「新」海田さつまの素を海田高校の生徒がひろしま夢ぷらざで試食販売します!(広島安芸商工会)

[高校生の地元愛から誕生した「海田さつまの素」がリニューアル。試食販売を実施]

新しくなった「さつまの素」改め「ごま鯛みそ」

 「海田さつま」は、海田町周辺の地域で江戸時代から伝わる郷土料理。旬の魚を焼いた後、身と骨に分け、骨で出汁を取り、身は焼いた味噌とすり鉢でゴマと一緒に混ぜ、出汁で伸ばした後にこんにゃくやネギを加えます。調理にとても手間がかかることから、近年では食べる機会も少なくなり、その存在自体を知らない住民も多くなってしまいました。

 

 「海田さつまの素」は、そんな「海田さつま」をもっと手軽に食べてほしいと考案されたもの。令和元年度、海田高校の生徒が(株)ますやみそに商品化を依頼し、同者の共同開発で完成しました。令和33月から販売をスタートしています。

 

 今年度は販売から2年を迎え、商品をリニューアル。商品名を「海田さつまの素」から「ごま鯛みそ」に変更し、一目で内容が分かるように工夫しました。パッケージの商品名は海田高校書道の生徒が担当。また、一袋に入っていた味噌を使いやすいように2袋に分け、完成品の見栄えを考慮して黒ゴマから白ゴマに変更しました。発酵調味料として、様々な料理に使える優れものです。

 

 329日(水)には、海田高校の生徒がひろしま夢ぷらざにて試食販売を実施します。試食では、ごま鯛みそをトーストにのせて提供。この試食販売で、たくさんの方にリニューアルした商品を周知するとともに、地元を大切に思う高校生の取り組みを伝えていきたいと考えています。

 

 試食販売は10時から15時まで。見た目も中身も新しくなった「ごま鯛みそ」をぜひこの機会にお試しください。

 

●お問合せ 広島安芸商工会 TEL 082-822-3728