高陽東高校と連携した新「BUY KOYO SHIRAKI」が完成(高陽町商工会)
高校生が地元の飲食店を取材。学生ならではの目線でお店の魅力を発信
投稿日:2026.03.06

左から原田経営指導員、矢舖さん、山村先生、佐々木先生
高陽町商工会青年部が、高陽東高校の生徒と連携して制作した冊子「BUY KOYO SHIRAKI」が完成しました。同冊子はこれまで、会員事業者の基本データや事業内容を紹介する役割を担ってきましたが、今回初めて高校生が巻頭ページの制作を担当。地域の飲食店4店舗を取材し、紙面づくりを行いました。
今回の取り組みのきっかけは、2024年に福山市で開催された総合学科教育の研究大会でした。高陽東高校の山村聡先生が、神辺町商工会青年部と神辺高校の生徒が共同で発行している冊子の取り組みを知り、「地域と関わる学び」を実践したいと考えたことから、高陽町商工会へ相談。商工会側も、青年部が高校生と連携した取り組みを模索していたタイミングであったことから、冊子の巻頭特集として学生が担当する企画が実現しました。
制作は「商品開発と流通」の授業の一環として行われ、取材先の選定から、取材、文章作成、写真撮影、デザインまでを生徒自身が担当。制作ツールにはCanvaを使用し、チームごとに個性豊かな紙面を完成させました。青年部は取材先へのアポイントや取材同行などでサポートし、地域事業者との橋渡し役を担いました。
山村先生は「一般の方の目に触れる冊子という意識から、生徒たちは単なる課題とは異なる真剣さで制作に取り組みました。フォントや写真の選定にもこだわり、締切に間に合わせるため自宅で作業を行う姿も。責任感や主体性の育成につながったと感じています」と話します。同じく授業を担当した佐々木先生は、「今回は飲食店の取材を行いましたが、来年度は製造業など、より多様な業種の事業所を紹介したいと考えています。地域の産業に触れる機会を通じて、生徒の視野を広げる取り組みを継続していきたいです」と今後の展望を示しました。また、青年部の矢舖さんは「地元の学生が地域の事業者に関心を持ち、実際に取材を通して交流する機会を得られたことを大変嬉しく思います。今後もこうした取り組みを継続し、地域とのつながりを深めていきたいです」と期待を寄せています。
「高校生と商工会が初めてコラボし、冊子制作や地域イベントの運営支援に取り組めたことは、地域にとっても大きな一歩となりました。学生の視点が新たな発見をもたらし、事業者の魅力を改めて引き出す機会にもなりました」と同商工会の原田経営指導員。来年度以降は、取材対象の業種拡大や商工会の広報媒体の活用なども視野に入れ、地域の魅力発信につながる取り組みとして協業を継続していく予定です。
●問い合わせ 高陽町商工会 TEL:082-842-0186

