事業所紹介-婦人科サロンimma(福山あしな商工会)

女性の悩みに寄り添い、足から整える婦人科サロン。生活スタイルから見直し体質改善を目指す

Mamiさんの足つぼはリラクゼーション目的ではなく、足裏にたまった老廃物を掻き出すような施術

 福山市新市町にある「婦人科サロンimma(イマ)」は、生理不順や生理痛、更年期トラブル、子宮筋腫、妊活など、女性特有の悩みに寄り添い、足裏からアプローチする体質改善サロンです。オーナーのMamiさんは長年化粧品販売に携わった後、フェイシャルサロンをオープン。顧客の様々な悩みを目の当たりにするうちに、もっと根本から改善できる方法の必要性を感じ、現在のスタイルにたどり着きました。

 

 施術は足裏の反射区を整え、全身の不調に働きかけるもの。まずは丁寧なカウンセリングで足の状態を確認し、その日の体調を把握します。「足には体の情報が集まっており、自分では気づいていない不調も現れます」とMamiさん。施術には「よもぎ蒸し」を取り入れ、体を温めた状態で足つぼを行うことでリラックス効果と改善効果を高めます。

 

 「体質改善ベーシックコース(100分/11,000円)」は、よもぎ蒸しorクレイ足湯、婦人科足つぼ、膝下のオイルマッサージ付き。ベーシックコースによもぎ蒸しとクレイ足湯の両方をプラスした「体質改善しっかり整えコース(120分/14,800円)や、クレイ足湯と足つぼのみの「リフレッシュコース(70分/9,800円)」など、ニーズに合わせた3つのコースが用意されています。クレイ足湯は登場したばかりの新メニュー。4種類のクレイ(粘土)を一人ひとりの症状に応じて組み合わせて使用します。

 

 

足つぼの前のよもぎ蒸し。冷えの改善や更年期トラブルの緩和、美肌など様々な効果が期待できます

 特に最初の3か月は2週間に1度の集中ケアがおすすめ。食事、生活習慣、姿勢や運動など、日常生活も一緒に整えていきながら、1年かけて体質改善を目指します。不調に自分自身で対応できるようになるための、「婦人科足つぼセルフケアレッスン(90分/25,800円)」も好評です。

 

 施術は、1日2組限定。女性の体と心に寄り添い、根本からの改善をサポートする「婦人科サロンimma」。即効性があり効果を実感しやすいのが、こちらの施術の特徴です。一緒に体質改善に取り組んでみませんか?ご予約やお問い合わせは、InstagramのDMからどうぞ。

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●imma(イマ)

住所/福山市新市町新市

営業時間/10:00~17:00

休み/日曜・祝日、ほか不定

神辺町商工会青年部が岐阜県で部員増強の成功事例を講演(神辺町商工会青年部)

年間26名の新規加入を実現したノウハウを紹介。他県青連からも注目集まる

講演を行う田中部長(左)と藤井元部長(右)

 神辺町商工会青年部の取り組みが、地域を超えて注目を集めています。7月25日、岐阜県商工会青年部連合会の主張発表大会に招かれ、部員増強の成功事例について講演を行いました。登壇したのは田中部長と藤井元部長。青年部自らが県外で発表するのは初めての試みで、昨年度、同会で講演を行った藤本経営指導員が依頼を受け実現しました。

 

 神辺町商工会青年部は令和5年度、26名の新規加入を実現し、全国大会でも表彰される成果を上げています。今回の講演では、その具体的な取り組みを紹介。加入候補をリストアップし、チーム制で楽しみながら増強活動に取り組んだこと、オリジナルのトークスクリプトを作成して勧誘を標準化したこと、本業と連携した入会促進の工夫など、多彩な手法を分かりやすく解説しました。さらに、青年部の卒業予定者のリストを共有し、将来的な危機感をメンバー全員で意識する取り組みも紹介されました。講演後に急遽、設けられた質疑応答の時間では、多くの質問が寄せられ、その関心の高さがうかがえました。

 

 「神辺での成功事例が他県の青年部にも役立つならうれしい。神辺だけの取り組みにせず、全国的に広げて盛り上げていきたい」と語る田中部長。昨年度は、奈良県商工会青年部連合会や函南町商工会青年部(静岡県)等が視察に訪れるなど注目を集めてきましたが、今回の岐阜県での講演は、県外への発信として大きな一歩となりました。今後も講演依頼があれば積極的に応じ、地域を越えて仲間の輪を広げていきたいと考えています。今年度も現在、6名の新入部員が加入しています。

 

 

●お問い合わせ 神辺町商工会 TEL084-963-2001

事業所紹介-巴堂ジェラート(祇園町商工会)

老舗菓子店の屋号を受け継ぎ、日常に寄り添う素材重視のクラフトジェラートを提供

家族で営むアットホームな雰囲気も魅力

 家族で営むアットホームなジェラート専門店「巴堂ジェラート」は、広島市安佐南区山本の住宅街にあります。特別な日でなくても、おいしいものを気軽に味わえるお店を目指して、2025年7月にオープンしました。

 

 店のルーツは1924年創業の老舗菓子店「巴堂」。17年前に一度廃業したものの、四代目となる本田拓也さんが屋号を受け継ぎ、新たにジェラート店として再興しました。本田さんは大学卒業後、東京の菓子店に勤務し、父の体調不良を理由に帰郷。その後、食材問屋で14年間勤めるなかでジェラート店の立ち上げに携わり、その魅力に魅了されました。ジェラート店の開業を決意してから約5年間の準備期間では全国30軒ほどのジェラート店を食べ歩き、さらにイタリアで1カ月間修業。各地で学んだ知識と技術を組み合わせ、独自のレシピを築き上げました。

 

 本田さんのジェラートづくりの特徴は、フレーバーごとにミルクや砂糖の配合を一から変える「クラフト」製法。例えば同じ桃でも、品種や糖度に合わせて配合を微調整し、素材の持ち味を最大限に引き出します。イタリア仕込みの製法を基本に、誰もが美味しいと感じる“なめらかさ”を重視しているのもこだわりです。

 

 

店内でイートインも可能です。写真はストラッチャテッラとイチゴミルクのダブル

 広島を代表する「砂谷牛乳」のミルクや廿日市にある「田原農園」のイチゴ、瀬戸田のレモンといった農家から直接仕入れるフルーツなど、食材も地元や旬にこだわったものを使用。地域特産の祇園パセリを使ったユニークなフレーバーもあります。添加物は極力使用しない、体に優しいジェラートが幅広い層の人気を集めています。

 

 店頭には常時12~15種類のジェラートが並び、定番から季節限定まで幅広く展開。旬を大切にしたラインナップで、訪れるたびに新しい味に出合えるのも魅力です。おすすめは、イタリアで定番のジェラート「ストラッチャテッラ」。マスカルポーネを使ったミルクジェラートにチョコを合わせた人気フレーバーで、チョコレートのパリパリ食感とマスカルポーネチーズの深いコクが楽しめる一品。ジェラートはカップのみで提供され、シングル480円から気軽に味わえます。

 

 素材本来の美味しさを感じさせてくれる、クラフトジェラート。日常にちょっとした幸せをもたらせてくれます。定休日やフレーバーなどの情報はInstagramをチェック。

 

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●巴堂ジェラート

住所/広島市安佐南区山本1-6-12

TEL/090-3556-6925

営業時間/12:00~20:00

休み/不定休

実践型講座「ニュースリリース作成から考える“逆算志向”の新企画の作り方・伝え方」参加者募集!(福山あしな商工会)

「伝える力」が事業を動かす! 中小企業のための広報×企画言語化講座

 福山あしな商工会は、9月11日(木)、10月7日(火)、12月2日(火)の3日間、実践型の講座「ニュースリリース作成から考える“逆算志向”の新企画の作り方・伝え方」を開催します。全3回の講座に加え、10月中旬から11月下旬には個別カウンセリングも用意された充実した内容で、新製品や新サービスを効果的に伝える実践的な情報発信の手法が身に付きます。

 

 講師は組織の成長をコミュニケーションの観点から支援する合同会社エトスアップ(所在地:広島県福山市、代表:蛭川万貴子)の代表・蛭川万貴子氏。蛭川氏は大手代理店に勤務し、約20年にわたって企業の広報活動支援に従事してきた人物。今回の講座は、ニュースリリースという“情報発信の基本ツール”を切り口に、新たな事業やサービスの企画立案から発信までを一貫して学べるプログラムです。

 

 単なる文章の書き方講座との違いは、「何を誰にどう伝えるべきか」といった情報設計の視点から丁寧に導く内容となっている点。第1回目では新規事業の情報整理を行い、ブラッシュアップ。第2回目には実際にニュースリリースを作成します。第3回目では、各事業所がニュースリリースを発表し今後のニュースリリース計画を考案。どの回も参加型のワークショップで、より実践的な手法が学べます。

 

 また、個別カウンセリングでは、ニュースリリースの添削や今後、ニュースリリースを行うタイミングなどをプロの目線でアドバイス。情報の整理から発信内容、発信方法、発信のタイミングまで、幅広い内容で各事業の新商品・新サービスをバックアップします。

 

 「構想はあるものの詳細を詰め切れず、新サービスを生み出せていない」「新製品を販売するための特徴や強みの整理が苦手」「新事業の販路開拓に向けて、どのように認知を獲得すればよいか分からない」といった悩みのある方、解決の糸口がきっと見つかるはずです。

 

 希望の方は下記のQRコードからお申込みいただくか、メール(f-ashina@hint.or.jp)に、参加者名、事業所名、所在地、業種、従業員数、電話番号、メールアドレスを記載してお送りください。申し込み受け付けは8月29日(金)まで。広報にも販促にも使える効果的なニュースリリースの作成ノウハウが学べる絶好の機会です。奮ってご参加ください。

 

お申込みはこちら

 

○ニュースリリース作成から考える“逆算志向”の新企画の作り方・伝え方

日時/第1回 2025年9月11日(木) 18:00~20:00

   第2回 2025年10月7日(火) 18:00~20:00

   個別カウンセリング 10月中旬から11月下旬で個別に日程調整

   第3回 2025年12月2日(火) 18:00~20:00

会場/福山あしな商工会本所 会議室(福山市新市町新市820-1)

対象/福山あしな商工会の支援対象エリア内に事業所がある方

参加費/無料

定員/12名 ※定員になり次第締切

申込締切/8月29日(金)

 

●お問合せ 福山あしな商工会 TEL:0847-52-4882

事業所紹介-合同会社Tau Up(沼田町商工会)

「ちょっとした困りごと」に寄り添える、介護保険外サービスで高齢者の暮らしをサポート

親身になって利用者さんの声に耳を傾ける岡本さん

 介護保険外サービスとは、介護保険制度ではカバーしきれない、暮らしの中での「ちょっとした困りごと」に対応する有料サービスです。例えば、通院や法事等の付き添い、ペットの世話、大掃除、見守りなど、制度上対象外となるケースも多く、近年ニーズが高まりつつあります。

 

 介護は、多くの方が直面するかもしれない出来事です。岡本さん自身も介護福祉士・ケアマネージャーの専門職でありながら、家族介護と仕事の両立に苦労しました。ケアマネージャーとして制度の限界を知ったからこそ、「ないなら自分で作ろう」と一念発起。2024年に「Tau Up(タウ アップ)」を立ち上げました。岡本さんはこれまで、高齢者施設、居宅介護支援事業所での勤務経験を重ね、実績も豊富。介護保険に詳しい専門家が介護保険外サービスを提供できることが、Tau Upの最大の強みです。

 

 大切にしているのは、利用者やその家族の生活を壊さないこと。本人の意向や生活習慣を尊重しながら、必要な支援を柔軟に提供し、介護する家族の生活全体をサポートしています。また、仕事と介護の両立に悩む子世代に対しても、介護保険の使い方や申請のタイミングに関するアドバイス、急な通院への対応などを通じて、介護離職の予防にも貢献しています。2025年秋頃には福祉車両を導入予定。車椅子に乗ったままの移動ができるようになるなど、サービスの充実にも努めています。

 

 

7月にはACPに関する講演も行いました

 また、岡本さんは「ACP(アドバンス・ケア・プランニング/人生会議)」の重要性にも注目。ACPとは、将来、病気や認知症などで自分の意思を伝えられなくなったときに備えて、どのような医療や介護を受けたいかを、本人が家族や医療・介護スタッフと事前に話し合い、共有しておく取り組みのこと。意識のあるうちに、人生の最終段階の希望を家族と共有しておくことで、後悔のない選択ができるからです。広島市や厚労省も推進するこの取り組みは、まだまだ認知度が低く、今後の啓発活動にも力を入れていきたいと考えています。

 

●合同会社Tau Up(タウアップ)

TEL/082-848-9177

営業時間/9:00~18:00

休み/不定休

祇園町商工会と広島経済大学が地域連携協定を締結(祇園町商工会)

防災、地域振興、人材育成など、様々な分野で商工会と大学が手を取り合い、地域の未来を共に創る

連携強化の重要性を改めて確認した祇園町商工会の岡本会長(左)と広島経済大学の石田学長(右)

 祇園町商工会は、地域経済の活性化と人材育成を目的に、広島経済大学と地域連携協定を締結しました。調印式は7月16日に行われ、両者の関係者が出席。今後の協力体制への強い決意を表明しました。

 

 本協定は、双方が持つ人的資源や知識、情報を共有・活用しながら、まちづくりや防災対策、人材育成、情報発信といった多分野での連携を通じて、地域の発展を目指すものです。特に注目されるのが、災害時の連携強化。広島経済大学が運営する地域FMを災害時の情報インフラとして活用できるように、平時からの商工会会員事業所とのネットワークを構築。商工会では、会員事業所に対して事業継続力強化計画(BCP)策定の支援を行い、災害時の早期復旧を図ります。

 

 さらに、地域FMでは同商工会の会員事業所が協賛する時報CMをスタート。地域住民に向けて地元企業の認知度向上を図る取り組みも始まりました。現在、5社からの申し込みがあり、うち3社はBCP策定にも意欲的。防災と企業のPRを両立させた先進的な試みとして注目されています。

 

 また、教育面でもインターンシップの受け入れ体制の強化が計画されています。祇園町商工会が会員企業の声を取りまとめ、大学と連携しながら、地域企業と学生のマッチングを推進。来年度以降、企業の受け入れ先を一件ずつ丁寧に開拓していく方針です。

 

 調印式で祇園町商工会の岡本会長は、「これは形式的な協定ではなく、地域と大学が一緒にまちをつくっていく第一歩です。学生が卒業後も地元で活躍できる環境づくりを共に進めたい」と話し、広島経済大学の石田学長も「少子化が進む中、地方大学には地域と共に歩む責任があります。この協定が全国のロールモデルとなるよう努めたい」と期待を寄せました。

 

 今後、教育・研究プロジェクトの推進や地域FMを通じた情報発信、災害時の連携強化、そして人材育成を柱とした多角的な連携が進められる予定です。地域と大学が手を取り合い、持続可能なまちづくりへの大きな一歩を踏み出しました。

 

●お問い合わせ 祇園町商工会 TEL 082-875-3476

 

事業所紹介-井上社会保険労務士・行政書士事務所(五日市商工会)

労務の不安に頼れる専門家 企業と人をつなぐ社労士の支援で快適な職場環境を

井上さんの話しやすい人柄も魅力。親身になって相談にのってくれます

 「労働時間の管理が複雑で大変」「就業規則が古いまま」「助成金の申請が難しい」——そんな悩みを抱える企業にとって、心強い存在が社会保険労務士。井上さんは、社会保険労務士、行政書士の資格を持ち、労使双方の立場に寄り添いながら、企業の健全な運営をサポートしています。

 

 業務は、雇用手続きや就業規則の作成・見直し、給与計算、各種助成金の申請代行など、多岐にわたります。特に労働関係は法改正や手続きが複雑で、知らず知らずのうちにリスクを抱えてしまう中小企業もあるとのこと。井上さんは企業に寄り添いながら、できる限り分かりやすく、丁寧で柔軟な支援を心がけています。また、助成金の活用についても、その企業に合わせた最適な制度を提案。たとえば、育児休業中の社員以外への手当補助を活用する制度など、企業が見落としがちな制度の掘り起こしにも力を入れています。複雑な工程や帳簿管理が求められる中、正確な手続きで申請の成功率を高めるサポートを行っています。

 

 労使交渉の場面でも、豊富な経験を活かした対応が可能です。前職では自動車学校に勤務。労働組合の委員長を務め、労働者と経営側の間に立って円滑な調整を行ってきました。その経験をもとに、粘り強く、かつお互いが納得できる解決策を導き出しています。

 

 顧問契約に限らず、単発の相談や手続き依頼にも対応しており、必要なときに必要なだけの支援が受けられるのも魅力です。常に最新の知識を備え、企業が安心して相談できる体制づくりを行っている井上さん。人に関する課題を総合的に支援する専門家として、社会保険労務士の存在は、地域企業の心強いパートナーとなっています。雇用保険、労災保険、社会保険などでお困りの際は、お電話かメールにてお気軽にご相談ください。

 

●井上社会保険労務士・行政書士事務所

住所/広島市佐伯区美鈴が丘西2-10-24

TEL/082-299-0320

営業時間/9:00~18:00

休み/土日曜・祝日

E-mail/gyosho-sr-office@inoue-gyousho-sharoushi.jp

 

事業所紹介-沖村直之税理士事務所(沼田町商工会)

地域に寄り添い半世紀。手書きの帳簿から最新のシステムまで幅広いニーズに対応

新しいソフトやシステムの導入にも積極的。こちらは、沖村さんが自身の画像をイラスト風に仕上げた一枚

 創業から約50年、地域に根ざした税務サービスを提供してきた「沖村直之税理士事務所」。高齢者や交通手段のない方、近くに税理士事務所がない方など、来所が難しい顧客に向け、訪問相談を行うなど「困ったときの頼れる存在」として、地域の事業者から信頼を集めてきました。

 

 同事務所の強みは、創業から登記・解散までワンストップで対応できる幅広いサービス。税務だけにとどまらず、身の上相談や、必要に応じて弁護士・司法書士など他士業と連携し、問題解決をサポート。手書き帳簿を使う顧客にも柔軟に対応し、昔ながらの方法と最新の会計システムの両立を図っています。

 

 クラウド会計にも強く、DX・ICTなどにも柔軟に対応。次世代の税務システム「ペポルインボイス」への準備も進行しています。「ペポルインボイス」とは国税局推奨の国際基準で、ベルギーの団体が開発した電子インボイスシステム。現在日本では、一部の大手企業だけで導入されていますが、これから主流になっていくシステムだと言われています。

 

 

沖村さんとスタッフのみなさん。「お客さまの幸せそうなお顔が大好きです。これからもお客さまにしっかりと寄り添い、事業の発展と繁栄の一助になればと思います」と沖村さん

 今後、こうした情報発信にも力を入れるため、Instagram、Facebook、YouTube、ホームページ、ブログなどで最新情報を届ける体制を整備中。沼田町商工会が主催するやセミナーや個別相談を活用しつつ、これからの若い世代の顧客にも寄り添います。

 

 半世紀の実績に甘んじることなく、地域の声に耳を傾け、日々進化を続ける同事務所。事業者に安心を届ける存在として、これからも地域に寄り添い続けます。まずはお気軽に無料相談からどうぞ。

 

●沖村直之税理士事務所

住所/広島市安佐南区大塚西4-14-23

TEL/082-848-2468

営業時間/8:30~17:30

休み/土日曜・祝日

事業所紹介-お食事処わか葉(尾道しまなみ商工会)

鮮度にこだわった瀬戸田ならではのメニューで観光客を魅了。ニーズに合わせて進化し続ける老舗和食処

名物の「穴天丼一本上げ」(2,300円)。丼からはみ出るアナゴはインパクト抜群。小鉢、漬物。味噌汁付き

 尾道市瀬戸田町にある「お食事処わか葉」は、昭和31年にうどん屋として創業して以来、時代の流れに寄り添い、寿司、洋食、和食と業態を変化させてきた老舗です。現在は、近海で獲れた新鮮なアナゴやタコを主役とするメニューを提供する和食処として愛されています。

 

 わか葉の看板メニューは、先代の板さんから受け継ぐアナゴ料理。アナゴの骨から丁寧に旨味を抽出した甘めの特製ダレを使った、アナゴ飯やアナゴ丼、アナゴ重を提供しています。メニューを提供し始めた約30年前はまだアナゴを丼にするのが珍しい時代。なかでも酢飯にアナゴの煮汁を加えた箱寿司は、瀬戸田出身の画伯・平山郁夫氏も愛した逸品です。また、鮮度が命のアナゴの刺身は、ファンの多い名物料理。新鮮だからこそできる、ここならではの味が堪能できます。

 

「洋食店時代のメニューも復刻予定です」と店主の山口さん

 もう一つの名物が地元漁師から直接仕入れる鮮度抜群のタコ料理。大ぶりのタコを一度冷凍し繊維を柔らかくしたうえで、タコ天やタコ飯で提供しています。特にタコ飯は、半日以上かけて甘辛く煮込んだタコをご飯にかける独特のスタイルで、「柔らかくて食べやすい」と好評。アナゴとタコ、どちらを食べるか迷ってしまうという人には、両方が一度に味わえる「特盛天丼」がおすすめです。また、予約制で会席コースも受け付けています。

 

 現在、昼夜ともに観光地色の強いメニューを提供していますが、「夜に家族で気軽に行けるお店が地域に少ない」という地元民の声を受けて、現在は地元の方のニーズに合わせたエビフライやから揚げ、ハンバーグといった洋食メニューの導入を検討しています。お客様の声に寄り添いながら進化を続ける老舗食事処の挑戦はまだまだ続きます。

 

●お食事処わか葉(尾道しまなみ商工会)

住所/尾道市瀬戸田町瀬戸田520-1

TEL/0845-27-0170

営業時間/11:00~LO14:30、17:00~LO19:00

休み/火曜(祝日の場合は営業)

HP/https://www.wakaba-onomichi.com/

事業所紹介-アグリート島時間(尾道しまなみ商工会)

瀬戸内の自然を満喫できる、菜園体験付き一棟貸し宿。ビーチを目の前に臨むロケーションも魅力

「これからも自分が楽しいと思えるものをどんどん提供していきたい」と根葉さん

 瀬戸内海に浮かぶ生口島、その自然豊かな地に2023年8月にオープンした「アグリート島時間」は、家族やグループで気兼ねなく利用できる一棟貸しの宿泊施設です。建物は4棟あり、間取りはロフト付きのワンルーム。キッチン、バス、トイレなどの設備も充実しており、短期滞在から長期滞在まで、幅広いニーズに応えます。また、目の前にサンセットビーチが広がる立地も魅力。ビーチまでは徒歩1分、海や星空、夕日を存分に堪能できる絶好のロケーションです。

 

 最大の特徴は、各棟に付属する専用の菜園。約12~13坪の畑では、季節ごとに旬の野菜が栽培され、収穫体験も可能です。 オーナーの根葉博文さんは、20年以上家庭菜園で野菜や果物を育ててきた経験者。現在は6反の畑で無農薬の米や柑橘、イチジク、アーモンド、杜仲茶を栽培しており、タイミングが合えば根葉さんの畑でも様々な作物の収穫を楽しむことができます。「農作業体験を通じて、訪れる人々にのんびりとした島時間を提供したいです」と根葉さんは話します。さらに、屋根付きバーベキュー場が7月中旬に完成。今後は移動式のピザ窯やサウナ小屋、お好み焼き体験小屋、薪での炊飯体験、展望台設置なども計画され、手作りでコツコツと進行中です。様々な体験を提供できる宿泊施設として進化を遂げています。

 

 

 

 

黒を基調としたスタイリッシュな外観。ビーチから望む夕焼けは絶景です

 今年3月まで40年間本屋を営み、地域のキーマン的存在として瀬戸田を盛り上げてきた根葉さん。これまで映画上映会や観光マップ作成、みかんの花見会などに携わってきました。「住んでいる自分たちが地域を面白くしなければ!一緒に楽しんでくれる仲間をこれからも増やしたいですね」と笑います。

 

 アグリート島時間の利用者は、退職後の長期滞在から家族旅行、若年層のワーケーション、外国人観光客と幅広く、様々なニーズに応えてくれる今注目の施設です。宿泊は大人4名まで、子どもも人数や年齢に応じて柔軟に対応してくれます。基本プランは平日2泊3日・大人2名で44,000円、繁忙期は55,000円。1泊利用は不可で、連続2泊以上の利用となります。予約はホームページの専用フォーム、または電話で受け付けています。

 

 「アグリート島時間」で、自然と寄り添い、心と体をリセットする島旅を体験してみませんか。

 

●アグリート島時間

住所/尾道市瀬戸田町垂水1501-1

TEL/0845-27-3033

営業時間/チェックイン15:00、チェックアウト10:00

HP/https://www.shimajikan.com/