旅行プランの候補に「上下町アートツーリズム」はいかが?(上下町商工会)

歴史と伝統、そして現代アートが出合う町・上下町で特別な和文化体験を

 春から初夏へ、風が心地よい季節。新しいお出かけ先を探しているなら、広島県府中市上下町を訪れてみませんか?江戸時代に幕府直轄の「天領」として栄えたこの町には、白壁の蔵や町家が立ち並び、今もなお歴史の薫りが漂います。

 

 そんな上下町で、この春スタートしたのが「上下町アートツーリズム」。アンティーク着物の着付け体験を中心に、伝統文化や食を楽しむ和のアート体験ツアーです。着物に身を包み、歴史の町を歩く特別な時間は、まさにお出かけシーズンにぴったりの非日常体験。日々の忙しさを忘れ、ゆったりと流れる「和の時間」に浸ることができます。

 

 基本プランは、上下町の伝統工芸品などを展示する眞野資料館の見学、着物の着付け、特製和ランチがセットになった約3.5時間のコース。着物の着付けでは、豊富に揃う明治から昭和初期のアンティーク着物の中から好きなデザインを選ぶことができます。アンティーク着物を知り尽くした「上下スタイル」の店主・眞野順子さんからアドバイスも受けられ、お気に入りの一着に出合えること間違いなしです。また、男性用の羽織や袴、カジュアルアレンジなどの提案もあり、従来の着物のイメージにとらわれない自由なコーディネートを楽しむことができます。ランチは地元食材にこだわったコース仕立ての和ランチを用意。地元食材やジビエ料理を取り入れたメニューは、ここでしか味わえない旬の美味しさが詰まっています。

 

 さらに充実した体験をしたい!という方には、基本プランに「表装ワークショップ」と「畳のへりワークショップ」の2つをプラスできる「フルプラン」(6.5時間)がおすすめ。表装ワークショップでは、上質な表装の端切れを使ってフォトフレームを制作。歴史的な街並みで撮影する写真付きで旅の思い出を持ち帰ることができます。また、畳のへりワークショップでは、120種類あるへりからお好きなものをセレクトしてキーホルダーを制作。目移りするほど素敵なデザインのへりが揃います。

 

 このツアーを企画したのは、着物店「上下スタイル」店主の眞野順子さん、畳のへりを使ったオリジナルアイテムを販売する「小春縁」の店主でハンドメイド作家の柏木綾子さん、デザイナー兼アクセサリー作家「atelier yuzu²」の中塔柚香さんの3人。みなさんIターン、Uターン経験者で上下町の魅力に魅了された人たちです。きっかけは眞野さんの「着物を通じて地域の魅力を再発見したい」という想い。眞野さんは、「着物に親しむ中で、上下町に息づく歴史や文化の奥深さに気づき、それをもっと多くの人に体験してもらいたいと思うようになりました」と話します。このツアーの最大の特徴は、歴史と現代のアートが融合したここでしかできない新しい和体験。観光だけでなく、若い世代やクリエイターたちが地域文化に触れるきっかけをつくりたい、そんな思いがこのアートツーリズムには込められています。

 

 詳細やご予約、お問い合わせは公式WEBサイトから。最新情報はInstagramからも発信しています。

 

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 歴史と文化、そしてアートが交差する上下町で、あなたも特別な一日を過ごしてみませんか?

事業所紹介- Reanka菓子工房(安芸高田市商工会)

山奥にひっそりと佇む焼き菓子店。卵、乳製品不使用の体に優しいヴィーガン焼菓子を提供

看板メニューのスコーンはプレーン、チョコチップ、アールグレイなど約5種類を用意

 安芸高田市の山腹に位置する「Reanka菓子工房」は、動物性の素材を使用しないヴィーガン焼菓子の専門店。築150年以上の納屋を改装した店内は、当時の面影を色濃く残した懐かしい雰囲気が漂います。2年前、自宅の一角を元の家主や地域の人々と一緒に整え、静かにオープンしたこの小さな店は、今では地域に根差した憩いの場として親しまれています。

 

 提供しているのは、豆乳や米油、麹など、店主自らが厳選した体に優しい素材を使って一つひとつ丁寧に作られたスコーンやグラノーラ、クッキーなど。焼き菓子はどれも素材の風味を感じさせる素朴な味わい。優しい甘さが特徴で、小さな子どもやアレルギーのある人も安心して味わえると評判です。

 

 この春には、新作のケーキが登場しました。地元農家から仕入れた新鮮なイチゴをたっぷりと使い、春の訪れを感じさせる見た目と味わいで人気を集めています。また、ドリンクメニューも充実しており、生豆を手焙煎したコーヒーや、自家製の柚子シロップや梅シロップを使った酵素ジュースなど、素材にこだわったラインナップが揃います。

 

出産をきっかけに、食について考えるようになったという店主の花村友紀さん。「体に優しい焼き菓子やドリンクとともに、ここならではの景色も楽しんでほしいです」

 焼き菓子は道の駅「三矢の里あきたかた」や「八千代産直市」でも販売中。地域イベントやマルシェにも積極的に出店しており、出店の情報はInstagramでチェックできます。

 

 広大な敷地内に季節の花々が咲き誇る美しいロケーションも魅力のひとつ。将来的には敷地内にドッグランを設ける計画も進行中とのこと。さらに訪れる人々が自然の中でのびのびと過ごせる空間作りを模索中です。

 

 優しさがぎゅっと詰まった焼き菓子たち。季節ごとに表情を変える棚田の景色とともに、楽しんでみませんか?

 

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●Reanka菓子工房(レアンカかしこうぼう)

住所/安芸高田市八千代町向山1096-3

営業時間/11:00~15:00

休み/日月火水木

事業所紹介-Patisserie Lien(安芸高田市商工会)

安芸高田市唯一のパティスリー。食感や風味を追求した至福のスイーツを召し上がれ

クッキー生地を2度焼きしてさっくりと仕上げたイチゴのタルト(520円)とさっぱりとした生クリームと濃厚なチョコのバランスが絶妙なアリバ(590円)

 2024年5月にオープンした「Patisserie Lien(リアン)」は、安芸高田市唯一のパティスリー。県内で12年経験を積んだ店主の常光祐樹 さんが、地元で創業の夢を叶えました。店名の「Lien」はフランス語で“絆”や“つながり”を意味し、地域とのつながりを大切にしたいという常光さんの思いが込められています。

 

 約12種類並ぶケーキは、どれも甘さ控えめでさっぱりとした味わい。ショートケーキは季節ごとにフルーツを変えながら通年展開され、春のイチゴから夏のぶどうやマンゴー、メロンまで、その季節の美味しさを存分に楽しむことができます。リピート率No.1は、発酵乳を使って濃厚ながら後味すっきりのベイクドチーズケーキ。チーズの濃厚な風味をしっかりと感じさせる一品は、これだけを求めて訪れる人もいるほどです。

 

 また、カカオ70%と55%のチョコを独自にブレンドしたアリバ(チョコレートケーキ)や2度焼きしてサクサクの食感を追求したタルトなど、ケーキはどれも素朴な見た目からは分からない職人ならではのこだわりが詰まっています。

 

「地域で長く愛されるお店でありたいです」と店主の常光祐樹さん

 焼き菓子のラインナップも充実。えびす茶風味のフィナンシェや昔懐かしい花形のローザスなど珍しいものもあり、ちょっとこだわった手土産にもぴったりです。

 

 世代を問わず、長く愛されるお店を目指して。常光さんの丁寧なお菓子作りは続きます。

 

●Patisserie Lien(パティスリー リアン)

住所/安芸高田市吉田町常友477-5 

TEL/0826-48-1451

営業時間/10:00~18:30、日曜は~18:00

休み/火曜、ほか不定

事業所紹介-株式会社イデア(五日市商工会)

現場で培った“人づくり”のノウハウを武器に、採用から教育、現場対応までを幅広くサポート

左から栗林さん、三上さん、中村さん

 人材育成・研修・現場対応・採用など、人にまつわる幅広いサービスを提供するユニークな企業が誕生しました。サービスを提供するのは前職で長年現場を支えてきた3人のスペシャリスト。「即戦力」を育てる研修、今話題のハラスメントやメンタルヘルスに関する外部相談窓口業務、採用代行、請負業務など、独自のコンテンツで課題に応じた柔軟なプランを用意しています。

 

 「様々な課題がある中で、弊社はそこで働く人に焦点を当てたサービスを提供しています。近年では、時代が大きく変わり新しい社員教育が求められる時代。時代の変化に対応できる企業へと進化するお手伝いをしたいと考えています」と代表取締役の三上英晃さん。「今、世間の関心が高まっているハラスメントやメンタルヘルスの外部相談窓口も行っています。社員の方々が安心して笑顔で働ける環境づくりをサポートしたいですね」と取締役の中村真由美さんも続けます。さらに教員として35年間勤めあげた取締役の栗林孝幸さんも「企業や組織の持続的な発展には、社員一人ひとりの成長が欠かせません」と力を込めました。現在、同社のサービスは病院、量販店、観光業など、幅広い業種で導入されています。

 

 また、募集代行、面接代行や説明会の開催といった採用代行も行っており、求人活動の魅力付けから入社後の研修、さらには現場での実務支援までを包括的にカバーすることも可能です。

 

 まずは無料相談からスタート。離職率の高さやモチベーションの低下、人材不足といった企業のリアルな悩みに寄り添いながら、最適な支援策を提案してくれます。「人を育てることが、企業の成長につながる」と語る同社。多様化・複雑化する現代の組織運営に対し、現場に寄り添う実践的な支援で、企業の持続的成長をサポートしてくれます。

 

●株式会社イデア

住所/広島市佐伯区五日市中央31-29

TEL0822755437

営業時間/8:3017:30

休み/土日曜・祝日

HPhttp://idear-co.com

事業所紹介-理容室shile(広島安佐商工会)

美容と健康を一人ひとりに合わせて提案。理容の枠を超えた“内外美容”のトータルサロン

「男性の美しくなりたいという気持ちを全力で応援します!」と松永さん

 理容室の枠にとらわれず、ヘアケアからフェイシャル、脱毛、ファスティングまで、美と健康の幅広いサポートを行うトータルビューティーサロンが安佐北区にあります。「髪も肌も内面も、自分らしく整えたい」。そんな声に応えるべく、2020年に地元で創業したオーナーの松永崚さんは、理容師としての確かな技術に加え、内面美容や栄養指導といった知識も持ち合わせた美のスペシャリスト。男性の「美しくなりたい」に応える、県内でも珍しいサロンです。

 

 最大の魅力は、美にまつわるメニューの多さ。カットやカラー、シャンプー、顔そりといった理容サービスに加え、ヘッドスパやファスティング指導、セルフホワイトニング、フェイシャルエステ、美容脱毛など、男性のきれいになりたい気持ちに応えるメニューが充実。自身が薄毛で悩んだ経験をもとに、薄毛をカバーするカットやセット、幹細胞を活用した育毛施術など、薄毛対策メニューまで揃います。ニーズに合わせた柔軟なカスタマイズも可能で、美を追求したい!という男性利用者も少なくありません。

 

 また、サロンでは内側からの美容にも力を注いでいて、ファスティングカウンセラーや妊活マイスターといった資格を活かし、栄養指導やDNA検査の結果をもとにした体質改善のアドバイスも提供。髪や肌の悩みと食生活・生活習慣を結びつけ、根本的な改善を目指すアプローチは、他にはない大きな魅力です。

 

国道54号線沿い、可部の中心部にお店があります

 こうした幅広い知識と経験を支えるのは、松永さんの飽くなき探求心。自分自身の「美しくなりたい!」という願望を叶えるため、あらゆる知識を吸収し努力を重ねてきました。自身の経験と資格を活かしながら、「美容」と「健康」をセットで提案できる場をつくりたいという想いから、誰にも真似できない現在のスタイルを築き上げてきたのです。

 

 「技術だけでなく、その人の人生や考え方にも寄り添いたい」。そんな言葉の通り、サロンでは一人ひとりの体質や悩みに合わせたカウンセリングを丁寧に行い、美しさと前向きさを引き出すサポートを続けています。

 

●理容室shile(シャイル)

住所/広島市安佐北区可部5-13-7 1F

TEL070-3778-3838

営業時間/10:0020:00、土日曜は9:0017:30

休み/月火曜

HPhttps://www.barber-shile.com/

大崎上島町の農園、文田農園自家製の不知火(しらぬい)ジャムを使った商品がポプラから新発売!

HITひろしま観光大使の「ひろくま」とコラボ。不知火をコトコト煮込んだジャムがお饅頭に

 コンビニエンスストアのポプラは、4月15日より広島の食と魅力を発信する「おいしい!広島」プロジェクトに賛同し、HIT広島観光大使の「ひろくま」とコラボした3商品を販売しました。今回の商品は、「ひろくま」が大好きなレモンがほのかに香るタレを使用したチキン南蛮が主役の「まんぷく!ひろくま弁当」、おむすびの具に山豊の広島菜とヤマトフーズの「レモスコ」を使った「ひろくま広島菜おむすび」、パンのようなお饅頭「しらぬいぱんまん」の3種類。

 

 どれも広島の魅力を詰め込んだ商品ですが、注目は大崎上島町の文田農園が作る「まんましらぬい」ジャムを使った「しらぬいぱんまん」(248円)。丁寧に育てた自家栽培の不知火と砂糖のみを小さな鍋でコトコト煮たてた無添加のジャムは、ジューシーで濃厚な甘みとうま味を感じさせ、まさに不知火のおいしさそのまま。生地は広島県産の米粉で作られ、「パンのような食べ応えのあるお饅頭」というコンセプトからその名が付けられました。

 

 4月15日にはポプラの代表が県庁を訪れ、湯崎知事に商品の魅力を直接紹介。商品を試食した湯崎知事は「柑橘の風味がよくパッケージもかわいい」と感想を述べました。

 

 コラボ商品は西日本エリアのポプラ、生活彩家などで販売中です。愛らしいパッケージを見つけたらぜひご賞味ください。