県内初の「壮青年部」が誕生。世代をつなぎ、地域を支える新たな組織に(福山あしな商工会)

青年部卒業後も培った経験や人脈を地域の力に。45歳から55歳を中心とする新たな組織がスタート

「これまでの経験やつながりを地域のために生かしていきたい」と話す佐藤元泰部長

 福山あしな商工会に、広島県内の商工会では初となる「壮青年部」が誕生しました。壮青年部とは、商工会青年部を卒業した世代を中心に構成する新たな組織。おおむね45歳から55歳までを対象に、現在23人が所属しています。

 

 商工会青年部では、若手経営者や後継者が地域活動や研修、交流などを通して経験を積んでいます。一方、45歳で青年部を卒業すると、それまで築いてきた仲間とのつながりや、活動を通して培った経験を生かす場が少なくなるという課題がありました。そこで福山あしな商工会では、青年部卒業後も商工会や地域と関わり続けられる受け皿として、壮青年部を立ち上げました。部員は商工会員やその親族などで構成する正部員21人と、活動の趣旨に賛同する賛助部員2人。男女を問わず参加でき、女性部員も活動しています。

 

 壮青年部に期待されているのは、世代や組織をつなぐ「架け橋」としての役割。青年部で長年活動してきたメンバーには、地域で培った幅広い人脈や事業を企画・運営してきた経験があります。その力を生かし、親会や青年部、女性部、各部会などをつなぎながら、それぞれの活動を支えていきます。他部会の活動をサポートする一方で、壮青年部が主体となった事業にも取り組み、地域に新たなつながりを生み出していく考えです。また、45歳から55歳は、事業所では経営の中心を担う人も多い世代。同世代の経営者らが集まり、仕事や地域の課題について話せる場をつくることも、壮青年部の大切な役割の一つ。青年部で築いたつながりを途切れさせることなく、さらに深めながら、次の世代へ経験を引き継いでいきます。

 

壮青年部の部員をはじめ、設立総会に集まったみなさん。世代や組織の垣根を越えた連携で、地域を盛り上げます

 佐藤元泰部長は「『連携』が本年度の最も重要なテーマ。青年部を卒業して終わりではなく、これまでの経験やつながりを地域のために生かしていきたい」と話します。今後は部員同士の交流を深めながら、青年部や女性部などとも連携し、壮青年部だからこそできる活動を模索していく予定です。青年部で育った人材が、その後も地域を支え、次の世代を後押しする。福山あしな商工会から始まった新たな取り組みが、世代を超えた商工会活動の可能性を広げます。

 

●お問合せ 福山あしな商工会 TEL:0847-52-4882