事業所紹介-増田屋(備北商工会)

[「ヒバゴンネギ」ならではの風味と香りを感じる新商品。ネギキムチが誕生]

新鮮なネギを使ったネギキムチ(400円)

 広島県の特産でもある「ヒバゴンネギ」は、庄原市西城町で栽培されているブランドネギです。土耕栽培ならではの力強い風味と香りが特徴で、青ネギの中でも特に品質の高いものだけが「ヒバゴンネギ」として出荷されています。

 

 その「ヒバゴンネギ」を使った新しい商品が誕生しました。手がけたのは西城町でネギ農家を営む宮本雅幸さん。コロナ禍で飲食店でのニーズが低下する中、新商品開発で新たな顧客の開拓に乗り出しました。完成したのは韓国ではメジャーなネギのキムチ。庄原市にある人気の韓国料理店「とらぢ」の店主監修のもと、日本人の口に合わせたオリジナルキムチが完成。通常使用するニンニクは、ネギの風味が弱くなってしまうため使用せず、代わりにショウガをアクセントとしてプラス。辛さの中にネギの風味とうま味を感じられる一品です。完成したキムチは1週間ほど寝かせて熟成。味なじみの良いマイルドな仕上がりになりました。

 

 ネギキムチや「ヒバゴンネギ」、猪肉などを販売する製造販売所もオープン。430日(日)には、オープニングイベントも開催します。イベントではネギキムチや「ヒバゴンネギ」のほか、猪肉バラ肉も30パック限定で販売。猪肉は宮本さんが狩猟した肉を庄原市の「ジビエ工房」で食肉処理して販売します。また、イベントでは「とらぢ」や比和町の「大阪たこ焼きこなもん庄原店」が「ヒバゴンネギ」を使ったメニューを販売。ネギ好きにはたまらない一日になりそうです。

 

 

新たに完成した製造販売所と狩猟免許も持つ宮本さん

 製造販売所には庄原市創業サポート補助金を活用。備北商工会が申請のサポートを行いました。その他、SNS発信、パッケージデザインの専門家派遣やテストマーケティングなどを行い、1年に渡って新商品の開発を支援しています。

 

 製造販売所は日曜日の10時から17時のみのオープン。ネギキムチは「道の駅たかの」やファミリーマートAコープ西城店でも購入できます。また、猪肉の入荷情報やネギキムチを使ったアレンジメニューなどはインスタグラムで発信中。下のQRコードからチェックできます。

 

増田屋のインスタグラムはこちら

 

土耕栽培ならではの力強い風味と香りが魅力

 西城町の特産「ヒバゴンネギ」の新しい美味しさを追求した新商品。ぜひ一度ご賞味ください。

 

○増田屋

住所/庄原市西城町八鳥566-1

営業時間/10:0017:00

日曜のみの営業

中小企業景況調査(令和5年1月~3月期)の結果を公表します

 中小企業景況調査とは

 全国の商工会、商工会議所、中小企業団体中央会の3団体が、管内の中小企業を対象に4半期ごとに実施する調査です。調査は経営指導員による訪問面接方式で、全国約18,840社の社の調査データを(独)中小企業基盤整備機構で集約、分析し、中小企業施策立案等の基礎資料として活用しています。  

 広島県商工会地域では14商工会、231社を対象に実施。商工会地域における景気動向推移をみるための参考資料として、ご活用ください。

 

令和5年4月公表

 1.(広島県/商工会地域) 調査報告書

  02.第171回 中小企業景況調査報告書 広島県版告書」(PDF)

 

 

 ----- 参考資料:全国版の調査報告書 -----

 2.(全国/3団体総合)  (独)中小企業基盤整備機構(HPリンク)                                           

 


 【問合せ先】
 1. 広島県商工会連合会 東部支所 電話084-960-3107
 2.(独)中小企業基盤整備機構 総合情報戦略課 電話03-5470-1521

 

広島県商工会連合会 東部支所

事業所紹介‐Sweets factory and(神辺町商工会)

[地域に愛されるスイーツ&ベーカリーショップ。厳選した素材を使った旬の味をお届け]

「一つひとつ想いを込めてお作りしています」とケーキ担当の平山さん

 野山に囲まれた静かな場所にある一軒のスイーツ店。「Sweets factory and」は、厳選したこだわりの食材を使ったケーキやパンを提供するお店です。

 

 素材には、岡山県笠岡市にある采女ファームの「うぬめもみじたまご」、岡山県産の小麦粉、近隣の農家から仕入れるフルーツ、自家栽培のサツマイモなどを使用。新鮮な食材を使ったスイーツは、優しい甘さで素材の風味を存分に感じさせてくれます。

 

 看板スイーツはふわふわのブッセ生地に自家製の餡とミルク風味の生クリームをサンドした「このはのほっぺ」。愛らしいパッケージで、お土産にも喜ばれています。また、神辺町ならではの食材を使ったご当地スイーツも用意。福山市神辺町の地酒「天寶一」の酒粕を使ったチーズケーキはほどよい酸味と甘みの中に、ほのかな酒粕の風味を感じる一品です。

 

 ショーケースには常時約18種類のケーキが並び、ラスクやクッキーなどの焼き菓子も揃えています。また、毎日食べられるものも提供したいという思いから、国産小麦を使ったパンも販売。ふんわり、もっちり食感が楽しめる、愛らしい「くまねこ食パン」など、約15種類が並びます。

 

 要予約でお祝いケーキのオーダーも可能。5月頃からは「一升パン」の販売も開始予定です。今後は、神辺町の特産品を使った新商品の開発にも取り組んでいきたいと意欲的。どんな新商品が誕生するのか、今から楽しみです。その日のケーキやおすすめ、新商品などはインスタグラムで情報発信しています。アカウント名「sweet_factory_and」で検索!

 

ショーケースにはカラフルで愛らしいケーキがずらり(原材料高騰により令和5年4月1日より価格改定実施)

 神辺町商工会では、事業計画書の作成サポートなどで創業を支援しました。

 

○Sweets factory and(スイーツ ファクトリー アンド)

住所/福山市神辺町東中条18-4

TEL/084-967-1000

営業時間/11:00~18:00

休み/水木曜、ほか不定

 

事業所紹介-そば処 松蕎庵(安芸太田町商工会)

[職人気質の店主が最高の食材で作る絶品そば。ドライブがてら訪れたい一軒]

店主の松本眞一さんと奥様の節子さん

 中国自動車道戸河内ICのすぐ近く。一軒の古民家を4年がかりで改装したそば処があります。本当にいいものを厳選して作るそばは、そば好きたちをうならせ、休日になると遠方からも多くの人が訪れます。

 

 店主の松本さんが趣味でそば打ちを始めたのは今から約10年前のこと。奥深いそばづくりの世界に魅了され、「本当に美味しいそばを作りたい!」とその味を追求。手打ちそばの元祖と言われる横浜市の「一茶庵」で修行し、念願のお店をオープンしました。

 

 そばは国産のそば粉を石臼で製粉。挽きたての粉を使った打ち立て、上げたての新鮮なそばが自慢です。また、つゆに使う鰹節は枕崎産本枯節の2年物、昆布は利尻の1等級。一流の素材を使って丁寧に取った出汁は、風味を香りも他店と一線を画します。

 

 おすすめは並せいろ、そば豆腐、そば稲荷、そば搔き吸い物、デザートがセットになったそばづくしの「そば御膳」(1,500円)。そばへの愛とこだわりが伝わる看板メニューです。また、季節に合わせて登場する変わりそばもこちらの特徴。49日までは桜の花びらで色づけしたさくらそばを提供。そのほか、秋には柚子そば、けしそば、茶そばなど、県内ではなかなかお目にかかれない、珍しいそばに出合えます。田舎そばも登場予定です。

 

そばの魅力が存分に堪能できる「そば御膳」(1,500円)

 多彩なそばを提供できるのは、幅広い知識と技術があればこそ。そばの仕上がりに納得がいかない日は提供しないこともあると言います。最高級の食材と職人技で作る絶品の手打ちそば。食べてみたくありませんか?

 

 安芸太田町商工会は令和4年度伴走型小規模事業者支援推進事業により、9事業所のショート動画を制作しました。「そば処 松蕎庵」も安芸太田町商工会公式YouTubeチャンネルで紹介されています。ぜひご覧ください。

 

安芸太田町商工会公式YouTubeチャンネルはこちら

 

○そば処 松蕎庵(そばどころ しょうきあん)

住所/山県郡安芸太田町上殿2112

TEL080-9502-8245

営業時間/11:0015:00LO14:30

休み/水木金曜

HPhttps://www.shokian.net/

「ちいさなお店のおおきな仕事」プロジェクト第2弾が公開!(江田島市商工会)

[島でがんばる事業者の魅力を全国に向けて発信。動画と冊子で事業者の魅力に迫る]

事業者の誠実な人柄にも触れられる一冊です

 「島でがんばる事業者を応援」をコンセプトに、20223月から「ちいさなお店のおおきな仕事」プロジェクトに取り組んでいる江田島市商工会。会員事業者のPR動画や小冊子の作成を行い、全国に向けたPRを行っています。

 

 2023年3月には第2弾となる「ちいさなお店の大きな仕事2023」が完成しました。島の特産品である牡蠣の養殖業者や明治から続く歴史ある料亭旅館、市外からも人気が高い豆腐店など5事業所が登場。事業者自らがお店や施設の魅力を語るスタイルで、3分ほどの動画にその魅力がぎゅっと凝縮されています。

 

 また、事業者の想いや新しい取り組みなどについてインタビューした小冊子も作成。江田島市内の各港や出演事業者の店舗、施設で配布しています。

 

 見れば行きたくなる素敵な動画の数々をぜひ一度ご覧ください。

 

坪希旅館の紹介動画はこちら

 

Hawk Nest Family Villageの紹介動画はこちら

 

長田製菓舗の紹介動画はこちら

 

寺本水産の紹介動画はこちら

 

徳永豆腐店の紹介動画はこちら

 

●お問合せ 江田島市商工会 TEL 0823-42-0168

事業所紹介-Re Bone(神辺町商工会)

[3月16日オープン!キャンプ好きのオーナーシェフが手掛けるバラエティ豊かな洋食を]

訪れたら絶対に味わいたい牛タンステーキ

 ステーキなどの鉄板料理やキャンプ飯など、バラエティ豊かな洋食が味わえるお店が316日に福山市神辺町にオープンしました。キャンプ好きのオーナー自らが手掛けた店内には、人口芝を引いたフロアにキャンプイスを配したアウトドアテイストの空間もあり、遊び心いっぱいです。

 

 ここを訪れたらぜひ味わってほしいのが牛タンステーキ(1,078円)。オーナーシェフの西岡さんが「利益なし!」と言い切るボリューム満点の一品。柔らかくてジューシーな牛タンは、肉のうま味や風味がダイレクトに伝わる塩でシンプルに味わうのがおすすめです。

 

 また、おおぶりな「とりのからあげ」(935円)も看板メニューのひとつ。醤油ベースの秘伝のタレに一晩漬け込んで下味をつけ、ひとつひとつ丁寧に成形した鶏肉を、米粉と片栗粉をブレンドした粉をつけて揚げたオリジナル。表面はカリッカリ、中からあふれ出る肉汁がたまりません。そのほか、食べごたえ抜群の餅、まろやかな酸味がアクセントになる紅ショウガ、ネギを半熟卵で包み込んだ「もちとんぺい焼(825円)」など、鉄板料理、サラダ、ピッツァ、パスタなど約50種類以上のメニューが揃います。

 

 キャンプの達人・西岡さんのキャンプ愛溢れるキャンプ飯も用意。ホットリボーンサンドやカマンベールベーコンなど、気軽にキャンプ気分が楽しめるのもうれしいところ。キャンプのやり方や道具などの質問にも気軽に応えてくれます。

 

キャンプ気分が楽しめる空間も楽しい!

 神辺町商工会では、オープンに向けて資金調達などの面でサポートを行いました。今後は広報支援など知名度アップのための取り組みについても支援を行っていく予定です。

 

 お一人さまから団体まで幅広く利用できる使い勝手の良いお店です。「今後はイベントの企画やコース料理なども提供していきたい」と西岡さん。キャンプ好きな方、興味のある方、そうでない方も満足すること間違いなしの一軒です。

 

Re Bone(リボーン)

住所/福山市神辺町湯野304-1

TEL084-966-3905

営業時間/17:0024:00LO23:00

休み/水曜

青年部が地元高校生に地元を想う川柳を募集(神辺町商工会)

[250作品の中から6作品を選出。地元について考える、想いを馳せるきっかけに]

神辺高校の体育館で行われた授賞式の様子

 神辺町商工会青年部がまちづくり委員会の活動の一環として、神辺高校の全校生徒に神辺町にちなんだ川柳の募集を行いました。集まったのは約250作品。神辺愛にあふれる作品が揃いました。「地元神辺を思う川柳を考えることで、神辺について考えたり、神辺愛を育んだりするきっかけになれば」と委員長の松岡さんは話します。

 

 集まった川柳は一次選考で40作品を選出。青年部の例会で青年部員約30名、外部審査員として地域のまちづくり推進委員会の代表者4名にも参加してもらい、上位6句を決定しました。選考には「インパクト性」「メッセージ性」「アイデア性」の3つを重視。松岡さんは、「大人にはない学生らしい発想から生まれた、面白い作品が揃いました」と振り返ります。

 

 受賞した作品はこちら

【最優秀賞】

『六番砂留 四季を彩る 堂々と』

 

【優秀賞】 2作品

『鬼門櫓 新緑香る 街見渡して』

『彼岸花 堂々川に 帯を巻く』

 

【入賞】 3作品

『路地まがり タイムスリップ 土蔵造り』

『神辺に 古墳たくさん 古代ロマン』

『歴史ある 本陣集まり 茶で雑談』

 

 320日(月)には、学校の終業式にあわせて青年部員が神辺高校を訪問。体育館に集まった全校生徒を前に表彰式を行いました。受賞者にはガラスの盾と作品を筆でしたためた額が贈られました。

 

 青年部が高校生に川柳を募集したのは今回が初めて。今後は幅広い世代を対象にした作品募集を行っていきたいと考えています。

 

●お問合せ 神辺町商工会 TEL 084-963-2001

『令和4年度臨時総会』開催(県連)

挨拶をする平田会長

 広島県商工会連合会は、令和5年3月23日(木)ANAクラウンプラザホテル広島(広島市中区)にて、『令和4年度臨時総会』を開催し、出席者34名(うち委任状3名)により、令和5年度の事業計画や予算などについて審議を行いました。

 平田圭司会長は、冒頭の挨拶で、3年に及ぶコロナ禍が5月のGW明けからは、季節性インフルエンザと同様の扱いに変わるなど、収束が見えてきていることに触れる一方で、中小・小規模事業者の経済を取り巻く環境は、原材料、電気料金の高騰などにより、収益性の悪化を招いており、依然として厳しい状況が続いていることを述べました。

 こうした中、令和5年度の事業計画については、3年前に策定した「広島県商工会連合会プラン2020」に基づき、PDCAサイクルを回しながら進捗を検証し、管理運営しているが、重点的に取り組みたい事業として、引き続き、経営発達支援事業、及び、事業継続力強化支援事業に取組み、小規模事業者の売上・利益の確保、災害等の事業継続リスクへの対応を強化することを、商工会組織の共通の方針として揚げる旨を示しました。

 また、新たな時代を勝ち抜く為に、令和5年度を「DXチャレンジ」元年として位置づけ、県連にDX推進課を設置し、商工会組織全体でDX推進が図れるよう体制を構築していくこと、更には、昨年9月7日に23年振りにリニューアルした「ひろしま夢ぷらざ」について、コロナ禍前の売上に戻すことを目指し、新たなターゲットの創出を図ることで、引き続き事業者の販路開拓を強力に支援する旨を述べました。

最後に、「地域の中小・小規模事業者の持続的発展、及び、持続可能な地域経済の活性化への貢献を目指し、国・県など行政機関に対して、ニーズを的確に捉えた要望活動に重点を置き、活動する」ことについて強い思いを表明しました。

その後、大崎上島町商工会の小川裕壮会長を議長に選出し、議事が進行され、上程した第1号議案から第6号議案の全てが、原案通り承認可決されました。

 

提出議題は次の通り

第1号議案 令和4年度収支補正予算書(案)承認の件

第2号議案 令和5年度事業計画書(案)及び収支予算書(案)承認の件

第3号議案 令和5年度県連合会会費賦課基準(案)及び徴収方法(案)承認の件

第4号議案 令和5年度電子計算機処理手数料賦課基準(案)及び徴収方法(案)承認の件

第5号議案 令和5年度借入金最高限度額(案)及び借入先承認の件

第6号議案 広島県商工会連合会役員選任規約の改正(案)承認の件

令和4年度広島県商工会連合会臨時総会の様子

広島県パートナーシップ構築宣言普及促進会議が開催されました


令和5年3月24日(金)に、広島県庁において「広島県パートナーシップ構築宣言普及促進会議」が開催されました。
この会議は大企業と中小企業の共存共栄を目指し、サプライチェーン全体の付加価値増大や
下請企業との望ましい取引慣行の遵守を宣言する「パートナーシップ構築宣言」の普及、
また、県内企業の賃上げを促進するために広島県・中国経済産業局の主催で今回開催されました。

広島県商工会連合会からは、平田会長が出席し、
原材料価格の高騰で、厳しい経営環境に置かれている下請け企業、
中小企業・小規模事業者の状況を訴えました。

会議では各構成団体の発言の後、広島県におけるパートナーシップ構築宣言の
普及・促進に関する申し合わせが行われました。

【構成団体】
<経済団体>
・中国経済連合会 会長 清水 希茂
・広島県商工会議所連合会 会頭 池田 晃治
・広島県商工会連合会 会長 平田 圭司 
・広島県中小企業団体中央会 会長 伊藤 學人(代理出席 専務理事 鳥越 直樹)
<労働団体>
・日本労働組合総連合会広島県連合会 会長 大野 真人
<行政機関>
・広島県 知事 湯﨑 英彦
・中国経済産業局 局長 青木 朋人
・広島市 市長 松井 一實(代理出席 経済観光局長 津村 浩)


参考URL:広島県パートナーシップ構築宣言普及促進会議

事業所紹介-SHOKU LEAD(沼田町商工会)

[選手のパフォーマンス向上に欠かせない栄養のこと。スポーツ栄養士に相談しませんか?]

「ベストパフォーマンスのお手伝いをします!」と馬明さん

 スポーツ栄養士として活躍する馬明真梨子さんは、チームや団体、個人を対象に、スポーツ選手の栄養サポートを行っています。チームに帯同して、食事や栄養のアドバイスを行ったり、講習会を開いたり、運動している子どもたちに食の大切さを伝えたりと様々な活動に取り組んでいます。

 

 スポーツ栄養士を目指したのは、自身が学生だった頃の経験から。ソフトボールの強豪校に進学しレギュラーとして活躍していましたが、ケガが多く食も細かったことが悩みの種でした。ハードな練習に耐えるために、無理な量を泣きながら食べた苦い経験があります。「当時は時々トレーナーが来てくれていましたが、一人ひとりに寄り添ったものでなく、自分がどうすればよいのかが良く分かりませんでした。その時に、自分に合った食事と運動のサポートを定期的にしてくれる人がいてくれたらと思ったんです。そして、いないのなら自分がなろうと思いました」と話します。

 

 卒業後は管理栄養士の養成校である県立広島大学に進学。管理栄養士の勉強に励みながら、フィットネスクラブでアルバイトしてトレーナーの資格も取得しました。現在、スポーツに特化した「公認スポーツ栄養士」は全国でも500人弱。県内には9名という貴重な存在です。

 

一人ひとりの考える力を大切にしたサポートを行っています

 県内のラグビー強豪校やアーチェリー選手などの栄養スタッフとしてチームに参加しています。大切にしているのは自ら考える力を養うこと。「『こうしなさい』ではなく、ヒントをアシストして、そこから選手自らが自分に合った食べ方、栄養の摂り方を見つけてほしい」と馬明さん。食事を味方につける術を身に付けて、目標を達成するだけでなく、次のステージでも活躍できる土台を築いてほしいと考えています。また、時にはメンタルをサポートする母親のような役割になることもあるのだそうです。「スポーツ栄養士は、選手がベストパフォーマンスをするための裏方の仕事。主役である選手たちを輝かせたい」と微笑みます。

 

 スポーツ栄養士の認知度アップのため、イベントなどにも不定期で参加。42日(日)には、馬明さんが企画から参加した「こんさぽフェスタ2023」をCLiP HIROSHIMAで開催。16日(日)には、安佐南区伴東にある「r.d.k kitchen+」の一周年記念イベントにも参加します。

 

 馬明さんは、スポーツ栄養士についてもっと知ってもらうため、沼田町商工会が主催する広報に関するセミナーにも参加。補助金の申請や著作権に関する個別相談も行っています。同商工会では引き続き、販路開拓などのサポートを行っていく予定です。

 

 体と心の土台となる食事の面から選手をサポートしたいと考えている、チーム、団体、個人、企業のみなさん。ニーズや予算に合わせて、プランを提案してもらえます。スポーツ栄養士と一緒に取り組んでみませんか?お問合せはメールでどうぞ。

 

SHOKU LEADHPはこちら

 

 

SHOKU LEAD(ショクリード)

E-mail/iroha96mari@gmail.com