「オールクレ商談会」開催(呉広域商工会)

商工会、行政、支援機関、タウン誌の「オールクレ」が事業者の販路拡大を応援

会場は今年も活気にあふれていました

 2026年1月15日(木)、クレイトンベイホテルにて、「オールクレ商談会」が開催されました。この商談会は、呉広域商工会が伴走型小規模事業者支援推進事業の一環として実施しているもので、今年で7回目。今年も県内10社、首都圏11社、その他2社のバイヤーと呉市内の事業者21社が集結し、会場は熱気に包まれました。対談で昨年を上回る139の商談が行われ、会場の一角には、今年も株式会社クリエによる「ライブコマースブース」を設置。事業者が視聴者に向けて商品の魅力を紹介し、ライブ配信中のオンライン販売も行われました。

 

 主催者挨拶で登壇した同商工会の住谷事務局長は「この商談会は、共催に呉市や市内の支援機関、後援に金融機関やタウン誌の協力のもと、『オール呉市』で行う大規模商談会です。事業者のみなさんにとっては、プロのバイヤーと直接話ができる良い機会です。本日のご縁はスタート。このご縁を大切して、今後につなげてください」とエールを送りました。

 

商談会で確かな手応えを感じた株式会社中元本店の若狭倫一さん

 これまでもこの商談会に参加している株式会社中元本店の若狭倫一さんは、「前回の商談会では、自社のラムネが大手コンビニで流通することが決まり、大きな成果を実感しました。昨年の商談会から1年間にわたり商談が続いている商品もあります。地元開催の商談会の魅力は、まず参加しやすいこと。さらに全国への販路開拓に挑戦できる貴重な場です。県外での商談会は不安もありますが、ここでの経験が自信となり、次の一歩を後押ししてくれます。地方の事業者でも本気で取り組めば全国を目指せると実感でき、事業に対して前向きな気持ちになれました」と話します。

 

商談会を通して、やるべきことが明確になり、前向きな気持ちになれたと話す合同会社島の屋の濱下さん

 瀬戸内のレモンを贅沢に使用した「Setouchi島レモンのから揚げにかけるたれ」と「島そば」で商談会に臨んだ合同会社島の屋の濱下杏奈さんは、「今回の商談会では、商品のパッケージデザインや販売戦略について具体的なアドバイスを得ることができ、大きな気付きがありました。特に『島そば』については、産地や製造場所、味の特徴といった情報が十分に伝わっていない点を指摘され、改善の方向性が明確になりました。パッケージは商品の第一印象を左右する重要な要素であり、消費者が手に取った瞬間に魅力が伝わる工夫が必要だと実感しています。商談会でのフィードバックを活かし、商品の魅力をより分かりやすく伝えることで、販路拡大、そして全国展開につなげていきたいと考えています」と話し、今後の展開に意欲を見せます。

 

「昨年は多くの成約があり、出展者の皆さまも着実にステップアップされているように思います。バイヤーからの生の反応は、その後の改善に役立ち、より効果的な商品開発につなげることができます。商談会に出展したことがない方も、ヒントを得るチャンスだと思って、気軽にチャレンジしてもらいたいです」と同商工会の河本祐輝経営指導員。同商工会では、商談会終了後にバイヤーの評価をとりまとめて、事業者にフィードバックするなど、その後の継続的なフォローによって、支援を続けていきます。

 

●お問合せ 呉広域商工会 TEL 0823-70-5660