名物料理「広島へそ丼」で地域を元気に!(広島県央商工会)

[広島へそ丼が世界へ⁉ 地域の魅力が詰まった名物料理がG7広島サミットで躍進]

中央に輝く卵黄がポイントの「広島へそ丼」

 「広島へそ丼」というユニークな名前の料理があるのを知っていますか? これは広島県のど真ん中“へその町”として親しまれる東広島市豊栄町で誕生しました。地元の特産品を取り入れた丼ぶりには、真ん中に「へそ」に見立てた卵黄が輝きます。地産品が入った食べるラー油、青ネギ、醤油以外は、提供するお店のオリジナル。アレンジは無限大で、提供するお店の個性が出るのも魅力です。現在、福富町、豊栄町を中心に東広島市内の12店舗で提供されています。

 

 520日から開催されたG7広島サミットでは、各国の報道関係者が集まる国際メディアセンターで朝食として提供されました。広島県央商工会ではこれを機に広島へそ丼の英語版パンフレットを作成。今後、需要が高まると予想されるインバウンドにも対応します。

 

国際メディアセンターで朝食として提供された時の様子。へそ丼のともに地域のPR
も行いました

 さらに527日(土)から、へそ丼を食べて景品がもらえる「広島へそ丼」祭りがスタートしました。 へそ丼を提供している12店舗のいずれかでへそ丼を食べると、もれなく「広島へそ丼」のロゴが入ったオリジナルのプレミアムしゃもじがもらえます。祭りはしゃもじがなくなり次第終了。先着順です。店ごとの個性が光る1杯は、何店舗も回りたくなる魅力にあふれています。東広島市でしか味わえないへそ丼を、ぜひこの機会にご賞味ください。

 

○へそ丼が味わえるお店はこちら

 

・福富物産しゃくなげ館(東広島市福富町下竹仁470-1

・道の駅湖畔の里福富(東広島市福富町久芳1506

・お食事処くろぼや(東広島市福富町久芳10887-4

・杢兵衛(東広島市豊栄町乃美545-2

・豊栄くらす(東広島市豊栄町清武352-1

・心花(東広島市豊栄町清武429-1

・ヤマシタ工房(東広島市豊栄町清武12-3-1F

・ミンチ&コーラのお店 けさランぱさラン(東広島市河内町入野2578-1

・まいたけふれあい広場(東広島市河内町入野4882

・天‐てん(東広島市西条御条町1-13

・道の駅西条 のん太の酒蔵 KAMOSU(東広島市西条町寺家10020-43

・ビストロパパ市役所店(東広島市西条栄町8-29 東広島市役所10

 

 同商工会では、今後も「広島へそ丼」を活用した地域の活性化に取り組んでいく考えで、国内外に向けたPRを積極的に行っていく予定です。

 

○お問合せ 広島県央商工会 TEL 082-437-0180

三原市の「スグレモノ」を集めたオンラインショップ「せとなか百貨店」がオープン!(三原臨空商工会)

[204商品の魅力を全国に発信。スマートフォン・タブレット端末対応でさらに使いやすく]

瀬戸内の面白さ美味しさに出会えるサイトです

 三原臨空商工会が運営する「ひろしまど真ん中市場」が、公開から10年の節目の年を迎えてリニューアル。サイト名も「せとなか百貨店」に変更し、さらにパワーアップして生まれ変わりました。参加企業は16社から36社、商品数も約2倍に増え、ボリュームも満点。スマートフォンやタブレット端末に対応し、クレジット決済も可能になり、使いやすさもグレードアップしています。

 

 地元の特産品や名品はもちろん、食品、衣類、雑貨、生き物の4カテゴリーでちょっと攻めた商品を扱っているのも特徴的。地元テレビ局が取材を行い、商品の魅力を伝えるとともに、お店の歴史、作り手の思いなども併せて掲載しています。

 

「まざぁーむうぉーむ株式会社」のSweet Black Garlic

 商品は、糖度が4050度でまるでスイーツのような味わいだという「まざぁーむうぉーむ株式会社」の黒にんにくや、家具職人、大工、設計士の三兄弟が営む家具・建築工房「サクラサク」が手掛けたフィット感抜群のイスなど、どれも気になるものばかり。まだ知らなかった逸品に出会えるはずです。

 

せとなか百貨店のHPはこちら

 

 

 

 

 

家具・建築工房「サクラサク」のMio(アームレスチェア)

 今後は各商品ページに事業者が発信しているSNSの情報をリンクさせ、近況や最新情報も提供していく予定です。新しくなった「せとなか百貨店」で、お気に入りの逸品を探してみませんか?

 

●お問い合わせ 三原臨空商工会 TEL 0848-86-2238

事業所紹介-NLP Ability Education(五日市商工会)

[心理学で職場の人間関係はもっと楽になる!企業研修でコミュニケーションについて学んでみませんか?]

大学での研修の様子

 NLPとは、1970年代にカリフォルニア大学の言語学者ジョン・グリンダー氏とその大学院生のリチャードバンドラー氏によって開発された心理学です。海外ではポピュラーで多くの人に愛され、一流のスポーツ選手、それをサポートする指導者、教育現場、経営者など、幅広い分野で活用されています。

 

 NLPの認定講師として活躍する澁谷さゆりさんは、企業、団体、教育機関、個人に対して、研修やセミナー、カウンセリングを行っています。研修の内容は「上司と部下の関係性を良くするためのコミュニケーションの取り方」や「新入社員に対するコミュニケーションの取り方」「部下の褒め方」など様々。主にコミュニケーションに関する課題を心理学ベースで解決に導きます。研修は全てオーダーメイドで、丁寧なリスニングを行い、今必要な内容を提案してくれます。また、澁谷さんは人を元気ややる気にするスペシャリスト、NLPのコーチングトレーナーの資格も取得。聞いているだけで、人を自然と笑顔にさせる魅力の持ち主です。

 

 研修のほか、メンタルコーチングやメンタルカウンセリングも行っています。専門用語を使わず、誰にでも分かりやすく上手にコミュニケーションをとるテクニックを伝授。人との関わりで悩みを抱えているという方にもおすすめです。

 

 研修後の感想では「自分を大切にできるようになった」「我慢しなくていいことが分かった」「本当の意味での自分らしさを見つけることができた」など前向きなアンケートが多数。「考え方を少し変えるだけで生き方が変わり、人生が変わります。心がすーっと軽くなる、そんな経験をしていただけます」と澁谷さん。

 

 企業向けの研修、個人向けのセミナーなどの日程はインスタグラム(@nlpability education)で発信しています。お問合せは電話またはHPのお問合せフォームからどうぞ。

 

NLP Ability EducationHPはこちら

 

NLP Ability Education

TEL050-3552-8833

営業時間/9:0019:00

休み/日曜

 

 また、澁谷さんは心理学と「DNA」を活用した最新の結婚相談所も運営。心理学をベースにその人の魅力をより引き出し、DNA検査によってより最適な相手に出会えます。すでに結婚している方や恋人がいる方はDNA検査のみも可能です。興味のある方は、ぜひお問合せください。お問い合わせは電話またはHPのお問合せフォームからどうぞ。

 

CupiD HPはこちら

 

CupiD

TEL050-3552-8833

営業時間/9:0021:00

事業所紹介-青空喫茶 ハチのひぐらし(沼田町商工会)

[これからの季節にぴったり。厳選素材で作る体に優しいドリンク&かき氷をどうぞ!]

屋台風のお店はインパクト抜群。「こだわりの素材を使って体が喜ぶメニューを提供しています」と店主の森本佳奈さん

 安佐南区沼田町の人気ベーカリー「カドナ」の敷地内に、一風変わった屋台風の喫茶「ハチのひぐらし」があります。添加物不使用、できるだけ自然素材にこだわった自家製シロップで作るドリンクやかき氷が味わえます。

 

 素材には砂谷牧農の牛乳といった地域のものや自家栽培のブルベリー、ハーブなど戸山産の食材をできる限り使用。砂糖はきび砂糖を使用するなど、体に優しい素材を使用した素朴な美味しさが魅力です。

 

 おすすめは自家採取のハチミツがある時にだけ味わえるという「ハチミツレモン」を使ったドリンク。レモンは瀬戸田町産の無農薬・有機栽培で皮まで食べられる安心安全なレモンを使用しています。お店には常時10種類のドリンクがスタンバイ。どれもさっぱりとした味わいでこれからの季節にぴったりです。

 

パイナップルと自家栽培のハーブを使ったかき氷

 ドリンクと同じシロップを使ったかき氷は4種類。氷は144時間かけてゆっくりと凍らせた己斐製氷の「安芸極み純氷」を使用。口どけの良いふわふわとした食感が楽しめます。これからの季節はブルベリー、梅、パイナップルなどのフレーバーが登場予定です。その他、東広島市西条町にある「アズベリーコーヒー」の豆を使ったコーヒーも販売しています。

 

 現在は土曜、日曜、祝日のみの営業。雨の日は定休日になります。営業日やメニュー、イベントなどの詳細はインスタグラム(@hachi_no_higurashi)でチェックできます。お問い合わせはインスタグラムのDMからどうぞ。今後は古民家を改装した喫茶のオープンを目指しています。沼田町商工会では、これまで補助金の申請支援や確定申告(決算)などで同店をサポート。店舗開店に向けても支援を行っていく予定です。

 

 季節感あふれる手作りシロップを使ったドリンクやかき氷で、いつ訪れても新しい一杯に出合えるお店。ドライブがてら出掛けてみませんか?

 

○青空喫茶 ハチのひぐらし

住所/広島市安佐南区沼田町大字吉山314(カドナ敷地内)

営業時間/10:0015:00

土曜、日曜、祝日のみの営業

事業所紹介-FOCACCERIA PUFFER(尾道しまなみ商工会)

[県内でも珍しいフォカッチャ専門店がオープン!バラエティ豊かなフォカッチャなどがスタンバイ]

「本場の生地を再現しながら向島らしさも盛り込んでいきたい」と鈴木さんご夫婦

 カフェや雑貨店などオシャレなスポットが続々と誕生している尾道市向島町に、46日新しいグルメスポットが誕生しました。「FOCACCERIA PUFFER」は、県内でも珍しいフォカッチャの専門店です。フォカッチャはローマ時代に誕生したとされる、イタリアの伝統的なパン。小麦粉、オリーブオイル、酵母などシンプルな材料で作る素朴な味わいが長く愛されています。

 

 こちらの専門店では、イタリア産の小麦を使い本場により近い味わいを再現。ショーケースには、具材を生地に練り込んだり、のせたりしたバラエティ豊かなフォカッチャなどが並びます。生地は定番の「さっくり」、イタリア産小麦と国産小麦をブレンドした「もっちり」、生地にジャガイモを練り込んだ「さく・ふわ」の3種類。トッピングにはできるだけ近隣で採れた野菜などを使用して季節感を演出しています。生地やトッピングの違いで多彩な風味や食感が楽しめます。

 

 店を営む鈴木さんご夫婦は、関西から奥様の祖父母の家がある尾道に移住。ご主人はピザ職人、奥様も飲食店に勤めていたこともあり、それを活かして地域に貢献したいと考えていました。これまでの経験を活かせ話題性もあるフォカッチャに注目し、専門店をオープンすることになりました。尾道しまなみ商工会が創業支援を支援。今後も広報や販路開拓など幅広いサポートを行っていく予定です。

 

 

見た目にも楽しいフォカッチャ(280円~)

 夏までには、フォカッチャに合うお惣菜やデザート、焼き菓子、ドリンクなど、新メニューの販売もスタート。「海のある穏やかな気候の向島はイタリアの気候と似ています。ここを拠点にフォカッチャ文化を伝えていきたい」と鈴木さんは話します。

 

 インスタグラムではその日のメニューや焼き上がり時間などを発信中です。@fococceria_pufferでチェック!

 

FOCACCERIA PUFFER(フォカッチェリアパッファー)

住所/尾道市向島町5534-27 キャッスル向島1F

営業時間/10:0013:0016:0019:00(当日変更あり)

休み/月火曜

事業所紹介-肉・野菜料理 寿(神辺町商工会)

[シェフのアイデアと技が光る和ベースの創作料理をライブ感たっぷりのカウンターで]

丁寧な手仕事が光る一皿を提供

 オーナーシェフの石原友義さんのアイデアやひらめきから生まれる、和ベースの創作料理が堪能できる一軒。グランドメニューはなく、自家栽培の野菜や市場などで買い付けた食材に合わせてメニューを決定。肉料理を中心にシェフの技が光る一皿が楽しめます。

 

 牛肉は赤身と脂身のバランスが良い国産牛を厳選。和牛の麻婆豆腐やイチボのカルパッチョなど、食材と調理法の組み合わせもユニークです。旬の食材を使ってシンプルな調理法で作られる料理は、メニュー名もとてもシンプル。テーブルに運ばれてくると、いい意味で期待を裏切られる楽しさがあります。また、アラカルトのほか、コース料理(8,800円~)も可能です。予算や量、好みやその日の気分に合わせて相談できます。

 

 こちらで提供しているメニューはすべて小麦粉を使っていません。グルテンフリーにこだわって、米粉を使用しています。「アレルギーがある人にも美味しい料理を心からたのしんでほしい」との思いから、マヨネーズも豆乳で手作り。アレルギーのある方にも、できる限り寄り添ったメニューを提供しています。

 

 石原さんはバーテンダーの経験もあり、お酒の知識も豊富。プロが厳選したカクテルやモクテル(ノンアルコールカクテル)など、こだわりの1杯も味わえます。

 

しっとりと落ち着いた店内。シェフとの会話も楽しんで

 店内はシェフが目の前で腕を振るうカウンター席が中心。目の前で料理が作られていくライブ感を楽しみながら、手間暇かけた自慢の料理を味わってみませんか?

 

○肉・野菜料理 寿(ことぶき)

住所/福山市神辺町新徳田259

TEL080-9794-6121

営業時間/17:3024:00LO23:00

休み/不定休

事業所紹介-ティーケーシー(尾道しまなみ商工会)

[確かな技術と知識を活かし船舶のサイレンサーやダクトなどを製造。夢は自社工場の建設]

 

「これからも取引先の方に信頼していただける仕事をしたい」と代表の古賀丈士さん

「ティーケーシー」は、主に熔接工事を行っている企業。船舶関係を中心に、船のサイレンサーやダクト、タンクなどを製造しています。2022年の創業後、業績を伸ばしている勢いのある企業です。

 

 代表の古賀丈士さんは、高校卒業後製缶工場に就職。鉄の加工を学び、その後現場で取り付けを行う企業に転職しました。工場と現場で培った幅広い知識と技術を活かして昨年独立。「自分が製造したものを見て、取引先の方が喜んでくれるのが嬉しい」と笑顔を見せます。

 

 古賀さんが目指すのはスピーディかつ丁寧な仕事。「美しい製品を早く作れるように、いろいろなやり方を試しながら、自分にしかできないオリジナルのマニュアルを作っていきたい」と話します。

 

 尾道しまなみ商工会に入会し、青年部にも所属。昨年は地域イベントにも参加しました。今年度も引き続き、部員のみなさんと一緒に様々な取り組みにチャレンジしていきたいと考えています。同商工会では、創業にあたって、事業計画書の作成サポートや融資についてアドバイス。引き続き、様々な支援を行っていく予定です。

 

 現在は貸工場で作業していますが、今後の夢は自社工場の建設。さらに設備投資にも力を入れ、特殊な加工ができる機械を導入したいと考えています。「特殊な機械とそれが使える技術があれば、オンリーワンの企業が目指せます」と古賀さん。これからも自分にしかできない仕事を提供するため、技術の向上に力を注いでいきます。

 

○ティーケーシー

住所/尾道市向東町3941-2

営業時間/8:0017:00

休み/土日曜・祝日

E-mail/1129tk24@gmail.com

※お問合せはメールでどうぞ

事業所紹介-政兵衛ファーム(尾道しまなみ商工会)

[尾道市の岩子島で日本一の収穫量を誇るわけぎを栽培。6次産業化で惣菜の製造にも着手]

甘味と酸味のバランスが良いヨーク

 尾道市向島はわけぎの全国シェアNO.1の生産地です。ここでトマトとわけぎの栽培を行っている平谷さんご夫婦。トマトは400㎡のハウスで年間45トンを収穫。卸業者を通して地元のスーパーで販売されています。ここで作られているトマトはヨークという品種。小さく育てるとうま味・甘味が増し、大きく育てると甘味と酸味のバランスが抜群。栽培方法によって様々な美味しさを楽しませてくれる品種です。平谷さんが目指すトマトは甘味と酸味のバランスが良く、トマトならではの美味しさを感じられるもの。水分、肥料の量を注意深く調整しながら、理想の味に近づけています。「栽培から10年が経ち、やっと消費者の方にご満足いただけるものができました。これからは規格外のものをいかに減らしていくかが課題です」と話します。合言葉は「毎年一年生」。毎年同じようにやってもうまくいかないのが農業。試行錯誤を繰り返しながら、さらに美味しいトマト作りに挑んでいます。

 

 

 

 

わけぎはこだわりの土で育てる露地栽培で

 一方、わけぎは土にこだわった露地栽培が中心。島の土は花こう岩で水はけがよく、わけぎの栽培に適していますが、さらに数年に一度、海の砂を畑に入れて土壌を改善します。砂と一緒に貝なども混ざることでカルシウム分やミネラル分が加わり、栄養の高い土になります。

 

 同ファームでは、まだまだ知名度の低いわけぎの美味しさをまずは地元の人に知って欲しいと考え、向島島内の飲食店と協力して毎年3月に「わけぎ祭り」を開催しています。初開催となった2022年には3店舗が参加。わけぎを使ったオリジナルメニューを開発し各店舗で提供しました。今年は飲食店も5店舗に増え、徐々に地元での認知度はアップしています。

 

 さらに今年は6次産業化にも着手。手軽に味わえる惣菜のオリジナルメニューを考案し販売する予定です。「わけぎの肉味噌」や「わけぎコロッケ」など、現在メニューを試作中。加工場を整備するとともに、わけぎの直売所も設ける予定です。

 

「特産品であるわけぎを守りたい」と平谷さんご夫婦

 「岩子島の生産者も高齢化し生産量も減っています。6次産業に取り組むことで新規就農者が増える起爆剤になったら嬉しいです」と平谷さん。現在、尾道しまなみ商工会のサポートを受けながら、事業計画書を作成中。同商工会は、融資関連や各種補助金の活用などでも支援を行っていきます。

 

 これまであまりなじみのなかった「わけぎ」。気軽に食卓に並ぶ日がそこまできています。

 

○政兵衛ファーム

TEL080-1640-2233

詳しい情報はインスタグラム(@masabee319)をチェック

事業所紹介-グルテンフリーのパン教室 ほぺ(尾道しまなみ商工会)

[3大アレルゲンを使わない安心安全な米粉パン。年内には向島島内に店舗もオープン!]

パン教室は福山市、三原市など市外からも訪れる人がいるほどの人気

 「グルテンフリーのパン教室 ほぺ」は小麦粉の変わりに米粉を使用し、卵も乳製品も使わないパンの作り方を教えてくれるパン教室。講師の石井友梨さんが自宅を使って月に78回開催しています。教室では生徒さんのレベルに合わせた7つのレシピを用意。初心者の方は1から、中級者以上の方は好きなレシピを選んで作ることができます。徐々にステップアップしたい方は1から順番にチャレンジしてみるのがおすすめです。

 

 米粉は小麦粉に比べて少し扱いにくく、コツが必要になる材料のひとつ。石井さんの教室では、独自に配合した材料のレシピと、失敗しないためのコツを一人ひとりに合わせてアドバイスしています。最大4名までの少人数で、細かなアドバイスが受けられるのが魅力です。教室の開催のほか、マルシェなどのイベントにも出店。57日(日)には、向島町立花にあるカフェ「ななまるカフェ」主催の「ななまるマーケット」で米粉パンを販売します。

 

誰でも安心して食べられる米粉パン

 ABCクッキングスタジオでパンやケーキの講師として活躍していた石井さん。結婚を機に退職しましたが、これまでの経験を活かしたいと小さなパン教室をオープンしました。当時使用していたのは小麦粉でしたが、自身のお子さんに小麦、卵、乳製品のアレルギーがあることが分かり、アレルギーのある子どもたちも食べられる米粉のパンを作ってみることになりました。「グルテンが含まれていなので、まずまとまらない。膨らまずにお餅のようなものができてしまう。最初はまったくうまくいきませんでした」と当時を振り返ります。

 

 米粉パンについて調べていく中で興味を持った3人の講師のオンラインレッスンに参加。学んだことを活かしてオリジナルレシピを開発し、現在に至ります。試作に使った米粉は10㎏以上。納得がいくまで試作を繰り返しました。

 

 「米粉パンを作り始めたころは、ニーズがあるのか全くの未知。徐々に同じ悩みを持つおかお母さんが集まるようになり、必要としている人がいると実感できるようになりました」と石井さん。石井さんの作るパンは3大アレルゲン不使用。さらに白砂糖、肉類も使いません。米粉、きび砂糖、イースト、塩、米油のみのシンプルな材料で作る、安心安全な米粉パンを提供しています。今では、アレルギーを持つお母さんだけでなく、健康志向の高まりもあってニーズが急増。今後はいつでも好きな時に米粉パンが購入できるように、店舗のオープンも予定しています。「米粉パンを気軽に手に取ってもらえる環境を整えたい。年内にはオープンしたいです」と石井さん。教室の日程や新店舗の進捗状況はインスタグラム(@hope_komeko)、公式LINEで発信中です。

 

公式LINEはこちら

 

 しっとりとして柔らかく、自然で素朴な甘さが魅力の米粉パン。お店のオープンが楽しみです! 

 

○グルテンフリーのパン教室 ほぺ

住所/尾道市向東町

開催時間/10:0012:00

お問合せは公式LINEまたはインスタグラムのDMでどうぞ