事業所紹介-株式会社佐伯宝飾(五日市商工会)

[宝飾の卸の経験を活かし、修理やリメイクにも対応。カープ承認のスマホケースにも注目!]

個性豊かな商品がずらり

 結婚指輪を中心とした宝石の卸、金・プラチナの買取などを行っている株式会社佐伯宝飾。宮島街道沿いにある店舗を目にしたことがある人も多いかもしれません。結婚指輪はシンプルで永く愛用できるデザインのものを中心に取り扱っています。

 

 卸のほか、指輪やネックレスの修理・リメイクにも対応。「古い指輪の石を活かした今風の指輪を作りたい」「ネックレスのチェーンを変えたい」など、イメージにぴったりのアクセサリーにリメイクすることも可能です。また、金・プラチナ、ブランド時計の買取も好評。家で眠っているものがあれば、ぜひ一度ご相談ください。

 

 近年、人気を集めているのがカープ承認、アンドロイド専用のスマホケース。オリジナルデザインが約200種類もあり、選ぶのに困るほどの品揃えです。和柄、カジュアル、シックなど、幅広いバリエーションの中からお気に入りがきっと見つかります。

 

 「これまでカープ承認のスマホケースはiPhone専用が充実していて、アンドロイド専用がほとんどありませんでした。アンドロイド専用のスマホケースを発売すると、待ちに待ったファンたちの間で話題となり、弊社の人気商品に。種類が多いのでリピーターの方にも喜んでいただいています」と代表取締役社長の佐伯浩二さん。毎年、新デザインが登場し、その年のキャッチフレーズが入ったものは、その年にしか購入できないレアアイテムです。

 

 今年からついにiPhone専用スマホケースの販売もスタート。現在100種類が用意され、徐々に種類を増やしていく予定です。スマホケースはネットでも購入できます。

 

佐伯宝飾のHPはこちら

 

ワンカラー(オフなし)5,000円~。オフありは+1,000円

 2年前にはネイルサロン「結Nail」を併設。手書きアートを得意とするネイリストが丁寧に仕上げるネイルが好評です。持ち込みデザインも可能なので、お気軽にご相談ください。また、ペディグラスの資格もあり、巻き爪補正にも対応してくれます。予約は電話のほかLINE(@977gaask)やホットペッパービューティでも可能です。キッズスペースもあり子ども連れでも安心して訪れることができるサロン。プライベート空間でゆったりと過ごせます。

 

 今後はHPやSNSを活用した情報発信を強化したい同社。五日市商工会のサポートを受けて、専門家派遣制度なども活用したいと考えています。

 

○株式会社佐伯宝飾

住所/広島市佐伯区藤垂園2-1

TEL/082-925-0829

営業時間/9:00~17:00

休み/土日曜・祝日

 

○結nail

住所/広島市佐伯区藤垂園2-1

TEL/082-921-5900(予約制)

営業時間/9:30~16:00

休み/日曜・祝日

「ふるまい! WAIWAIマルシェの日」に行こう!(尾道しまなみ商工会)

[体験型の催しがてんこ盛り。尾道しまなみの魅力がいっぱいのマルシェに出掛けよう!]

 8月27日(土)、尾道しまなみ商工会主催のイベント「ふるまい! WAIWAIマルシェの日」が開催されます。このイベントは新型コロナウイルス感染症の影響で地域内の消費が落ち込む中、withコロナ・afterコロナを見据えて地域活性化を図るために同商工会が企画しました。イベントを通して地域内に人を呼び込み賑わいを取り戻すのと同時に、事業者にとっては新たな販路開拓や販売促進にも繋がると期待しています。

 

 イベントでは7時からスタートする「みんなで!楽しく!ラジオ体操!」を皮切りに、8時から尾道しまなみ地域の特産品の購入や体験もできる「ワイワイマルシェ」、「チョークで楽しいラクガキしよう」、「eスポーツ大会」など、楽しいイベントが目白押し。eスポーツ大会では大人気ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」の1対1のトーナメント戦を実施。上位3名には商品も用意されています。参加者は小学生16名、中学生16名の合計32名。先着順になりますので、参加希望の方は早めの受付(8時~)を!

 

 10時からは地元の人気鮮魚居酒屋「せいちゃんち」の料理が無料で振る舞われる嬉しいサービスもあります。ラジオ体操後に整理券が配られるのでぜひゲットしてください。

 

 楽しくて美味しい向島のマルシェ。夏の思い出づくりに、ご家族、友達同士、カップルでぜひお越しください。

 

●お問合せ 尾道しまなみ商工会 TEL 0848-44-3005

事業所紹介-喫茶ZAKURO(広島東商工会)

[広島東商工会の魅力的な事業所紹介するシリーズ「VIVA SOHO」。第1弾はレトロ喫茶]

個性豊かなご夫婦が迎えてくれるアットホームな雰囲気も魅力

 昭和33年に建てられた昭和感漂うレトロな建物。ここは前久保忍さんとナタリィさんが夫婦で営む喫茶店。地元の新鮮な野菜をふんだんに使った体に優しい家庭料理やスイーツが楽しめます。

 

 コロナ禍でテイクアウト専門店として営業してきましたが、3月からランチの提供を再開しました。週に一度、水曜日(11時45分から)に提供されるランチは10食限定。メインに副菜6品、汁物、ごはんがセットになったバランスの良さが魅力です。毎日味わえる「みそチキンカツ定食」は555円という手ごろさで人気。また、テイクアウトも継続中で、お弁当は店内で味わうことも可能です。

 

 おすすめは米粉のシフォンケーキ(250円~)。プレーン、ココア、マールブル、きな粉など10種類以上のラインナップから、店頭には2種類が登場。甘さ控えめでさっぱりと味わえるケーキは、ふんわりとした食感で口どけが良くいくらでも食べられる美味しさです。夏季限定で味わえるボリューム満点の抹茶フロート(650円)もぜひ。

 

 土曜、日曜には「土日だけモーニング」や満月の夜にだけ定食屋としてオープンする「満月食堂」、朝6時までコーヒーとケーキが楽しめる「深夜コーヒー」、缶詰だけでお酒を愉しむ「缶だけナイト」など、独創的でユニークなオリジナルイベントも続々開催。7月23日(土)には、ジャンボ亭小いわさんを招いた落語会も開催します。イベントの日程や詳細はインスタグラムで「喫茶ざくろ」を検索。

 

野菜たっぷりで彩豊かなお弁当(800円)

 広島県が撮影の舞台となったアカデミー賞受賞映画「ドライブ・マイ・カー」の出演者やスタッフのロケ弁当を提供した同店。映画ファンも注目の一軒です。

 

 同店は広島東商工会のサポートを受けて、「広島市チャレンジ応援事業」を申請。助成金を活用して、トイレの改修を行う予定です。

 

○喫茶ZAKURO

住所/広島市安芸区矢野西5-7-17

TEL/082-888-8597

営業時間/8:00~15:00

休み/月火曜

事業所紹介-木工作家 亀井一夫さん(沼田町商工会)

[最高級木材「アフリカンマホガニー」を使用したハイクオリティな木工品を日々の暮らしに]

亀井さんは令和4年度広島県産材製品開発支援事業の、ヒノキや杉など広島県材を使用した作品づくりにも取り組んでいます

 15年ほど前から木工や革などを使ったマルチクリエーターとして活躍する亀井一夫さん。ニューヨークなど世界的に活躍する芸術家、古賀賢治氏のもとで経験を積み、デザイナーのコシノジュンコ氏ともダブルネームで作品を手掛けるなど、第一線で活躍しています。

 

 約15名のクリエーターたちと新ブランド「LIFE」を立ち上げ、専属契約作家として様々な作品を生み出している亀井さん。今では目にすることも多くなった木製スマホケースのパイオニアで、デザイン性、機能性、遊び心が伝わる作品は、多くのファンの心を掴んで離しません。素材は木のダイヤモンドとも称されるアフリカンマホガニーを使用。特筆すべきはその質感。無塗装ながらその肌触りはなめらかで、木本来の触り心地を感じられる繊細さ。丁寧に手作業で研磨し、仕上げは布で丹念に磨くハブで仕上げています。また、誤差は0.2mm以下という精密さも魅力のひとつ。手間暇かけた職人技が光る逸品です。

 

数々のメディアにも取り上げられた楽器のような音になる不思議な木製スピーカー「ROCA」

 最新作はスマホ音源の音質を劇的に上げる木製スピーカー。スマホを置くだけで、生演奏のようにハイクオリティな音を楽しむことができる優れものです。音質の良さを求めて内部容積や反響、共感予測にこだわり試行錯誤すること5年。亀井さんはこのためだけに音響学まで学びました。スピーカーがから流れる音は、ノイズをほとんど感じることがない柔らかな音質。誰もがその違いに驚くはずです。この作品は「2021年広島県web美術展」で工芸部門の特選に選ばれています。

 

 そのほか、大人が本気になる積み木やコアラのマーチ専用ケースなど、遊び心あふれるアイテムも豊富。高い技術と遊び心が融合した「LIFE」の作品たち。日々の暮らしに本物の逸品を取り入れてみませんか? アイテムは専属契約先の総販売元「株式会社Sweet D」のHPから購入可能です。

 

HPはこちら

 

 亀井さんはこれからの展開について、商工会を活用し異業種の職人さんや作家さんとのマッチングによる新作づくりにも取り組んでいきたいと話してくれました。亀井さんの感性が光る新しい作品にも期待が高まります。

 

○株式会社Sweet D

住所/広島市安佐南区西原9-4-21

TEL/082-836-3636

「みよし感じる ななまち」創刊!(三次広域商工会)

[11事業所の魅力的な商品やサービスを紹介。デジタルコンテンツともリンク]

 三次広域商工会が会員事業所の魅力的な商品やサービスを紹介する冊子「みよし感じる ななまち」を創刊しました。この冊子は令和3年度伴走型小規模事業者支援事業の一環で制作されたもので、合計11店舗が掲載されています。

 

 冊子では、各店舗の紹介や看板商品、サービスなどを写真付きで掲載。商品の魅力だけでなく、作り手の想いやこだわりが伝わるように工夫しました。その一つが動画との連携。各店舗の紹介ページにQRコードをつけ、同商工会のYouTubeチャンネル「ななまちチャンネル」にリンク。店主が商品や地域への想いを語るなど、映像でさらに詳しくお店の魅力を発信しています。

 

 冊子は三次市内の道の駅や宿泊施設、観光施設などで配布中。見かけた時には、ぜひ手に取ってご覧ください。

 

 「この冊子を機に地域で埋もれてしまっているお店や逸品を広く知ってもらい、商談等の販促ツールとしても活用してほしい」と担当した貞近経営指導員。今後は年に1度ペースで発刊予定。今年度は令和5年の完成を目指して、第2弾の制作に取り掛かります。

 

●お問合せ 三次広域商工会 TEL 0824-44-3141

事業所紹介-花笑カフェ(三次広域商工会)

[宿屋だった趣ある古民家を改装した和カフェ。地元食材をふんだんに使ったランチが人気]

この日の週替わりランチは、メインが棒棒鶏。小鉢、サラダ、汁物、ご飯付

 「花笑カフェ」は、宿屋だった古民家を当時の趣を残しつつ改装した和カフェ。週替わりのランチ(880円)や地元産の山芋を使ったとろろ丼(550円)店主の鳥井実香さんが以前暮らしていた徳島県のご当地メニュー「半田そうめん」(550円)、自家製スイーツなどが楽しめます。

 

 手作りの週替わりランチには地元産の野菜をふんだんに使用。見た目にも楽しめる彩りの良さとバランスの良さ、そしてボリュームが魅力。メインは自家製の鶏のハムやハンバーグ、鶏のトマト煮、豚の生姜焼きなどバラエティ豊かなメニューが登場します。

 

 店主の鳥井さんはここ三次市吉舎町安田の出身。徳島県の大学に進学してからは、ずっと徳島県で暮らしていました。転機が訪れたのは2019年。お店のすぐ裏にある安田小学校の廃校が決まったことでした。「小学校が廃校すると聞いて居ても立っても居られない気持ちになりました。地元を寂しい場所にしたくない。自分にできることを考えた時、コミュニティと賑わいを作ることができるカフェをしようと思ったんです」と鳥井さん。お店を開こうとUターンした矢先、新型コロナウイルスが蔓延し開店は遅れましたが、その間もマルシェを開催するなどして、賑わいづくりに貢献してきました。

 

名物店主の鳥井さんに会いに訪れてみませんか

 2022年3月、念願の「花笑カフェ」をオープン。地元の人が気軽に訪れることができる場所になっています。メニューも少しずつ増え、自家製のチョコレートケーキ(コーヒーとセットで660円)が楽しめるようになったほか、赤いクリームソーダ(550円)などのオリジナルメニューも登場。7月からはかき氷もスタート予定です。

 

 「ここをコミュニティの拠点として、地域を元気にする起爆剤にしていきたい!プチ教室や各種イベント企画も考えています。みなさまからのご提案も受け付けてまーす!!」と鳥井さんの勢いは増すばかり。訪れるだけで元気になる、そんなカフェがここにあります。

 

○花笑カフェ(はなえむカフェ)

住所/三次市吉舎町安田1709-1

TEL/090-3220-8736

営業時間/11:00~17:00

休み/水曜、火曜・木曜は不定休

事業所紹介-株式会社なちゅbio(三次広域商工会)

[農薬を使わずに栽培した新鮮なケールを、収穫をすぐに加工。香り風味引き立つ青汁を]

「クラフトビール、ご期待ください!」と岡田さん

 岡田アントニールイスさんが、三次市の地域おこし協力隊を卒業後、奥さまと二人で立ち上げた農業法人「なちゅbio」。自社で栽培したケール100%の青汁など、6次産業を展開しています。

 

 岡田さんはもともと広島市内でIT企業を経営。HPなどの制作を行っていましたが、もっと自由に情報発信したいという思いから、三次市の地域おこし協力隊に応募しました。定住対策や情報発信を担当する中で出合ったのが、三次市の魅力のひとつである農業。「情報発信という仕事は成果が分かりにくかったり、結果が出るまでに時間がかかったりします。それに比べて農業は、目に見えてすぐに結果が分かる。そこに面白さを感じました」と岡田さん。現在は、同じく地域おこし協力隊で農業を担当していた奥さまと力を合わせ、青汁やドレッシングなどを製造・販売しています。

 

 

 

 自社で栽培している野菜は、約30種類。主力のケールは無農薬で栽培し、全国的にも珍しいケール100%の青汁として販売しています。収穫してから10以内に加工されるケールは、その新鮮さがウリでフレッシュな香りやうま味、風味が抜群。栄養価も高く、優しい甘味があるのが特徴です。ワンストップで製造・販売できるため、価格も手頃で健康管理に取り入れたくなる一品です。

 

ケール青汁(2160円/140g)、ドレッシング(475円/120ml)

 自家製のタマネギとニンニクをベースにしたドレッシングも人気。奥さまのお兄さんが元ホテルシェフだったこともあり、レシピを依頼。タマネギ本来の甘さを感じさせる手間暇かけたドレッシングは、サラダはもちろん、マリネやカルパッチョなどの料理にもぴったりです。

 

 秋には、ブドウ、もち麦、はぶ草茶など、地元の食材を副原料にしたクラフトビールの販売もスタート予定。現在は設備機器が揃い、製造を開始するのを待つばかりです。「将来的にはクラフトビールを主役にした飲食店がオープンできたら嬉しい」と岡田さん。

 

 岡田さんの思いはただひとつ、「ここでお世話になった人たちに恩返しがしたい」。新しいビジネスモデルを進めていくと同時に、農業、加工品などの研修、体験も積極的に受け入れています。三次市一帯の活性化に向けて、その歩みを一歩一歩進めています。

 

 なちゅbioの商品は「トレッタ三次」など、三次市内の産直市で購入できるほか、オンラインショップでも購入可能です。興味のある方はぜひ一度お試しください。

 

なちゅbioのHPはこちら

 

○株式会社なちゅbio

住所/三次市吉舎町海田原917

TEL/050-5359-2459

営業時間/9:00~17:00