改装し、石田さんのお母さまが集めてきた雑貨や器などを販売するショップも、2026年内のオープンを目指して準備中です。モノをつなぎ、味をつなぎ、人をつなぐ。温かなつながりが、この店から始まります。

 

 シロップから手作りした大人気のかき氷は9月末まで提供予定。ドライブがてら立ち寄って、美味しさを味わってみませんか?

 

●小道の先のカフェ tsunagu

住所/山県郡安芸太田町上殿1754-1

TEL/080-2005-2328

営業時間/11:00~16:00

休み/月火水木曜

事業所紹介-花見堂(大野町商工会)

惜しまれながら閉店した老舗の味を未来へ。機械と技、思いを受け継ぎ「みせん煎餅」が2年ぶりに復活

「みせん煎餅」の味と技を受け継いだ店主の花見堂英延さん(左)と、焼き方を伝授した「みせん本舗岩むら」の岩村さん

 宮島口で50年以上にわたり親しまれ、2024年8月に惜しまれながら閉店した「みせん本舗岩むら」。その看板商品だった「みせん煎餅」が2年の時を経て復活しました。味を受け継いだのは、2026年9月1日に宮島口にオープンした「花見堂」。店主の花見堂英延さんが、岩むらで使われていた機械や道具、製法を受け継ぎ、一枚一枚手焼きで懐かしい味をよみがえらせています。

 

 花見堂さんは以前、廿日市市役所に勤務し、その後「おおの自然観察の森」で自然観察指導員として活動していました。岩村さんとは以前から付き合いがあり、閉店を知った時、「宮島口を代表する宮島土産がなくなるのは寂しすぎる」と事業承継を決意。閉店時に機械を譲り受けて保管し、岩村さんからマンツーマンで焼き方を教わりながら、復活への準備を進めてきました。

 

 みせん煎餅は、ピーナッツをふんだんに使った香ばしい煎餅。カリッと焼き上げた生地にピーナッツの食感がアクセントを添え、バターの豊かな風味と上品な甘さが広がります。どこかクッキーのような洋菓子の趣もあり、一枚でも満足感のある食べ応え。復活を待ちわびていたファンも多く、昔から根強い人気を誇る宮島土産です。

 

弥山の図柄が刻まれた焼きたての「みせん煎餅」。カリッと香ばしい生地とピーナッツの食感、バターの風味が楽しめます

 昔ながらの味を再現するため、使うのは岩むらから譲り受けた機械。一枚一枚手焼きするため、焼き上がりはその日の環境にも左右されます。大切なのは、手を動かすリズムと焼き上がりを見極める「勘」と「間」。花見堂さんは自分なりのリズムをつかみながら、岩村さんから教わった技術を日々磨いています。また、譲り受けた金型のデザインを手がけたのは、宮島彫りの伝統工芸士・故広川和男さん。長年愛されてきた味だけでなく、道具や技、地域の文化も次の時代へと受け継がれています。

 

 店内では目の前で煎餅が次々と焼き上がり、甘く香ばしい香りとともに手焼きならではのライブ感が楽しめるのも魅力。午前中は、熱々の焼きたてを味わえることもあります。ユーモアあふれる花見堂さんや個性豊かなスタッフとの会話も、この店ならではの楽しみです。

 

 9月末までには岩村さん直伝のもみじ饅頭も販売開始予定。こしあん、粒あんに加え、生地そのもののおいしさを楽しめるカステラの3種類が登場します。 「商品・味・志を受け継ぎ、みせん煎餅を末永く残していきたい」と花見堂さん。地域の事業者と一緒に宮島口を盛り上げ、訪れる人にもっと楽しんでもらえる場所にしたいと、新たな一歩を踏み出しています。

 

●花見堂(はなみどう)

住所/廿日市市宮島口1-3-3
TEL/0829-56-0637
営業時間/10:00~18:00
休み/水曜(祝日の場合は翌日)

事業所紹介-榎酒造株式会社(呉広域商工会)

創業127年、音戸で受け継ぐ酒造り。貴醸酒のパイオニアとして挑戦を重ね、国内外で高い評価

「華鳩」の酒造りを受け継ぐ5代目の榎俊宏さん。フランスのコンテスト「Kura Master」の賞状とともに

 呉市音戸町で1899(明治32)年に創業した榎酒造株式会社。5代にわたり家族で酒造りを受け継ぎ、代表銘柄「華鳩」を醸しています。目指すのは「ホッとやすらぐ酒」。華やかな香りや強い第一印象を追うのではなく、食事や日々の暮らしに寄り添い、疲れた時にも「もう一杯」と手が伸びるような、丸みのある優しい味わいを大切にしています。

 

 その酒造りを支えるのが、島の裏山から湧く水と井戸水です。どちらも柔らかな軟水で、「華鳩」のまろやかな味わいの礎となっています。一方、温暖な音戸での酒造りでは温度管理が重要。仕込みから貯蔵まで徹底して「冷やす」ことを意識し、急冷や冷蔵保管によってクリアな酒質を保っています。

 

 同社を語る上で欠かせないのが、貴醸酒(きじょうしゅ)です。一般的な日本酒が米、米こうじ、水を原料とするのに対し、貴醸酒は仕込みの最終段階で水の代わりに酒を使う特殊な製法で造られます。生まれるのは、濃厚な甘みと深いコク、まろやかな口当たり。1970年代に国税庁醸造試験場で開発されたこの製法が発表された際、榎酒造は全国に先駆けて製造に名乗りを上げ、1974(昭和49)年頃から貴醸酒造りを開始しました。現在では全国各地の酒蔵が手がけるようになった貴醸酒の、まさにパイオニア的存在です。

 

榎酒造を代表する「華鳩 貴醸酒8年貯蔵」。濃厚な甘みとまろやかな口当たり、長期熟成による奥深い味わいが魅力

 「華鳩」の貴醸酒は、造って終わりではありません。スタンダードとなる8年熟成をはじめ、新酒やにごり酒、2年物から30年以上の長期熟成酒まで幅広く展開。さらにオーク樽やシェリー樽、マディラワイン樽、バーボン樽などでも熟成させ、それぞれの樽がもたらす香りや風味を生かした個性豊かな酒も生み出しています。

 

 こうした挑戦の根底にあるのが、「人がやらないことをやってみる」という榎酒造の気風です。先代、先々代もより良い酒を求めて試験機関へ何度も足を運び、階段がすり減るほど通ったという逸話が残ります。その探究心は現在にも受け継がれ、広島県産米を中心に、杜氏自らが島で育てた米を使った酒造りなど、新たな試みにも積極的です。

 

 その品質は国内外でも評価され、国際的な酒類コンテスト「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」などで数々の賞を受賞。2026年には、フランスの日本酒コンクール「Kura Master」でも審査員賞を受賞しました。

 

 貴醸酒は、食後にゆったりと味わうデザートワインのような楽しみ方もおすすめです。チーズなどの乳製品やスイーツとも好相性。8年熟成の貴醸酒をバニラアイスにかければラムレーズンを思わせる味わいに、新酒にごりをかければヨーグルトアイスのような爽やかな風味が楽しめます。

 

 伝統を守るだけではなく、新しいことに挑みながら自分たちらしい酒を追求する榎酒造。127年にわたって受け継がれてきた探究心と技が、音戸の地から「華鳩」の新たな可能性を広げ続けています。

 

●榎酒造株式会社
住所/呉市音戸町南隠渡2-1-15
営業時間/9:00~19:00、土曜10:00~18:00
休み/日曜・祝日
HP/https://hanahato.ocnk.net

事業所紹介-源田資料館(安芸太田町商工会)

旧加計町出身の源田兄弟の遺品や歴史資料を公開。地域活性化を目指した新たな観光スポットが誕生

「今後は展示している資料の中身もご紹介していく予定です」と森脇館長

 安芸太田町加計に5月31日、新たな観光スポット「源田資料館」がオープンしました。館内には旧加計町出身で旧日本海軍の軍人として活躍し、戦後は航空自衛隊の第3代航空幕僚長やブルーインパルスの創設者としても知られる源田實さんと、満洲国国務院総務庁次長などを歴任した兄・松三さんにまつわる貴重な資料が展示されています。

 

 資料館として活用されているのは、松三さんが暮らした家。2024年秋、空き家となっていた土地と建物について遺族から相談を受けたことをきっかけに、地元有志でつくる地域おこしグループ「リボーン加計」のメンバーが資料館へのリノベーションに乗り出しました。改修費の一部はクラウドファンディングで募り、源田家の協力を得て、實さんや松三さんが残した品々や歴史資料を展示しています。

 

歴史的に貴重な資料が揃う特別展示室。源田實さんの足跡や、当時の日本について深く知ることができます

 一般展示室と特別展示室があり、勲章や航空隊にまつわる品々をはじめ、戦時中の日本を知ることができるさまざまな資料を公開。館長の森脇智史さんが自ら展示物を解説するガイドも好評で、一つひとつの資料にまつわる背景を聞きながら館内を巡ることができます。

 また、源田實さんは、第343海軍航空隊を題材にした漫画『紫電改343』にも司令官として登場。同作の主人公・菅野直のファンなどが作品ゆかりの地として訪れるケースもあり、すでに関東や沖縄など県外からも来館者が訪れています。9月2日には同漫画の作者と愛媛県の紫電改展示館の館長が来館予定です。

 

 見学後は、館内のカフェスペースでひと休み。源田家に残されたアルバムをデジタルデータで閲覧できるほか、ブルーインパルスにちなんだ「ブルーハワイフロート」(600円)などのオリジナルドリンクも楽しめます。「全国から多くの人に訪れてもらえる施設に育て、地域が元気になる一助になれば」と森脇館長。県名勝の吉水園をはじめ、周辺の観光スポットとともに加計の町を巡ってもらい、地域の活性化につなげたいと考えています。

 

 加計から巣立った人物と、その時代を今に伝える「源田資料館」。新たに加わった観光スポットを訪ね、加計の町をゆっくり巡ってみませんか。

 

●源田資料館
住所/山県郡安芸太田町加計3370
TEL/090-1350-9916
営業日/土・日曜、祝日(平日は予約制)
営業時間/10:00~17:00(最終入館16:00)

HP/https://genda-museum.com

事業所紹介-GENIUSリラクゼーション(沼田町商工会)

自分らしく生きるための一歩を後押し。マヤ暦と対話を通して心を整える癒やしのサロン

じっくりと話を聞き、対話を重ねながらその人自身の答えを一緒に探す高本さん。「一歩踏み出したい」という気持ちに寄り添い、そっと背中を押してくれます

 料理で体の内側を整え、マッサージで外側を癒やし、そして占いで心へ――。広島市安佐南区沼田町にある「GENIUSリラクゼーション」は、さまざまな方法で人の心と体に向き合ってきたオーナーの高本真由美さんが営むリラクゼーションサロンです。同店のメインメニューは、マヤ暦を用いた鑑定。生年月日から、その人が持って生まれた使命や役割、才能などを読み解き、仕事や人間関係、家族との関わり、人生の転機など、さまざまな悩みに寄り添います。これまでに鑑定した人数は1,000人以上。大切にしているのは、一方的に答えを伝えるのではなく、じっくりと話を聞きながら、その人自身が答えを見つけていくことです。

 

 高本さんがマヤ暦と出合ったのは、自身も人生を模索していた時期でした。20代前半、都会での暮らしに息苦しさを感じ、屋久島や沖縄へ移住。自給自足の生活を経験する中で、「本来の自分で生きること」の大切さに気づいたといいます。その後、マクロビオティックやヴィーガン料理の料理人として「体の内側」から健康を支え、タイ式マッサージやアロママッサージを学んで「体の外側」へ。そして友人にマヤ暦で鑑定してもらったことをきっかけに資格を取得し、「心」へと活動の幅を広げました。旅をしながら国内外で鑑定を行う「旅する占い師」として活動した時期を経て、2023年に地元・広島へ戻り、現在のサロンをオープンしました。

 

色彩心理学を取り入れたカラーセラピー。直感で選んだカラーボトルから色が持つメッセージを読み解き、自分でも気づいていなかった思いや、本当に求めているものを探ります

 「変わりたいという小さな気持ちがある人の背中を押したい」と高本さん。自分の才能や可能性に気づくことで、少し元気になったり、今までとは違う選択ができたりすることもあるそう。家族や友人とは違う距離だからこそ、誰にも言えなかった思いを素直に話せるのも同店の魅力です。マヤ暦のほか、色彩心理学を取り入れたカラーセラピーやタイ式マッサージも用意。心と体をゆるめながら、自分自身とじっくり向き合う時間を過ごせます。

 

 迷っているとき、立ち止まってしまったとき、新しい一歩を踏み出したいとき。「GENIUSリラクゼーション」は、本来の自分を見つめ直し、明日へ向かう勇気と元気を持ち帰れる場所です。

 

ご予約は下記の予約フォームまたはInstagramのDMからどうぞ。

 

予約フォームはこちら

 

GENIUSリラクゼーションのInstagramはこちら

 

●GENIUSリラクゼーション(ジーネスリラクゼーション)
住所/広島市安佐南区沼田町吉山1902-2
TEL/090-8712-1571
営業時間/10:30~17:00
休み/日曜

事業所紹介-390(ミクマリ)ブルワリー(府中町商工会)

地域の素材と自由な発想から生まれる一杯。飲みやすさにこだわったクラフトビールを醸造

安芸区畑賀町産のハチミツと呉市豊島産のレモンを使った「ハニーエール」(660円)。爽やかな香りと飲みやすさが魅力

 2026年5月に本格始動した「390(ミクマリ)ブルワリー」は、飲みやすさにこだわったクラフトビールを製造・販売するブルワリーです。ハチミツやレモン、コーヒー、山椒などの副原料を積極的に取り入れ、地域の素材を生かした個性豊かなビールづくりに取り組んでいます。

 

 運営するのは、2024年12月に府中町の仲間4人で設立した合同会社beeb。それぞれが独立を考えていたタイミングと、クラフトビールの醸造経験を持つメンバーの存在が重なり、地元で焼き鳥店「一炭」とブルワリーを立ち上げました。コンセプトは、「ビールが苦手な人でもおいしく飲める一杯」。苦味を抑え、一杯目にゴクゴク飲める爽やかな味わいを追求しています。今後は府中町の名勝「水分峡(みくまりきょう)」の軟水を仕込み水に使用し、よりまろやかで奥深い味わいへと磨きをかけます。

 

 看板商品の「ハニーエール」は、安芸区畑賀町産のハチミツと呉市豊島産のレモンを使用した爽やかな一杯。レモンの香りとハチミツのやさしいコクが調和し、クラフトビールを飲み慣れていない人でも飲みやすい味わいに仕上げています。その他、町内で人気の珈琲豆専門店「深川珈琲」のコーヒー豆を使用した黒ビールや、焼き鳥との相性を追求した山椒ビールなど、個性豊かなラインアップ。今後は定番4種類を中心に、季節限定商品を含め約10種類まで増やし、多彩なクラフトビールを楽しめるブルワリーとして進化していく予定です。

 

熱い想いを持った地元の仲間で設立された「合同会社beeb」。府中町らしさを前面に押し出した商品開発で町を盛り上げます

 9月には東京ビッグサイトで開催される「第40回グルメショー秋2026」に、自社醸造の「ハニーエール」と「黒ビール」を出展予定。府中町商工会の支援を受けながら、販路拡大だけでなく、府中町の魅力を全国へ発信する機会になると意気込んでいます。「ビールを通して、人でにぎわう街づくりに貢献したい」。そんな思いを胸に、390ブルワリーは地域に根差したクラフトビールづくりを続けています。

 

 クラフトビールは醸造所併設の店舗や通販サイト「BASE」で購入できます。また、焼鳥一炭では、メニューとしても提供。ビールがおいしいこの季節、府中町ならではの一杯をぜひお楽しみください。

 

ご購入はこちらから

 

●390(ミクマリ)ブルワリー
住所/安芸郡府中町浜田2-16-19

TEL/082-258-6662
営業時間/13:00~19:00
定休日/水曜日

事業所紹介-まぶし美人キムチ(府中町商工会)

独自の「まぶし製法」が生み出す新感覚の味わい。広島土産にも最適な常温キムチが登場

「食材に合わせてキムチ種の配合を変えています」と後藤光子さん

 白菜やきゅうり、大根をはじめ、なすや梅干し、タコ、白ネギなど10種類以上のキムチを製造・販売する「まぶし美人キムチ」。定番の冷蔵キムチから、2026年に販売を開始した常温保存可能な瓶詰めキムチまで、独自の製法で新しいキムチのおいしさを提案しています。

 

 同店最大の特徴は、独自の「まぶし製法」です。一般的なキムチのように野菜を漬け込んで発酵させるのではなく、下処理した野菜にオリジナルのキムチ種をまぶして仕上げます。そのため、発酵による酸味が少ないのが魅力。食べた瞬間はほんのり甘く、後からしっかりとした辛さが広がる、クセになる味わいです。

 

 味の決め手となるキムチ種は、4種類の唐辛子を独自にブレンドし、えび粉やしいたけ粉など15種類以上の食材を練り込んだオリジナル。定番商品の中でも、鶏皮を合わせておかずにもなる「茄子キムチ」や、酸味・甘味・辛味が絶妙に調和した「梅キムチ」は、多くのリピーターを生んでいる人気商品です。

 

 こうした定番商品の魅力を生かしながら、新たな看板商品として今年誕生したのが常温キムチ。独自の「まぶし製法」と瓶詰めの真空技術を組み合わせて実現しました。冷蔵品のように持ち運びを気にする必要がなく、旅行や出張のお土産、贈り物として利用しやすいのが特徴です。

 

キムチの可能性を広げる新商品。お土産やギフトにも最適

 現在は、広島県産の牡蠣を使った「牡蠣キムチ」と、三原産のやっさタコを使用した「真たこキムチ」の2種類を販売。広島ならではの食材を使用した新しい土産品として、おりづるタワーやひろしま夢ぷらざ、銀座TAUなどでも取り扱われています。今後は穴子やちりめんなど瀬戸内の海の幸を使った新商品の開発も予定しており、広島の魅力を発信する商品として期待が高まっています。

 

 9月には府中町商工会のサポートを受けて、東京ビッグサイトで開催される「第40回グルメショー秋2026」にも出展予定。独自製法が生み出すおいしさと、広島らしさを詰め込んだ常温キムチを通じて、県内外へその魅力を発信していきます。

 

商品は通販サイト「BASE」でも購入可能。新しい広島の味を、ぜひお試しください。

「BASE」はこちら

 

●まぶし美人キムチ

住所/安芸郡府中町茂陰1-3-1(まつの屋内)

TEL/080-8876-2884

 

出展情報など、その他の詳しい情報はInstagramをチェック

 

 

事業所紹介-株式会社深川珈琲(府中町商工会)

38年守り続けた自家焙煎の味。お客様とともに育てる、日本のコーヒー文化

「お客様に育てられた味」を大切に、自家焙煎コーヒーの魅力を伝え続ける代表の深川暢寛さん

 昭和63年(1988年)、自家焙煎コーヒー専門店がまだ珍しかった時代に創業した「fukagawa coffee plus(深川珈琲)」は、38年にわたり地域のコーヒー文化を支え続けてきた専門店です。店内には24種類のコーヒー豆が常時並び、定番のモカやキリマンジャロから個性豊かな銘柄まで幅広く揃います。「ありませんと言わない品ぞろえ」を大切に、一人ひとりの好みに寄り添った提案を続けてきました。

 

 創業当時は、大手メーカーのコーヒーが主流だった時代。代表の深川暢寛さんは、コーヒー研究家・田口護氏の著書を手に焙煎技術を独学で学び、自家焙煎の道を切り拓きました。以来、昭和、平成、令和と時代が移り変わる中でも、日本で親しまれてきたストレートコーヒーやブレンド文化を大切に守り続けています。

 

 「焙煎は料理と同じ」と話す深川さん。豆の産地や状態を見極めながら、それぞれの個性を最大限に引き出す焙煎を追求。店内では焙煎した豆を10度以下で保管し、最もおいしい状態で提供できるよう徹底した品質管理にも力を注いでいます。

 

24種類のコーヒー豆を常時用意。一人ひとりの好みに合わせた一杯を提案しています

 店づくりで何より大切にしているのは、お客様との対話。初めて訪れた人には好みを丁寧に聞き取り、「朝の一杯」「午後のおやつ」「ご主人用」など、飲むシーンに合わせて複数の豆を提案。飲み比べを通してコーヒーの奥深さを楽しんでもらうことを心掛けています。「以前は自分が良いと思うものを追求していました。でも、今ご提供している豆は、お客様に育てられてきた味です」。その言葉を象徴するのが、一番人気の「魔女のコーヒー」。当初は商品化を見送ろうとしていた深煎りのコーヒーでしたが、奥様の「おいしい」という一言がきっかけで販売を開始。今では看板商品の一つへと成長し、お客様からも長く愛される存在となりました。

 

 現在は、より広い店舗への移転・拡張を計画しています。カフェを併設し、約60種類のギフト商品やコーヒー器具を一堂に展示することで、コーヒーの魅力を総合的に発信できる拠点づくりを目指しています。また、9月には府中町商工会の支援を受け、東京ビッグサイトで開催される「第40回グルメショー秋2026」にも出展予定。府中町を代表するギフトとして、全国へ発信する挑戦も続けています。

 

 38年間積み重ねてきた技術と、お客様とともに育んできた信頼。その歩みを大切にしながら、fukagawa coffee plusはこれからも新たなコーヒーの楽しみ方を届け続けます。

 

●fukagawa coffee plus(フカガワコーヒー プラス)
住所/安芸郡府中町浜田3-8-15
TEL/082-567-4800
営業時間/10:30~18:30
定休日/日曜日