2026年8月の新着情報記事一覧
事業所紹介-株式会社深川珈琲(府中町商工会)
38年守り続けた自家焙煎の味。お客様とともに育てる、日本のコーヒー文化
投稿日:2026.08.07

「お客様に育てられた味」を大切に、自家焙煎コーヒーの魅力を伝え続ける代表の深川暢寛さん
昭和63年(1988年)、自家焙煎コーヒー専門店がまだ珍しかった時代に創業した「fukagawa coffee plus(深川珈琲)」は、38年にわたり地域のコーヒー文化を支え続けてきた専門店です。店内には24種類のコーヒー豆が常時並び、定番のモカやキリマンジャロから個性豊かな銘柄まで幅広く揃います。「ありませんと言わない品ぞろえ」を大切に、一人ひとりの好みに寄り添った提案を続けてきました。
創業当時は、大手メーカーのコーヒーが主流だった時代。代表の深川暢寛さんは、コーヒー研究家・田口護氏の著書を手に焙煎技術を独学で学び、自家焙煎の道を切り拓きました。以来、昭和、平成、令和と時代が移り変わる中でも、日本で親しまれてきたストレートコーヒーやブレンド文化を大切に守り続けています。
「焙煎は料理と同じ」と話す深川さん。豆の産地や状態を見極めながら、それぞれの個性を最大限に引き出す焙煎を追求。店内では焙煎した豆を10度以下で保管し、最もおいしい状態で提供できるよう徹底した品質管理にも力を注いでいます。

24種類のコーヒー豆を常時用意。一人ひとりの好みに合わせた一杯を提案しています
店づくりで何より大切にしているのは、お客様との対話。初めて訪れた人には好みを丁寧に聞き取り、「朝の一杯」「午後のおやつ」「ご主人用」など、飲むシーンに合わせて複数の豆を提案。飲み比べを通してコーヒーの奥深さを楽しんでもらうことを心掛けています。「以前は自分が良いと思うものを追求していました。でも、今ご提供している豆は、お客様に育てられてきた味です」。その言葉を象徴するのが、一番人気の「魔女のコーヒー」。当初は商品化を見送ろうとしていた深煎りのコーヒーでしたが、奥様の「おいしい」という一言がきっかけで販売を開始。今では看板商品の一つへと成長し、お客様からも長く愛される存在となりました。
現在は、より広い店舗への移転・拡張を計画しています。カフェを併設し、約60種類のギフト商品やコーヒー器具を一堂に展示することで、コーヒーの魅力を総合的に発信できる拠点づくりを目指しています。また、9月には府中町商工会の支援を受け、東京ビッグサイトで開催される「第40回グルメショー秋2026」にも出展予定。府中町を代表するギフトとして、全国へ発信する挑戦も続けています。
38年間積み重ねてきた技術と、お客様とともに育んできた信頼。その歩みを大切にしながら、fukagawa coffee plusはこれからも新たなコーヒーの楽しみ方を届け続けます。
●fukagawa coffee plus(フカガワコーヒー プラス)
住所/安芸郡府中町浜田3-8-15
TEL/082-567-4800
営業時間/10:30~18:30
定休日/日曜日

