小規模企業景気動向調査(2026年1月期)の結果を公表します

全国商工会連合会では、2026年2月27日、1月期の小規模企業景気動向調査の結果を発表しており、
業種ごとの結果の要旨は以下のとおり。

<製 造 業> ◇…原価高騰を背景に売上額DIが急低下し、採算悪化が進む製造業…◇

<建 設 業> ◇…季節要因による需要と人手不足の制約が交錯する中、継続的な収益確保が求められる建設業…◇

<小 売 業> ◇…需要の低迷から、売上額DIがマイナスに転じた小売業…◇

<サービス業> ◇…経費増・来客減・大雪の三重苦に直面するサービス業…◇

 詳細については、添付ファイルをご覧ください。

  2026年1月期景気動向調査結果(2026.2.27)

    

 ≪小規模企業景気動向調査とは≫

 全国商工会連合会が小規模企業を対象に、毎月行っている景気動向調査です。

 全国303商工会の経営指導員による選択記入方式の調査で、広島県では9商工会で実施しています。

 

(問合せ先)
 全国商工会連合会 産業政策課 電話03-6268-0085

 広島県商工会連合会 東部支所

「ひろしま夢ぷらざ」レシピコンテスト受賞者、今年も県知事を表敬訪問(県連)

左から長谷川専務理事、広島総合技術高等学校のみなさん、横田知事、宮廻さん、平田会長

 消費者参加型イベント「第3回夢夢チャレンジ!レシピコンテスト」が今年度もひろしま夢ぷらざで開催されました。このコンテストは、県内市町のあらゆる特産品や珍しい商品など、ひろしま夢ぷらざが取り扱うアイテムを用いたレシピを募集し、その魅力を広く発信しようと企画されたもので、今年で3回目。応募総数226レシピの中から、書類審査と料理専門家などによる試食審査を経て6レシピに絞り、同店の来店客やWeb投票により最優秀賞、優秀賞が決定しました。最優秀賞に選ばれたのは広島総合技術高等学校の北尾清夏さん、波間優月さん、林結奈さん、屋敷光璃さんが江田島市の『KAKIJAN』を使って考案した『寒い日には海鮮ホットパイ』。優秀賞には安田女子大学の宮廻陽紀さんが安芸高田市の「川根柚子ゆずみそ」と安佐北区の「レモンピール」を使って考案した『ゆずみそのヘルシーレモンコロッケ』が選ばれました。2月13日(金)には、受賞した2組が県庁を訪れ、横田美香知事を表敬訪問しました。

 

 初めに広島県商工会連合会の平田圭司会長が、「隠れた広島の食をレシピを通じて広く発信し、事業者の励みと販路拡大につなげていきたい」とコンテストに対する思いを伝えました。続いて、横田知事が『寒い日には海鮮ホットパイ』を試食。「牡蠣の風味をしっかりと感じる広島らしい一品。海鮮や野菜、サクサクのパイ生地など、いろいろな食感があって楽しい!」とにこり。さらに『ゆずみそのヘルシーレモンコロッケ』を試食し、「柑橘を使ってさっぱりとしているのに、柚子味噌でしっかりとコクもあってご飯が進みそう!」とどちらも絶賛しました。長谷川専務理事からは、受賞したメニューについて「レシピカードを作成し商品と一緒に配布したことで、『KAKIJAN』は6倍、『川根柚子みそ』も4倍に売り上げが伸びています」とコンテストの成果をPRしました。

 

体の芯から温まる『寒い日には海鮮ホットパイ』(左)と揚げずに作るヘルシーな『ゆずみそのヘルシーレモンコロッケ』(右)

 最後に横田知事は「どちらも広島らしさがあふれるメニュー。一見、プロ向けのように見える食材でも、こうしてレシピを示してもらうことで、ずっと使いやすくなります。広島県が誇る素晴らしい商品を、お家でも気軽に取り入れてみてほしいですね」とコメント。ひろしま夢ぷらざでは商品とともにレシピカードを配布し、引き続き広島の食の魅力を発信していきます。

「令和7年度 試食会およびオンライン商談会」開催(県連)

バイヤー向け試食会の様子

 販路開拓支援事業の一環として、小規模事業者等の販路拡大や商品開発支援を目的に、「バイヤー向け試食会」および「オンライン商談会」を開催しました。この事業では、新たな取り組みとして首都圏・関西圏などを中心とする小売・流通業の11バイヤーを招聘し、県内事業者の商品を事前に試食・評価していただきました。その評価をもとに商談を行うことで、より具体的で実りあるマッチングの機会を創出しました。

 

 バイヤー向け試食会は、令和8年2月4日(水)と5日(木)の2日間、業務を委託した(株)日庄マーケティング・ソリューションにて開催。参加した20事業者から事前に提出された商品と紹介資料をもとに、バイヤーが実際に試食を行い、味や品質、原材料、価格帯、パッケージ、売り場での展開イメージ、物流面での課題など、多角的な視点から商品評価を行いました。これにより、食感や風味、商品の強みや改善点を事前に共有することができ、商談の精度向上につながりました。

 

 Zoomを活用したオンライン商談会は2月13日(金)に開催。商談は1コマ25分とし、64件の商談が行われ、バイヤーからは具体的な取引条件の提示やブラッシュアップにつながる提案などもあり、事業者にとって貴重な機会となりました。参加事業者からは、「事前に試食を経ているため商談がスムーズに進み、具体的な提案を受けることができた」、「バイヤーの率直な意見を聞くことができ、今後の商品改良や価格設定の参考になった」などの声が寄せられました。また、オンラインでの商談に不安のある事業者に対しては、県連に専用ブースを設けて対応。通信環境や操作面を支援することで、全事業者が安心して商談に参加できる体制を整えました。

 

 今後は事業者に対して、商談実施10日後と2ヶ月後の計2回アンケートを実施し、取引状況などを確認。成約に向けてフォローアップを行っていく予定です。継続的なフォローを通じて、事業者の販路拡大を後押ししていきます。

情報発信サイト「上下のippin」に新たな5事業所を追加(上下町商工会)

記事作成のプロによる丁寧な取材で、事業者の人柄や想いまで引き出します

 上下町商工会では、第2期経営発達支援計画に基づき、上下町内の小規模事業者が持つ秀でた逸品まだ知られていない隠れた魅力を訪問取材で深掘りし、Webサイト「上下のippin」で発信しています。この事業は平成29年度からスタートし、プロのライター・カメラマン・Web制作者などと連携しながら、商品やサービスの魅力に加え、事業者の人柄や想い、背景にあるストーリーまで伝わる記事づくりが特徴。これまでに計44事業者を掲載してきました。

 

 令和7年度も新たに5つの事業所を追加掲載。地域内外の人に上下町の魅力をもっと知ってもらい、実際にお店を訪れるきっかけにつながることを目指し、内容の充実と更新を重ねています。「人に会いに行きたくなる」。そんな「上下のippin」を、ぜひご覧ください。

 

令和7年度 新たに加わった5事業所

・たまご餅本舗山本家

ふんわり、やさしい甘みが広がる“たまご餅”。手仕事の丁寧さと変わらぬ味で、上下町の日常に寄り添うふるさとの一品。

https://jyoge-ippin.jp/company/930/

 

Guzzi_55/福場焙煎所

店主の感性が光るラインナップと、和モダンに包まれる優しい雰囲気。暮らしに小さなときめきを足す“お気に入り”が見つかる場所。

https://jyoge-ippin.jp/company/916/

 

・渡辺石灰株式会社

石灰の力で、地域のものづくりと環境を支える企業。見えないところで暮らしを守る、確かな技術と誠実な仕事に迫る。

https://jyoge-ippin.jp/company/899/

 

・かぜのせと

風が通り抜けるような心地よさと、大地の恵みを受けて育つアスパラは絶品。上下町の新たな特産品をお届け。

https://jyoge-ippin.jp/company/896/

 

BarSR-Union

一杯に遊び心と居心地を込めて。ひとりでも仲間とでも立ち寄れる、上下の夜のとまり木。会話がはずむ隠れ家バー。

https://jyoge-ippin.jp/company/894/

 

「上下のippin」はこちら

 

●お問合せ:上下町商工会 TEL0847-62-3504

事業所紹介-株式会社T・D・C(広島東商工会)

広範囲を一望でき、リアルタイムで映像を届けるドローン。今後もさまざまなシーンでの活躍が期待されています

 広島市安芸区に本社を構える株式会社T・D・Cは、広島県内の大手ゼネコンの下請け企業として、建設現場の工事や施工管理を担ってきました。JR西日本関連工事をはじめ、公共工事や大学施設の整備など、確かな技術と実績を積み重ねています。現場で培った安全管理と工程管理のノウハウが、同社の強みです。

 

 その強みを生かし、2025年1月からドローン事業を開始。空撮・測量・農薬散布・点検(橋・建物)の4つを軸に、建設事業者向けサービスからスタートしました。測量は、ドローンで撮影した画像に緯度・経度・標高などの位置情報を埋め込むことができ、正確なデータ管理が可能。赤外線カメラを搭載した機体では、外壁やタイルの浮き、ソーラーパネルの異常などを色の変化で可視化できます。映像は4Kの高画質で撮影でき、工事の進捗を同じ位置・同じ角度から定期的に記録することで、現場管理の精度を向上させることもできます。業務にドローンを活用することで、労力の削減、作業時間の短縮といった効率化を実現しています。

 

農薬や肥料、種子、融雪剤などを空中から散布できるドローンは、農業の世界でも大活躍

 現在は多様化するニーズにも対応しており、ホームページやSNS用のPR動画、イベント記録、施設紹介など幅広く活用されています。新築住宅の記念撮影や、取り壊し前の住まいを映像で残す提案など、一般ユーザー向けの新しい活用法にも期待が高まっています。操縦士は全員、専門知識と技術を持つ二等無人航空機操縦士の国家資格を保有。国土交通省への飛行許可申請もスムーズに行える体制を整え、信頼性の高いサービスを提供しています。

 

 現場力を地域課題の解決に生かす取り組みとして、建設業の技術を生かしたお墓の清掃代行サービスもスタートしました。伐採や防草シート施工、砂利敷設まで一貫して対応し、作業後の廃材処分も自社で行っています。様々なサービスの依頼や問い合わせは、お電話または同社ホームページの問い合わせフォームで受け付けています。

 

 今後は、広島東商工会の支援を受けながら事業計画の策定や申請準備を進め、補助金制度等を活用し、幅広いニーズに応えるための機材を導入予定。建設で培った技術とドローンの可能性を掛け合わせ、新たな価値創出に挑戦し続けます。

 

●株式会社T・D・C(ティ ディ シー)

住所/広島市安芸区矢野南1-20-17
TEL/082-889-5539
営業時間/9:00~17:00
休み/土日曜・祝日

HP/https://www.tdc-hiroshima.com

「広島県商工会白書2025」を発行しました

 広島県商工会連合会では、このたび「広島県商工会白書2025」を発行しました。

 商工会が担う役割や県内商工会組織の状況、主な事業活動の実績などを分かりやすく整理し、会員事業者の皆様をはじめ、行政・関係機関・地域の皆様と共有することを目的としています。

 本編は5章立てで全24ページ、別冊の資料編は全15ページで構成されています。

 本白書を通じて、商工会の取り組みを、より身近に感じていただければ幸いです。

(問合せ先) 広島県商工会連合会 東部支所 084-960-3107

 

  内容はそれぞれ下の画像をクリックするとご覧になれます。(PDF)

 

 

 

「令和7年度広域講習会(広島会場)」を開催(県連)

第2部で情報発信に関するディスカッションを行った吉原氏(左)と森氏(右)

 広島県商工会連合会は1月29日(木)、ホテルメルパルク広島において「令和7年度広域講習会」を開催しました。今回は食品製造業・小売業に従事する小規模事業者を対象とし、会場参加とZoomによるオンライン参加を併用したハイブリッド形式で実施。事業を成長へと導く“情報発信力”をテーマに学びを深めました。

 

 第1部は、株式会社中国新聞社 執行役員編集局長の吉原圭介氏が「メディア目線を踏まえた情報発信」と題して講演しました。吉原氏は、優れた商品やサービスを持っていても「伝わらなければ存在しないのと同じ」と強調。プレスリリースが記事化される割合は決して高くなく、記者が一つのリリースに目を通す時間はわずか数十秒であることを紹介し、限られた時間の中で“読まれる”工夫が不可欠であると説きました。具体的には、最も伝えたい結論を冒頭に置く「逆三角形」の構成、一番の売りを明確に打ち出す見出しづくり、情報を絞り込む勇気の重要性を解説。さらに、単なる商品紹介にとどまらず、「なぜ今なのか」「地域や社会とどうつながるのか」といった社会性・地域性を加えることでニュース価値が高まると、実例を交えて紹介しました。図やグラフの活用など、視覚的に伝える工夫も有効であるとし、参加者にとって実践的なヒントが数多く示されました。

 

会場・オンライン合わせて約40の事業所が参加しました

 第2部では、吉原氏と株式会社PR TIMES パートナービジネス開発室の森悠哉氏によるディスカッションを実施。「社会に届く情報、届かない情報の違いとは」をテーマに、メディアが重視する視点や記者との関係づくりの大切さについて意見が交わされました。事業者にとって当たり前の取り組みの中にもニュースの種があること、地域メディアへの掲載が他媒体への波及につながる可能性など、情報発信を“攻めの経営”につなげる視点が共有されました。

 

 ディスカッション後には、経済産業省中国経済産業局より取引適正化に関する最新の動向の説明があり、全国商工会連合会からは企業のリスクマネジメントについての概要が紹介されるなど、今、中小企業・小規模事業者にとって必要な情報がしっかりと詰め込まれた充実した内容となりました。自社の強みを社会へ届けることは、地域経済を支える力にもつながります。今回の学びが、広島の食に関わる事業者のさらなる飛躍につながることが期待されます。

事業所紹介-焼肉 咲咲亭(沼田町商工会)

上質なお肉を手頃な価格で。歓送迎会のご予約はお早めに

 広島市安佐南区大塚西に店を構える「焼肉 咲咲亭」。店主の上田旨崇さんが、2024年に前オーナーから店を引き継ぎ、2025年に新たに創業しました。店名と味はそのままに、長年通う常連客の楽しみを守りながら、新体制でのスタートを切っています。

 

 提供するのは、厳選した国産牛や4~5等級の上質な和牛など。肉は塊で仕入れ、丁寧に手切りしています。サシと赤身のバランスが良く、うま味とコクをしっかりと感じられる肉質が特長。中でもおすすめは、さっぱりとした口当たりながら深い味わいを楽しめる「咲咲亭カルビ」です。味の決め手となるのが、店内で製造する自家製タレ。味噌と醤油をベースに約8種類の調味料を独自にブレンドし、1週間熟成させて深みを引き出します。化学調味料を使用しない無添加も継承。隠し味に青きな粉を使い、甘みには三温糖を使うなど、天然素材へのこだわりが光ります。さらに、ほぼすべての肉に細かな切り込みを入れて繊維を断ち、歯切れの良さとタレのなじみを高めることで、肉とタレが一体となった味わいを実現しています。

 

丁寧な手仕事が光る上田さん

 平日昼は定食が主力で、16種類の肉料理を中心としたメニューを用意。メインにご飯、味噌汁、サラダ、漬物が付くボリューム満点の内容で、学生や働き盛りにも好評です。ライスは1杯までおかわり無料。北広島町から仕入れる米は「ご飯がおいしい!」と評判です。

 

 夜は盛り合わせやコース料理が中心で、焼き物10種以上に野菜や海鮮、デザートまで付いたコースは1人4,000円から。飲み放題付きプランもあり、歓送迎会などの各種宴席にもおすすめです。12名以上の団体は要予約。下吸い式の無煙ロースターを採用し、煙や匂いを気にせず楽しめる快適な空間も魅力です。スーツ姿のビジネス客や女性客も利用しやすい環境が整っています。

 

 歴史ある味を守りながら、新体制で歩みを進める「焼肉 咲咲亭」。日常使いから団体利用まで、幅広いシーンで頼れる一軒です。

 

●焼肉 咲咲亭
住所/広島市安佐南区大塚西4-8-31
TEL/082-848-8829
営業時間/11:00~14:00、17:00~22:00
休み/水曜
HP/https://sakusakutei-3939.jp

事業所紹介-合同会社シェアード・プラス(福山あしな商工会)

「現在、入居者募集中です。お気軽にお問合せください」と長谷川さん

 合同会社シェアード・プラスは、福山市新市町を拠点に、障がいのある方が地域の中で安心して暮らせる共同生活支援グループホーム事業を展開しています。現在は「ホームローズ」と「ホームリリー」の2拠点を運営し、家庭的な雰囲気の中で、一人ひとりの生活に寄り添った支援を行っています。

 

 運営するグループホームはいずれも趣のある一戸建て住宅を活用した少人数制。日中は入居者が作業所へ通所し、夜間は世話人が食事の準備や見守りを担当します。管理者は近隣の事務所に常駐し、2つのホームを統括。顔の見える距離感と、行き届いたサポート体制が特長です。2025年7月に開設した「ホームローズ」(定員5名)は現在3名が入居。10月に開設した「ホームリリー」(定員4名)は、これから入居者を迎えます。今後は年度内にもう1軒の増設を予定しており、3拠点で12~13名程度の受け入れを目指しています。

 

 代表の長谷川美恵子さんの実家が仕出し屋であることから、プロの調理人による出張調理を取り入れ、栄養面だけでなく「おいしさ」にもこだわった食事を提供しているのも魅力。入居者からも好評で、日々の生活の楽しみや安心感につながっています。広い共有スペースでは、入居者同士やスタッフとの自然な交流が生まれ、家族のような温かな空気が流れます。

 

現在3名が入居している「ホームローズ」

 社会保険労務士として介護関連企業の顧問を務めるほか、会社員時代には人事総務として障がい者雇用に携わってきたという長谷川さん。その中で、「障がいのある方の力になりたい」という気持ちを抱き続けてきました。将来的にはボランティアとして関わることも考えていましたが、より主体的に、継続的に支援できる形として、経営者として事業を行う道を選択しました。

 

 長谷川さんは、事業のスタートを広く知ってもらおうと福山あしな商工会が主催した「ニュースリリ―ス作成セミナー」にも参加。実際にプレスリリースを完成させ、メディアなどに発信しています。「セミナーでは自社の強みを言語化できただけなく、異業種との交流を通して、新たな視点や刺激を得られたことも大きな成果です」と長谷川さん。今後の事業展開への自信にもつながりました。

 

 今後は、セミナーで得た学びを活かしながら、ニュースリリースをはじめとした情報発信にも力を入れ、必要とする人にサービスを届けていく考えです。「人の力になりたい」という原点を大切に、地域に根ざしたグループホームとして、安心して暮らせる「居場所」を広げていきます。

 

●合同会社シェアード・プラス
住所/福山市新市町新市194-1
TEL/0847-54-2425

事業所紹介-有限会社大浦鮮魚店(安芸津町商工会)

本格的な漬け丼が手軽にお家で楽しめます

 魚を知り尽くした魚屋がたどり着いた答えが、「漬け丼」でした。1985年頃、対馬出身の先代が安芸津で鮮魚店を開業。「瀬戸内のおいしい魚を、できるだけ身近に届けたい」という思いを原点に、地域に根差した商いを続けてきました。鮮魚や刺身の販売から始まり、時代のニーズに合わせて惣菜や仕出しへと業態を広げてきた同店。現在は二代目の大浦充弘さんが事業を引き継ぎ、魚屋ならではの商品開発に力を注いでいます。

 

 コロナ禍に誕生した「安芸津漬け丼」は、オリジナルの漬けダレに新鮮な魚を漬け込んだ一品。鮮魚店ならではの目利きで選ばれたカンパチ、瀬戸内産マダイ、ノルウェー産サーモンの3種類が揃います。誕生のきっかけは、店で働くスタッフに振る舞っていた“まかない”。新鮮な魚を特製ダレに漬け込んだ丼があまりにも好評だったことから、商品化に踏み切りました。味の決め手となる漬けダレは、呉市倉橋町の醤油をベースにしたオリジナル。あえてシンプルな配合にすることで、魚本来のうま味や甘みを引き立てています。

 

「『安芸津の漬け丼』はひろしま夢ぷらざで購入できます」と大浦さん

 冷凍商品でありながら、流水解凍は2~3分、盛り付けまで含めても数分で完成する手軽さも大きな魅力です。昨年11月に道の駅西条のん太の酒蔵で開催された「東広島お米フェス」では、用意した400食が完売。家庭用としてはもちろん、簡単なオペレーションで品質を安定させられる点が評価され、現在は飲食店向けのBtoB展開も視野に入れています。盛り付けやトッピング次第で各店の個性を出せるため、オリジナル海鮮丼としてのアレンジも可能です。昨年11月には安芸津町商工会の支援を受け、東京ビッグサイトで開催された「地方銀行フードセレクション」へ出展しました。今後はBtoB向けの販路拡大にも力を注いでいく予定です。

 

 鮮魚店としての経験と、日々の現場から生まれた発想。その積み重ねが、一杯の漬け丼に凝縮されています。安芸津から広がる新たな定番として、今後の展開にも注目が集まります。

 

●有限会社大浦鮮魚店
住所/東広島市安芸津町風早1418-15
TEL/0846-45-2548
営業時間/予約のみ対応
休み/水木曜