【広島】年金・労働・労務の無料相談会を令和8年10月14日に開催|広島県社会保険労務士会広島支部

広島県社会保険労務士会より、街頭無料相談会開催のお知らせです。

広島県社会保険労務士会広島支部は、10月の社労士制度推進月間の取り組みとして、下記のとおり街頭無料相談会を実施します。

社会保険労務士をより多くの方に知っていただき、身近で相談しやすい社労士として広く皆様に認めていただけるよう取り組んでまいります。


イベント概要

イベント名 年金・労働・労務 無料相談会
日時 令和8年10月14日(水)10:00~18:00(受付終了 17:30)
場所 紙屋町シャレオ中央広場(広島市中区基町地下街100号)

相談内容

  • 年金に関すること(国民年金、厚生年金、健康保険など)
  • 労働に関すること(労働関係全般、雇用保険、労災保険など)
  • 成年後見に関すること
  • 民間型ADR(裁判外紛争解決手続き)に関すること

お問い合わせ

広島県社会保険労務士会広島支部
電話:082-212-4483
HP:https://www.hiroshima-sr.or.jp/

【広島市主催】女性が定着する職場づくりセミナー・ワークショップを2026年10月26日に開催

【広島市主催】女性が定着する職場づくりセミナー・ワークショップ開催のお知らせ

広島市主催の2026年10月26日(月)開催「女性が定着する職場づくりセミナー・ワークショップ」についてご案内いたします。

本ワークショップは無料でご参加いただけるほか、オンラインでも参加可能です。

第1回の概要

名称 【第1回】女性が定着する職場づくりセミナー・ワークショップ
~女性活躍推進の意義とメリット~
対象 広島市内に事業所を有する企業の経営者・管理職・人事担当者など
日時 2026年10月26日(月)13:00~16:00
会場 来場参加:広島国際会議場 B2F コスモス(広島市中区中島町1-5/平和記念公園内)
※会場定員:先着40名

オンライン参加:Zoom
登壇者 【講師】社会保険労務士法人たんぽぽ会
【事例紹介企業】株式会社あい設計(えるぼし認定(3段階目)取得企業)

内容

女性活躍推進の意義とメリット、人手不足の解消や採用力・定着率の強化につながる取組、国の優良企業認定「えるぼし」取得のポイントを分かりやすく解説します。

一部プログラムでは、参加企業同士で情報交換・意見交換を行うワークショップを実施します。

オンライン参加の方も、ワークショップ中はカメラ・マイクをオンにしてご参加いただきます。

申込方法

下記申込フォームよりお申し込みください。

申込フォームはこちら

申込締切:2025年10月23日(金)

今後の開催予定

本セミナーは全3回の連続講座です。各回、異なるテーマで開催します。

  • 第1回 女性活躍推進の意義とメリット
    2026年10月26日(月)13:00~16:00
  • 第2回 多様な先進事例から学ぶ、女性が活躍できる職場づくりのヒント
    2026年11月16日(月)13:00~16:00
  • 第3回 えるぼし認定取得に向けた実践ガイド
    2027年1月18日(月)13:00~16:00

※詳細は後日ご案内します。

お問い合わせ先

株式会社KG情報 広島支社 担当/原田
TEL:082-243-8401

事業所紹介-フランス菓子 パリ土産(広島東商工会)

本場で学んだ伝統の製法を大切に。時間と手間を惜しまず作る、品のあるフランス菓子

看板商品の「シューアラクレーム」。香ばしいシュー生地となめらかなクリームのおいしさを楽しんで

 坂町の住宅街にある「パリ土産」は、オーナーパティシエの福﨑千穂さんが営む小さなケーキ屋さんです。福﨑さんが大切にしているのは、華やかさだけを追うのではなく、長く受け継がれてきた製法を基本に、素材のおいしさを丁寧に引き出すこと。本格的なフランス菓子をもっと気軽に味わってほしいとの思いで、日々お菓子作りに励んでいます。

 

 福﨑さんがフランス菓子を学んだのは、フランス料理・製菓の伝統校「ル・コルドン・ブルー」。そこで身に付けた製法をベースに、素材や配合、工程に独自の工夫を加えながら、自分らしい味を追求してきました。中でも大切にしているのが「時間をかける」こと。生地やクリームは一晩寝かせ、素材同士をゆっくりとなじませることで、一体感やまろやかさを引き出します。北海道産の牛乳や生クリーム、広島県安芸高田市にある向原農園の卵など、目指す味に合わせた素材選びにもこだわります。

 

 看板商品は、しっかりとした食感に焼き上げた香ばしいシュー生地に、カスタードと生クリームを合わせたなめらかなクリームをたっぷりと詰めた「シューアラクレーム」。クリームはル・コルドン・ブルーで学んだ配合をもとに独自に調整し、くどさを抑えたさっぱりとした甘さに。生地にも砂糖と塩を加え、クリームだけでなく生地そのもののおいしさも楽しめるよう仕上げています。

 

オーナーパティシエの福﨑千穂さん。伝統の製法を大切に、一つひとつ丁寧なお菓子作りを続けています

 店頭にはこのほか、季節の素材を使ったケーキなどの生菓子約7種類と、マドレーヌやサブレなどの焼き菓子約7種類が並びます。定番のマドレーヌには大崎下島産レモンのピールを使用。こちらも生地を一晩寝かせてから焼き上げるなど、一つひとつの工程に手間を惜しみません。種類をむやみに増やすのではなく、丁寧に作れる数を見極めながら、一つひとつ丁寧に仕上げることを大切にしています。

 

 華美に飾ることよりも、口にした時のおいしさと品のある佇まいを大切にする福﨑さんのお菓子。「パリ土産」には、本場で学んだ伝統への敬意と、時間と手間をかけてお菓子に向き合う福﨑さんの思いが詰まっています。

 

 現在は、お店の存在やこだわりを広く知ってもらうため、専門家派遣を活用したリーフレットづくりにも取り組んでいます。今後は広島東商工会主催の交流会にも参加し、さらなる認知度アップを目指します。

 

営業日や本日のラインナップはInstagramをチェック

 

●フランス菓子 パリ土産

住所/安芸郡坂町坂東2-2-7-1

TEL/082-554-6245

営業時間/10:00~売り切れ次第終了

休み/不定休

事業所紹介-小道の先のカフェ tsunagu(安芸太田町商工会)

古い家や家具、家族の味、人との縁を次の世代へ。三世代で営むレトロカフェ

店頭に立つ店主の石田かおりさん(右)とお母さま。古いものや家族の味を大切にしながら、二人で温かくお客さんを迎えます

 昭和の面影を残す家具やレコード、蓄音機が並ぶ、どこか懐かしい空間。「小道の先のカフェ tsunagu(つなぐ)」は、地元野菜をたっぷり使ったランチや手作りスイーツが楽しめるカフェです。店名の「tsunagu」に込めたのは、古いけれどまだ使えるものを次の世代へつないでいきたいという店主・石田かおりさんの思い。2026年6月に移転した現在の店舗も、築50年の趣をそのままに、長い年月を重ねたものならではの味わいが、落ち着いた雰囲気をかもしだしています。

 

 「つなぐ」のは、建物やモノだけではありません。石田さんの両親が営んでいた食堂のクリームぜんざいやミルクセーキ、不定期で登場する祖母から受け継いだちらし寿司など、家族の思い出の味も大切に守り続けています。「お客さまに作り方を聞かれれば、包み隠さずお伝えしています。その味がそれぞれのご家庭でまたつながれていくのは、嬉しいことです」と石田さんは話します。現在、店を切り盛りしているのは石田さんとお母さま、娘さんの3人。石田さんが料理、娘さんがスイーツを担当し、お母さまも店頭に立ってお客さまを迎えます。

 

 ランチの主役は、新鮮な野菜。地域で採れた野菜をふんだんに使い、素材そのもののおいしさを生かした家庭料理に仕上げます。届いた野菜を見てから献立を考えることも多く、週替わりのAランチはメインに小鉢3種、サラダ、スープ、ご飯が付いて彩りも豊か。定番のミートソースドリアや、夏季にはスパイスカレーも登場します。ランチに+300円で楽しめる、娘さんお手製のミニスイーツも人気。単品では季節のチーズケーキやティラミスなど2~3種類が用意されています。

 

地元の採れたて野菜が主役の週替わりランチ(1,600円)。旬のおいしさを彩り豊かな家庭料理で楽しめます

 敷地内の蔵を改装し、石田さんのお母さまが集めてきた雑貨や器などを販売するショップも、2026年内のオープンを目指して準備中です。モノをつなぎ、味をつなぎ、人をつなぐ。温かなつながりが、この店から始まります。

 

 シロップから手作りした大人気のかき氷は9月末まで提供予定。ドライブがてら立ち寄って、美味しさを味わってみませんか?

 

●小道の先のカフェ tsunagu

住所/山県郡安芸太田町上殿1754-1

TEL/080-2005-2328

営業時間/11:00~16:00

休み/月火水木曜

中国経済産業局職員が神辺町商工会の伴走支援に帯同(神辺町商工会)

地域の実情を踏まえた小規模事業者支援へ。経営指導員による支援の現場を実際に体験

中国経済産業局から3名が参加した経営支援会議の様子

 神辺町商工会では現在、中国経済産業局の職員が経営指導員による経営支援の現場に帯同する取り組みが行われています。全国の地方経済産業局職員が、商工会・商工会議所の経営指導員による伴走支援の現場を実際に体験し、小規模事業者支援への理解を深めることを目的とした中小企業庁の取り組みです。

 

 背景にあるのは、経営発達支援計画をめぐる制度の改正。これまで経済産業大臣が行っていた経営発達支援計画の認定に関する権限が、各地方経済産業局長に委任されました。第13回新規認定として400件の経営発達支援計画を各地方経済産業局が認定。地域の実情を踏まえた認定や、商工会・商工会議所と連携した効果的な小規模事業者支援につなげるため、経済産業局の担当者が支援の現場を知ることが重要とされています。

 

 今回の取り組みは2026年7月から12月までの期間で実施。経営発達支援計画の認定担当者などが、商工会・商工会議所での相談や事業所への巡回相談など、普段行われている経営支援の現場に帯同します。売上拡大や販路開拓、経営改善などに関する支援の現場を体験する予定です。

 

 神辺町商工会では、藤本経営指導員による「Rose防災」への経営支援に中国経済産業局の職員が帯同しています。Rose防災は、福山市で消防用設備の設計・施工・メンテナンスなどを手掛ける事業所。神辺町商工会ではこれまで、代表の小原順子さんとともに成長戦略ロジックツリーを作成し、事業の成長に向けた5つの課題を抽出するなど、継続的な伴走支援を行ってきました。

 

 今回の取り組みは12月まで続きます。 経営指導員が日々どのように事業者と向き合い、課題を整理しながら事業の成長を支えているのか。現場を知る機会を通して、地域の実情を踏まえた、より効果的な小規模事業者支援につながることが期待されます。

 

 帯同の様子はRose防災のInstagramでも紹介されています。こちらもぜひ、ご覧ください。

Rose防災のInstagramはこちら

 

●お問い合せ 神辺町商工会 TEL 084-963-2001

事業所紹介-花見堂(大野町商工会)

惜しまれながら閉店した老舗の味を未来へ。機械と技、思いを受け継ぎ「みせん煎餅」が2年ぶりに復活

「みせん煎餅」の味と技を受け継いだ店主の花見堂英延さん(左)と、焼き方を伝授した「みせん本舗岩むら」の岩村さん

 宮島口で50年以上にわたり親しまれ、2024年8月に惜しまれながら閉店した「みせん本舗岩むら」。その看板商品だった「みせん煎餅」が2年の時を経て復活しました。味を受け継いだのは、2026年9月1日に宮島口にオープンした「花見堂」。店主の花見堂英延さんが、岩むらで使われていた機械や道具、製法を受け継ぎ、一枚一枚手焼きで懐かしい味をよみがえらせています。

 

 花見堂さんは以前、廿日市市役所に勤務し、その後「おおの自然観察の森」で自然観察指導員として活動していました。岩村さんとは以前から付き合いがあり、閉店を知った時、「宮島口を代表する宮島土産がなくなるのは寂しすぎる」と事業承継を決意。閉店時に機械を譲り受けて保管し、岩村さんからマンツーマンで焼き方を教わりながら、復活への準備を進めてきました。

 

 みせん煎餅は、ピーナッツをふんだんに使った香ばしい煎餅。カリッと焼き上げた生地にピーナッツの食感がアクセントを添え、バターの豊かな風味と上品な甘さが広がります。どこかクッキーのような洋菓子の趣もあり、一枚でも満足感のある食べ応え。復活を待ちわびていたファンも多く、昔から根強い人気を誇る宮島土産です。

 

弥山の図柄が刻まれた焼きたての「みせん煎餅」。カリッと香ばしい生地とピーナッツの食感、バターの風味が楽しめます

 昔ながらの味を再現するため、使うのは岩むらから譲り受けた機械。一枚一枚手焼きするため、焼き上がりはその日の環境にも左右されます。大切なのは、手を動かすリズムと焼き上がりを見極める「勘」と「間」。花見堂さんは自分なりのリズムをつかみながら、岩村さんから教わった技術を日々磨いています。また、譲り受けた金型のデザインを手がけたのは、宮島彫りの伝統工芸士・故広川和男さん。長年愛されてきた味だけでなく、道具や技、地域の文化も次の時代へと受け継がれています。

 

 店内では目の前で煎餅が次々と焼き上がり、甘く香ばしい香りとともに手焼きならではのライブ感が楽しめるのも魅力。午前中は、熱々の焼きたてを味わえることもあります。ユーモアあふれる花見堂さんや個性豊かなスタッフとの会話も、この店ならではの楽しみです。

 

 9月末までには岩村さん直伝のもみじ饅頭も販売開始予定。こしあん、粒あんに加え、生地そのもののおいしさを楽しめるカステラの3種類が登場します。 「商品・味・志を受け継ぎ、みせん煎餅を末永く残していきたい」と花見堂さん。地域の事業者と一緒に宮島口を盛り上げ、訪れる人にもっと楽しんでもらえる場所にしたいと、新たな一歩を踏み出しています。

 

●花見堂(はなみどう)

住所/廿日市市宮島口1-3-3
TEL/0829-56-0637
営業時間/10:00~18:00
休み/水曜(祝日の場合は翌日)

事業所紹介-榎酒造株式会社(呉広域商工会)

創業127年、音戸で受け継ぐ酒造り。貴醸酒のパイオニアとして挑戦を重ね、国内外で高い評価

「華鳩」の酒造りを受け継ぐ5代目の榎俊宏さん。フランスのコンテスト「Kura Master」の賞状とともに

 呉市音戸町で1899(明治32)年に創業した榎酒造株式会社。5代にわたり家族で酒造りを受け継ぎ、代表銘柄「華鳩」を醸しています。目指すのは「ホッとやすらぐ酒」。華やかな香りや強い第一印象を追うのではなく、食事や日々の暮らしに寄り添い、疲れた時にも「もう一杯」と手が伸びるような、丸みのある優しい味わいを大切にしています。

 

 その酒造りを支えるのが、島の裏山から湧く水と井戸水です。どちらも柔らかな軟水で、「華鳩」のまろやかな味わいの礎となっています。一方、温暖な音戸での酒造りでは温度管理が重要。仕込みから貯蔵まで徹底して「冷やす」ことを意識し、急冷や冷蔵保管によってクリアな酒質を保っています。

 

 同社を語る上で欠かせないのが、貴醸酒(きじょうしゅ)です。一般的な日本酒が米、米こうじ、水を原料とするのに対し、貴醸酒は仕込みの最終段階で水の代わりに酒を使う特殊な製法で造られます。生まれるのは、濃厚な甘みと深いコク、まろやかな口当たり。1970年代に国税庁醸造試験場で開発されたこの製法が発表された際、榎酒造は全国に先駆けて製造に名乗りを上げ、1974(昭和49)年頃から貴醸酒造りを開始しました。現在では全国各地の酒蔵が手がけるようになった貴醸酒の、まさにパイオニア的存在です。

 

榎酒造を代表する「華鳩 貴醸酒8年貯蔵」。濃厚な甘みとまろやかな口当たり、長期熟成による奥深い味わいが魅力

 「華鳩」の貴醸酒は、造って終わりではありません。スタンダードとなる8年熟成をはじめ、新酒やにごり酒、2年物から30年以上の長期熟成酒まで幅広く展開。さらにオーク樽やシェリー樽、マディラワイン樽、バーボン樽などでも熟成させ、それぞれの樽がもたらす香りや風味を生かした個性豊かな酒も生み出しています。

 

 こうした挑戦の根底にあるのが、「人がやらないことをやってみる」という榎酒造の気風です。先代、先々代もより良い酒を求めて試験機関へ何度も足を運び、階段がすり減るほど通ったという逸話が残ります。その探究心は現在にも受け継がれ、広島県産米を中心に、杜氏自らが島で育てた米を使った酒造りなど、新たな試みにも積極的です。

 

 その品質は国内外でも評価され、国際的な酒類コンテスト「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」などで数々の賞を受賞。2026年には、フランスの日本酒コンクール「Kura Master」でも審査員賞を受賞しました。

 

 貴醸酒は、食後にゆったりと味わうデザートワインのような楽しみ方もおすすめです。チーズなどの乳製品やスイーツとも好相性。8年熟成の貴醸酒をバニラアイスにかければラムレーズンを思わせる味わいに、新酒にごりをかければヨーグルトアイスのような爽やかな風味が楽しめます。

 

 伝統を守るだけではなく、新しいことに挑みながら自分たちらしい酒を追求する榎酒造。127年にわたって受け継がれてきた探究心と技が、音戸の地から「華鳩」の新たな可能性を広げ続けています。

 

●榎酒造株式会社
住所/呉市音戸町南隠渡2-1-15
営業時間/9:00~19:00、土曜10:00~18:00
休み/日曜・祝日
HP/https://hanahato.ocnk.net

伴走支援から広がった生産性向上の取り組み。日野折箱店が中国経済産業局のnoteに登場(神辺町商工会)

支援を受ける側から、支援をする側へ。専門家として新たな挑戦を紹介

 神辺町商工会の会員事業所「株式会社日野折箱店」が9月2日、中国経済産業局の公式note「生産性改善の現場で聞いてみた@広島」で紹介されました。福山市で包装資材販売と折箱製造を手掛ける同社が、神辺町商工会などの支援を受けながら取り組んできた生産性向上の歩みや、AIを活用した現在の取り組みなどが詳しく紹介されています。

 

 日野折箱店は、代表取締役の日野貴文さんが事業を承継した当時、受注や生産管理、出荷管理などを電話やFAX、手書き、ホワイトボードなどで管理していました。しかし、多品種小ロットへと市場が変化するなか、従来のやり方に限界を感じ、業務改善に着手。その過程で神辺町商工会の藤本経営指導員とともに、補助金の活用や計画づくりだけでなく、会社が抱える課題や目指す方向を整理していきました。日野さんはこの時の支援を振り返り、生産性向上のスタートだったと話しています。

 

 その後は折箱の製造工程を見直し、工程の内製化や設備改良を進めるとともに、生産管理、受発注、バックオフィスへと改善の範囲を拡大。現在はAIエージェントも積極的に活用しています。見積作成や在庫管理をはじめ、日々発生する小さな作業を自動化する仕組みを自ら構築。AIに任せられる仕事を増やすことで、人が本来の折箱製造に力を注げる環境づくりを進めています。

 

 さらに日野さんは7月から、「広島県よろず支援拠点生産性向上支援センター」のサポーターとしても活動しています。同センターは2026年4月、よろず支援拠点内に設置されたもの。これまで自らが支援を受け、試行錯誤を重ねてきた経験を生かし、今度は生産性向上に悩む事業者を支える側として新たな一歩を踏み出しました。noteでは、「支援を受ける側だった自分だからこそ伝えられることがある」と、その思いを語っています。

 

 11月26日には、中国ブロック事務局長研修会で、藤本経営指導員とともに講演する予定です。神辺町商工会の伴走支援をきっかけに、自社の課題と向き合い、一つずつ改善を積み重ねてきた日野折箱店。その経験は自社の成長にとどまらず、現在は地域の事業者を支える力へとつながっています。

 

中国経済産業局公式note「生産性改善の現場で聞いてみた@広島」はこちら

㈱日野折箱店公式note『「折箱メーカーが相談業!?」と言われた日から考えていること』(2025年7月11日)はこちら

 

●お問い合せ 神辺町商工会 TEL 084-963-2001

事業所紹介-源田資料館(安芸太田町商工会)

旧加計町出身の源田兄弟の遺品や歴史資料を公開。地域活性化を目指した新たな観光スポットが誕生

「今後は展示している資料の中身もご紹介していく予定です」と森脇館長

 安芸太田町加計に5月31日、新たな観光スポット「源田資料館」がオープンしました。館内には旧加計町出身で旧日本海軍の軍人として活躍し、戦後は航空自衛隊の第3代航空幕僚長やブルーインパルスの創設者としても知られる源田實さんと、満洲国国務院総務庁次長などを歴任した兄・松三さんにまつわる貴重な資料が展示されています。

 

 資料館として活用されているのは、松三さんが暮らした家。2024年秋、空き家となっていた土地と建物について遺族から相談を受けたことをきっかけに、地元有志でつくる地域おこしグループ「リボーン加計」のメンバーが資料館へのリノベーションに乗り出しました。改修費の一部はクラウドファンディングで募り、源田家の協力を得て、實さんや松三さんが残した品々や歴史資料を展示しています。

 

歴史的に貴重な資料が揃う特別展示室。源田實さんの足跡や、当時の日本について深く知ることができます

 一般展示室と特別展示室があり、勲章や航空隊にまつわる品々をはじめ、戦時中の日本を知ることができるさまざまな資料を公開。館長の森脇智史さんが自ら展示物を解説するガイドも好評で、一つひとつの資料にまつわる背景を聞きながら館内を巡ることができます。

 また、源田實さんは、第343海軍航空隊を題材にした漫画『紫電改343』にも司令官として登場。同作の主人公・菅野直のファンなどが作品ゆかりの地として訪れるケースもあり、すでに関東や沖縄など県外からも来館者が訪れています。9月2日には同漫画の作者と愛媛県の紫電改展示館の館長が来館予定です。

 

 見学後は、館内のカフェスペースでひと休み。源田家に残されたアルバムをデジタルデータで閲覧できるほか、ブルーインパルスにちなんだ「ブルーハワイフロート」(600円)などのオリジナルドリンクも楽しめます。「全国から多くの人に訪れてもらえる施設に育て、地域が元気になる一助になれば」と森脇館長。県名勝の吉水園をはじめ、周辺の観光スポットとともに加計の町を巡ってもらい、地域の活性化につなげたいと考えています。

 

 加計から巣立った人物と、その時代を今に伝える「源田資料館」。新たに加わった観光スポットを訪ね、加計の町をゆっくり巡ってみませんか。

 

●源田資料館
住所/山県郡安芸太田町加計3370
TEL/090-1350-9916
営業日/土・日曜、祝日(平日は予約制)
営業時間/10:00~17:00(最終入館16:00)

HP/https://genda-museum.com

事業所紹介-GENIUSリラクゼーション(沼田町商工会)

自分らしく生きるための一歩を後押し。マヤ暦と対話を通して心を整える癒やしのサロン

じっくりと話を聞き、対話を重ねながらその人自身の答えを一緒に探す高本さん。「一歩踏み出したい」という気持ちに寄り添い、そっと背中を押してくれます

 料理で体の内側を整え、マッサージで外側を癒やし、そして占いで心へ――。広島市安佐南区沼田町にある「GENIUSリラクゼーション」は、さまざまな方法で人の心と体に向き合ってきたオーナーの高本真由美さんが営むリラクゼーションサロンです。同店のメインメニューは、マヤ暦を用いた鑑定。生年月日から、その人が持って生まれた使命や役割、才能などを読み解き、仕事や人間関係、家族との関わり、人生の転機など、さまざまな悩みに寄り添います。これまでに鑑定した人数は1,000人以上。大切にしているのは、一方的に答えを伝えるのではなく、じっくりと話を聞きながら、その人自身が答えを見つけていくことです。

 

 高本さんがマヤ暦と出合ったのは、自身も人生を模索していた時期でした。20代前半、都会での暮らしに息苦しさを感じ、屋久島や沖縄へ移住。自給自足の生活を経験する中で、「本来の自分で生きること」の大切さに気づいたといいます。その後、マクロビオティックやヴィーガン料理の料理人として「体の内側」から健康を支え、タイ式マッサージやアロママッサージを学んで「体の外側」へ。そして友人にマヤ暦で鑑定してもらったことをきっかけに資格を取得し、「心」へと活動の幅を広げました。旅をしながら国内外で鑑定を行う「旅する占い師」として活動した時期を経て、2023年に地元・広島へ戻り、現在のサロンをオープンしました。

 

色彩心理学を取り入れたカラーセラピー。直感で選んだカラーボトルから色が持つメッセージを読み解き、自分でも気づいていなかった思いや、本当に求めているものを探ります

 「変わりたいという小さな気持ちがある人の背中を押したい」と高本さん。自分の才能や可能性に気づくことで、少し元気になったり、今までとは違う選択ができたりすることもあるそう。家族や友人とは違う距離だからこそ、誰にも言えなかった思いを素直に話せるのも同店の魅力です。マヤ暦のほか、色彩心理学を取り入れたカラーセラピーやタイ式マッサージも用意。心と体をゆるめながら、自分自身とじっくり向き合う時間を過ごせます。

 

 迷っているとき、立ち止まってしまったとき、新しい一歩を踏み出したいとき。「GENIUSリラクゼーション」は、本来の自分を見つめ直し、明日へ向かう勇気と元気を持ち帰れる場所です。

 

ご予約は下記の予約フォームまたはInstagramのDMからどうぞ。

 

予約フォームはこちら

 

GENIUSリラクゼーションのInstagramはこちら

 

●GENIUSリラクゼーション(ジーネスリラクゼーション)
住所/広島市安佐南区沼田町吉山1902-2
TEL/090-8712-1571
営業時間/10:30~17:00
休み/日曜