事業所紹介-本庄水産(安芸津町商工会)

選別と見た目の美しさにこだわった特別な一粒を。ブランド牡蠣「かき小町」も手がける牡蠣養殖業者

「受け取った時に感動してもらえる商品を届けたい」と話す3代目の林広明さん

 東広島市安芸津町で約60年にわたり牡蠣養殖を営む「本庄水産」。海苔養殖や漁業などを手がけたことから始まり、時代のニーズに合わせて牡蠣養殖へと事業を転換しました。現在は3代目の林広明さんが受け継ぎ、生牡蠣や冷凍牡蠣、カキフライ、牡蠣飯などを販売しています。

 

 同社では、広島県が開発したブランド牡蠣「かき小町」と一般的な広島県産牡蠣を養殖しています。かき小町は肉厚で大粒、豊かな風味が特徴で、多くの牡蠣ファンから人気を集めるブランド牡蠣です。林さんが特に力を入れているのは、牡蠣そのものの出来栄えだけでなく、洗浄や選別、箱詰めなど商品価値を高める工程。自然の影響を受ける牡蠣養殖では味や身入りを人の手だけで左右することは難しいからこそ、自分たちが工夫できる部分に徹底して向き合っています。洗浄や殻付き牡蠣の選別は手作業と機械を組み合わせ、一つひとつ丁寧に確認。見た目の美しさや箱を開けた瞬間のインパクトにもこだわり、厳選した上質な牡蠣を届け続けています。

 

一粒一粒を丁寧に選別し、品質にも見た目にもこだわっています

 こうした品質向上を支えているのが設備投資です。安芸津町商工会の支援を受け、業務改善助成金を活用して重量選別機を導入。従来は手作業で行っていた重量選別の正確性と作業効率が大きく向上しました。さらに現在は、計画的経営改善応援補助金を活用した通販サイトの整備にも取り組んでおり、商品の魅力をより多くの人へ届ける仕組みづくりを進めています。今年11月には商工会の支援を受け、東京ビッグサイトで開催される「地方銀行フードセレクション」にも出展予定。新たな販路開拓にも意欲を見せています。

 

 「大切にしているのは、商品を受け取った時の驚きや感動」と話す林さん。細やかな気配りと新たな挑戦を重ねながら、本庄水産はこれからも広島の牡蠣の魅力を全国へ届けていきます。

 

●本庄水産
住所/東広島市安芸津町三津5789-44
TEL/0846-45-4914
営業時間/7:00~16:00
休み/日曜

「北広の匠」第2回認定式を開催(北広島町商工会)

「人」と「技」を地域ブランドに。新たに10団体を認定し、北広島町の魅力を発信

「北広衆」の認定証を受け取る「手仕事もえぎ庵」代表の桑原洋介さん

 北広島町商工会、一般社団法人北広島町まちづくり会社はなえーる、一般社団法人北広島町観光協会は6月23日、北広島町まちづくりセンターで「北広の匠」第2回認定式を開催しました。地域に根差した優れた技術や理念を持つ事業者を「北広衆」(ほっこうしゅう)として認定し、その中でも特に優れた事業者を「北広衆(粋)」(ほっこうしゅう すい)として認定するもので、今回は新たに10団体を「北広衆」として認定。このうち5団体が「北広衆(粋)」に選ばれ、それぞれに認定証が手渡されました。

 

 「北広の匠」は、北広島町で受け継がれてきた優れた技術や新たな価値を創造する挑戦に光を当て、「人」と「技」を地域ブランドとして発信する取り組みです。これまで町の魅力として発信してきた豊かな自然に加え、地域で活躍する事業者や職人、その技術や想いに着目することで、北広島町ならではの魅力を広く伝え、ブランド価値の向上や地域産業の活性化につなげることを目的としています。

 

「北広の匠」第2回認定式で認定を受けた「北広衆」「北広衆(粋)」の認定者と関係者のみなさん

 認定式では、主催者を代表して一般社団法人はなえーる代表の箕野博司氏があいさつし、「北広島町の本当の財産は、この町で技術を磨き、地域に根差して仕事に向き合う『人』と、その人が受け継ぎ育んできた『技』にある」と話しました。また、第1回認定で得られた経験を踏まえ、第2回では制度の原点である「人」と「技」により焦点を当てた認定制度へと磨き上げたことを紹介。「認定者とともに北広島町の魅力を積極的に発信し、地域のブランド価値向上につなげていく」と力強く語りました。

 

 今後は認定者と3団体が連携し、それぞれの技術や商品・サービスだけでなく、その背景にある想いや物語も含めて発信することで、「人」と「技」を軸とした北広島町ならではのブランドづくりを進めていきます。

 

今回の認定された事業者は北広島町商工会のHPで紹介されています。

北広島町商工会のHPはこちら

神辺町商工会女性部が道上小学校で「デニムで作る廉塾バラコサージュ講習会」を開催(神辺町商工会)

地域資源を学びながらオリジナルコサージュ作りに挑戦。児童の笑顔あふれる放課後学習に

神辺町商工会女性部が講師となり、児童や保護者たちに作り方を伝えました

 神辺町商工会女性部は7月2日、福山市立道上小学校の放課後わくわく教室で「デニムで作る廉塾バラコサージュ講習会」を開催しました。道上小学校では今年度から地域資源を活用した放課後学習をスタートさせ、同講習会は全15講座の一つとして実施されたもの。福山市の地場産業であるデニムと、女性部が普及活動に取り組む「廉塾バラ」を組み合わせた体験講座で、児童と保護者合わせて34人が参加しました。

 

 講習会では、あらかじめ用意されたデニム生地を一枚一枚貼り合わせながら、廉塾バラをイメージしたコサージュ作りに挑戦。神辺町商工会女性部員が各テーブルを回りながら丁寧に作り方を教え、児童たちは少しずつ形になっていくバラを楽しみながら制作を進めました。完成後は互いの作品を見せ合い、「めちゃくちゃ楽しかった。どんなバラになるのかわくわくしながら作れました」「上手にできたのでお家の人に自慢できそう」「思ったより簡単にできた!」と大興奮。道上小学校の本岡寛校長は、「廉塾バラとデニムという福山市の伝統を組み合わせるという発想は学校では思いつきません。まさにこういう講座を求めていました。コサージュのセンスも素晴らしく、一番人気の講座になりました」と地域と連携した学びを高く評価しました。

 

完成したコサージュを手に、みんな笑顔。それぞれ個性あふれる作品が完成しました

 これまで、花びらの重ね方や布端の処理などを検討・工夫し、コサージュを完成させた神辺町商工会女性部。今回は、講座がスムーズに進むよう材料や道具をセットにしたキットも準備しました。川上陽子部長も「それぞれ個性のあるかわいいコサージュが完成してよかった」と嬉しそうに話します。

 

 神辺町商工会女性部は、廉塾バラ花壇の整備や普及活動などを継続しており、今回の講習会もその取り組みの一環。地域資源や地域文化に親しむ機会を通じて、次世代へ廉塾バラの魅力を伝える新たな活動となりました。

 

●お問合せ 神辺町商工会 TEL/084-963-2001

 

 

 

黒瀬商工会女性部が「着物リメイク講座」を開催(黒瀬商工会)

タンスに眠る着物をバッグや小物へ。伝統文化とアップサイクルを楽しみながら学ぶ参加者を募集

 黒瀬商工会女性部が、日本の伝統文化である着物を次世代へ受け継ぎ、新たな価値を生み出す「着物リメイク講座」を開催します。タンスに眠ったままになっている着物を、おしゃれなバッグや小物へと生まれ変わらせることで、ものを大切にする心や、ものづくりの楽しさを体感できる講座です。

 

 講師は、着物リメイク作家として数多くの作品制作や講座を手がけてきた専門家が登場。着物リメイクの基礎からバッグや小物づくりまでを丁寧に学べる内容で、初心者でも安心して参加でできます。

 

 近年、SDGsやアップサイクルへの関心が高まる中、本講座では「捨てない・活かす・つなぐ」をテーマに、日本の伝統文化と現代のライフスタイルを結び付けながら、地域ならではの新たな魅力づくりを目指します。また、講座を通じて制作した作品は、女性部活動や地域イベントなどでの活用も視野に入れており、地域交流や地域経済の活性化にもつなげていく予定です。

 

 本事業は、広島県商工会連合会「令和8年度 商工会女性部活性化事業(提案公募事業)」の採択を受けて実施するものです。黒瀬商工会女性部では、女性部員はもちろん、女性部活動に興味のある一般の参加者も歓迎しています。着物に新たな命を吹き込みながら、ものづくりの魅力に触れてみませんか。


〇着物リメイク講座

日時/2026年7月27日(月)、8月3日(月)、8月24日(月) 各日13:30~15:30

会場/黒瀬商工会館 1階(東広島市黒瀬町楢原244-1)

対象/黒瀬商工会女性部員、一般参加者(女性部活動に興味のある方を優先)

内容/着物リメイクの基礎講座、バッグ・小物づくり体験、アップサイクルや商品づくりに関するアドバイス

申込方法/Instagram、Googleフォーム、メールなどで受付

お問い合わせ/黒瀬商工会 TEL:0823-82-3075

 

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事業所紹介-花酔酒造株式会社(備北商工会)

世界最高賞に輝いた長期熟成酒。「広島の山酒」で地域の魅力を発信

IWC2026「SAKE部門」で広島古酒トロフィーを受賞した「花モ酔ウ 長期熟成純米酒1988醸造」

 1899(明治32)年創業の花酔酒造は、庄原市で120年以上にわたり酒造りを続ける老舗の酒蔵です。石灰岩層の影響を受けたミネラルを豊富に含む中硬水と、冬には氷点下8度にもなる厳しい寒さを生かした、芳醇でしっかりとした味わいの酒を醸しています。搾りたては力強く、熟成によって角が取れてまろやかな旨味へと変化する酒質も特徴です。看板商品の「吊るし搾り純米無濾過生原酒」は、もろみを入れた袋を吊るし、重力だけで自然に滴り落ちる酒だけを集める昔ながらの製法で造られ、米本来の旨味を引き出した繊細な味わいが高く評価されています。

 

 その酒造りが世界の舞台でも認められ、「花モ酔ウ 長期熟成純米酒1988醸造」が、世界最大級のコンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」SAKE部門・古酒の部でゴールドメダルを受賞し、さらに部門最高賞となるトロフィーの次席であるリージョナルトロフィーを獲得しました。

 

 長期熟成酒への挑戦を始めたのは、四代目代表取締役(前・蔵元杜氏)の谷本淳一さんが30歳の頃に古酒の魅力と出合ったことがきっかけ。当時は熟成酒の価値が広く認知されていなかったものの、その可能性を信じ、通常の日本酒と同じ製法で仕込んだ酒を蔵の冷暗所で長い年月をかけて常温熟成させてきました。谷本さんは「30歳の頃に古酒の魅力と出合い、挑戦を始めた純米酒で、このような素晴らしい賞をいただけて感無量です」と受賞の喜びを語ります。長年受け継いできた技術と挑戦が、世界最高賞という大きな評価につながりました。

 

伝統を守り続ける四代目杜氏の谷本さん

 現在は次期五代目蔵元杜氏の谷本夕季さんが中心となり、新たな地域ブランド「広島の山酒」の発信にも力を注いでいます。全国的には瀬戸内の軟水で造られるやわらかな味わいの「女酒」が有名ですが、山間部の寒暖差やミネラル豊富な硬水が生み出す力強い味わいの「男酒」をもっと広く知ってもらおうという取り組み。中国山地ならではの美しいロケーションや鮎うるか、ジビエ料理など地域ならではの食文化を日本酒と組み合わせ、山の酒だからこそ生まれる魅力を発信しています。

 

 その取り組みをさらに広げるため、夕季さんは山のお酒と食を一緒に盛り上げてくれる仲間を募集中。酒造りに興味のある人や地域食材とのコラボレーション、イベント企画など、さまざまな形で関わる人たちとムーブメントを起こしたいと考えています。谷本さん自身も海外事業に携わった経験を生かし、イベントや飲食店での試飲販売など、お客様と直接対話しながら花酔酒造と広島の山酒の魅力を発信し続けています。

 

手仕込みの小さな蔵だからできる、個性豊かな日本酒が揃います

 こうした挑戦を後押しするため、備北商工会では資金計画や設備投資、補助金活用を含めた中長期的な伴走支援を実施。事業計画の策定やネットワークづくりを進めながら、小さな酒蔵だからこそ生み出せる新たな価値づくりを支えています。

 

●花酔酒造

住所/庄原市総領町稲草1995-1

TEL/0824-88-2010

営業時間/9:00~17:00

休み/不定

HP/https://www.hanayoisyuzo.co.jp

事業所紹介-橋本奉仕堂書店(祇園町商工会)

100年以上愛され続ける町の本屋。人とのつながりを大切にした細やかなサービスが支える地域の読書文化

一人ひとりの好みやニーズに寄り添い、本選びをサポートする3代目店主の宇根山貴子さん

 ネット通販で手軽に本が買える時代。それでも「橋本奉仕堂書店」には、「やっぱりここで買いたい」と足を運ぶ人が絶えません。1921年創業、100年以上の歴史を持つ同店が今も地域で愛され続けている理由は、一人ひとりに寄り添うきめ細かなサービスと、本を通じて地域とのつながりを育んできた積み重ねにあります。

 

 現在は3代目の宇根山貴子さんが店を切り盛り。小・中学校、高校の教科書を取り扱い、祇園学区を中心に約15校へ納品しています。一方、店舗では常連客の好みに合わせた本を提案したり、新刊や手帳の入荷をLINEで知らせたりと、小さな書店だからこそできる細やかな対応を実践。「欲しい本が見つからない」ではなく、「あなたならこの本も好きそう」と、新しい一冊との出合いも届けています。

 

 店内には宇根山さんの娘さんが手作りした愛らしいPOPが並び、その温かみのあるデザインを目当てに来店する人もいるほど。高齢者が気軽に立ち寄って会話を楽しめるよう椅子も用意し、本を買うだけでなく、人が集う場所として地域に親しまれています。

 

見て選ぶ楽しさを大切にした店内。手作りPOPや丁寧な陳列が町の本屋ならではの魅力です

 宇根山さんは約30年前、祇園小学校で学校図書館ボランティアの立ち上げにも携わりました。当時はまだ珍しかった、本の表紙を見せて並べる「面陳(めんちん)」や手作りPOPを取り入れ、子どもたちが思わず本を手に取りたくなる図書館づくりを実践。本の修理や環境整備にも取り組み、学校図書館を「本を借りる場所」から「行きたくなる場所」へと変えてきました。その取り組みは現在の学校図書館づくりにも受け継がれています。

 

 「読書は語彙力を育て、自分の気持ちを相手に伝える力につながります。読書が苦手なお子さんは図鑑から見てみてほしい」と宇根山さん。人と人とのつながりを何より大切にしながら、本のある暮らしを支え続ける橋本奉仕堂書店。その温かな姿勢が、100年以上にわたり地域に愛される理由なのです。

 

●橋本奉仕堂書店
住所/広島市安佐南区祇園1-5-12(JR下祇園駅東口前)
TEL/082-874-0155
営業時間/9:30~19:00(土曜は12:00まで)
定休日/日曜・祝日

事業所紹介-つちのこ邸(備北商工会)

築110年の古民家で味わう地元の恵み。利用者の声から広がる新たな魅力

「私の母がつちのこを見てニュースになったことが店名の由来なんです」と渡部さん

 庄原市西城町の田園風景に囲まれた「つちのこ邸」は、築約110年の古民家をリノベーションした民泊もできるカフェレストランです。風情たっぷりの古民家で宿泊や食事、サウナ付き貸切風呂、キャンプなど多彩なサービスを提供しています。店内の大きな窓からはのどかな自然を一望。里山ならではのゆったりとした時間の流れを感じさせてくれる癒しのスポットです。

 

 メニューには、近所の人が家庭菜園で育てた朝どれの新鮮野菜をはじめ、地元で採れた旬の食材をふんだんに使用。家庭的な料理が味わえる日替わり定食やスープから手作りした名物のしょうゆラーメンなど、バラエティ豊かなメニューが揃います。また、宿泊者の夕食として振舞われる「つちのこ御膳」は、お刺身や天ぷら、比婆牛のステーキなどを盛り込んだ豪華な内容。西城の豊かな食材を、存分に味わうことができます。

 

 民泊兼レストランカフェとして2025年3月にオープンした同店ですが、顧客のニーズに応えていくうちに、新しいサービスが次々と誕生。「キャンプができたらうれしい」「家族でバーベキューを楽しみたい」といった要望を受け、キャンプ利用やサウナ付き貸切風呂、レンタルスペースなど、多彩な使い方ができる場所へと進化してきました。今年は夏のオープンを目指して、バーベキューコーナーを整備。比婆牛と地元野菜を楽しめる予約制コースの提供も計画しています。さらに、愛犬と一緒に訪れたいという声に応え、ドッグランや犬用人工芝スペースの整備も構想中。進化はまだまだ止まりません。

 

風が抜ける小高い場所にある古民家は、西城町の魅力を肌で感じさせてくれます

 「一度地元を離れたからこそ、この土地の水や野菜のおいしさ、自然の豊かさ、古民家の持つ魅力に気付きました」と話す女将の渡部夕紀さん。その魅力を多くの人に伝えたいとの思いから、新名物となる「ツチノコ丼」の開発にも取り組むなど、新たな挑戦を続けています。

 

 備北商工会では、創業時から経理や申告をはじめ、情報発信や広報活動などを支援。地域の魅力を発信する拠点となるべく、これからも伴走型の支援を続けていきます。

 

●つちのこ邸
住所/庄原市西城町大佐357
TEL/0824-74-6727
営業時間/モーニング8:00~10:00、ランチ11:00~14:00
休み/水曜(カフェ利用以外は予約制)

事業所紹介-和books(祇園町商工会)

本と言葉に癒やされる時間。暮らしにそっと寄り添うブックカフェ

「悩んだ時に本の言葉が寄り添ってくれたら」と店主の加藤由佳さん

 疲れたときや悩んだとき、ふと本の言葉に励まされた経験はありませんか。広島市安佐南区にある「和books(なごみブックス)」は、そんな一冊との出合いを優しくつないでくれるブックカフェです。高校で国語教員を務めた店主の加藤由佳さんが、「学校以外でも本や言葉に触れられる場所をつくりたい」という思いを込めて、2026年3月にオープンしました。

 

 店内には、新刊を中心に店主が一冊ずつセレクトした本がずらり。「疲れた時や悩んでいる時、本から言葉が欲しいと感じる瞬間に寄り添える本屋」をコンセプトに、エッセイや心のケアに関する本、文芸書、児童書など幅広いジャンルが揃います。セレクトの基準は加藤さんが読んでよかったと思った本、タイトルや表紙が魅力的だった本、読者の反響が良かった本など。どれも店主の思いが込められたものばかりです。おすすめをたずねると、一人ひとりの好みや気持ちに寄り添いながら、とっておきの一冊を紹介してくれます。

 

 併設のカフェでは、読書の邪魔をしないようすっきりとした味わいに仕上げたオリジナルの「なごみブレンド」をはじめ、クッキーやマドレーヌなどの焼き菓子を提供。2026年7月後半にはアイスクリームなどの冷たいスイーツも登場予定です。カフェだけの利用も可能で、購入した本や持参した本はもちろん、店内に置かれた自由に読める本を片手に、思い思いの時間を過ごすことができます。

 

 

本とコーヒーを片手に、思い思いの時間を過ごせる店内

 加藤さん自身、つらい時期があり、本が心を癒してくれた経験から、「ここが家と職場以外のほっとできる場所になれたらうれしいです」と話します。「本には書き手の経験や思いが込められており、人の言葉だからこそ心に届く力がある」と加藤さん。今後は、自分の思いを自分の言葉で表現する力を育む「手紙教室」も開催予定です。子どもから大人まで、本や言葉を通して自分と向き合える場所として、新たな交流の輪を広げていきます。教室やイベント、新刊の入荷情報などはInstagramで発信しています。

 

Instagramはこちら

 

●和books(なごみブックス)
住所/広島市安佐南区長束西1-32-5
TEL/082-909-9157
営業時間/9:00~19:00(月曜は~16:00)
定休日/木曜(祝日の場合は営業)

事業所紹介-吉岡香辛料研究所(東城町商工会)

激辛好きの心をつかむ唐辛子専門農家。辛さと香りを追求し、スパイスの新たな可能性を切り拓く

「辛さに悶えている人を見るのが好きです」と笑う吉岡さん

 「もっと辛く、もっとおいしく」。そんな激辛好きの期待に応え続けているのが、庄原市東城町にある「吉岡香辛料研究所」です。全国でも珍しい唐辛子専門農家として、種まきから栽培、収穫、乾燥、粉末加工、販売までを一貫して手掛けています。「激辛好きが本気で満足できる辛さ」を追求した商品づくりは、多くの激辛ファンの心をつかんで離しません。

 

 現在栽培しているのは、世界屈指の激辛品種「キャロライナリーパー」や「ハバネロ」「ジョロキア」「セブンポット」など約10種類。それぞれ辛さだけでなく、柑橘を思わせる爽やかな香りや青い野菜のような風味など個性が異なり、料理によって使い分けることでおいしさがより引き立ちます。代表の吉岡紘さんは「辛さはもちろん、香りまで楽しんでほしい」と話します。

 

 栽培は農薬や化学肥料を使わず、自然に近い環境づくりを徹底。毎年大量の落ち葉を土に混ぜ込み豊かな土壌を育てることで、連作するのが難しいと言われる唐辛子を同じ畑で10年以上栽培しています。また、20度以上にもなるという寒暖差も上質な唐辛子を育てるための大事な要素。東城町だからこそできる辛み引き立つ唐辛子が育ちます。

 

商品はオンラインショップのほか、町内の道の駅やひろしま夢ぷらざなどで購入できます

 収穫した唐辛子は30時間以上かけた独自の低温乾燥で加工し、香りと辛味を損なうことなく一味唐辛子として商品化。品種ごとの一味のほか、飲食店や食品メーカー向けにオリジナルブレンドも製造しています。ワインのペアリングのように料理と唐辛子の相性を提案しているのも特徴で、和食には香りを抑えた品種、メキシコ料理には香り豊かなハバネロなど、料理に合わせた楽しみ方を発信しています。その高い技術力は企業との共同開発にも生かされ、ふりかけや手羽先、カレースパイスなど多彩な商品が誕生。今夏には広島出身の激辛クリエイター・西谷美樹さんが立ち上げた新ブランド「ぶち辛」から、3種類のスパイスを発売する予定です。

 

 東城町商工会の伴走型支援を受けながら展示会への出展や商品開発にも挑戦を続ける吉岡さん。「広島県を唐辛子生産日本一に」を目標に掲げるほか、カプサイシンを活用した熊よけスプレーの開発など、新たな可能性にも挑んでいます。激辛を極めることでしか生まれないおいしさと驚きを届けたい――。そんな吉岡さんの探究心が、唐辛子の新たな魅力を広げています。

 

吉岡香辛料研究所のInstagramはこちら

https://www.instagram.com/yoshioka_hotlab?utm_source=qr

西谷美希さんのInstagramはこちら

https://www.instagram.com/gekikaramen_miki?utm_source=qr

 

●吉岡香辛料研究所
住所/庄原市東城町川西452-1
TEL/090-1186-3516
営業時間/9:00~17:00
休み/土日曜・祝日
HP/https://yoshiokakoshinryo.com

中国経済産業省 中国地域の建設業者等を対象としたセミナーのご案内

 中国経済産業局では、株式会社みずほ銀行との共催により、中国地域の建設業者等を対象としたセミナー
「“新しい建設業”に向けて -競争から共創へ、未来の建設業を考える-」を開催いたします。 

 

 建設業界では、人手不足・資材高騰・DXへの対応など、多くの課題が山積しています。

 

 20256月に設立された東北アライアンス建設株式会社では、東北各県で活躍する7社が連携(アライアンス構築)し、大型案件受注への挑戦、共同調達、DX対応等に取り組んでいます。

 

 本セミナーでは、こうした先行事例の紹介を通じて、企業間連携による新しい課題解決手法について理解を深めるとともに、中国地域でも建設業者の連携可能性を検討し、持続的に協力し合う関係づくりにつなげることを目指します。

 

 詳細・お申込みについては、添付チラシをご確認ください。

 

 

【日時】

 令和8722日(水曜日)14001715

 

【場所】

 エディオンピースウイング広島 4Fビジネスラウンジ

 (広島県広島市中区基町152-1号)

 ※会場とオンライン(Microsoft Teams)のハイブリッド開催とします。

 

【対象】

 中国地域の建設業者、関係団体など

 

【参加費】

 無料

 

【定員】

 現地50名 

 

【詳細・申し込み方法】

 詳細・申し込みは、こちら(中国経済産業局ホームページ)をご覧ください。

 

【申込期限】

 令和8715日(水曜日)

 

【お問い合わせ先】

中国経済産業局中小企業課(藤田・藤川)
TEL:082ー224ー5661
E-mail:bzl-chusho-soukatsu@meti.go.jp