事業所紹介-かもめのはとば(沼田町商工会)

ふらりと立ち寄りたくなる鉄板酒場。個性豊かな鉄板料理とお好み焼で、日常に小さなご褒美を

素材のうま味が詰まった「そば肉玉」(750円)

 仕事帰りにふらりと立ち寄りたくアットホームな鉄板酒場が西区楠木町にあります。ここは、お酒にもよく合う鉄板料理とお好み焼が手頃な価格で楽しめる一軒。波止場をイメージしたブルーグレーのスタイリッシュな店内は、男性だけでなく女性も訪れやすい雰囲気です。店内には個室の小上がり席もあり、家族連れも多く利用しています。

 

 ここでぜひ味わってほしいのが、広島ではなかなかお目にかかれないという豚の軟骨煮(550円)。店主の向田大輔さんが愛してやまない「千葉ロッテ」がキャンプを行う宮崎県都城市の名物で、こりこりとした食感と九州の醤油を使った濃厚な味付けが特徴。お酒もご飯も進む一品です。また、コショウの辛みがしっかりときいたポテサラ(350円)もお酒のアテにもなると人気。アルコールは一通り揃い、中でも店主自らが厳選した日本酒は、三次の「端冠」や福井の地酒など約6種類が揃います。

 

 シメに味わいたいお好み焼きは、へらでしっかりとキャベツを押さえつけて余分な水分を飛ばす昔ながらスタイル。キャベツのうま味と甘みがしっかりと感じられ、外はカリっ、中はもっちりと仕上げた麺との相性も抜群です。切りやすさ食べやすさも追求した店主渾身の一枚をぜひご堪能ください。

 

「5~6名で貸し切りもできます。気軽にご相談ください」と向田さん

 「仕事から帰宅したお父さんが『近所のコンビニに行ってくる』と行って家を出て、ここに立ち寄ってくれることがあります。奥さんも『かもめのはとばならいいか』と笑って許してくれるようなお店。そんな温かな雰囲気をこれからも大切に、地域に長く愛されるお店にしていきたいです」と向田さん。立ち寄りたくなる場所がある幸せ。向田さんの温かな想いが詰まったこのお店で、今夜も誰かの笑顔が生まれています。

 

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●かもめのはとば

住所/広島市西区楠木町4-9-4

TEL082-961-5505

営業時間/18:0023:00

休み/不定休

事業所紹介-お食事処 はまや(尾道しまなみ商工会)

唐揚げに心を込めて。今もなお地域に愛され続ける、昭和から続く“ごはん屋さん”

「海の家でもお待ちしています!」と祐吾さん

 瀬戸田町で40年以上続く地域密着型のお食事処。祖母が始めた八百屋兼ごはん屋をルーツに、母、そしてその息子の新地祐吾さんへと三代にわたり暖簾を守り続けてきました。かつては宴会やカラオケで夜遅くまで賑わっていた店も、時代の流れとともにニーズが変化。今ではボリューム満点の定食や獲れたてのタコ天を求めて、昼時を中心に多くの人が訪れています。

 

 主な客層は、地元の造船関係者や現場で活躍する働きマンたち。最近ではインバウンドの外国人客や観光客も増えてきました。料理はどれもボリューム満点で訪れた人たちを驚かせます。なかでも看板メニューの唐揚げ定食(1,000円)は、女性の拳ほどのサイズの唐揚げが5個もついた満足感たっぷりのメニュー。単品(6個・800円)やイベント時にも提供されており、いずれもニンニクと醤油をベースにした濃い目の下味が特徴。一晩以上漬け込んで3日間かけて完成する自信作です。また、漁師でもある祐吾さんと父親が自ら漁で獲った鮮度抜群のタコを使った「タコ天」やアナゴなど、その日に獲れた瀬戸田ならではの新鮮な一品もおすすめです。

 

 近年は地域イベントにも積極的に出店。7月20日(日)、21日(月・祝)に因島大浜しまなみビーチ特設会場で開催される「しまなみビーチフェス」への出店も決定し、各地でその味を届けています。また、瀬戸田サンセットビーチの海の家も同店の運営。海水浴を楽しみながら自慢の唐揚げが味わえるほか、牛ステーキ串や牛タンなどの限定メニューも大好評です。海の家は今年も7月6日(日)にオープン予定。瀬戸田の夏の始まりを盛り上げます。

 

海の家は7月6日(日)オープン!海辺で味わう唐揚げとビールは最高です

 祐吾さんは尾道しまなみ商工会の青年部員としても活動しており、「未来につなげる子どもたちの笑顔を守ろう」をコンセプトに、子どもたちの記憶に残るイベントづくりにも力を注いでいます。異業種との交流を通じて広がるネットワークは、地域活性化にも大きな役割を果たしています。毎年11月には、青年部の仲間とともに「青年部フェス」を開催。「地域の子どもたちに楽しい思い出をたくさん作ってもらい、その子どもたちが大人になった時、また子どもたちのために活動してほしい」と祐吾さんは話します。

 

 「瀬戸田町をもっと元気にしたい」。そんな想いのもと、同商工会との連携も深めながら、今後は他地域イベントへの出店や広報活動の強化にも力を注いでいく予定です。世代を越えて受け継がれる味と想い。瀬戸田のごはん屋さんは、地域を飛び出し地元に元気を届けます。

 

●お食事処 はまや

住所/尾道市瀬戸田町福田861-1

TEL0845-27-9891

営業時間/11:0014:00LO13:30)、17:0021:00LO20:30

休み/火曜

事業所紹介-尾道柑橘工房SETODA(尾道しまなみ商工会)

島の本当においしい柑橘で、記憶に残る感動体験を。ここでしか買えないオリジナル商品も充実

「柑橘生搾りジュースづくり」は一人2,000円でお土産付き。当日予約も可能です。「パフェづくり」は一人2,500円(2日前までの要予約)。毎年11月~5月頃まで体験できます

 瀬戸田産の柑橘を使ったスイーツやドリンクを楽しめる「尾道柑橘工房SETODA」は、飲んで食べるだけでなく、体験して味わうことに力を入れたユニークなカフェです。人気の「柑橘生搾りジュースづくり」では、ハンドジューサーを使って自分の手でジュースを搾る楽しさを味わえ、フレッシュな柑橘の美味しさを実感。さらに、レモンまたは柑橘とクリーム、ドライフルーツを層状に重ねて仕上げる「柑橘(レモン)パフェづくり」も、パフェの華やかな見た目がSNS映えすると好評です。どちらも島で育ったフレッシュな柑橘の魅力を存分に味わえる体験メニュー。一度味わえば、そのおいしさに心が震えるはずです。

 

 お店を切り盛りするのは、因島で10年以上ケーキ店を営んでいたパティシエの原山奈美さん。地元柑橘農家との縁をきっかけに、瀬戸田町で新たな挑戦を始めました。お店では、瀬戸田産の柑橘を使用したカットフルーツ、生ジュース、スムージー、レモネード、自家製のお菓子などを販売。中でも人気の「レモンケーキ」は、無農薬栽培されたレモンをてんさい糖に漬け込み、数日かけて熟成させた果皮を生地に練り込んだ贅沢な一品。しっとりとした口どけの良い生地を頬張ると、さわやかなレモンの風味が口いっぱいに広がります。

 

 

 

 

 

「瀬戸田の柑橘は感動する美味しさです!」と原山さん

 その他にも、オランジェットやドライみかんなどのオリジナル商品を揃え、いずれもここでしか買うことができない店舗限定商品。「あえて足を運んでもらい、瀬戸田でしか味わえない感動を届けたい」と原山さんは話します。同店を訪れる顧客の6割以上は外国人観光客。こうした動向を受けて、今後は多言語対応やビジュアルコンテンツの強化など、インバウンド向け体験プログラムの充実にも力を入れていく予定です。

 

 お店をオープンしたきっかけは、「果物離れが進む若い世代に向けて、瀬戸田の本当においしい柑橘の魅力を伝えながら、地域の未来にも貢献したい」という想い。その想いが、ここから新たな物語を紡いでいます。

 

●尾道柑橘工房SETODA

住所/尾道市瀬戸田町瀬戸田546-2

TEL090-7263-6358

営業時間/10:0016:00

休み/火水曜

HPhttps://onomichi-setoda.jp

事業所紹介‐小麦の奴隷 広島五日市店(五日市商工会)

ザクザク食感で地域を元気に!話題の“エンタメパン屋”が五日市に

店内にはバラエティ豊かなパンがずらり。店の前に2台分の駐車スペースもあります

 2024年5月、広島市佐伯区五日市に誕生した「小麦の奴隷 広島五日市店」は、堀江貴文氏主宰のオンラインサロンHIU(堀江貴文イノベーション大学校)から生まれた地方活性型エンタメパン屋。開店から1年を迎えた今も、目にも楽しく、食べて驚くパンを次々に生み出し、地域に笑顔を届けています。

 

 「小麦の奴隷」といえば、何と言っても名物の「ザックザクカレーパン」。全国のカレーパンファンの舌を唸らせ、「カレーパングランプリ®」で4年連続金賞に輝いた自信作です。パンの表面にクルトンをびっしりと貼りつけて揚げることで生まれるザクザクの食感に加え、スパイスの効いた特製カレー、ゴロゴロと入ったジャガイモの満足感が一体となった食べごたえある一品。看板商品にふさわしいインパクトで、初めての来店者の多くが手に取る人気No.1商品です。

 

 揚げパン用、甘みのある生地、小麦の香りを楽しめる生地など、使い分けられた3種のパン生地は、季節に応じて選ばれる上質な小麦粉との掛け合わせにより、味にも香りにも深みを感じられる本格仕様。お店には常時約25種類のパンが並び、その日の気分や好みに合わせて選べる多彩なラインナップも魅力です。

 

五日市店オリジナルの「ちぎってモグモグ51」(450円)

 五日市店オリジナル商品として人気を集めているのが「ちぎってモグモグ51」。ふんわりとした甘みのある生地に、バターとザラメをのせて焼き上げた一品で、しっかりとした小麦の風味とやさしい甘さが特徴。おやつや朝食として、毎日食べたくなる飽きのこないおいしさが好評です。一方、激辛好きの心をつかむのが「コショウマジック」。小麦の香りが際立つ生地に、広島名物オタフクソースを隠し味にした激辛のシラチャーソースをトッピング。ほのかな甘さのあとにくる、ビリッとした辛さとうま味がクセになる、刺激的な一品です。

 

 そのほか、鳥羽周作シェフとのコラボによるトバいキーマカレーパンや、なめらかで香り高いsioミルクフランス、手土産にも喜ばれるフィナンシェやカヌレなどの焼き菓子まで、個性豊かな商品が並びます。今後は、鶏バーガーやサンドイッチなどのサンド系メニューも展開予定。さらにイベント出店やコラボ企画も視野に入れ、地域とのつながりを深めながら、おいしいエンタメで五日市を盛り上げます。ユーモアと本気のおいしさで勝負する「小麦の奴隷」、今後の展開にも注目です。

 

●小麦の奴隷 広島五日市店

住所/広島市佐伯区五日市中央1--28

TEL070-4470-6347

営業時間/8:3016:00

休み/月曜・第3火曜

事業所紹介‐株式会社Clean view(沼田町商工会)

竹のチカラで暮らしにやさしさと心地よさを取り入れる、自然派ライフスタイルの提案

左から竹炭消臭バッグ(980円)、洗濯用洗剤詰替え(1000ml/1,600円)、洗濯用洗剤(620ml/1,100円)、消臭・抗菌ミスト(250ml/980円)、消臭・抗菌ミスト詰替え(1000ml/2,500円)

 竹の伐採から始まり、今では竹炭を活用した生活用品の製造・販売へと事業を進化させている「株式会社Clean view(クリーンビュー)」。持続可能な循環型社会の一翼を担う同社は、使う人にも環境にもやさしい商品づくりを大切にしています。

 

 事業の始まりは、放置竹林の伐採支援。代表取締役の盛谷さんが「ありがとう」と感謝される喜びを原動力に始めた活動は、次第に伐採から竹を有効活用できる商品開発へとシフトしていきました。丁寧に焼成した竹炭は、金属音のような「シャリン」と澄んだ音を鳴らす、高品質なものだけを選りすぐって製品化。自家製の竹炭を手作業で詰めた消臭剤からスタートし、洗濯用洗剤、消臭・抗菌効果のあるミストとラインナップを増やしています。

 

 消臭剤は、スタイリッシュなパッケージで女性にも人気。天日に干せば効果が復活し、2年ほど繰り返し使えます。さらに、使用後は畑に撒いて土壌改良にも活用できるという、まさに一石二鳥のエコ商品です。また、竹炭、木炭、天然の重曹のみで作る100%天然の洗濯用洗剤は、赤ちゃんや敏感肌の方でも安心して使えるやさしい処方。洗浄力も申し分なく、無香料で衣類を柔らかく仕上げます。

 

 2025年5月には新商品の「抗菌・消臭ミスト」も登場。植物由来成分98%以上のナチュラルな仕上がりで、抗菌効果も実証済。シトラス、フローラル、無香料の3種類が揃い、香りも天然の精油を採用。空間や衣類など、日々の暮らしの中で幅広く使え、特に無香料はペットにもおすすめです。商品は同社のHPから購入可能です。また、「ひろしま夢ぷらざ」や廿日市市の「かきのきむら」のほか、スポーツジムや美容院などでも販売しています。沼田町吉山の会社では販売していませんのでご注意ください。

 

「伐採した竹の引き取りも安価で行っています」と代表取締役の盛谷宣幸さん

 今後は、さらに販売店を増やしていく予定で、沼田町商工会では補助金を活用した出店支援や販路開拓支援で活動を後押ししていく方針です。「竹害」とされがちな存在に、暮らしの中で活かせる新たな価値を見出したClean view。環境と人に寄り添うその取り組みは、地域に根ざしたものづくりの未来を照らしています。

 

●株式会社Clean view(クリーンビュー)

住所/広島市安佐南区沼田町吉山1283                                   

TEL082-563-5043

営業時間/9:0017:00

休み/土日曜・祝日
HP
https://www.cleanview-bamboo.com