事業所紹介-キャトルウール(沼田町商工会)

犬と猫の“ゆるくてシュール”な焼き菓子。保護犬・保護猫への想いを込めたおやつ店

焼き菓子はクッキーやマドレーヌ、パウンドケーキの3種類を用意

 2025年12月に店主・小出裕子さんの自宅の一角を改装してオープンした「キャトルウール」は、犬や猫をモチーフにした愛らしい焼き菓子が主役のお菓子店です。ゆるくてシュールなキャラクターは、小出さんが描いたオリジナル。大人も思わず笑顔になる絶妙な表情は、オンリーワンの贈り物としても人気です。

 

 焼き菓子づくりで小出さんが大切にしているのは、体にやさしい素材選び。すべてのクッキー生地に、米麹から作った甘酒と発酵バターを使用しています。甘酒を加えた生地は割れにくく、素朴で滋味深い味わい。できる限り添加物を使わず、地元食材や体にやさしい素材を使うのも小出さんのこだわりです。おすすめは、「発酵ビスケットボックス」。塩麹などの発酵食品を使用して、体へのやさしさを追求しています。

 

 さらに、人だけでなく犬も一緒に楽しめるおやつづくりにも取り組んでいます。余計なものを加えず、人が食べても安心できる素材で作った犬用おやつや、砂糖不使用の犬用米粉シフォンケーキなども販売。愛犬と一緒に至福の“おやつの時間”を楽しめるとあって人気を集めています。また、土曜日限定で登場する生菓子も好評。ショーケースには、米粉を使ったシフォンケーキをはじめ、プリン、モンブラン、チーズケーキなど5~6種類が並び、焼き菓子とはまた違った美味しさが楽しめます。

 

 

「保護猫、保護犬の活動にこれからも貢献していきたいです」と小出さん

 小出さんがこの活動を始めたきっかけは、約16年前に保護犬を家族に迎えたこと。「保護犬・保護猫のために自分にできることをしたい」という思いと、幼い頃から好きだったお菓子づくりが結びつき、6年前にオンラインショップをスタートしました。その後、実店舗をオープンし、現在は売上の一部を保護犬・保護猫団体へ寄付しています。小出さんは、「売上金の一部を寄付したいという想いを、実店舗を持ったことでやっと実現することができました」とにこり。沼田町商工会では今後、ひろしま夢ぷらざやイベントなどへの出展、補助金申請などでサポートを行っていく予定です。

 

 営業日やイベント出展などの情報はInstagramで発信しています。その表情に一目ぼれしてしまう愛らしいクッキーたち。自分へのご褒美や贈り物にもぴったりです。

 

Instagramはこちら

 

●キャトルウール
住所/広島市安佐南区大塚西7-64-7
TEL/050-1124-9094
営業時間/11:00~17:00
営業日/木・金・土曜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事業所紹介-Lounge B books(祇園町商工会)

店主の「好き」が詰まった本棚。小説を中心に選び抜いた本と出合える独立系書店

「本との出合いを楽しんでください」と桐谷さん

 目当ての本を探しに訪れたつもりが、思いがけない一冊との出合いに心が躍る。そんな体験ができる本屋が、広島市安佐南区西原にあります。2023年12月にオープンした「Lounge B books」は新刊書籍専門の独立系書店。店内には、店主の桐谷明宗さんが選び抜いた本がずらりと並びます。

 

 近年、全国的に増えている独立系書店。大型書店のように幅広いジャンルを網羅するのではなく、店主の価値観や興味が反映された選書に特徴があります。同店もその一つですが、中でも珍しいのが小説を中心に据えていること。人文書やエッセイを主力とする店が多い中、棚のほとんどを文芸作品が占めています。その理由はとてもシンプルで、桐谷さん自身が小説好き。学生時代には一日一冊のペースで本を読むほどの読書家で、長年積み重ねてきた読書体験が現在の選書につながっています。

 

 本を選ぶ際に明確なルールはありません。むしろ「置かないもの」を決めることで、お店の輪郭をつくっています。雑誌やコミック、参考書などを除きながら、本当に届けたい本を選び抜いていく。その根底にあるのは、「読み物として面白いかどうか」。これまでに出合った数多くの本と向き合ってきた経験が、一冊一冊の選書に生かされています。

 

店内には桐谷さん選りすぐりの1冊が並びます

 店名の「Lounge B books」は、店主が敬愛する作家・小川洋子さんの短編『B談話室』に由来しています。実際に小川さん本人に会い、店名として使用する了承を得たというエピソードも。「小川さんの文章には、直接的な心情を描写しなくても、情景描写だけでそれを的確に伝えてくる凄みがあります。ぜひ読んでいただきたい作家さんです」と桐谷さんは話します。

 

 店内にはテーブルスペースもあり、月に一度ほど読書会を開催。参加者が同じ本を読み、それぞれの感想や解釈を語り合います。本を読む楽しさを誰かと共有できる場として親しまれています。「特別な場所ではなく、気軽に立ち寄れる本屋でありたい」と話す桐谷さん。ページをめくる楽しさや、本との偶然の出合いを大切にする同店は、地域の日常に寄り添う新しい“町の本屋”を目指しています。

 

●Lounge B books(ラウンジ ビー ブックス)
住所/広島市安佐南区西原1-8-16
TEL/082-909-2245
営業時間/12:00~18:30、土日曜・祝日は10:00~18:00
休み/火曜

HP/https://lounge-b-books.com

神辺町商工会が広島県知事へ「廉塾バラ」を贈呈(神辺町商工会)

神辺町商工会が県庁を訪問。地域で受け継ぐ廉塾バラの魅力と女性部の活動を紹介

横田県知事(中央右)へ廉塾バラを贈呈した神辺町商工会のみなさん

 神辺町商工会は6月5日(金)、広島県庁を訪問し、横田美香県知事へ「廉塾バラ」を贈呈しました。廉塾バラは、国特別史跡「廉塾ならびに菅茶山旧宅」に咲き続けてきたバラで、神辺町商工会女性部が保存・普及活動に取り組んでいます。

 

 当日は、世界バラ会議福山大会を契機に始まった活動の経緯や、これまでに累計2,000鉢以上の苗を育成してきたことなどを紹介。また、小学校との連携による花壇整備や苗の育成など、地域の子どもたちとともに廉塾バラを守り育てる取り組みについて報告しました。

 

 さらに、榊原会長は「ばらのまち福山」の魅力発信と、神辺町に残る歴史文化資産の継承を結びつけた活動であることも説明。県庁近くの頼山陽史跡資料館周辺にも廉塾バラが植栽されていることに触れながら、広島県ゆかりの歴史文化をつなぐ存在として、その価値を伝えました。

 

 知事は女性部の活動に熱心に耳を傾け、廉塾バラを通じた地域づくりや歴史文化の継承について理解を深められました。贈呈した廉塾バラは、今後知事室で管理される予定です。神辺町商工会では、女性部を中心にこれからも廉塾バラの保存・普及活動を通じて、地域の歴史や文化の魅力発信に取り組んでいきます。

 

●お問合せ 神辺町商工会 TEL/084-963-2001

小学生と育てる廉塾バラ花壇~地域資源を活かしたまちづくり~(神辺町商工会)

神辺町に根付く“廉塾バラ”を次世代へ。地域と学校が連携した花壇づくり

子どもたちは、地域の歴史や人とのつながりを学びならが、懸命に作業に取り組んでいました

 神辺町商工会女性部は、地域資源である「廉塾バラ」を活用したまちづくり活動に取り組んでいます。廉塾バラとは、国の特別史跡「廉塾ならびに菅茶山旧宅」に古くから自生していたバラで、中国原産の庚申薔薇の一種とされています。2021年に有識者によって廉塾敷地内で古木が確認され、神辺町唯一のバラとして地域で大切に育てられるようになりました。現在では「廉塾バラ」の愛称で親しまれ、神辺町の歴史や文化を伝える地域資源の一つとなっています。

 

 女性部では、2025年に開催された「世界バラ会議福山大会」を契機に、廉塾バラの魅力を広く発信する活動を本格化。その取り組みの一つとして、地元大型商業施設「フジグラン神辺」に廉塾バラ花壇を設置しました。多くの人が訪れる場所で地域の魅力を知ってもらおうと、女性部員を中心に花壇整備を進め、地域住民やボランティアの協力を得ながら草刈りや土づくり、植栽作業を重ねて完成させました。

 

 現在は、この花壇の維持管理を道上小学校バラ委員会の児童たちと協働で実施。毎月1回程度、児童たちとともに草取りや花がら摘み、支柱立てなどを行っています。子どもたちにとっては、地域の歴史や花に触れながら学ぶ貴重な機会となっており、商業施設という人目に触れる場所で活動することで、地域とのつながりや達成感も感じています。活動を続ける中で、「廉塾バラを初めて知った」「神辺町の歴史に興味を持った」といった声も寄せられました。また、小学生が主体的に花壇管理へ参加する姿は、地域ぐるみで花を育てる温かな雰囲気づくりにもつながっています。

 

 神辺町商工会女性部が目指すのは、単なる花壇整備にとどまらず、廉塾バラを通じて地域の歴史や文化、人と人とのつながりを育む活動。今後も学校や地域団体との連携を深めながら、「ばらのまち福山」の一翼を担う取り組みとして、廉塾バラの普及と地域活性化に取り組みます。

 

●お問合せ 神辺町商工会 TEL/084-963-2001

事業所紹介-KODAIRA式ペリネケアサロン広島・元気堂(祇園町商工会)

桑の葉茶と足つぼ、そして話題のペリネケア。体の内外から女性の健康を支えるサロン

代表の田中さん(左)と土橋さん(右)

 JR安芸長束駅前で18年にわたり健康づくりをサポートしている「元気堂」。健康茶や健康食品の販売を中心にスタートし、現在は足つぼや「KODAIRA式ペリネケア」といった施術を取り入れ、“内外両面からの健康サポート”を行うサロンとして、多くの女性から支持を集めています。

 

 創業当初からの主力商品は、オリジナルの桑の葉茶。桑の葉には、血糖値の上昇を抑える働きが期待される成分「DNJ(デオキシノジリマイシン)」が含まれており、元気堂では成分量を高めた独自商品も展開。「美味しくて続けやすい」と評判で、15年以上愛飲している利用者もいます。日常の水分補給として取り入れやすく、リピーターの多い人気商品です。

 

 また、体の外からも健康をサポートするため、約2年前から足つぼ施術を本格的にスタートしました。施術を担当するのは、中国式足つぼ療法士の資格を持つ土橋みさおさん。足裏の反射区を刺激しながら、体全体の状態を丁寧に確認していきます。「足を施術したのに肩が軽くなった」と驚く利用者も多く、足から全身へつながる体の変化を実感する人も少なくありません。土橋さんの施術スタイルは“寄り添い型”。痛みに敏感な人には力加減を調整しながら、その人に合った施術を行っています。個室空間でゆっくり話を聞きながら進めるため、「ここに来るとホッとする」という声も多いそう。土橋さんは「家族を優先して、自分のことを後回しにしている女性にこそ、自分を癒す時間を持ってほしい」と話します。

 

服の上から骨盤底筋や周辺の筋肉に刺激を与えてほぐす、唯一無二の施術です

 そして現在、特に力を入れているのが「KODAIRA式ペリネケア」です。ペリネとは骨盤底筋と呼ばれる筋肉のことで、膀胱や子宮などを支える重要な筋肉。加齢や出産、ホルモンバランスの変化によって機能が低下すると、尿漏れや頻尿、臓器の下垂感など、さまざまな不調につながることがあります。

 

 KODAIRA式ペリネケアでは、股関節や骨盤周辺の筋肉をオールハンドで丁寧にゆるめながら、骨盤底筋が本来の働きをしやすい状態へ導いていきます。直接骨盤底筋を刺激するのではなく、周辺の筋肉や土台から整える独自の施術法が特徴です。さらに、女性ホルモンの分泌を促すことも期待されており、「翌朝、肌や髪のツヤが違った」という声もあるほど。更年期世代の女性を中心に注目が高まっています。

 

 広島県内でKODAIRA式ペリネケアを受けられる店舗はまだ少なく、現在は県内2店舗のみ。全国でも約20店舗という希少な施術です。元気堂では、40代〜50代女性の不調改善やメンテナンスケアとして提案しており、「もっと早く知りたかった」という利用者の声も増えています。

 

↑体験会の詳細はこちらから

 6月7日(日)には、広島市文化交流会館(広島市中区加古町3-3)でKODAIRA式ペリネケアの考案者である小平先生を招いた「若返りKODAIRA式ペリネケア体験会」が開催されます。約30分の体験施術と説明を受けることができ、初めての人でも気軽に参加できます。「まずは体験してほしい」と代表の田中勲さん。体験は無料です。女性の体と向き合う新しいケアとして、これからますます注目を集めそうです。

 

体験会のお申し込みはこちらから

 

各種施術のご予約はこちらから

 

足つぼ・骨盤底筋サロン元気堂

(KODAIRA式ペリネケアサロン広島・元気堂)
住所/広島市安佐南区長束5-32-1 2F
TEL/082-209-0977
営業時間/10:00~18:00
休み/土日曜・祝日(第3土曜は営業)

事業所紹介-ランチ&デリ r.d.k kitchen+(沼田町商工会)

野菜たっぷりの豆皿お膳と養生スープ。心と体をやさしく整える“未病”ごはん

「前日までの予約でお弁当も承っています」と岡松さん

 広島市安佐南区伴東にある「ランチ&デリ r.d.k kitchen+」は、野菜をふんだんに使ったランチや総菜を通して、心と体を整える“やさしいごはん”を提供するお店です。コンセプトは「来たら元気になれる場所」。体に良いだけでなく、食事の時間そのものが楽しみになるような空間づくりを大切にしています。

 

 オーナーの岡松久美さんは、栄養士になるため短期大学に入学し、卒業後は同大学に調理実習の補佐として勤務。調理実習の準備や指導を担いながら、厳しい環境の中で技術や知識、段取り力を磨いてきました。その後、仕事と両立しながら管理栄養士の資格を取得。特別養護老人ホームでの栄養管理業務も経験し、食と健康に関する知識を深めています。

 

 現在の店舗は2022年にオープン。当初はサポートを受けながら店長として携わっていましたが、「自分の店として、この場所を続けていきたい」という想いが強まり、2025年8月に事業を譲り受けました。創業時には沼田町商工会が事業譲渡や創業計画、確定申告などをサポートしています。

 

 同店の看板メニューが、「豆皿お膳のお昼ごはん」(1,980円)。肉または魚を使ったメイン料理と9種類の野菜小鉢を並べた彩り豊かなランチは、旬の野菜の美味しさを実感させてくれるものばかり。和食をベースにした多彩なアレンジは、管理栄養士として経験を積んできた岡松さんだからできる業です。岡松さんが料理づくりで大切にしているのは、“制限”ではなく“整える”という考え方。我慢するのではなく、食事を心から楽しんでほしいという想いから、「健康食=薄味」というイメージをくつがえすしっかりとした味付けで、ボリューム感があるのも特徴です。

 

看板メニューの「豆皿お膳のお昼ごはん」。土日限定で「豆乳グリーンカレー」も登場します

 2026年3月には、月に1回、3〜4日間限定で新メニューの「養生スープランチ」(1,780円)が登場しました。根菜や香味野菜、旬の食材をじっくり煮込み、具材は細かく刻んだり、すりおろしたりすることで胃腸への負担にも配慮。生姜やネギ、スパイスなどを使ったやさしい味わいで、季節の変わり目を心地よく過ごせるよう工夫されています。ランチにはオリジナルブレンドの和草茶付。約10種類の和草を使ったお茶は、ほのかに甘いほっとする味わいです。「体をいたわってあげたいと思った時に食べてほしいメニューです」と岡松さんは微笑みます。

 

 白を基調とした店内は、実家のような居心地の良さが魅力。穏やかな岡松さんの人柄にも癒されます。「しんどい時に、ふっと思い出して来てもらえる場所になれたら」と岡松さん。疲れた時、元気が出ない時にふと思い出してしまうお店。それが「ランチ&デリ r.d.k kitchen+」です。

 

●ランチ&デリ r.d.k kitchen+(沼田町商工会)
住所/広島市安佐南区伴東7-35-4-2
TEL/070-8341-8482
営業時間/11:00~14:00(LO13:30)、総菜は~15:00(売切次第終了)
休み/不定休

事業所紹介-ダイナツーリスト株式会社(神辺町商工会)

“その人だけの旅”を形に。地域文化と人をつなぐオーダーメイド旅行会社

「大満足のプランをご提案します」と横澤さん

 神辺町を拠点に、国内外旅行のプランニング・手配を行う「ダイナツーリスト株式会社」。個人旅行から団体旅行、修学旅行などの教育旅行まで幅広く対応し、小学生から90代まで多様な世代の旅を支えています。

 

 同社最大の特徴は、既存プランを組み合わせるのではなく、一人ひとりの目的や価値観に合わせて“ゼロから旅を組み立てる”オーダーメイド型の提案です。代表取締役の横澤淳子さんは、20代から添乗員として旅行業界に携わってきたベテラン。長年の添乗経験や個人旅行を通じて、日本各地の隠れた名店や良質な温泉宿を自らの足で探してきました。単にチケットや宿泊先を手配するだけではなく、空き時間の過ごし方や移動ルート、食事場所まで細かく設計。「AIの時代だからこそ、その人にしか合わない行程を作りたい」と話します。

 

 旅行プランを作成する際には、行き先や予算だけでなく、「どんな時間を過ごしたいのか」を丁寧にヒアリング。企業研修では、その年の経営方針や人材育成テーマに合わせて視察先や内容を設計するなど、目的に応じた柔軟な提案を行っています。女性グループ向けの“美食旅”や、温泉好きに向けた泉質重視の旅など、嗜好に合わせた細やかな対応も強みです。

 

丁寧なヒアリングで理想の旅が叶います

 また近年は、神辺町や福山市、備後地域の文化や日常を体験できるインバウンド向け企画にも力を入れています。イギリス人夫婦を受け入れた際には、福山城や鞆の浦観光に加え、着物体験、生け花、抹茶体験、寺での精進料理などを組み込んだ特別プログラムを実施。地域の女性団体と連携した「バラの巻き寿司づくり」など、観光地を巡るだけではない“地域の暮らしに触れる旅”を提供しました。プラン作りには、商工会のネットワークも活かされています。

 

 今後は、地元事業者と連携した新たな体験型観光の企画も進行中です。デニムやバラ、備中神楽といった備後地域ならではの文化資源を生かし、「ここにしかない日本文化」を発信していきたいと考えています。「大手にはできない、地域に根差した旅を届けたい」と横澤さん。人と地域を丁寧につなぐ唯一無二の旅づくりに挑戦しています。

 

●ダイナツーリスト株式会社
住所/福山市神辺町十九軒屋300-5
TEL/084-979-8041
営業時間/10:00~18:00
休み/土日曜・祝日

事業所紹介-Rose防災(神辺町商工会)

地域の安全を支える女性消防設備士が活躍。防災を身近に伝える新たな挑戦も

「『福山の防災ならRose防災』と言われる存在になりたいです」と小原さん

 福山市で消防用設備の設計・施工・メンテナンスを手掛けている「Rose防災」。消防法に基づく設計・施工から、半年ごとに必要となる法令点検まで幅広く対応しています。飲食店や企業など、開業時に「消防用設備の知識がなく、何から始めればよいか分からない」という事業者に寄り添いながら、人命を守る使命感を胸に業務にあたっています。

 

 代表の小原順子さんは、5年ほど前に国家資格である消防設備士の資格を取得。消防設備士として20年以上の経験を持つ知人の仕事を手伝ったのを機に、この業界に足を踏み入れました。現場で目にしたのは、人命を守る仕事ならではの責任感と使命感。大きなやりがいを感じ、女性が少ないこの業界で独立することを決めました。

 

 2024年11月に開業届を提出し、2025年には消防設備士甲種を追加取得。さらに防火対象物点検資格者や防災士の資格も取りました。着々と準備を進め、お子さんが独立した2026年、本格的に事業を開始。消防設備だけでなく、災害時の備蓄や防災対策についても助言できる防災のエキスパートとして、その一歩を踏み出しています。

 

 同社の強みは、女性ならではのきめ細やかな対応。また、マンションの個室や女性更衣室など、女性スタッフの対応が求められる現場では安心感につながります。この業界はまだまだ女性消防設備士が非常に少ないのが現実。「女性が働きやすい環境づくりにも取り組んでいきたい」と、小原さんの意欲は止まりません。

 

小原さんが消防用設備の設計・施工を手掛けたドーム型テント倉庫

 また、消防設備に関する業務のほか、家庭向け防災啓発にも力を入れているという小原さん。なかでも家庭用消火器にはこだわりがあり、一般的な粉末タイプではなく、食品由来成分を使用した液体消火器を推奨しています。室内でも視界を遮りにくく、後片付けもしやすいといったメリットをもっと多くの人に知ってほしいと考えています。イベント出店などを活用し、防火を身近に感じてもらえる活動も続けています。

 

 5月24日には、「iti SETOUCHI(イチ セトウチ)」(福山市西町1-1-1)で開催される防災イベント「やってみよう防災」に参加予定。消火器や住宅用火災警報器、感震ブレーカーなどを展示し、体験型で防災を学べる機会を提供します。子ども向けの水消火器体験もあり、親子で楽しめる内容です。

 

 今後は、キッチンカー形式で消火器の展示・販売を行う構想も計画中。「防災を“特別なもの”ではなく、もっと日常に近い存在として広めていきたい」と小原さん。現場に強く、企業に寄り添える存在として、地域に根差した防災の新しい形を目指しています。

 

 

植物由来の安全な液体で消火する家庭用消火器

 神辺町商工会ではこうした目標に向けて、小原さんとともに成長戦略ロジックツリーを作成し、5つの課題を抽出。小原さんは課題を一つずつ克服しつつ、着実に実績を積み重ねています。

 

●Rose防災(ローズぼうさい)
住所/福山市西町1-1-1 エフピコRiM1階コワーキングスペースtovio内
TEL/082-963-7088

 

 

 

 

 

神辺町商工会の藤本経営指導員が国の検討会委員に就任(神辺町商工会)

小規模事業者の「稼ぐ力」強化に向け、現場の声を国へ発信

 神辺町商工会の藤本貴史経営指導員が、中小企業庁が設置する「小規模事業者の『稼ぐ力』の強化に向けた諸課題に関する検討会」の委員に、商工会を代表して就任しました。現場で培ってきた経営支援の知見をもとに、小規模事業者の現状や課題、支援のあり方について国に向けて発信していきます。

 

 同検討会は、物価高や人手不足など厳しい経営環境の中で、小規模事業者が持続的に発展していくための「稼ぐ力」の強化をテーマに議論を行うものです。広域経営指導員の創設や、プッシュ型の伴走支援体制の強化など、新たな支援制度の方向性について検討が進められています。

 

 第1回の検討会では、藤本氏がこれまでの支援事例についてプレゼンテーションを実施。地域の事業者に寄り添いながら課題解決を図ってきた実践的な取り組みを紹介し、現場視点からの意見を発信しました。今後も、日々の経営支援で得られたリアルな声を国の政策議論に反映させていく役割が期待されています。

 

 また、中小企業庁のホームページでは、藤本氏と、埼玉県商工会議所連合会の広域指導員である黒澤元国氏へのインタビュー動画も公開されています。黒澤広域指導員は、全国に先駆けて広域的な支援を埼玉県内で実施。動画では、新たな支援制度への期待や、経営計画策定の重要性、現場で求められる支援のあり方などについて、経営指導員の視点から語られています。

 

 こうした取り組みは、支援機関の支援力向上だけでなく、小規模事業者の経営課題解決や成長の後押しにもつながるものです。現場の知見を政策へとつなぐ今回の委員就任は、地域に根ざした経営支援の重要性を示す機会ともいえます。商工会では、今後も地域事業者に寄り添った伴走支援を通じて、経営力の向上と持続的な発展を支えていく考えです。


検討会の詳細はこちら

 

インタビュー動画の紹介ページはこちら

 

事業所紹介-株式会社KAD(沼田町商工会)

整備力と診断力で信頼を築く。車の困りごとに寄り添う地域密着の整備工場

「趣味であるメダカの販売もスタートさせる予定です」と槙原さん

 創業して4年。1年ほど前に現在の場所に移転した株式会社KADは、新車・中古車販売から整備、車検までを一貫して手がける自動車整備工場です。塗装は外注対応、生命・損保22社を取り扱う保険代理店と連携するなど、専門性を活かしたネットワークで、車に関する幅広いサービスをワンストップで提供しています。

 

 代表取締役である槙原健太さんが得意とするのが、異音やエンジンの不調など目に見えないトラブルの原因を探り当てる技術。こうした“見極める力”は、19歳から自動車業界に携わり続けてきた槙原さんがコツコツと積み重ねてきたものです。この整備力の高さを裏付けるように、現在の顧客のほとんどがリピーター。技術力に加え、一人ひとりの状況や予算に寄り添う丁寧なコミュニケーションも同社の魅力です。

 

 今年の5月で1周年を迎えるのを機に、現在は認証工場の取得に向けた準備を進めており、設備の導入も着々と進行中。正式なオープンにあわせてキャンペーンや情報発信を行い、地域での認知向上と新規顧客の獲得を目指しています。広報活動には、沼田町商工会の支援を受けて補助金の活用にもチャレンジする予定です。

 

 

移転から1年を機に、設備もどんどん充実しています

 「3年後、5年後には多くの人に選ばれる会社になれるように、これまで築いてきた信頼関係を大切にしながら、新たな顧客との出会いを広げていきたいですね」と槙原さん。確かな技術と誠実な対応を軸に、地域に根ざした整備事業者としての存在感を高めていきます。

 

 また、整備工場を営む傍ら、整備士が不足している工場や事業者を支援する出張整備も行っています。ご相談は電話にて受け付けています。お気軽にご相談ください。

 

●株式会社KAD(ケーエーディー)
住所/広島市安佐南区沼田町阿戸3352-1
TEL/082-839-2771
営業時間/10:00~18:00
休み/日曜日、祝日(予約があれば対応可能な場合もあり)

HP/https://www.big-advance.site/c/149/1742