事業所紹介-株式会社T・D・C(広島東商工会)

建設の現場力を武器に、ドローンを活用した新たなサービスを展開

広範囲を一望でき、リアルタイムで映像を届けるドローン。今後もさまざまなシーンでの活躍が期待されています

 広島市安芸区に本社を構える株式会社T・D・Cは、広島県内の大手ゼネコンの下請け企業として、建設現場の工事や施工管理を担ってきました。JR西日本関連工事をはじめ、公共工事や大学施設の整備など、確かな技術と実績を積み重ねています。現場で培った安全管理と工程管理のノウハウが、同社の強みです。

 

 その強みを生かし、2025年1月からドローン事業を開始。空撮・測量・農薬散布・点検(橋・建物)の4つを軸に、建設事業者向けサービスからスタートしました。測量は、ドローンで撮影した画像に緯度・経度・標高などの位置情報を埋め込むことができ、正確なデータ管理が可能。赤外線カメラを搭載した機体では、外壁やタイルの浮き、ソーラーパネルの異常などを色の変化で可視化できます。映像は4Kの高画質で撮影でき、工事の進捗を同じ位置・同じ角度から定期的に記録することで、現場管理の精度を向上させることもできます。業務にドローンを活用することで、労力の削減、作業時間の短縮といった効率化を実現しています。

 

農薬や肥料、種子、融雪剤などを空中から散布できるドローンは、農業の世界でも大活躍

 現在は多様化するニーズにも対応しており、ホームページやSNS用のPR動画、イベント記録、施設紹介など幅広く活用されています。新築住宅の記念撮影や、取り壊し前の住まいを映像で残す提案など、一般ユーザー向けの新しい活用法にも期待が高まっています。操縦士は全員、専門知識と技術を持つ二等無人航空機操縦士の国家資格を保有。国土交通省への飛行許可申請もスムーズに行える体制を整え、信頼性の高いサービスを提供しています。

 

 現場力を地域課題の解決に生かす取り組みとして、建設業の技術を生かしたお墓の清掃代行サービスもスタートしました。伐採や防草シート施工、砂利敷設まで一貫して対応し、作業後の廃材処分も自社で行っています。様々なサービスの依頼や問い合わせは、お電話または同社ホームページの問い合わせフォームで受け付けています。

 

 今後は、広島東商工会の支援を受けながら事業計画の策定や申請準備を進め、補助金制度等を活用し、幅広いニーズに応えるための機材を導入予定。建設で培った技術とドローンの可能性を掛け合わせ、新たな価値創出に挑戦し続けます。

 

●株式会社T・D・C(ティ ディ シー)

住所/広島市安芸区矢野南1-20-17
TEL/082-889-5539
営業時間/9:00~17:00
休み/土日曜・祝日

HP/https://www.tdc-hiroshima.com