事業所紹介-地域共創拠点areal wakka(神辺町商工会)
神辺町に誕生した「地域共創拠点areal wakka(エリアルワッカ)」が描く、地域と共にある未来
投稿日:2025.05.08

素材本来のうま味を大切にした風味豊かなカレー。この日はバターチキンカレーが登場
人と人、人と地域をつなぐ拠点として、2024年にオープンした「地域共創拠点areal wakka(エリアルワッカ)」。運営するのは、地域に根差した活動を長年続けてきた株式会社かこ川商店です。環境に関わるリサイクル事業を主として展開する一方で、地域とともに歩む新たな挑戦として、日常に“ひらかれた場”をつくろうとこの拠点を立ち上げました。
“地域の”という意味を持つ「areal」と“輪っか”をアルファベットにした「wakka」を組み合わせた店名には、地域の人やモノ、コトを繋げて“地域の輪っかを広げていきたい”、そんな思いが込められています。その名の通り、地域の人たちと一緒に作り上げる拠点として、地域で育てた食材を使ったカフェ営業や、親子で楽しめるワークショップの開催、地元の方々が集う交流の場の提供など、様々な機能が備わっています。
毎週木曜日限定で営業するカフェでは、自家栽培の野菜など地元食材を使った「片山カレーランチ」を提供。週替わりで、バターチキン、チキンキーマ、バターチキンキーマなどが登場します。使用するお米や野菜は、店舗周辺の「ふれあい農園片山」で地域の人々とともに育てたものや、地元の農家が丹精込めて栽培したもの。先着8名限定で自家製のミニサラダやふわふわ食感のシフォンケーキが付くうれしいサービスもあります。シフォンケーキに使われている小麦粉も自家製で、水切りヨーグルトを添えたさっぱりとした味わいが人気です。また前日9時までの予約でウェルカムドリンク、サラダ大盛、ごはん大盛から1つ選べる特典付き。予約にもミニサラダとミニシフォンケーキが付くので、訪れるならお得な予約がおすすめです。

「地域の方と一緒に新しいことにチャレンジしていきたいです」と水主川緑さん
カフェ営業のほか、ものづくりの町・福山の特色を活かし、廃材や端材を使ったクラフトワークショップやアート展、そば打ち体験、ピザづくり体験など、地域の人々が集う様々なイベントも開催。なかでも、企業から提供された廃材を用いた手づくり体験は、環境への配慮と創造の楽しさを両立する取り組みとして、子どもたちにも好評です。これまで地域の学校や図書館、イベントなどでも実施してきた活動を、今後はこの場所を拠点に広げていく予定です。
ここは、地元企業と地域がなめらかにつながる「交差点」のような存在。みんなが幸せになる循環型地域を目指して、かこ川商店の挑戦はまだまだ続きます。
ランチの予約、各種イベントの予約などは、リットリンクからどうぞ。
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●地域共創拠点areal wakka(エリアルワッカ)
住所/福山市神辺町川南873-8
営業時間/11:00~15:00、ランチは11:00~13:00
営業日/木曜