平和への願いを込めて――「原爆の子の像」に折り鶴を奉納(県女性連)

被爆80年の節目に、平和への想いをつなぐ奉納事業。中四国の女性部員が心をひとつに

 7月30日(水)、県女性連は平和記念公園にて『原爆の子の像に千羽鶴を捧げる事業』を実施しました。今年も「広島原爆の日」を前に、県内商工会女性部と中国・四国地方8県の女性部員から寄せられた約3万7千羽の折り鶴を奉納しました。

 

 松井会長は「今年から参加された女性部もあり、平和への想いがさらに広がっていることを実感しています。この奉納事業は、広島だけでなく中四国全体の女性部が協力して取り組む大切な活動です。今年は被爆から80年という節目の年でもあり、改めて平和の尊さを胸に刻みながら、未来へ祈りをつないでいく責任を感じています。」と話しました。

 

 各地域では、来年度の奉納に向けて、早くも折り鶴の作成が始まっています。県女性連では、来年度も引き続き、犠牲者を追悼し、平和への願いを込めて本事業を継続してまいります。

 なお、奉納された折り鶴は広島市の取り組みによりリサイクルされ、再び社会に役立てられています。こうした活動を通じて、平和の祈りが未来へと受け継がれていくことを願っています。

 

県女性連役員会後、役員16名で撮影