令和7年度 第1回テストマーケティングを実施(県連)
消費者の率直な意見を直接事業者へ。商品のブラッシュアップに繋げ、売上向上をサポート
投稿日:2025.08.05

参加者は配布資料に目を通しながら、真剣な表情でアンケートに取り組んでいました
広島県商工会連合会は毎年、県内の商工会員や「ひろしま夢ぷらざ」出展事業者など、小規模事業者が製造・販売する食品関連商品を対象に、一般消費者の意見を集めるテストマーケティングを実施しています。今年もその第1回目が7月18日(金)に行われ、広島市在住の20代から60代の一般消費者や「ひろしま夢ぷらざ」関係者など約20名のモニターが参加しました。
この取り組みは、アンケートやインタビュー形式を通じて、消費者から商品に対する率直な意見を集め、事業者にフィードバックすることで今後の商品改良に役立ててもらおうというもの。今年度は2回の実施予定で、1回につき約10商品、合計20商品を対象としています。
7月18日(金)に開催された第1回目では、スイーツ、乾物、ラーメンなど、多彩なジャンルから11商品が集結。専門家による商品説明や事業者の想いを聞きながら試食を行い、それぞれの商品に対して率直な評価を行いました。

今回テストマーケティングに登場した商品の一部
消費者からは、「このままで十分売れると思う!」「とてもおいしいのでお店にも行ってみたい」「パッケージからどんな商品なのか伝わらない」「中身が素敵なのに、外から見えないのが残念」 など、様々な意見が寄せられました。こうした声は今後、参加事業者へフィードバックされ、商品をブラッシュアップする際の材料として活用されます。
第2回のテストマーケティングは8月22日(金)に開催予定。広島県商工会連合会では、テストマーケティングを通じて得られた評価をもとに商品を改良した際にかかる費用の一部を支援する「特産品等開発支援」や、改良商品の販路開拓を後押しする「商談会」など、一貫した支援体制で事業者の商品開発・販促活動を応援していきます。