事業所紹介-Sunny Pan(広島東商工会)

[お店に行かなくても1個から購入できる!便利で美味しい移動式パン屋さん]

「企業だけでなく個人の方もご利用いただけます」と山田さん

 「Sunny Pan」は車で広島市内の広いエリアにパンを届ける移動販売専門のパン屋さんです。食パン、おかずパン、菓子パン、サンドウィッチ、焼き菓子など約50種類の商品を取り扱っています。どこか懐かしさを感じる昔ながらのパンが魅力です。

 

 わざわざ買いに行かなくても、家の近くまで来てくれる移動はニーズが高く、東は呉市、西は商工センターまで、幅広いエリアが対象。また、配達は1個から注文でき、3日前までの予約でお店や会社、自宅まで届けてくれます。

 

 バラエティ豊かなパンが揃う中、おすすめは芳醇なバターの香りがたまらないデニッシュ系。リンゴのデニッシュなど3種類があり、そのまま食べるとしっとり柔らか。トーストするとさっくりとして、また違った美味しさが楽しめます。また、月1回のペースで季節感のある新作も登場しています。

 

 「パンと一緒に笑顔をお届けします」と代表の山田華依さん。指定先まで来てくれる便利な移動販売は、今注目のビジネススタイルです。曜日によって販売エリアが異なります。お問合せやご注文はお電話またはメール(h28381973@gmail.com)でどうぞ。

 

Sunny Pan(サニーパン)

住所/広島市安芸区矢野西5-20-2(店舗での販売はありません)

TEL080-6341-4057

営業時間/9:0016:00

休み/土日曜・祝日

 

事業所紹介-MITAKI PAIN(五日市商工会)

[シェフ、ソムリエ、パン職人、3つの顔を持つ実力派店主が作る風味豊かなパンたち]

食事パンから菓子パン、惣菜パンまで種類豊富

 三滝ゴルフセンターの駐車場に佇む一台のキッチンカー。ここは元フレンチの料理人、浦部亮さんが20234月にオープンしたベーカリーです。キッチンカーには、ソムリエの資格も持つ浦部さんが「ワインに合う」をコンセプトにしたパン約20種類が並びます。

 

 東京やパリで料理人として活躍していた浦部さんは、フランスで出合ったパンの美味しさに感動し、「自分もこんな美味しいパンが作りたい!」とパン職人になることを決意。地元広島に帰り、広島市や尾道市の有名べーカリーで10年に渡って経験を積んできました。

 

 生地はオーバーナイトといれわる製法で、一晩じっくりと寝かせ翌日に成形。粉にしっかりと水分が行きわたり、もっちりとした食感が楽しめます。添加物を使用せず、シンプルな材料で作るパンは、素材本来の風味や香りをしっかりと感じさせてくれます。

 

 国産小麦を使った口どけのよいベーグルや香味野菜と牛筋をトロトロになるまで炊いたカレーを包み込んだカレーパン、和菓子の老舗「こふじもち」のあんこを使ったあんパンなど、シェフ、ソムリエ、パン職人、3つの顔を持つ浦部さんだからこそできる逸品揃いです。

 

しっかりとした知識と経験をもとに、独自のパンを生み出す浦部さん

 今年、五日市商工会のサポートを受けてIT補助金を申請。補助金でエアレジを導入しました。同商工会は、今後も販路開拓などで幅広い支援を行っていく予定です。

 

 場所は三瀧寺からもほど近い場所。観光がてら立ち寄ってみませんか。

 

MITAKI PAIN(ミタキパン)

住所/広島市西区三滝本町2-13-10

TEL090-5699-3249

営業時間/10:0017:00(売切れ次第終了)

休み/月火曜(食パンのラスクのみ販売)

事業者紹介-舛谷重機興業(広島東商工会)

[県内でも珍しい女性クレーンオペレーター。取引先の細やかなニーズに応える柔軟な姿勢で業績も好調]

経験と技術が必要なクレーン車の操縦。大工と息を合わせて行います

 就職した建設会社でクレーン車の操縦に従事し、オペレーター歴20年以上のキャリアを持つ舛谷知恵子さん。取引先の細かなニーズにもっと応えたいと思うようになり、独立を決意し創業しました。主な仕事は住宅の棟上げ作業。大工とチームを組み、建築資材をクレーン車で吊り上げ、適切な場所へと移動します。その他、建築工事の資材運搬・設置、トラック積載物の上げ降ろし、造園工事現場での庭木運搬・設置なども手掛けています。

 

 舛谷さんが大切にしているのは、できる限り取引先の細かなニーズに応えること。さらに、依頼されたことだけでなく、いい方法やアイデアがあればこちらから提案できる柔軟な姿勢も持ち合わせること。「勤めていると会社の許可が必要だったり、自分で判断できないことも多く、取引先の求めていることに応えられないこともありました。こうした状況にもどかしさを感じて独立することにしたんです」と舛谷さん。一緒に作業する大工からの信頼も厚く、受注も徐々に伸びています。

 

 今年は広島東商工会のサポートを受けて、小規模事業者持続化補助金を申請。採択を受け、補助金で無線機と木造用クランプを導入しました。クランプとは、建築資材を掴むための吊り具のこと。木造用クランプを導入したことで、2×4工法の現場にも入れるようになり、仕事の幅も広がりました。「商工会はふらっと立ち寄って気軽に相談できる場所。これからも頼りにしています」と舛谷さんは話します。

 

青森県出身の舛谷さん。穏やかな人柄も魅力

 今年創業したばかりですが、今後は従業員を増やして、さらに取引先のニーズに合ったサービスを提供したいと考えている舛谷さん。「独立して不安もありましたが、みなさんの協力もあり楽しく仕事ができています。思い切って独立してよかったです」と笑顔を見せてくれました。

 

○舛谷重機興業(ますやじゅうきこうぎょう)

住所/広島市東区中山西2-8-5-103

TEL090-7565-5558

営業時間/8:0017:00

休み/日曜・祝日

事業所紹介-有限会社ノーム(広島東商工会)

[日常に物語が生まれるアイテムを。自然とともに生きるアナログな暮らしを提案]

「展示場の一角はレンタルキッチンになっていて飲食店や菓子製造業の方も利用していただけます」と金子さん

 国産の薪ストーブや北欧のログハウスなどを取り扱う「有限会社ノーム」。システムキッチンなどの住宅設備機器の販売店として創業し、様々な商品を取り扱う中で薪ストーブやログハウスに出合いました。

 

 代表の金子元洋さんは商品そのものの良さだけでなく、それにまつわる“こと”に共感。「薪ストーブを使えば山の整備や鳥獣対策にも繋がり、薪を割る作業、運ぶ作業により体を使い森林浴でも健康に貢献。薪ストーブにまつわる一連のストーリーを暮らしに提供したい」と話します。ログハウスもセルフビルドできるものをセレクトし、できるだけ自分たちで建てることを推奨。取り入れていくことで家族・仲間の思い出物語が誕生する、そんなアイテムを取り揃えています。

 

 取り扱う薪ストーブは株式会社岡本の「AGNI」。薪ストーブを30年取り扱う中で、金子さんが最も日本の風土に合うものだと太鼓判を押します。日本の山はスギ、ヒノキといった針葉樹がほとんど。これらは燃やすと長持ちしないため、薪ストーブの燃料としては敬遠されてきました。このAGNIは針葉樹が燃え尽きにくい構造で火を長持ちさせる画期的な商品。「山に行くことをライフワークにしたアナログな暮らしをもっと広めたい」と金子さん。

 

純国産の「AGNI」。スタイリッシュなデザインも魅力です

 火のゆらぎに癒される、薪ストーブのまわりにコミュニケーションが生まれる、火を操ることができるようになる、自然を知ることができる、少し手間はかかるけれどその中だけにあるメリットに金子さんは価値を感じていました。

 

 そのほか、サウナ小屋、ファイヤーツール、アウトドアツール、ビザ窯なども取り扱っています。ぜひお近くの展示場でその魅力を体感してみてください。

 

 

○有限会社ノーム

広島展示場

住所/広島市安芸区中野2-3-15

TEL082-893-3900

営業時間/9:3017:00

休み/日曜・祝日

 

東広島展示場

住所/東広島市志和町東1710-1

TEL082-433-6228

営業時間/10:0017:00

営業日/土日曜・祝日

事業所紹介-W’s English(沼田町商工会)

[発音からきちんと学び、話せる土台を作る。塾とも英会話教室とも違う新しい英語学習プログラム]

「英語は伝えようとする気持ちが大切です」と早稲栗さん

 「W’s English」は、きちんと発音から学び、読む力・話す力を身に付ける新しいプロジェクト学習を提供する英語の学習教室です。ベースになっているのは、イギリスの小学校など世界100ヶ国以上で使われている「ジョリーフォニックス」という教材。英語の基礎となる全42音とつづりを、シンプルかつ効果的に習得し、話せる土台を作ります。講師の早稲栗さんの教室では、「ジョリーフォニックス」をベースにアメリカで出合った様々なプログラムを組み合わせた、オリジナルのメソットを届けています。

 

 早稲栗さんは、ワーキングホリデーでカナダに渡った際、独学で英語をマスターしましたが、膨大な時間と努力なしでは習得できないことを痛感。ご主人の転勤でアメリカに暮らしていた時に、ボランティアとして参加した小学校の授業で「フォニックス学習」に出合いました。早稲栗さんは、「英語が母国語である子どもたちがこの教材でしっかりと学んでいる姿を見て、話すための英語教育ができていない日本でも役に立つと思いました」と話します。早稲栗さんが大切にしているのは、コミュニケーションツールとしての英会話。たくさんの人と交流して英語を楽しんでほしいと考えています。

 

 

 

 

20名が参加した「ともだちサミット」の様子。それぞれが好きなことについて熱くプレゼンし、大いに盛り上がりました

 「日本は英語を話す機会が圧倒的に足りない」と話す早稲栗さんは英語で交流できる場を提供するため、国際交流団体も立ち上げました。今年6月には異国の人に自分の好きなテーマを自分が考えた言葉でプレゼンする「ともだちサミット」をWeb開催。今年は広島・岡山での開催でしたが、来年は中国5県で開催する予定です。その他、生け花交流会やおにぎりの作り方交流会など毎月1回の定期的な交流会(6回16,000円)も実施。ともだちサミットは12月から新たな参加者を募集します。詳細はHPでご確認ください。

 

 「広島は外国からの観光客も多い国際都市です。英語がさらに都市を発展させていく一役を担ってほしい」と早稲栗さん。教室では、英検対策や渡航準備など、ニーズに合わせた指導も可能です。また、Googleクラスルームを活用し、クラスでの様子や今日の学習内容などを親御さんと共有しています。

 

 現在、生徒の募集はしていませんが、2024年4月からクラスを新設します。対象は未就学児から大人まで。まずはお気軽にお問合せください。

 

○W’s English

TEL/080-3014-6012

場所/西風新都(2024年4月より新生徒募集)

開校時間/金曜15:30~16:15(未就学児)、16:30~17:30(小学生)、17:40~18:40(

小学生高学年)

2024年4月より火曜に新クラス開設予定 その他の曜日は応相談

W’s English HP/https://coolkidsjpx.wixsite.com/my-site

国際交流団体HP/https://www.mgcjapan.com/

事業所紹介-中野東接骨院(広島東商工会)

[一人ひとりの目標に合わせてオーダーメイドのプランを提案。地域密着型の接骨院]

ポジティブな気持ちにさせてくれる院長の三原さん

 笑顔が爽やかな院長の三原さんが迎えてくれるこちらの接骨院は、丁寧な問診、的確な説明と施術で症状を改善へと導く、地域密着の接骨院です。スポーツをしている学生から年配の方まで、幅広い世代が来院しています。問診では、不調がある箇所、歪み、痛みの原因を検査しながら、根本的な原因を探り、丁寧に説明。三原さんは「内容が分かった上で安心して施術に臨んでほしい」と話します。患者さんが何ができるようになりたいか、目標は何かをしっかりと理解した上で、オーダーメイドのプランを設定。目標に向かって寄り添いながら、一緒に進んでくれるフレンドリーな接骨院です。

 

 三原さんは中学生の時、柔道の試合中に背骨を骨折。それ以降ヘルニアを患い、いろいろな病院に行っても改善することはありませんでした。初めて痛みが和らいだのは接骨院での施術。技術の高さに感動し、自身もスポーツをしている子どもたちの力になりたい!と柔道整復師の資格を取得しました。東広島市の接骨院で2年経験を積んだ後、この接骨院にオープニングスタッフとして参加。その後、事業を買い取り院長に就任しました。「地域の健康を守る」接骨院として、地域の方に愛されています。

 

ゆったりとした駐車場を3台完備

 目指しているのは不調があったら「ちょっと行ってみよう」と思ってもらえる身近な接骨院。中野東駅から徒歩1分、20時まで営業しているので、仕事帰りにも気軽に通えます。18時以降は予約がおすすめです。今後はジムを併設した接骨院を作ることが目標。「健康には運動が欠かせません。運動習慣を取り入れた健康的な暮らしをサポートしたいです」と話してくれました。

 

○中野東接骨院

住所/広島市安芸区中野6-46-2 グランビア中野東1F

TEL082-893-0880

診療時間/9:0012:0015:0020:00、木土曜は9:0013:00

休み/日曜・祝日

HPhttps://nh-clinic.link/

事業所紹介-こうのふく(広島東商工会)

[着せる人が楽で、着る人も心地よい機能服。心地よさの秘密はオリジナルのガーゼ生地]

ゆったりとして着心地が良く、外出もできるデザイン

 2018年に中藤友栄さんが創業した「こうのふく」は、介護の必要な方、寝たきりの方、着替えにお困りの方の服を作る服屋さん。代表の中藤さんがデザインした服は、パジャマとは異なり、ちょっとしたお出かけもできて着心地も抜群です。脱ぎやすさ、着やすさを追求した工夫が随所に散りばめられています。

 

 最も魅力的なのは、オリジナルダブルガーゼの自社生地。介護用に特別に作ってもらったもので、通気性や吸水性といったガーゼの良さはそのままに、肌触りの良いなめらかな質感を追求しました。さらに耐久性にも優れています。

 

 コンセプトは「寄り添い服」。ベースのデザインから、マジックテープ、ファスナーなどのパーツを変更するカスタマイズ、オーダーメイド、リフォームまで幅広く対応しています。「着る人の体の状態、生活環境、お世話をいている人、暮らしている場所など、全て聞いた上で最適なパーツを組み合わせています」と中藤さん。会話を大切に、一人ひとりにぴったりの一着に仕上げています。また色にもこだわり、薄いブルーやラベンダーといったパジャマによくある色ではなく、気持ちが明るくなるような色をセレクトしています。

 

 中藤さんが「こうのふく」を立ち上げたのは、自身のお子さんが2歳で寝たきりになったことがきっかけでした。寝たきりでもかわいいものを着せてあげたいとお店を探し回りましたが、一般的な服は着せにくく、脱がせにくいものばかり。同時期にお父さんも寝たきりになってしまい、大人の着替えはさらに大変なことを知りました。「着せる人が楽で、着る人も気持ち良く過ごせる服を作りたい」、そんな想いで事業を立ち上げました。

 

「来年にはさらにデザイン性にこだわった新作を予定しています」と中藤さん

 まずは必要な人に情報を届けるため、創業した翌年に商品のPR動画を作成。作成費用は広島東商工会のサポートを受けて採択された小規模事業者持続化補助金を活用しました。さらに2022年には、同じく同商工会のサポートを受けて申請した広島市チャレンジ補助金で、自社生地を使ったタオルとハンカチを作成。合わせてHPのリニューアルを行いました。

 

 これまではクチコミで広がりを見せていましたが、今年初めて関東の病院で導入されることが決まりました。「今後は上質な生地や小ロット対応、細かな修正対応などのメリットを活かして、病院や施設にもアプローチしていきたい」と中藤さんは話します。また、最近ではイベントなどにも出店し、自社生地の魅力を直接伝えています。123日(日)には、広島市心身障害社福祉センターの文化祭に、布小物作成などで連携している障害者の作業所とコラボして出店します。魅力いっぱいの自社生地の実物に触れられるチャンス。ぜひ、足を運んでみてください。

 

○こうのふく

住所/広島市安芸区瀬野1-42-26

TEL080-1925-7340

HPhttps://www.kounofuku.net/

事業所紹介-有限会社たけだ工業所(広島安佐商工会)

[職人としてのプライドを胸に常に新しいチャレンジを続けて業績をアップ!]

補助金を活用して導入したマシニングセンター。これにより大型製品の製造も可能になりました

 先代の竹田忠志さんが昭和54年に創業し、令和元年に息子の拓治さんに事業承継した有限会社たけだ工業所は、自動車部品などを作るためのひな型を製造する企業です。現在は自動車部品にとどまらず、建築金物、航空部品なども手掛け、素材も鉄、ステンレス、強度があり軽いマグネシウム合金などに種類を増やし、事業の幅を広げています。

 

 自動車部品以外の製造に着手したのは拓治さんが代表取締役社長を務めるようになってからのこと。事業承継当初は自動車部品のプレス金型の製作が売上げの100%を占める中、クライアントや景気に売り上げが左右される現状を脱却するため、あらゆる業種へ営業をかけ実績を積み重ねてきました。

 

 

 

 

「機械を丁寧にメンテナンスしながら、常にクオリティの高いものを提供できるように努めています」と代表取締役社長の竹田さん

 拓治さんが常に自分にも社員にもかけ続けている言葉は“”お客さまファースト”。「製造する製品は見えないところのキズにもこだわり、全社員が職人のプライドを持って取り組んでいます」と話します。また、依頼された仕事は断ることなく全て全力でチャレンジしてきました。他社が敬遠する年季の入った金型の修理にも積極的に挑んでいます。こうしたコツコツとした積み重ねが取引先との信頼関係を築き、売り上げを着実に伸ばしてきました。

 

 また、広島安佐商工会のサポートを受けて申請した小規模事業者持続化補助金やのもづくり補助金を活用して、マシニングセンターやワイヤーカットなどの新設備も導入。クオリティと生産性が向上し、新しい取引にも繋がっています。

 

「利益をしっかりと出して社員に還元できるように、今後も時代の流れを見ながら新しい製品づくりに挑戦していきたい」と拓治さん。現在、広島市チャレンジ補助金にも挑戦中で、今後も同商工会が継続的なサポートを行っていきます。

 

○有限会社たけだ工業所

住所/広島市安佐北区可部町大字勝木1676-1

TEL082-516-5536

営業時間/8:0017:00

休み/土日曜

HPhttp://y-takeda1.wixsite.com/puresu

きらぼし学舎(広島安佐商工会)

[心理学をベースに子どもに寄り添った指導を実践。子どもを笑顔にする学習塾]

子どもの目線に立って指導する植木さん

 「きらぼし学舎」は、不登校や発達障害、グレーゾーンの小中学生を対象とした完全個別の学習指導塾です。カウンセラーでもある植木希恵さんは、大学在学中にアルバイトで始めた家庭教師の仕事にやりがいを感じ、大学院、カウンセラーとして仕事を始めた後もフリーの家庭教師を続けてきました。転機が訪れたのは、数学の講師として中学校に勤めていた時のこと。個性が違うのに、クラス全員が同じ授業を受けることに違和感を感じ、一人ひとりに合った学習法が提案できる家庭教師を生業にすることを決意。2014年に、発達障害やグレーゾーンのお子さん専門のきらぼし学舎を創業しました。

 

 学校での指導経験も活かし、一人ひとりに合った教え方でお子さんのやる気と能力を伸ばしています。「学習するために必要なことは、その子に合った学習法で勉強すること。いろいろな方法を試しながら、時間がかかってもその手段を徹底的に探ります」と植木さん。子どもの考えを尊重しつつ、理解を得ながら進めていく姿勢は、多くの子どもたちから信頼を集めています。「大切なのは、一般的な常識を押し付けないこと。学生時代に学んだ心理学が基盤にあるからこそできる指導だと思っています」と話します。

 

 子どもの学習指導だけなく、子どもの心理的サポートや親御さんのカウンセリングなども行っています。通うのが難しいという方はオンラインでの対応も可能です。また、子どもとの接し方などが学べるオンライン講座も開催しています。詳しくはHPでご確認ください。

 

書籍には、読んですぐに実践できるコツが詰まっています

 20237月には、これまでの経験から家庭で発達障害やグレーゾーンのお子さんを持つ親御さんができることをまとめた書籍「おうち学習サポート大全」が主婦の友社から発刊されました。書籍では発達障害やグレーゾーンのお子さんが勉強するために、親がどんなサポートができるかを具体例を上げながら提案しています。書籍は全国の書店のほか、Amazon、楽天Booksでも購入できます。お子さんの自信に繋がるヒントがいっぱいです。

 

○きらぼし学舎

住所/広島市安佐北区可部南5-8-36-203

TEL090-3636-5740

営業時間/10:0020:30

休み/火日曜・祝日

HPhttps://kiraboshigakusha.com/

宿泊・研修施設「湯来こもれび」オープン!(五日市商工会)

[大正時代に建てられた古民家の趣を色濃く残す、初めてなのに懐かしい宿。バリアフリーにも対応]

柱や梁を残した趣ある室内

 自然豊かな湯来町の奥の奥。美しい大自然が残る場所に、古民家を再生した宿泊・研修施設「湯来こもれび」がオープンしました。

 

 この建物は大正初期に建てられた、築100年の古民家。引き継手がいなくなってしまった建物を、佐伯区千同で水道工事業を営む株式会社五日市設備が改修し、蘇らせました。柱や梁などはできる限り活用し、当時の面影を色濃く残します。

 

 トイレやバスルームなどの水回りは利用しやすいように改修し、窓は断熱性の高いペアガラスを採用。また、車イスなどでも利用できるように、室内は全てバリアフリーにして、伝統的な建物の魅力と快適さを共存させています。株式会社五日市設備会長の開田さんは、「障害や病気、ケガなどで車いす生活を余儀なくされ、旅行を諦めていたという人にもぜひ利用してほしい」と話します。

 

静かな山間にある宿です

 屋内の食堂と屋外のテラスではBBQも可能です。家族や仲間との利用はもちろん、企業の研修や福利厚生でもご利用ください。料金は1250,000円。25名まで宿泊可能です。

 

ご予約はお電話または公式LINEで受け付けています。

 

公式LINEはこちら

 

食堂やテラスでBBQも可能

 1016日(水)には五日市商工会工業部会の視察も行われ、11名が参加。開田さんの話に耳を傾けながら、建物の細部までじっくりと見学していました。

 

○湯来こもれび

住所/広島市佐伯区湯来町大字多田309

TEL082-942-0748