商工会からのお知らせ
事業所紹介-株式会社竹内左官技工(広島安佐商工会)
伝統技術を未来へつなぐ左官職人。日本壁からアート、商品開発まで幅広く活躍
投稿日:2026.07.30

伝統技術を受け継ぎながら、新たな価値づくりにも挑戦する代表の三ツ塚基さん
広島市安佐北区で55年以上にわたり左官業を営む「竹内左官技工」は、日本の伝統技術を受け継ぎながら、新たな価値を生み出し続けている左官会社です。一般住宅をはじめ、神社仏閣や文化財、高級ホテルまで幅広い施工を手がけるほか、特殊左官やアート作品の制作、安全対策製品の開発など、左官の可能性を広げる挑戦を続けています。
代表を務める三ツ塚基さんは、小学生の頃から父の仕事に触れ、16歳で左官の道へ進みました。現在は約25年にわたり現場で経験を積み、父から受け継いだ技術を次世代へつなぐ役割も担っています。三ツ塚さんの大きな強みは、日本壁の施工技術。竹を組んで下地を作る竹小舞や、土の配合、乾燥の状態を見極めながら仕上げる土壁や漆喰など、長年の経験によって培われた高度な技術を継承。この技術を備えた職人は全国的にも希少で、若い世代にはほとんどいないといいます。また高い強度を誇る京都の壁と同等の強度を広島の土で実現した実績もあり、その高い技術力を証明しています。
一方、伝統を守るだけにとどまらないのも三ツ塚さんの魅力。現代建築やデザイン性の高い空間にも対応し、伝統技術と新しい素材・工法を融合させた意匠左官にも積極的に取り組んでいます。宿泊施設や文化施設、商業施設など、人々が集うさまざまな空間で施工を手がけ、一つとして同じものがない壁や空間を生み出しています。星野リゾートでは、地域の風景をモチーフにした壁面を施工するなど、その土地ならではの価値を表現しました。
「技術だけでは仕事は続きません。所作や掃除まで含めて左官の仕事です」と話す三ツ塚さん。現場では挨拶や身だしなみ、丁寧な言葉遣いを徹底し、施工後は壁だけでなく足元や周囲まで来た時以上に美しく整えて現場を後にします。そうした誠実な姿勢も、多くの信頼を集める理由の一つです。

左官の技術と感性から生まれるアート作品。一つとして同じものはありません
また、左官職人としての感性を生かしたアーティストとしても活動。作品はフランス・カンヌのホテルへの展示をはじめ海外でも高い評価を受け、今後はパリでの個展や横浜赤レンガ倉庫での展示も予定しています。その他にも、現場で起こる攪拌機への巻き込み事故を防ぐため、安全カバー「チルマーデ」を開発。職人だからこそ気づく課題を形にした特許取得製品は、大手ゼネコンでも採用されるなど高い信頼を得ています。現在は新たな商品の開発も進めており、左官業界の安全性向上にも貢献しています。
伝統技術を守るだけではなく、新しい素材やアート、安全製品の開発、さらにはインバウンド向け左官体験の企画にも挑戦する竹内左官技工。受け継いできた技術を礎に、新たな価値を生み出しながら、左官という仕事の可能性を切り拓いています。
なお、三ツ塚さんの活動が、8月3日(月)13時台放送のNHK「列島ニュース」のコーナー「列島ニュースアップ」で紹介される予定です。こちらもぜひ、ご覧ください。
●株式会社竹内左官技工
住所/広島市安佐北区安佐町鈴張1788-2
TEL/082-562-2029
営業時間/8:00~17:00
定休日/不定休
事業所紹介-なおしや(広島東商工会)
もう一度着られる一着へ。高い技術と発想力で思い出の服をよみがえらせる洋服のお直し店
投稿日:2026.07.27

「捨てる前に一度相談してほしい」と話す店主の三宅栄子さん。一人ひとりの思いに耳を傾けながら、最適なお直しやリメイクを提案しています
「お気に入りだから、もう一度着たい」「大切な人から譲り受けた服を手放したくない」。
そんなお客様の思いに寄り添い、一着一着に新たな命を吹き込んでいるのが、広島市東区にある「なおしや」です。洋服や着物のお直し、リメイクを手掛ける同店は、他店では断られることも多いダウン製品の修理を得意とし、その高い技術を求めて県内外から多くの依頼が寄せられています。
店主の三宅栄子さんが洋裁に携わってきたのは20歳の頃から。洋裁学校で学んだ後、販売店や洋裁店などで経験を積み、自宅での独立やお直し専門店での勤務を経て現在の店舗を構えました。50年以上にわたり洋裁に携わり、お直しやリメイクの実務経験は約45年。豊富な経験に裏打ちされた確かな技術と、自由な発想力が三宅さんの大きな強みです。
三宅さんが大切にしているのは、「修理」ではなく「もう一度着たくなる一着」へと生まれ変わらせること。依頼者の話を丁寧に聞き、「どんな思いがあるのか」「これからどう着たいのか」をくみ取りながら、その服に最もふさわしい方法を提案しています。特に人気なのがダウンジャケットやダウンコートの修理です。破れや焦げ穴、猫の引っかき傷などさまざまな傷みに対応し、ポケットの内側などから共布を取り出して補修することで、できるだけ目立たない仕上がりを実現しています。また、レザーを組み合わせてデザイン性を高めたり、傷みの大きなコートをロングベストへリメイクしたりと、服の魅力をさらに引き出す提案も得意です。

ダウン製品の修理や洋服・着物のリメイクなど幅広く手掛ける「なおしや」。思い出の一着をよみがえらせたいと、多くの人が訪れます
リメイクの内容は実に多彩。着物を洋服へ、ワンピースをスカートやロングベストへ、レザーコートをバッグへと姿を変えるほか、思い出のウエディングドレスを子ども用のドレスへ作り替えたこともあります。後ろファスナーの位置を生かしたデザイン変更や、レースを組み合わせたサイズ調整など、一着ごとに異なる条件に合わせて最適な方法を考えるため、同じ仕事はほとんどありません。
日常のお直しにも幅広く対応しています。学生服の穴あき補修や裾上げ、ウエスト調整、パジャマの修繕など、暮らしに身近な依頼も数多く手掛けています。より高度な修復技術である「かけつぎ」にも対応しており、レザーやニットなど特殊素材の修理も可能です。
「技術も必要ですが、一番大切なのはアイデア」と話す三宅さん。難しい修理ほど職人魂に火が付き、少しでも納得できなければ何度でもやり直すという妥協のない姿勢が、多くの信頼につながっています。思い出が詰まった一着を、これからも長く着続けられるように——。なおしやは、服だけでなく、その一着に込められた大切な記憶も一緒に未来へとつないでいます。
●なおしや
住所/広島市東区中山東3-1-2
TEL/082-289-0805
営業時間/12:00~19:00
定休日/水曜、第1・第3木曜
事業所紹介-鮎の里公園 高瀬の湯(備北商工会)
温泉やキャンプとともに山の恵みを満喫。天然鮎を生かした新名物づくりに挑戦
投稿日:2026.07.23

「うるかはレストランでも味わえるほか、売店でもご購入いただけます。日本酒との相性抜群です」と支配人の岡吉伸樹さん
庄原市口和町の豊かな自然に囲まれた「鮎の里公園 高瀬の湯」は、源泉かけ流しの温泉や宿泊施設、キャンプ場、レストランを備えた複合施設。手つかずの山々や清流・西城川を望むロケーションの中、四季折々の自然を満喫することができます。宿泊施設は本館・新館の和室に加え、キャンプ場のログハウスやバンガローなど種類も豊富。満天の星空や初夏のホタル観賞など、この土地ならではの自然体験も魅力です。
2022年にオープンしたキャンプ場は、電源付きのオートサイトと自然を満喫できるフリーサイトを備え、初心者から本格派まで幅広いキャンパーに人気のスポット。遊び尽くした体を癒せる温泉や、飲み物、軽食を販売する売店が施設内にあるのも好評です。また、レストランでは、西城川で獲れた天然鮎の塩焼きをはじめ、庄原市口和町産のそば粉を使った手打ちそばやブランド豚「霧里ポーク」、比婆牛など地元食材を使った料理を提供。山里ならではの豊かな味覚を求めて、多くの人が訪れています。
近年は施設の新たな魅力づくりとして、西城川の天然鮎を活用したオリジナル商品の開発にも力を入れています。きっかけは、サイズなどの理由で商品化できない鮎を有効活用したいという思いと、地域で受け継がれてきた鮎加工の技術を次世代へつなぎたいという願い。試作を重ねながら商品化を実現しました。現在販売している「鮎のうるか」は、一般的な内臓を使ったものに加え、白子と魚卵を使ったもの、身だけを使ったものの3種類を用意。なかでも白子や魚卵、身を使った「うるか」は珍しく、県内でも希少な一品です。さらに、塩焼きにした鮎を数日間熟成させ、骨まで食べられるほどやわらかく仕上げた「熟成塩焼き」をはじめ、一夜干し、丸干し、骨せんべい、おつまみなど、鮎を余すことなく活用した商品を続々と開発。素材を無駄なく使い切るだけでなく、鮎の新たな魅力や楽しみ方を提案する商品として注目を集めています。

山々を間近に望むキャンプ場。温水が出る炊事場や清潔なトイレなど施設も充実しています
今後は、南部せんべいにうるかをのせた「うるかせんべい」など新たな食べ方も提案しながら、鮎やうるかを「広島の新名物」として県内外へ発信していく考えです。備北商工会では、商談会への参加や販路開拓などを支援し、地域資源を生かした新商品の展開を後押ししています。
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●鮎の里公園 高瀬の湯
住所/庄原市口和町永田1641-1
TEL/0824-89-2244
営業時間/入浴10:30~19:00、レストラン11:00~14:00
休み/火曜(祝日の場合は営業)
事業所紹介-居酒屋 ふー。と へー。(五日市商工会)
熊本直送の馬刺しや熱々の陶板焼きが自慢。気軽に立ち寄れる大人の隠れ家
投稿日:2026.07.22

「お酒を一杯だけ飲みたいという時にも、気軽にお越しください」と話す店主の清水康平さん
2026年4月、五日市のコイン通り沿いにオープンした「居酒屋 ふー。と へー。」。熊本直送の馬刺しや炭火焼き、陶板焼きなどを楽しめる、落ち着いた雰囲気の居酒屋です。店名の「ふー。と へー。」は、who(誰か)と店主の「こうへい」からつけられたもので、店主のこうへい(へー)さんが、「目の前に座った『誰か』(=あなた)」を大切に、心を込めてもてなすという意味が込められています。初めて訪れた人でも友人の家に来たかのような、温かさと安心感を与えてくれる一軒です。
看板メニューは、独自のルートで仕入れる新鮮な馬刺し。九州の甘口醤油で味わう本場ならではのおいしさが楽しめます。馬刺しのユッケは、お酒にもご飯にも合う一品。そのほか、七輪でじっくりと焼き上げた炭火焼きなど、多彩な料理が揃います。シメには、おむすびやお茶漬け、焼き飯などのご飯ものも充実。その日の仕入れに合わせた約10種類のおすすめメニューも人気です。
店内は、4人掛けテーブル2卓とカウンター4席のこぢんまりとした空間。大衆居酒屋とはひと味違う落ち着いた雰囲気で、一人2,000円程度から利用できる気軽さも魅力です。店主とお客様との距離も近く、初めてでも自然と会話が弾む、居心地の良さが早くも常連客の心をつかんでいます。

ヒロツクの子持ち昆布が入った「だし巻き玉子」(500円)
店主の清水康平さんは、飲食店でのアルバイトを通して「人が楽しそうに過ごす姿を見ることが好き」と感じ、いつか自分の店を持つことを目標にしてきました。料理人との出会いをきっかけに念願の夢を実現。「ここで過ごす時間がお客様にとっても、自分にとっても、一日の疲れを癒やす楽しい時間になればうれしいです」と笑顔で話します。
仕事帰りや友人との食事、一人飲みまで、気軽に立ち寄れる一軒として幅広く利用できます。今後は、五日市商工会が主催する交流会への参加などを通じて地域とのつながりを広げていく予定です。
「居酒屋 ふー。と へー。」のInstagramはこちら
●居酒屋 ふー。と へー。
住所/広島市佐伯区五日市4-18-20 大浜ビル3F
TEL/082-909-9213
営業時間/18:00~23:00
休み/火曜日、水曜日、ほか不定休
神辺町商工会青年部の活動が評価。井原放送で新コーナー開始(神辺町商工会)
高校生との連携や地域イベントなど継続的な取り組みが実を結ぶ。青年部員の魅力を伝える新たな情報発信が始動
投稿日:2026.07.21

キャンピングカーの中から自社商品を紹介する近藤さん。撮影は終始和やかな雰囲気で行われました
神辺町商工会青年部が長年取り組んできた地域密着活動が評価され、岡山県のケーブルテレビ局・井原放送の報道番組内で、青年部員の事業所を紹介する新コーナー「Meetsかんなべ」がスタートしました。
きっかけは、これまでの青年部活動を知った井原放送の担当者からの出演依頼。「こんな面白い活動をする青年部員なら、部員も個性豊かで面白いはず」とコーナー出演の打診がありました。コーナー名も、青年部の活動を象徴する冊子「Meetsかんなべ」にちなんで、同じく「Meetsかんなべ」と名付けられました。
青年部のコーナーは毎月第2火曜、18時からスタートする報道番組内の約5分間。事業所のPRだけでなく、経営者の人柄や仕事への思いなど、それぞれの魅力をありのままに伝える内容となっています。出演者が自由に発信できる構成となっているため、取材を受ける側も自然体で臨めるのが特徴です。今後は1~3年をかけ、20~30社の青年部員の事業所を紹介していく予定です。

「このご縁が青年部の知名度アップにつながっていくことを願っています」と近藤部長
第1回放送では、青年部長で株式会社近藤の近藤康夫さんが出演。キャンピングカーの内装製作をはじめとする事業内容や従業員募集について紹介し、自社の魅力を発信しました。近藤部長は、「高校生との連携事業や地域イベントなど、その時々に地域のためにできることを積み重ねてきました。活動を始めた当初は、その意義を理解していただくまで時間がかかることもありましたが、継続することで地域とのつながりが深まり、新たな相談や協力につながるようになりました。今回の放送をきっかけに青年部や部員の事業所を多くの方に知っていただき、地域とのつながりをさらに広げていきたいです」と話します。
地域に根差した活動を地道に続けてきた神辺町商工会青年部。その積み重ねが新たな情報発信の機会へとつながっています。今回の放送を弾みに、地域と事業者を結ぶ取り組みは今後さらに広がっていきそうです。
●お問合せ 神辺町商工会 TEL/084-963-2001
事業所紹介-有限会社フルスイ(安芸津町商工会)
全国で評価された安芸津の牡蠣。きれいな海域と徹底した品質管理で、安全・安心のおいしさを届ける
投稿日:2026.07.17

関東から九州まで出荷されるむき身牡蠣
東広島市で唯一海に面する安芸津町。穏やかな三津湾では牡蠣の養殖が盛んに行われています。なかでも安芸津の海域は、生食用として出荷できるほど水質が良く、厳しい基準が求められるEUへの輸出にも対応できる品質の高さが強みです。
この恵まれた海で牡蠣の養殖・加工を行っているのが、有限会社フルスイです。平成4年頃に創業し、現在は3代目の古川史長さんが代表を務めています。主に殻付き牡蠣とむき身を取り扱い、市場やスーパーへ卸売。生食用を中心に、関東から九州まで幅広い地域に出荷しています。同社の牡蠣は、商社を通じてEUにも輸出。EU向けの商品は、水揚げ後の時間管理など厳格なルールに沿って運用し、衛生管理や温度管理を徹底しています。

2025年は生食用部門で最高金賞、2026年はカキフライ部門でグランプリを受賞
その品質は全国でも高く評価され、全国の牡蠣生産者が東京・豊洲市場に集まり日本一おいしい牡蠣を競う「全国牡蠣-1グランプリ」では、2025年に生食の部・マガキ(カルチ式)部門で最高金賞を受賞。さらに2026年には、加工の部・カキフライ部門でグランプリに輝きました。古川さんは「うちの牡蠣というより、安芸津の牡蠣が評価されたのだと思います」と話します。
現在は、夏場の販売強化に向けた設備の充実にも取り組んでいます。安芸津町商工会の支援を受け、広島県の計画的経営改善応援補助金を活用し、冷却装置の導入を計画。品質管理がより難しくなる夏場にも、安定した商品を届けられる体制づくりを進めています。
安芸津のきれいな海で育ち、確かな管理のもとで届けられるフルスイの牡蠣。全国、そして海外へと広がる評価は、地域の海が育むおいしさと、それを守り続ける生産者の日々の積み重ねを物語っています。
●有限会社フルスイ
住所/東広島市安芸津町木谷91-27
TEL/0846-45-3599
営業時間/7:00~16:00
休み/日曜
事業所紹介-有限会社川本ストアー(安芸津町商工会)
地域の「困った」に寄り添って50年以上。細やかなサービスで愛され続ける町のスーパー
投稿日:2026.07.16

笑顔で地域の暮らしを支える川本洋一さん
大型スーパーやネット通販の普及により、地域の小売店が減少する中、東広島市安芸津町で50年以上にわたって地域の暮らしを支え続けるスーパーがあります。「川本ストアー」は、一人ひとりの要望に丁寧に応える地域密着型のサービスで長年愛されてきました。
店内には、生鮮食品や日用品をはじめ、暮らしに必要な商品がずらり。鮮魚は毎朝、瀬戸内海で水揚げされた魚を丸ごと仕入れ、お客さまの要望に応じて三枚おろしや刺身などに加工するサービスが好評。精肉は「峠下牛」など、地域のブランド肉を取り扱うほか、新鮮なうちに真空パック&冷凍しておいしさと鮮度を保った利便性の高い商品も並びます。惣菜も人気で、おからや煮物、ポテトサラダなどの副菜から、ハンバーグ、南蛮漬けといったメイン料理まで揃い、どこか懐かしい手作りの味が食卓を彩ります。
同店が大切にしているのは、お客様の要望にできる限り応えようとする姿勢。店頭にない商品の取り寄せや配達にも柔軟に対応し、お客さまの声に耳を傾けながら、一人ひとりの暮らしに寄り添ってきました。5年ほど前からは移動販売もスタート。現在は町内約120カ所を巡回し、買い物が難しい高齢者や運転免許を返納した人たちへ、新鮮な食材や日用品を届けています。

瀬戸内海産を中心に、新鮮な魚介が並ぶ鮮魚売り場。要望に応じた加工にも対応しています
「地域のみなさんにとって、いつでも気軽に利用できる店でありたい」と話す代表取締役社長の川本洋一さん。手作りの温かさや対面ならではの細やかなサービスはそのままに、真空・冷凍技術を活用した新たな商品づくりや品揃えの充実にも取り組んでいます。
また、安芸津町商工会の支援を受けて業務改善助成金を活用し、セミセルフレジを導入。レジ周りをスリム化することで、お客さまの利便性向上と業務の効率化を図りました。これからも時代に合わせて進化しながら、地域に寄り添う町のスーパーとして歩み続けます。
●有限会社川本ストアー
住所/東広島市安芸津町三津4246
TEL/0846-45-0369
営業時間/8:00~18:30
定休日/日曜日
事業所紹介-本庄水産(安芸津町商工会)
選別と見た目の美しさにこだわった特別な一粒を。ブランド牡蠣「かき小町」も手がける牡蠣養殖業者
投稿日:2026.07.15

「受け取った時に感動してもらえる商品を届けたい」と話す3代目の林広明さん
東広島市安芸津町で約60年にわたり牡蠣養殖を営む「本庄水産」。海苔養殖や漁業などを手がけたことから始まり、時代のニーズに合わせて牡蠣養殖へと事業を転換しました。現在は3代目の林広明さんが受け継ぎ、生牡蠣や冷凍牡蠣、カキフライ、牡蠣飯などを販売しています。
同社では、広島県が開発したブランド牡蠣「かき小町」と一般的な広島県産牡蠣を養殖しています。かき小町は肉厚で大粒、豊かな風味が特徴で、多くの牡蠣ファンから人気を集めるブランド牡蠣です。林さんが特に力を入れているのは、牡蠣そのものの出来栄えだけでなく、洗浄や選別、箱詰めなど商品価値を高める工程。自然の影響を受ける牡蠣養殖では味や身入りを人の手だけで左右することは難しいからこそ、自分たちが工夫できる部分に徹底して向き合っています。洗浄や殻付き牡蠣の選別は手作業と機械を組み合わせ、一つひとつ丁寧に確認。見た目の美しさや箱を開けた瞬間のインパクトにもこだわり、厳選した上質な牡蠣を届け続けています。

一粒一粒を丁寧に選別し、品質にも見た目にもこだわっています
こうした品質向上を支えているのが設備投資です。安芸津町商工会の支援を受け、業務改善助成金を活用して重量選別機を導入。従来は手作業で行っていた重量選別の正確性と作業効率が大きく向上しました。さらに現在は、計画的経営改善応援補助金を活用した通販サイトの整備にも取り組んでおり、商品の魅力をより多くの人へ届ける仕組みづくりを進めています。今年11月には商工会の支援を受け、東京ビッグサイトで開催される「地方銀行フードセレクション」にも出展予定。新たな販路開拓にも意欲を見せています。
「大切にしているのは、商品を受け取った時の驚きや感動」と話す林さん。細やかな気配りと新たな挑戦を重ねながら、本庄水産はこれからも広島の牡蠣の魅力を全国へ届けていきます。
●本庄水産
住所/東広島市安芸津町三津5789-44
TEL/0846-45-4914
営業時間/7:00~16:00
休み/日曜
「北広の匠」第2回認定式を開催(北広島町商工会)
「人」と「技」を地域ブランドに。新たに10団体を認定し、北広島町の魅力を発信
投稿日:2026.07.14

「北広衆」の認定証を受け取る「手仕事もえぎ庵」代表の桑原洋介さん
北広島町商工会、一般社団法人北広島町まちづくり会社はなえーる、一般社団法人北広島町観光協会は6月23日、北広島町まちづくりセンターで「北広の匠」第2回認定式を開催しました。地域に根差した優れた技術や理念を持つ事業者を「北広衆」(ほっこうしゅう)として認定し、その中でも特に優れた事業者を「北広衆(粋)」(ほっこうしゅう すい)として認定するもので、今回は新たに10団体を「北広衆」として認定。このうち5団体が「北広衆(粋)」に選ばれ、それぞれに認定証が手渡されました。
「北広の匠」は、北広島町で受け継がれてきた優れた技術や新たな価値を創造する挑戦に光を当て、「人」と「技」を地域ブランドとして発信する取り組みです。これまで町の魅力として発信してきた豊かな自然に加え、地域で活躍する事業者や職人、その技術や想いに着目することで、北広島町ならではの魅力を広く伝え、ブランド価値の向上や地域産業の活性化につなげることを目的としています。

「北広の匠」第2回認定式で認定を受けた「北広衆」「北広衆(粋)」の認定者と関係者のみなさん
認定式では、主催者を代表して一般社団法人はなえーる代表の箕野博司氏があいさつし、「北広島町の本当の財産は、この町で技術を磨き、地域に根差して仕事に向き合う『人』と、その人が受け継ぎ育んできた『技』にある」と話しました。また、第1回認定で得られた経験を踏まえ、第2回では制度の原点である「人」と「技」により焦点を当てた認定制度へと磨き上げたことを紹介。「認定者とともに北広島町の魅力を積極的に発信し、地域のブランド価値向上につなげていく」と力強く語りました。
今後は認定者と3団体が連携し、それぞれの技術や商品・サービスだけでなく、その背景にある想いや物語も含めて発信することで、「人」と「技」を軸とした北広島町ならではのブランドづくりを進めていきます。
今回の認定された事業者は北広島町商工会のHPで紹介されています。
神辺町商工会女性部が道上小学校で「デニムで作る廉塾バラコサージュ講習会」を開催(神辺町商工会)
地域資源を学びながらオリジナルコサージュ作りに挑戦。児童の笑顔あふれる放課後学習に
投稿日:2026.07.13

神辺町商工会女性部が講師となり、児童や保護者たちに作り方を伝えました
神辺町商工会女性部は7月2日、福山市立道上小学校の放課後わくわく教室で「デニムで作る廉塾バラコサージュ講習会」を開催しました。道上小学校では今年度から地域資源を活用した放課後学習をスタートさせ、同講習会は全15講座の一つとして実施されたもの。福山市の地場産業であるデニムと、女性部が普及活動に取り組む「廉塾バラ」を組み合わせた体験講座で、児童と保護者合わせて34人が参加しました。
講習会では、あらかじめ用意されたデニム生地を一枚一枚貼り合わせながら、廉塾バラをイメージしたコサージュ作りに挑戦。神辺町商工会女性部員が各テーブルを回りながら丁寧に作り方を教え、児童たちは少しずつ形になっていくバラを楽しみながら制作を進めました。完成後は互いの作品を見せ合い、「めちゃくちゃ楽しかった。どんなバラになるのかわくわくしながら作れました」「上手にできたのでお家の人に自慢できそう」「思ったより簡単にできた!」と大興奮。道上小学校の本岡寛校長は、「廉塾バラとデニムという福山市の伝統を組み合わせるという発想は学校では思いつきません。まさにこういう講座を求めていました。コサージュのセンスも素晴らしく、一番人気の講座になりました」と地域と連携した学びを高く評価しました。

完成したコサージュを手に、みんな笑顔。それぞれ個性あふれる作品が完成しました
これまで、花びらの重ね方や布端の処理などを検討・工夫し、コサージュを完成させた神辺町商工会女性部。今回は、講座がスムーズに進むよう材料や道具をセットにしたキットも準備しました。川上陽子部長も「それぞれ個性のあるかわいいコサージュが完成してよかった」と嬉しそうに話します。
神辺町商工会女性部は、廉塾バラ花壇の整備や普及活動などを継続しており、今回の講習会もその取り組みの一環。地域資源や地域文化に親しむ機会を通じて、次世代へ廉塾バラの魅力を伝える新たな活動となりました。
●お問合せ 神辺町商工会 TEL/084-963-2001



