事業所紹介-小道の先のカフェ tsunagu(安芸太田町商工会)

古い家や家具、家族の味、人との縁を次の世代へ。三世代で営むレトロカフェ

店頭に立つ店主の石田かおりさん(右)とお母さま。古いものや家族の味を大切にしながら、二人で温かくお客さんを迎えます

 昭和の面影を残す家具やレコード、蓄音機が並ぶ、どこか懐かしい空間。「小道の先のカフェ tsunagu(つなぐ)」は、地元野菜をたっぷり使ったランチや手作りスイーツが楽しめるカフェです。店名の「tsunagu」に込めたのは、古いけれどまだ使えるものを次の世代へつないでいきたいという店主・石田かおりさんの思い。2026年6月に移転した現在の店舗も、築50年の趣をそのままに、長い年月を重ねたものならではの味わいが、落ち着いた雰囲気をかもしだしています。

 

 「つなぐ」のは、建物やモノだけではありません。石田さんの両親が営んでいた食堂のクリームぜんざいやミルクセーキ、不定期で登場する祖母から受け継いだちらし寿司など、家族の思い出の味も大切に守り続けています。「お客さまに作り方を聞かれれば、包み隠さずお伝えしています。その味がそれぞれのご家庭でまたつながれていくのは、嬉しいことです」と石田さんは話します。現在、店を切り盛りしているのは石田さんとお母さま、娘さんの3人。石田さんが料理、娘さんがスイーツを担当し、お母さまも店頭に立ってお客さまを迎えます。

 

 ランチの主役は、新鮮な野菜。地域で採れた野菜をふんだんに使い、素材そのもののおいしさを生かした家庭料理に仕上げます。届いた野菜を見てから献立を考えることも多く、週替わりのAランチはメインに小鉢3種、サラダ、スープ、ご飯が付いて彩りも豊か。定番のミートソースドリアや、夏季にはスパイスカレーも登場します。ランチに+300円で楽しめる、娘さんお手製のミニスイーツも人気。単品では季節のチーズケーキやティラミスなど2~3種類が用意されています。

 

地元の採れたて野菜が主役の週替わりランチ(1,600円)。旬のおいしさを彩り豊かな家庭料理で楽しめます

 敷地内の蔵を改装し、石田さんのお母さまが集めてきた雑貨や器などを販売するショップも、2026年内のオープンを目指して準備中です。モノをつなぎ、味をつなぎ、人をつなぐ。温かなつながりが、この店から始まります。

 

 シロップから手作りした大人気のかき氷は9月末まで提供予定。ドライブがてら立ち寄って、美味しさを味わってみませんか?

 

●小道の先のカフェ tsunagu

住所/山県郡安芸太田町上殿1754-1

TEL/080-2005-2328

営業時間/11:00~16:00

休み/月火水木曜