事業所紹介-どうらく(広島安佐商工会)

[店主のアイデアが光る創作おでん。魅力を最大限に引き出した具材を優しいお出汁で]

心ときめくバラエティ豊かなおでんを召し上がれ

 JR可部駅から徒歩1分。便利な場所にある「どうらく」は、店主のひらめきから生まれた創作おでんが堪能できる一軒です。出汁は鶏ガラをベースに、野菜のうま味を凝縮させたあっさりとした味わい。それでいてしっかりとしたコクがあり上品な風味と香りも楽しめます。

 

 大根や玉子、こんにゃくなどの定番はもちろんのこと、多彩な組み合わせで楽しませてくれる創作おでんがこちらの店の最大の魅力。地元・可部にある川見豆腐の紫蘇豆腐やフレッシュ感を残した揚げトマト、明石焼き風たこやき、はんぺんバター醤油など、メニュー名を聞くだけでは、想像もつかないユニークなおでんが揃います。その一つひとつが出汁との相性を考え抜いた逸品揃い。おでんの概念が変わります。

 

 店主の佐藤真さんは、料理の世界に入って20年以上。和洋中と様々なジャンルで腕を振るってきました。こうした新しいアイデアもこれまでの経験や知識があるからこそ。素材に合わせて調理法を変え、その素材が最も美味しくなる状態で提供しています。何からオーダーしたらいいか分からないという人は、お得なおまかせ盛(51200円、102400円)からどうぞ。

 

店主の佐藤さん(中央)と奥様(右)、スタッフのみなさん

 新酒や冷やおろしなど、旬の日本酒も約15種類用意。芋を中心とした焼酎や国産ワインなども揃い、和食と相性の良いアルコールとおでんとのペアリングも楽しめます。ごはんものや一品料理もあり、ちょっと飲みたい時、しっかり食べたい時、2軒目、3軒目など、どんなシーンにも使いやすい便利なお店です。1階には串焼きとバラエティ豊かなレモンサワーが味わえる店「串焼き まるしげ商店」もスタンバイ。はしご酒もおすすめです。

 

 2022年には広島安佐商工会のサポートを受けて、事業再構築補助金の申請。補助金でセントラルキッチンを新設しました。コロナ禍で店舗での売上が減少する中、よりこだわりの強い高級路線の贈答用おでんを開発。2023101日から販売がスタートしました。具材もお店では味わえない車エビやイカスミなど、豪華絢爛な12種類が楽しめます。「具材も一つひとつ手間暇かけて作りました。大切な人、お世話になった人にぜひ贈ってほしい」と店主の佐藤さんは話します。HPとインスタグラム(@satoooooden)からオーダーでき、全国に発送が可能。「いつもとは一味違う贈り物をしたい!」という人にもぴったりです。

 

高級感たっぷりの贈答用おでん

○どうらく

住所/広島市安佐南区可部2-33-23

TEL082-814-8090

営業時間/17:0024:00LO24:00

休/日曜・祝日

HPhttps://www.douraku-kabe.com/

事業所紹介-麺処 けのひ(五日市商工会)

[3周年を記念してリニューアル。看板ラーメンに加えて新メニューも登場!]

看板メニューの特製醤油らーめん

 昼は麺類を中心とした定食屋「けのひ食堂」、夜は鉄板料理とお酒が味わえる「King Rooster」として営業していたこちらのお店。今年10月に3周年迎えるのを機に「麺処 けのひ」としてリニューアルしました。これまで看板メニューだった“らーめん”を中心に、麺メニューをさらに追加。夜はお酒のアテにもぴったりの一品メニューも揃います。

 

 看板メニューはリニューアル前から人気の特製醤油らーめん(750円)。鶏ガラベースのスープに2種類の醤油や出汁をブレンドした醤油ダレを加えたオリジナルで、麺はスープとの相性が良い歯応えのある中細麺をセレクトしています。コクがあるのにさっぱりとした味わいは、多くの常連客がリピートする人気メニューです。

 

 おすすめはこれからの季節にぴったりの特製味噌らーめん(950円)。数種類の味噌と香味野菜などを練り込んだ特製味噌を使ったスープは、素材のうま味としっかりとしたコクを感じさせる味わい。体を芯から温めてくれます。

 

 

シャキシャキの新玉をトッピングしたレモンらーめん

 そのほか、透き通ったスープが特徴の特製醤油らーめん「白」や台湾らーめん風の辣醤麺(ラージャン麺)が新登場。常時5種類の麺メニューが楽しめます。また、季節ごとに期間限定ラーメンも登場。注目すべきはレモンが旬を迎える時期にしか味わえないレモンらーめん。大崎下島にある北村農園で無農薬栽培されたレモンを使用。輪切りのレモンをたっぷりとのせ、レモンそのものの美味しさを最大限に引き出した1杯です。店主の岩田さんいわく「隠れた看板メニューです!」と自信をのぞかせます。味わえるのは1月から5月頃までで、これを目当てに県外から訪れる人がいるほど。一般的なレモンらーめんとは一線を画す、店主の自慢の味をご堪能ください。

 

 麺類に+300円で半チャーハン、+350円でミニ炙りチャーシュー丼などをセットにすることも可能。単品の丼ものもあります。夜は唐揚げや餃子、炒め物などお酒のアテにもぴったりなメニューもオーダー可能。居酒屋としても利用できる便利な一軒です。

 

 

 

 

店構えもリニューアル。青い看板が目印

 五日市商工会では、これまで補助金申請のアドバイスを行うなどして支援してきました。今後もニーズに合わせて幅広いサポートを行っていく予定です。

 

 これから温かい麺が恋しくなる季節。リニューアルした麺処けのひにぜひお越しください。新メニューや定休日などの情報はインスタグラム(@kenohitorooster)をチェック!

 

○麺処けのひ

住所/広島市佐伯区新宮苑12-26 畑田ビル1F

TEL082-554-4422

営業時間/11:3014:3017:3023:00

休み/不定休

 

 

事業所紹介-有限会社日伸精機(尾道しまなみ商工会)

[職人技が光るアナログ技術をベースに時代の変化に合わせて進化。さらなる飛躍を目指して]

代表取締役の天間裕幸さんとものづくり補助金で導入したマシニングセンター

 大量生産に必要な金型の設計・製作を手掛ける(有)日伸精機。主な取引先は車関係、ガス関係、モーター関係などの部品メーカーで、電気部品など比較的小物精密ダイカスト品を中心に受注しています。

 

 その歴史は古く、代表取締役の天間裕幸さんの父がファスナーの金型を作る会社として昭和43年に創業後、平成3年に法人成しました。時代に変化に適応しながら、その後はコンピューターの接続部品やピックアップと呼ばれるDVDの読み取り装置などの金型を製造。腕利きの職人による丁寧な手仕事が評価され、大手メーカーのPC部品を担い成長してきました。アナログからデジタルへと移行した今も、アナログの技術を伝承しデジタルに応用しながら、その技術を磨き続けています。

 

 金型の製造にはマシニングセンターや放電加工機、三次元測定機など、様々な機械が必要になります。同社は尾道しまなみ商工会のサポートを受けて、これまで5回のものづくり補助金の採択を受け、新しい機械を導入。また昨年は事業再構築補助金で、アルミ製品の2次加工などができる新工場を新設しました。「これまで中古の機械で対応してきましたが、新しい機械を入れたことで生産能力が一気に上がりました。より効率的にスピディーに対応することができるようになりました」と裕幸さんは話します。

 

 

 

金型で作られた光学部品。精密な部品づくりは先代の技術があってこそ

 コロナ禍で減産が続く中、今後は下請けという立場に左右されない自社商品の開発も手掛けていきたいと考えています。また、裕幸さんの息子さんも自動車関連の樹脂部品メーカーに13年勤め、生産技術と知識を磨いた後に同社に入社しました。今後は営業、現場、技術など様々な場で経験を積み事業承継する予定です。アナログで培った職人の技術をベースに、最新技術を取り入れて進化する同社。今後はAI化に取り組んで行き、更なる進化を成し遂げたいと考えています。

 

○有限会社日伸精機

住所/尾道市向島町9586-5

TEL0848-45-3133

営業時間/8:2017:30

休み/土日曜

HPhttp://nisshinseiki.web.fc2.com

事業所紹介-KIITOS AINA(尾道しまなみ商工会)

[整体、鍼灸、美容鍼、指圧など幅広い技術と知識で、健康をトータルサポート]

一人ひとりに合わせた施術で、健康へと導く岡田さん

 鍼灸師の岡田拓也さんは、地元大阪の鍼灸院で鍼灸師として1年半ほど経験を積んだ後、アスリートの専属トレーナとして上京。大学と連携してアメフトやサッカーなどのクラブチームのコンディショニングトレーナーとして活動しました。現在もプロゴルファーのケアトレーナーとして海外に帯同するなど、活躍を続けています。

 

 以前から創業の夢を抱いていた岡田さんは、祖父母の家がある尾道市御調町に孫ターン。自宅や施設で施術を行う訪問施術専門の「KIITOS AINA」を20235月に開業しました。

 

 腰痛、肩こりなど不調の原因をしっかりと見極め、丁寧に説明しながら施術していくのが岡田さんのスタイル。体の状態に合わせて、一人ひとりに必要な施術を施します。「利用者の方にとって、この施術が何をしているかを理解することはとても大切なこと。安心して施術を受けていただきたいです」と岡田さん。

 

関東学院大学アメフト部のコンディショニングトレーナー・メディカルトレーナーとしても経験を積みました

 メニューはバランス整体や鍼灸、もみほぐし、美容鍼の4種類。「スムーズに歩けるようになりたい」「可動域を広げたい」など、利用者が想い描いているゴールに向けて、それに合わせた施術計画の提案をしてくれます。不調のある場所だけでなく、全身の骨格調整をすることで身体的機能性が向上し、施術後は動きやすさが格段にアップ。その違いをすぐに実感できるほどです。

 

 また、肌質の改善やリフトアップに効果抜群の美容鍼も人気のメニュー。顔全体に細かく施術するのが特徴で、こちらも即効性が抜群です。

 

 学生から年配の方まで、幅広いニーズに応えてくれる訪問施術。携帯用の施術用ベッドが広げられるスペースがあれば、場所はどこでもOKです。お問い合わせは公式LINEでどうぞ。インスタグラムでは健康に役立つ情報を発信しています。

 

公式LINEはこちら

 

インスタグラムはこちら

KIITOS AINA(キートス アイナ)

営業時間/応相談(お問い合わせは9:00~21:00

休み/不定休

事業所紹介-骨法式整体院 髙山(広島東商工会)

[武道から派生。骨を正しい位置に戻し、症状を改善へと導く骨法整体で心身ともに健康に]

「骨の役割を知ることが改善の近道です」と髙山さん

 院長の髙山献児さんは、骨法会という武道団体で師範を務める武道家。東京で23年間、武道と整体の稽古や修行に励み、地元にUターンして「骨法式整体院 髙山」をオープンしました。骨法式整体の特徴は、いわゆる癒しを目的とした整体とは異なり、体の歪みを改善して直すことを目的とした整体であること。施術は問診、現状の姿勢や動作チェックから始まり、必要に応じた箇所に施術を行っていきます。

 

 施術は皮膚をつまんだり伸ばしたりしながら筋肉を緩め、骨を正しい位置へ導くというもの。姿勢、重心、歪みを正し、骨本来の場所に戻すことで、不調が改善するだけでなく、スポーツのパフォーマンス向上、メンタルの安定など様々な効果が期待できます。

 

 武道から派生した整体について髙山さんは、「武道を追求すると体の仕組みや動きが理解できるようになります。武道は姿勢や重心を崩すこと、整体はそれらを正すことを目的にしている表裏一体のものなのです」と話します。

 

サッカーチームで行った講習会の様子

 整体施術のほか、いい姿勢の作り方や体の使い方などを教える健康講習会も開催しています。対象は子どもから年配の人まで幅広く、年配の方には立ち方や姿勢など、意識するだけでできる健康づくりの方法を伝授。子どもたちには、骨の動きを理解することでケガの防止やスポーツのパフォーマンスの向上に繋がる知識を披露しています。髙山さん「これらは、スポーツを指導する側の監督やコーチにもぜひ知っていてほしいです」と話します。また、広島市内で第123日曜日には武道教室も開催中。興味のある方はお問合せください。

 

 広島東商工会では、今後広報活動などで支援を行っていく予定です。髙山さんは、地域でのネットワークづくりのため、915日に同商工会が開催した会員交流会にも参加しました。

 

 武道から派生した骨法式整体。体の不調を感じる方だけでなく、健康寿命を伸ばしたい方、もっといいプレーがしたいスポーツ選手など、幅広い年代におすすめの施術です。

 

○骨法式整体院 髙山

住所/広島市安芸区矢野東4-25-58-1

TEL082-554-9103(要予約)

営業時間/10:0020:00

休み/不定休

HPhttps://koppo-takayama.jp

事業所紹介-花と星読みのアトリエ 農家生まれの花畑(沼田町商工会)

[根が付いた花を使い、花本来の美しさと力強さを感じさせる作品を制作・販売]

季節の花を使ったハンギングバスケット

 「農家生まれの花畑」は、ハンギングバスケットやブリコラージュフラワーといった根が付いた花を使ったアレンジメントフラワーを受注制作・販売するアトリエです。ハンギングバスケットとは、スリットバスケットに土を入れ、植物を横向きに寄せ植えしたもの。豪華で華やかな雰囲気は、玄関やお店の入り口を彩るウエルカムフラワーにぴったりです。また、お家の中でも花やグリーンを楽しみたいという人には、ブリコラージュフラワーがおすすめ。土の代わりにヤシの実チップを使い、根の付いた花やグリーンを植栽します。土を使わないため清潔感があり、器のバリエーションも豊富。空間を彩るインテリアとしても活躍します。

 

 クリエーター・南恵子さんの作品の特徴は、“根”が付いたままの植物を使うこと。お花農家で生まれ育ち、根のある花をずっと身近に感じてきました。「根が付いたままの花は長持ちするというメリットもありますが、生命力を感じさせる美しさ、日々違う顔を見せてくれる表現力など、切り花とはまた違った魅力があります。「季節の花を五感で楽しんでほしいです」と南さんは話します。

 

 

 

オシャレで育てやすいブリコラージュフラワー

 南さんはこれまでテレビディレクターとして活躍。子育てがひと段落したのを機に「自分の力がどこまで発揮できるのか挑戦してみたい」と趣味だった花の世界に飛び込みました。「自分がときめく花を使う」がモットーで、花選びにも強いこだわりがあります。その作品は同系色の花を使ったものが多く、華やかさと落ち着きを合わせ持つ、不思議な魅力にあふれています。育てる楽しさや成長する楽しさも味わえるのが醍醐味です。

 

 また、南さんは星読みのセラピストとしても活躍中。「本当にやりたいことに気づき、人生の新しいスタートを切るきっかけになります」とにこり。モヤモヤしている人、悩んでいる人、きっかけがほしい人など、星読みに導かれてみませんか?

 

 

 

 沼田町商工会では、今後補助金の申請サポートなどを通して、販路拡大への支援を行っていく予定です。

 

「作ってみたいという声にお応えして、年内には技術をお伝えする講座もスタート予定です」と南さん

○花と星読みのアトリエ 農家生まれの花畑

住所/広島市安佐南区伴南

E-mail/noukaumare@gmail.com 

※お問合せはメールまたはHPからどうぞ

営業時間/10:0016:00(要予約)

休み/不定休

HPhttps://noukaumare.com/

事業所紹介-手打ちうどん 喜多蔵(広島東商工会)

[機械を全く使わずに、その日に提供する分だけを早朝から手作り。店主のこだわりが光る絶品うどん]

味のごまかしがきかないシンプルな「かけ温」(小500円)。写真は山芋とろろ(100円)をトッピング

 20234月にオープンしたばかりのこちらのお店は、店主の北倉さんが全て手作業で作る手打ちうどんが堪能できる一軒。うどんの素材は中力粉、水、塩のみ。塩はミネラル豊富な天然塩を使い、素材そのものの風味を引き立てます。職人ならではの目線で、その日の気温や湿度を見極め、配合を調整。その日に提供する分だけを朝3時頃から手作業で作り始めます。こうして完成するうどんは、つるつるとしたのど越しと程よい弾力が特徴の、風味豊かな細麺。温でも冷でもその美味しさがしっかりと伝わります。

 

 出汁は北海道産の昆布など8種類をブレンドしたオリジナル。上品かつ濃縮されたうま味が染みわたる至福の一杯です。おすすめは、うどんと出汁の風味がダイレクトに伝わる「かけ温」。「店の味を知ってもらうならこれが一番」と北倉さんも太鼓判を押します。

 

 うどんのメニューは「かけ温」「かけ冷」、かけに出汁醤油を加えた「しょうゆ冷」「ぶっかけ冷」の4種類のみ。その他、種類豊富な天ぷらや約10種類のトッピングで、自分好みにカスタマイズできるスタイル。メニューは増加中で、冬季には釜揚げうどんも登場予定です。

 

 広島東商工会では同店を創業からサポート。今後も広報活動や補助金申請など、幅広い支援を行っていく予定です。

 

「6時から9時は、茹でめんを使った朝うどんも提供しています」と北倉さんご夫婦

 JR中野東駅から徒歩1分以内の好立地。ご夫婦で営む温かい雰囲気の中、店主のこだわりが光る一杯を心行くまでどうぞ。

 

○手打ちうどん 喜多蔵(きたくら)

住所/広島市安芸区中野4-2-19

TEL082-893-2338

営業時間/11:3014:30

休み/火曜

 

 

 

 

 

 

 

事業所紹介-Lovetree(広島東商工会)

[家庭的な環境で穏やかに育った愛らしい子猫たち。3ヶ月の医療保障付きで迎えた後も安心]

愛らしい表情と姿で人気急上昇中のミヌエット

 住宅街の一角にあるこちらのお店は、家庭的な環境で子猫を育てるミヌエットとチンチラペルシャ専門のブリーダー。ミヌエットはペルシャ系とマンチカンのミックスで、足の短い愛らしい姿が人気の猫種。チンチラペルシャは長毛で穏やかな性格が魅力です。

 

 子猫たちが自由に過ごせるようにと自宅の一角を開放して、ストレスのない家庭的な環境で飼育しているブリーダーの二宮さん。特に湿度は徹底的に管理し、健康状態にも細心の注意を払って育てています。また、医療保障付きで、3ヶ月以内の病気であれば、医療費を保障してくれる嬉しいサービスもあります。

 

 昨年、広島東商工会のサポートを受けて小規模事業者持続化補助金、広島市販路拡大等チャレンジ応援金の申請に必要な事業計画を策定。補助金でHPやステッカーを作成しました。今後は、主にオーナー向けのトリミングサロンもオープン予定。2024年春のオープンを目指して準備を進めています。 

 

温厚で育てやすいチンチラペルシャ

 子猫を家族に迎えたいと考えている方。オンライン見学も可能です。愛嬌たっぷりの猫たちに会いに行ってみませんか?

 

Lovetree(ラブトリー)

住所/広島市安芸区瀬野町2759-342

TEL090-5378-2380

営業時間/11:0020:00(予約制)

休み/なし

HPhttps://www.lovetree-minuet.com/

事業所紹介-たぬき工房(広島東商工会)

[古くて動かなくなった大切なものがよみがえる⁉ 古い機器や道具の修理専門店がオープン]

愛犬とともに超小型パワーシャベルを修理する橋本さん

 20234月、広島東商工会の創業支援を受けてオープンした「たぬき工房」は、店主の橋本和夫さんがこれまでの経験を活かし、古い機械や道具など、アナログ機器の修理を行う工房です。

 

 橋本さんは自動車関係の短大を卒業後、設計などに携わり知識と技術を深めていきました。前職の福祉施設では、自らボイラーや家電を修理。手に入らないパーツなどは自分で造ったり、代用品を考えて使用したりしながら、アナログ機器の寿命を伸ばす技術を磨いてきました。また、カメラや車など趣味も多く、幅広いカテゴリーの修理を手掛けます。

 

 前職を退いた後、念願だった修理専門のお店をオープンした橋本さん。「古いものには古いものにしか出せない味や魅力があります。そうした物の良さを多くの人に知ってほしい」と笑顔を見せます。

 

 修理を依頼された物は、じっくりと観察してどんな素材を使っているか、そんな形状をしているかを分析。修理した後も、いかに永く使えるかまで考え抜いて手を施します。そこには、橋本さんの古い物への愛情があふれていました。

 

 橋本さんは「代用品を使いながら、だましだまし寿命を伸ばしていくところが、たぬきの化かし方にそっくりだなと思い、店名をたぬき工房にしました」と、ユーモアたっぷりに語ります。

 

 これからの夢は技術者のOBが活躍できる場所を作ること。「技術はあるのに道具や場所がない技術者が多くいます。そういう人が集まって、いろいろなものを修理しながら、社会貢献できる場所が作りたいですね」と橋本さん。また、そうした場が若い技術者の育成に繋がればと考えています。

 

 家に眠っている古い家電や車、調理道具、農具など、壊れてしまったけれどこれからも使いたいというものはありませんか? 結果的に修理できないものもあるかもしれませんが、“ダメもと”で橋本さんに依頼してみませんか?

 

 直接、工房に行くのが難しい方は電話や郵送でも受け付けています。お気軽にご相談ください。

 

○たぬき工房

住所/広島市東区上温品1-34-18

TEL080-3057-5223

事業所紹介-株式会社マイ・コック(広島東商工会)

[食材にこだわり丁寧に手作りしたお弁当。時代のニーズに合わせた商品開発や新規事業にも積極的に着手]

オリジナルのタレにじっくりと漬け込んだ手作り唐揚げなど、栄養バランス抜群のお弁当が届きます

 呉市で仕出しのお店として創業し、現在は企業向けの昼食・夕食のお弁当の製造・販売を行っている(株)マイ・コック。広島市、呉市を中心に約600社を担当し、1日約5,000食を製造しています。

 

 メニューは日替わりでバラエティ豊かな惣菜が楽しめる「愛菜(あいさい)弁当」と栄養成分が数値化された「バランス弁当」の2種類。地元の農家から仕入れる新鮮な野菜や広島県や島根県で栽培された特別栽培米など、できる限り地元産にこだわった食材を使用し、美味しさを追及しています。来年からは広島県のオリジナルブランド米「恋の予感」を使用予定。弾力があり、甘味をしっかりと感じられるお米です。「いろいろな品種のお米を食べてもらいたい」と3代目代表取締役社長の松井勇也さんは話します。

 

 また、冷凍食品や古米を使うのが主流とされている業界で、前日からタレに漬け込んだ唐揚げなど、調理方法もできる限り手作りを追求。松井さんは「広島県は美しい瀬戸内海と山々に囲まれとても自然豊な場所です。そこで生産者さんが丹精こめて作られた豊な食材を使ったお弁当を食べてもらうことで、広島の皆様の心も豊になっていただきたいと願っています」と食材にも強いこだわりをのぞかせます。「今後は味や品質に問題がないのに、規格外で廃棄されてしまう野菜の活用法なども考えていきたいです。県内の大学生とも連携しながら、新メニューの開発にも力を入れていきたい」とSDGsにも積極的に取り組んでいく予定です。

 

 コロナ禍では、新しい商品開発(広島きらり)にも着手。安芸高田市で栽培されているもち麦「キラリモチ」を商品化しました。もち麦は、善玉菌のエサになる水溶性の食物繊維が豊富で、腸内環境を改善し免疫機能をアップさせるという優れもの。ご飯を炊く時に混ぜるだけで、簡単に食べられるのも魅力です。もち麦と広島県産の赤米をブレンドした「赤」、黒米をブレンドした「黒」、さらに今年12月頃にはデトックス効果が期待できる「緑」が加わり、全4種類で展開予定。白米だけでなく、20分ほど茹でてハンバーグに入れたり、サラダに混ぜたりと用途も多彩です。アイデア次第で様々な料理に活用できます。商品は県内5カ所の道の駅や「ひろしま夢ぷらざ」「おりづるタワー」などで販売中。広島東商工会では、ビジネスフェアの出展サポートなどの販路開拓支援を行っています。

 

4月に導入したばかりのキッチンカー「米米 komekome」。「独自のレシピで作るカレーもぜひ」と松井さん

 さらに今年4月には事業再構築補助金を申請し、補助金でキッチンカーを導入しました。キッチンカーでは、企業や町のイベントで手作り旨辛カレーや焼きおにぎり、丼ものなど、こだわりのお米を使ったメニューを提供しています。新規顧客を獲得するための新しいツールとしてだけでなく、「将来的には、農家さんが作られた食材の美味しい食べ方を披露できる場としても活用していきたい」と松井さん。「生産者と消費者を繋ぐバトンの役割を担って行けたら最高ですね」と付け加えました。

 

 食材と手作りにこだわったお弁当を守りつつ、新しい挑戦を続ける(株)マイ・コック。次はどんな商品やサービスが生まれるのか、期待が高まります。

 

○株式会社マイ・コック

住所/広島市安芸区中野1-8-3

TEL/082-893-2626

営業時間/8:30~16:00

休み/日曜