事業所紹介―さち整体(福山あしな商工会)

プロの施術とヨガによる自己調整で、健康的に過ごせる心と体を手に入れる!

「心と体を整えて、自己治癒力を高めます」と内田さん。サロンは女性専用です

 「回復と痛みを繰り返してしまう」という方に訪れてほしい整体が福山市新市町にあります。「神経流通療法®︎を用いて、手技によって固まっている筋肉を緩めて血液や神経の流れを整え、健康的な体と心のバランスを保ちます」と話すのは、整体師でYOGAインストラクター(一般社団法人 ボディセンス・インスティテュート)の内田幸さん。施術では、背骨の頸椎から腰椎まで、骨の横を流れている交感神経を刺激し、臓器が正常に動くようにサポート。交感神経が整うと脳幹から流れる副交感神経も整い、心と体の健康を保つことができるようになるそうです。

 

 自身も腰痛持ちで整体に通った経験のある内田さんは、施術を受けた時は楽になるけれど、また痛みが出てしまうことに疑問を感じるようになりました。「自己調整ができないと同じことの繰り返し。健康な心と体を維持するためには、プロによる施術と自身でのメンテナンスの両方が必要だと考えるようになりました」と内田さんは話します。

 

 内田さんがインストラクターを務める骨盤調整ヨガ®︎は、筋肉や内臓の癒着をほぐして姿勢改善、内臓機能の向上、心の安定を目指すプログラムです。スタイルアップだけでなく、13歳から年配の方まで、自分の体をケアすることを目的としています。現在、府中市で2ヶ所、尾道市で1ヶ所開催しているYOGA教室には、年配の方も多く参加。自立した生活を送り、健康寿命を伸ばすため、整体とセットで続けるのがおすすめです。

 

YOGA教室の様子

 特に50代以上の男性にヨガ教室に通ってほしいという内田さん。「プライベートのコミュニティが少なく、自分の健康とも向き合ってこられなかったという方も多い世代。パーソナルレッスンや健康経営に力を入れている企業の福利厚生など、男性が参加しやすい工夫も凝らしていきたいです」と力を込めます。

 

「体の軸ができると心も軸もできる」

 

いつもどこか痛い、だるい、なんだかやる気がでない、イライラしてしまうなど、心と体に不調を感じている方、まずは整体で筋肉と心を緩めてみませんか?

 

YOGA教室やイベント出展の情報はInstagramで発信しています。

Instagramはこちら

 

 

ご予約は公式ラインからどうぞ

 

 福山あしな商工会は、経理関係のサポートを行っており、今後は広報でも支援を行っていく予定です。

 

●さち整体

住所/福山市新市町戸手717 メゾンコダマⅡ201

TEL070-2660-0490

営業時間/9:0019:00(最終予約18:00

休み/不定休

事業所紹介-ベネシュ広島五日市店(五日市商工会)

全身の健康は足から⁉ 正しい歩き方や姿勢を知って、毎日を前向きに過ごすお手伝い

機能性にもデザイン性にも優れたシューズ。足裏にアーチを作る靴下なども販売しています

 脚から健康づくりをサポートする専門店が五日市にオープンしました。「行きたい場所に行ける」「やりたいことを楽しめる」をコンセプトに、歩き方の指導や施術、靴の販売を通して、健康づくりをトータルでサポートしてくれます。足から健康を整える足管理健康療法士1級の資格を持つ田窪典子(よしこ)さんは、「首や肩、腰など全身の痛みの原因は、足かもしれません。正しい歩き方や姿勢を知ることで変化が表れてきます」と話します。

 

 販売しているオリジナルのシューズには、立体感のあるウレタン製のインソールがセットされ、重心バランスを整えながら体重を真ん中でキープできる造り。袋縫いという技術を用いて丁寧に仕上げ、靴と足が一体化するようなフィット感が特徴です。また、皮やコルク、麻など天然素材にもこだわっています。ビジネスシューズやハイヒール、運動靴、スリッパなど種類豊富で、靴底だけ変えることができる(有料)などのアフターサービスも充実。機能的で永く愛用できる1足です。

 

 施術では長年の癖で硬くなってしまった筋肉を緩めたり、足つぼなどで全身をリラックス。体の不調や痛みの原因を探ります。メニューはクイックマッサージ10分(1,000円)から用意され、90分(8,800円)のコースのみ予約が必要。2月末まではクイックマッサージがオープン特別価格500円で受けられるサービスを実施中です。この機会に自身の健康と向き合ってみませんか?

 

 

機能性にもデザイン性にも優れたシューズ。足裏にアーチを作る靴下なども販売しています

 田窪さんは、「一度転んでしまったり、痛い経験をしてしまうと歩くのが怖くなってしまいます。私も高校生の時に膝を壊して歩くことが怖くなってしまった時期がありました。しかし、今では40年ぶりに走りたいと思えるまでに回復。自分の経験を活かしてお客さまに寄り添いたい」と話します。ご夫婦で営むアットホームな雰囲気と田窪さんの明るい人柄も魅力のひとつ。ここを訪れればきっと「健康で元気に歩けるようになりたい!」と思えるはずです。

 

Instagramでお店の情報も発信しています。ぜひこちらもチェックしてみてください。

 

お店のInstagramはこちら

 

●ベネシュ広島五日市店

住所/広島市佐伯区五日市中央2-9-1 1F

TEL090-6439-4192

営業時間/10:0018:00

休み/木曜

HPhttps://www.benesu.jp

事業所紹介-米と珈琲 もろぎや(広島安佐商工会)

じっくり吟味した素材で丁寧に作るおむすびたち。お米本来の美味しさを実感!

「地域の方を元気にできるお店にしたいです」と玉光さん

 一つひとつ厳選した素材で丁寧に作るおむすび専門店が安佐北区の桐陽台にオープンしました。お米は農薬や化学肥料を使用せず、合鴨農法で育てたお米を使用。店内で精米しガス釜で炊いた新鮮なお米は、ふっくらとして米本来の甘味を感じさせてくれます。

 

 種類は常時67種類が揃い、店主の玉光美鈴さんの気まぐれでラインナップは変更。呉市蒲刈の「海人の藻塩」や和歌山の梅、リンゴ酢、砂糖のみで丁寧に作られた梅干しなど、無添加にこだわった具材を使い、心も体もほっとする優しい味わいに仕上げています。

 

 お子さんが生まれたのを機に、食べるものに気を配るようになったという玉光さん。「農薬や化学肥料をできるだけ使わないことで土を守り、農業を次世代に繋げていきたい。同じ思いを持った農家さんを応援したいという気持ちで食材を選んでいます」と話します。

 

 おむすびの他、出汁巻玉子、自家製のぬかを使ったぬか漬け、日替わりおかずがセットになった「おかずセット」(+250円)や味噌汁(+150円)も用意。店内でのイートインも可能で、ランチも楽しめます。また、食後には自家焙煎したコーヒーもおすすめです。

 

お米は合鴨農法で育ったものと特別栽培米の2種類を用意

 密かに人気を呼んでいるのが、月に1回のペースで登場するカレーの日。高知県の生姜をたっぷりと使った自家製のバターチキンカレーは濃厚な味わいでクセになると、早くもリピーターを集めています。ラインナップやカレーの日などの情報はInstagramで発信しています。訪問前にぜひチェックを。

 

Instagramはこちら

 

●米と珈琲 もろぎや

住所/広島市安佐北区三入東1-1-3 桐陽コーポ南側1F

TEL082-909-4070

営業時間/11:0017:00

休み/月火土日曜

事業所紹介-ジビエ肉販売 ももんしや(高陽町商工会)

鮮度抜群のジビエ肉を手間暇かけて丁寧に下処理。ジビエ肉の固定概念を覆す美味しさ!

おやつにもおつまみにもぴったりのコロッケ

 白木ジビエセンターに併設された「ももんしや」は、ジビエセンターで解体されたシカの精肉を使った惣菜やシカ、イノシシの精肉を販売する専門店。衛生的な環境下で徹底した血抜きや筋取りなどの下処理を行った肉は、調理しても柔らかく臭みが全くありません。

 

 ラインナップはシカ肉を使った唐揚げ、バラ煮、コロッケ、メンチカツの全4種類。一番人気は唐揚げで、「醤油にんにく」と「塩麹」の2種類が楽しめます。その食感は驚くほど柔らかくてしっとり。味付けも絶妙で、赤身のさっぱりとした味わいが引き立ちます。また、シカ肉のミンチとジャガイモを使ったシンプルなコロッケやうま味たっぷりのバラ煮など、一度は味わってほしいメニューばかり。一口食べれば、ジビエの概念が変わります。

 

 テイクアウトはもちろんのこと、店内での飲食も可能です。精肉そのものの販売もあり、お家でもジビエ料理を楽しむことができます。また、近隣のお好み焼店「廣島田村商店」とコラボを実施中。ももんしやで購入した専用のバラ肉を田村商店に持ち込むと、持ち込み料無料でシカ肉を使ったお好み焼きが味わえます。

 

 普段は土木業を営む代表の中矢和明さんは害獣の引き取り業務を行っていく中で、命を粗末にせず大切に活用したいと思うようになりました。命を繋ぎ、地域活性化にも貢献したいと考え、20241123日に念願のジビエセンターとももんしやをオープン。「ジビエの本当の美味しさを知ってほしい」と話します。

 

「いずれはご飯ものも提供する予定です」と中矢さん

 今後は、遠くてお店を訪問することができないという人のために、卸業やインターネット販売にも力を入れていく予定です。1月には高陽町商工会の働きかけで、飲食店を中心とした10の会員事業所が同店の視察に訪れています。同商工会では、今後も販路拡大に繋がるマッチングを進めていく予定です。

 

 ジビエは赤身が多く、ヘルシーな食材として注目されています。本当に美味しいジビエを求めて、ドライブがてら出掛けてみませんか?

 

●ジビエ肉販売 ももんしや

住所/広島市安佐北区白木町志路3435

TEL082-828-0460

営業時間/10:0018:00

休み/水曜

 

事業所紹介-coffee&sweets 503(東城町商工会)

2024年9月オープン! 五感でローストした自家焙煎コーヒーと映える自家製スイーツのお店

「コーヒーとスイーツを通して、驚きと感動を伝えていきたいです」と松浦さん

 東城町の古い町並みが残るレトロな通りに、自家焙煎のコーヒーと自家製スイーツが味わえるお店がオープンしました。「豆の種類や気温、湿度、季節などに応じて、煎り具合を調整し、色、香り、音などを敏感にキャッチしながら、お客様がその日飲みたいコーヒーに出合えるように、6感を使って焙煎しています」と店主の松浦真理さん。コーヒーは深煎りのフレンチローストが中心で、ほどよい苦みと深いコクを感じさせてくれます。

 

 コーヒーと一緒に楽しみたいのが自家製のチーズケーキ。定番のニューヨークチーズケーキは、さっぱりとした甘みが特徴で、食感はババロアのような軽い口当たり。コーヒーとの相性も抜群で、これを求めて訪れる人もいるほどの人気です。SNS映えする見た目の華やかさも特徴のひとつ。「美味しさとともに、心ときめく驚きも届けたいです」と松浦さんは話します。

 

 この場所はもともと、松浦さんのご主人の祖父が商売をしていた場所。築80年の民家を改装したレトロな空間には、日常を忘れさせてくれるゆったりとした時間が流れます。松浦さんが目指すのは、ここが誰でも気軽に集える癒しの場・交流の場になること。コーヒーとスイーツとともに、自分らしい時間を過ごしてほしいと考えています。今後はコワーキングスペースなど、様々な活用法を模索中です。

 

 

ブレンドコーヒー(500円)とニューヨークチーズケーキ(400円~)

 店頭では豆の販売のほか、テイクアウトでのみ味わえるシフォンケーキも用意。ちょっとした手土産にもぴったりです。営業日などの情報はInsta gramをチェック。

 

Insta gramはこちら

 

●coffee&sweets 503

住所/庄原市東城町川西487-2

営業時間/10:0017:00LO16:00

休み/不定休

事業所紹介-あさきたグリル(広島安佐商工会)

[可部に新しいグルメスポットが誕生。肉感たっぷりのハンバーグを熱々の鉄皿で]

看板メニューの牛100%グリルハンバーグ(130g1,200円)

 全世代向けの新しいグルメスポットとしてオープンした「あさきたグリル」の看板メニューは、牛肉100%のグリルハンバーグ。牛肉はブロック肉で仕入れ適切な処理をした後、店内の工房で粗挽きに。挽きたての新鮮な肉を贅沢に使った、肉感たっぷりのハンバーグが楽しめます。ソースはさっぱりと味わえるオニオントマトソースと濃厚なデミグラスソースの2種類。生卵が一人1個無料で付いてくる嬉しいサービスもあります。

 

 熱々の鉄皿で提供されるランチはその他、和牛のすね肉と三元豚を使った合い挽きハンバーグ、グリルチキンランチ、ビーフステーキの全4種類。サラダ、味噌汁、ごはんが付いて980円~と手頃に味わえるのも魅力です。

 

 また、コロッケ定食やアジフライ定食、生姜焼き定食などの家庭料理やパスタ、お子様メニューも用意。メインはもちろん、副菜や味噌汁も全て手作り。その日の気分で選べるバリエーションの多さが幅広い層に支持されています。

 

壁に備え付けられたロッククライミングは子どもたちに大人気。「どんなシーンでもご利用いたけます」と代表の松浦まいさん

 夜は一品料理も楽しめる洋風居酒屋に早変わり。店主の家族が経営する酒屋が隣接し、定番からちょっと珍しいものまで種類豊富なアルコールを手頃な価格で味わうことができます。なかでもクラフトビールは6種類と充実。また、定食メニューは夜もオーダー可能で、しっかりご飯からちょっと1杯まで、どんなシーンにも利用できる使い勝手の良い一軒です。飲み放題付のコース(904,000円)もおすすめ。15名から貸切もでき、角ハイなど本格的なお酒が飲み放題でも楽しめます。

 

 広島安佐商工会では補助金申請等の創業をサポート。今後も継続的な支援を続けていく予定です。

 

●あさきたグリル

住所/広島市安佐北区可部3-40-8

TEL082-516-4675

営業時間/11:00LO14:0017:30LO21:00

休み/日曜・祝日

事業所紹介-信文堂(広島安佐商工会)

レトロ雑貨から美術品まで、バラエティ豊かなアイテムが揃うセレクトショップ

「幅広い商品ランナップで男女を問わず楽しんでいただけます」と髙下さん

 緑豊かな安佐町にひっそりと佇む小さな建物。ここは202410月にオープンしたばかりの古物とハンドメイドのお店です。古物は生活に密着した古道具から備前焼といった美術品まで幅広く揃い、実用的に使ったりインテリアとして楽しんだり、暮らしに華を添えてくれるアイテムが並びます。店内はまるで宝箱をひっくり返したようなワクワクする空間。時間をかけてじっくりと物色するのがおすすめです。

 

 また、店主の髙下美江さんは、アップリケ作家としても活躍。デザインから手掛けたオリジナルアップリケをあしらったバッグやキーホルダー、ポーチなどの雑貨も販売しています。作品は動物をモチーフにしたものが多く、ほっと和ませてくれる温かな雰囲気が魅力。今後はさらに商品ラインナップを増やしていく予定です。「いずれはここがハンドメイド作家さんの作品を発表できる場にできたらと思っています」と髙下さん。フェルトの小物やマスコットの手作り体験ができるワークショップも随時開催しています。

 

 

動物たちの愛らしい表情が魅力の雑貨たち

 以前、心を痛めて仕事ができなくなった時期があったという髙下さんは、「毎日忙しく過ごしている人に、ほっとできる場所を提供したいと思っています。家でもない、会社でもない、たわいもない会話ができる第3の場所として利用してもらえたら嬉しいです」と話してくれました。

 

 広島安佐商工会では、今後経理関係や広報での支援を行っていく予定です。

 

 新商品の紹介や営業スケジュールは、instagramでチェックできます。お問合せもinstagramDMからどうぞ。

 

信文堂のinstagramはこちら

 

●信文堂(しんぶんどう)

住所/広島市安佐北区安佐町後山1607-12

TEL070-8598-5334

営業時間/10:0015:00

休み/月水金日曜

事業所紹介-安芸津歳實コーヒー(安芸津町商工会)

[豪雨災害を機に、地域の方が集えるコミュニティ拠点としての機能もプラス]

「一度味わうとやみつきになってしまう、そんな味を日々追求しています」と歳實さん

 2016年に自家焙煎のコーヒー豆専門店をオープンした歳實さんは、異色の経歴の持ち主。大学職員を早期退職した後、京都で牧師を要請する神学校へ3年間通い、各地で教会活動に従事してきました。父の病を機に安芸津町へ帰郷。そこで歳實さんが見たのは、人口が減り少し寂しくなった故郷の姿でした。安芸津町を元気にしたいという思いから起業を決意。世界中に愛好家がいて発展性のあるコーヒーに着目し、1968年に歳實さんの母が創業した衣料品店の隣に焙煎工房を構え、「安芸津歳實コーヒー」をオープンしました。

 

 安芸津の魅力を世界へと発信するため、商品名は安芸町にある神秘的な7つの島にちなんで「鼻操島(はなぐりしま)」「ホボロ島」「唐船島(とうせんじま)」「藍之島(あいのしま)」「大芝島(おおしばじま)」「ハート島」「龍王島(りゅうおうじま)」と名付けました。リーフレットには、商品の説明とともに島の魅力や特徴なども綴られています。厳選した生豆を丁寧に焙煎した7種類の香り豊かなコーヒーを、島々を遊覧するように飲み比べるのもおすすめです。

 

 安芸津町の新たなスポットとして順調なスタートを切った同店でしたが、2018年の豪雨災害で大きな打撃を受けました。ピンチを救ったのは、たまたま帰省していたという新潟大学の大学院生。「お店にコーヒーを飲みに来てくれた時、店の状況を見て『設計しましょうか?』と声をかけてくれたんです。3人の仲間とともにボランティアで請け負ってくれました」と歳實さんは話します。改修費用は安芸津町商工会のサポートを受けて申請したグループ補助金や小規模事業者持続化補助金を活用。学生たちは町を散策しながらイメージを膨らませ、町並みに溶け込むデザイン、そして町の情報発信基地としての機能を持たせた店舗づくりに重点を置いて設計しました。

 

3人の大学院生により生まれ変わった店舗

 こうして完成した店舗は、焙煎する様子が外からのぞけるオープンな造り。店舗奥にはイベントやワークショップが開催できる広々とした土間があり、人々の憩いの場となっています。町と地域交流を繋ぐデザインは高く評価され、2024年のグッドデザイン賞を受賞しました。歳實さんは、「まずは安芸津をコーヒーの町と呼ばれるようになることが夢。元気になった安芸津を次世代に繋いでいきたい」と話しました。

 

●安芸津歳實コーヒー(あきつとしざねコーヒー)

住所/東広島市安芸津町三津3572-1

TEL0846-45-1620

営業時間/10:0018:00

休み/月曜(祝日の場合は翌日)

HPhttps://toshizane.base.shop/

多目的に使える土間は地域の方の憩いの場

事業所紹介-株式会社高見製作所(尾道しまなみ商工会)

[創業50年を迎え、ますますパワーアップ。生産量向上を目指し、社員を募集!]

工場外観

 車両の床下機器などの鉄道部品、盤とカバーの製造といった金属の製缶、機械加工を行っている㈱高見製作所。2023年に創業50周年を迎え、現代表の井上光基さんが代表取締役に就任して20年が経ちました。それまで、半導体の製造を主としている取引先が中心でしたが、井上さんが代表取締役就任後は取引先の業種を増やし、リスクを分散。経済状況に左右されない、安定した収益を現在確保しています。また、設備投資にも力を入れ平成18年には尾道しまなみ商工会のサポートを受けて経営革新計画を作成し、低金利の融資を活用しました。労働保険等の労務支援は継続的に実施しています。

 

 順調な経営の裏には、社員の働きやすい環境づくりがあります。それぞれの家庭を重視した経営方針で、フレックス制の導入や有休休暇の100%取得、工場内での制服自由化など、様々な取り組みを行ってきました。その結果、ここ数年で退職したのは寿退社の一名のみ。低い離職率を維持しています。「社員一人ひとりを信頼し自主性を尊重しています。トップは干渉せず、見守る姿勢が大切だと考えています」と井上さん。

 

「製造部門で女性も活躍しています」と井上さん(左)

 現在、同社では機械オペレーター、溶接、組み立てなど、製造部門の社員を募集しています。真面目で勤勉な方、ものづくりが好きな方はぜひご応募ください。会社を大きくすることよりも、社員の喜ぶこと=給料を出すことに取り組んできた同社。自主性を大切にする社風で、やりがいのある仕事が待っています。

 

 尾道しまなみ商工会では、今後も人材の確保を中心に教育機関と連携して支援を拡大していく予定です。

 

○株式会社高見製作所

住所/尾道市向島町3079-1

TEL0848-44-3939

営業時間/8001700

休み/隔週土、日祝

事業所紹介-YMS(尾道しまなみ商工会)

[船舶業界を支える若きホープ。顧客の負担を軽くする丁寧な修理でニーズに応える]

「ウインチやコンプレッサーなどを導入して、作業の効率化を図りたいです」と赤松さん

 小型船舶の修繕やメンテナンス、販売などを手掛けている赤松洋太郎さん。留学先のニュージーランドから一時帰国した際、コロナ禍に見舞われ戻れなくなってしまったのを機に、地元で船舶の修繕やメンテナンスを行っていた「島居マリン」に就職し、船のことを一から学びました。一緒に働いていた人にも支えられ2年目には独立し、今年社会人になり5年を迎えます。

 

 赤松さんが心掛けているのが、できるだけ持ち主の負担にならない修理。「船はとても高価なものです。故障した部分を丸ごと取り替えてしまうのではなく、分解して悪い部分だけを修繕すれば、コストは安く抑えることができます」と赤松さん。その分、手間はかかりますが、その労力を惜しみません。また、顧客に対する丁寧なヒヤリングも特徴の一つ。どこまでの作業を希望しているのか、対面や電話などでこまめに連絡を取りながら、ニーズに合った修理を行っています。

 

 尾道しまなみ商工会は、これまで経理や確定申告をサポートしてきました。赤松さんが次に目指しているのは、大きな船も修理が可能になる設備投資。今後は、そのために必要な補助金等の申請サポートなども行っていく予定です。

 

YMS(ワイエムエス)

住所/尾道市向島町10457-2

メール/popalegend@gmail.com

営業時間/8:0017:00

休み/日曜・祝日