地元高校生が商品化した「海田さつまの素」がビジネスフェアに出展(広島安芸商工会)

[「海田さつまの素」を市場からなくしたくない! 高校生たちの熱い思いを込めて]

以前、PR販売を行った時の様子。ビジネスフェアには広島安芸商工会として出展します

 海田町で江戸時代から伝わる郷土料理でありながら、料理に手間がかかることから地元の人でも知っている人が少なくなっていた「海田さつま」。この「海田さつま」をもっと多くの人に知ってもらおうと海田高校家政科の生徒と老舗味噌メーカー「株式会社ますやみそ」が協力し、商品化に成功しました。完成した「海田さつまの素」は、コンニャクやネギを加えてご飯にのせるだけで、簡単に「海田さつま」が味わえる優れものです。

 

 発売後には広く商品を知ってもらうため、広島安芸商工会サポートのもと「さつまの素」を使ったアレンジレシピをYouTubeチャンネルで公開。メニューの考案から出演まで高校生が担っています。現在、アイデア満載の冬レシピを公開中です。ぜひ一度ご覧ください。

 

YouTubeチャンネルはこちら

 

 また、2月2日(水)、3日(木)には、広島県総合体育館で開催される「第20回ビジネスフェア中四国2022」にも出展。バイヤーは首都圏、関西圏、九州圏など20社が来場予定です。

 

「海田高校家政科が長年にわたって学んできた地域の郷土料理「海田さつま」を商品化した「海田さつまの素」を市場からなくしたくない!」、そんな想いでビジネスフェアに出展する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響を受け、やむなく高校生の参加は取りやめとなりました。今回のビジネスフェア中四国では、広島安芸商工会が高校生の想いをしっかりと発信しPRしていきます。

地元特産品の販路拡大へ 「オールクレ・クレコレバイヤーズ商談会」開催(呉広域商工会)

[呉市内の24事業所と首都圏、関西圏など24のバイヤーが参加。販路開拓に光]

 新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、牡蠣やしらすの海産物、レモンやハチミツなど山の特産物の加工品を県内外のバイヤーに売り込む商談会が呉市で開かれました。この商談会は呉広域商工会が地元事業者の販路拡大や商品のブラッシュアップを図るために実施したもので、今年で4回目。地元の水産業者や食品加工会社など24事業所、バイヤーはオンライでの参加が11社、会場での参加が13社の計24社(首都圏8社、関西圏4社、県内12社)が参加しました。

 

 新型コロナウイルスの感染対策として、商談を行う担当者の間にはアクリル板が設置され、一部のバイヤーとはオンラインで商談を実施。呉市上蒲刈島のレモン畑でハチミツを生産する七国見山養蜂園の西村さんは、オンラインで東京のセレクトショップとオンラインで商談。「しっかりアピールでき、手応えを感じました。コロナ禍で営業がしづらいので商談会があるのはありがたい」と話していました。

 

 呉広域商工会の竹内会長は、「オンラインを活用するなど感染対策を徹底して開催した。地元の事業者の販路拡大につながれば」と今後の動向にも期待を寄せています。

 

●お問合せ 呉広域商工会 TEL 0823-70-5660

 

セミナー「ICTを活用した働き方で企業を変える!」

広島県働き方改革推進・働く女性応援課より周知依頼がありました。

 

セミナー「ICTを活用した働き方で企業を変える!」

●開催日時
 3月3日(木)13時30分~15時30分
●対象
 県内企業の経営者、人事労務担当者、IT推進担当者等
●方法
 オンライン(Cisco Webexによる)
 ※事前接続テストを行いますので、安心して御参加いただけます。
●講演テーマ・講師
 「ICTを活用した働き方で企業を変える!」
  NPO法人ITコーディネータ広島 理事長 児玉学氏
 《お話いただく内容》
  ○コロナ禍で定着してきたICTを活用した働き方
  ○DXやリスキリングにつながるICT活用
  ○生産性向上につながったテレワーク導入事例
  ○ICTを活用する上での注意事項(最近のセキュリティ脅威と対策等)

 この他、ICTを活用した働き方に関する県の来年度の支援事業の説明や
 ICTツール紹介コーナーも行います。
●参加料
 無料
●主催者・共催者
 主催:広島県
 共催:総務省中国総合通信局、広島県中小企業団体中央会
●詳細・申込み
県ホームページ
 https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/hint/telework-seminar.html
 内にある「ICTを活用した働き方で企業を変える!」の案内の
 (5)にある申込フォームからお申込みください。(申込期限:2月24日(木))
●問い合わせ先
 広島県商工労働局働き方改革推進・働く女性応援課
 082-513-3340

「Meetsかんなべプロジェクト」始動!(神辺町商工会)

[地元高校生が地元事業所を高校生ならではの目線で取材。地元企業の魅力を新発見!]

老舗の和菓子店で聞き込み。事前に用意してきた質問をぶつけます

 神辺町商工会青年部が地元の高校生と一緒に編集部を立ち上げ、神辺町内の魅力的な商工会員事業所を紹介する冊子の作成に取り組んでいます。その名も「Meetsかんなべプロジェクト」。参加しているのは、高校1、2年生の有志19名。生徒が取材を担当し、高校生の目線でその店や企業の魅力に迫ります。青年部ではスケジュール調整や取材現場への送迎、取材のアドバイスや質問事項を一緒に考えるなどしてサポート。冊子には、製造業やサービス業、飲食店、旅行業など10社を掲載予定です。

 

 この取り組みは同商工会青年部の精鋭で構成された「Sプロジェクト」が行う広報活動の一環として実施。「生徒たちは事前準備もしっかりとしてきて、食レポも様になっていました」と同青年部の小林さん。実際に取材を行った生徒からも「経営者と直接話をする機会はまずありません。貴重な体験になりました」という声が聞かれました。生徒たちにとっても、地元企業の新しい魅力発見に繋がっています。

 

取材後、文章を考えながら記事を作成します

 完成した冊子は、神辺町内の中学校、高校に配布予定。生徒たちが地元の企業の魅力に目を向ける絶好の機会になるはずです。

 

●お問合せ 神辺町商工会 TEL084-963-2001

「地域活性化ウェビナー」に参加しませんか?(備北商工会)

[コロナ禍での支援を中心に事例を紹介。新しい補助金、給付金についても分かりやすく解説]

 「ウェビナー」とは、ウェブとセミナーを合わせた造語で、インターネットを使ってオンラインで行うセミナーのことです。備北商工会が1月31日(月)にオンラインで開催する「地域活性化ウェビナー」では、3名の経営指導員がそれぞれ補助金等を活用したコロナ禍での支援事例を紹介します。

 

 令和3年度の補正予算成立後、様々な国の施策が打ち出されています。支援事例紹介後は補正予算で追加された支援策についても紹介。従来のものから新型コロナウイルス感染症に対応して変更されたものまで、分かりやすく解説します。自社に必要な支援策がきっとみつかるはずです。

 

 

 希望の方は下記にリンクした申込用紙を出力の上、必要事項を記入して同商工会までFAX(0824-82-2785)または、「LINE公式アカウント」にてお申込みください。申し込み後、ZoomIDを記載のメール等に送付します

 

セミナーのお申込み用紙はこちら

 

備北商工会「LINE公式アカウント」QRコード

 

○地域活性化ウェビナー

日時/2022年1月31日(月)19:00~20:00

会場/Zoomによるオンライン開催

対象/備北商工会地区の小規模事業者

受講料/無料

定員/20名(先着順)

令和3年度 販路開拓支援事業『商談会』開催(県連)

[今年も対面とオンラインの両方で実施。自社商品の魅力をバイヤーに向けて熱くアピール]

限られた時間の中で、事業者たちは懸命に自社商品のPRに努めました

 2021年11月25日(木)、26日(金)広島県商工会連合会が食品関係の事業所を対象とした商談会を開催しました。毎年11月に開催されている恒例の事業で、今年度は首都圏、広島地区等のバイヤー8社と25の出展事業所が参加。25日はホテルセンチュリー21にて対面とオンラインでの商談を実施、26日はオンラインのみの商談会を行いました。25日には前回、新型コロナウイルス感染症の影響で廃止していた展示ブースも復活。会場は熱気に包まれました。

 

 商談は、例年通り事業者の希望とバイヤーからの事前指名をマッチングした形式で進行。新型コロナ感染症などの影響で確立されつつある新しい生活様式に対応するため、飲食店情報サイトの「ぐるなび」をはじめ、通信販売に強い業者のバイヤーもオンラインで参加しました。また、会場では県内の特産品を数多く取り扱う『ひろしま夢ぷらざ』による個別相談も随時実施されました。

 

今回復活した展示ブース

 創業150年以上になる老舗醤油蔵、ユーメン醤油の宥免国博社長は「バイヤーの方に非常に興味を持っていただき、ありがたい時間だった。自社醸造している強みを理解してもらえる機会が増えたので、アフターコロナに向けてさらなる周知に努めたい」と話しました。

 

 参加した事業者からは、コロナ禍の自粛期間を活用して、商品のアイデアや売り方を考えた」という声も多く聞かれました。

 

 

 

 商談会終了後1か月以内に行われた成約状況等調査では7件の商談が成約(成約見込み金額:総額約2,100千円/年)しており、うち5件がオンライン商談によるものであることから、対面による商談と遜色ない結果が得られました。

ラジオ番組「神辺ばんざいRADIO」放送中(神辺町商工会)

[商工会青年部の二人が神辺町の魅力を発信する痛快バラエティ。神辺愛にあふれる15分間]

番組収録の様子。二人の息の合った掛け合いが人気です

 ここ最近、人気急上昇中のラジオ番組「神辺ばんざいRADIO」。DJを務めるのは、神辺町商工会青年部で出会った(有)東洋自動車商会代表取締役の佐藤公泰さんと(有)ピュアオート代表取締役の小林晃さんの2人。番組コンセプトは「神辺愛」。「神辺駅」や「神辺本陣」など、神辺町にまつわる一つのテーマを深く掘り下げる痛快バラエティで、二人のユニークな掛け合いが人気です。また、佐藤さんがゲストにあだ名をつけるコーナーも、親しみが沸いて覚えやすいと好評です。

 

 「神辺町には国の特別史跡に指定されている『廉塾』があるのですが、地元の人でも知らない人が多くいます。これに限らず、神辺町の隠れた魅力を広く発信して、町のブランド力を上げていきたい」と佐藤さん。小林さんも「神辺町商工会青年部の話も少し交えながら、青年部自体の知名度アップにも繋げていきたい」と話します。

 

 「神辺町を勝手に背負ってやっている」と笑うお二人。2人の神辺愛が伝わる「神辺ばんざいRADIO」は毎週金曜日19時15分~19時30分、FM福山で放送中です。神辺町が大好きになる15分間。リスナーから深掘りしてほしいテーマも募集しています。一緒に楽しんでみませんか?

 

番組視聴はこちらから

年頭挨拶 広島県商工会連合会 会長 平田圭司

 新年明けましておめでとうございます。令和4年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。


 近年、商工会地域を取り巻く環境は、人口減少社会の進展、経営者の高齢化など社会的・経済的にも大きく変貌しております。

 こうした中、一昨年からの長引く新型コロナウイルスの影響により、緊急事態宣言の発出・まん延防止等重点措置の適用などが繰り返されたことから、活動制限による個人消費の停滞が続いております。  

 更には、新たな変異ウイルスが見つかるなど、まだまだ油断できない状況にあることから、地域経済へのダメージは深刻で、地域経済の牽引者である多くの中小企業・小規模事業者が資金繰りに苦慮するなど、事業存続の脅威に追い込まれており、大変厳しい経営環境が続いております。 

 また、多発する自然災害リスクへの危機感も高まっており、 事業継続リスクへの対応強化、働き方改革や後継者不在による事業承継問題への対応、デジタル技術を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進など、商工会に求められる役割は益々重要となっております。

 そこで、地域に最も近い経済団体である商工会は、「きめ細かな経営支援サービスの充実」を図ることが活動の原点であることを、今一度、再確認しなければなりません。時々刻々と変化する経営環境へ対応するためにも、商工会自らが柔軟に対応し、10年先20年先を見据え、活動理念である「すべては会員のために」をモットーに、事業者に寄り添った伴走型支援を推進することで「儲かる企業」や「儲かる地域づくり」の実現に向けた支援に重点を置き、事業者の持続的発展を目指した活動が必要と考えております。

 私の信条は「一隅を守り、千里を照らす」でございます。この言葉の意味は、一人一人が自分の立場で地域を守れば、地域社会を明るく照らすことができるという教えであります。この信条を念頭に、これからも積極的に活動して参りますので、引き続き、ご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 終わりに、本年が広島県内の商工会員の皆様にとって大きな飛躍の年となりますことを祈念し、年頭のご挨拶とさせていただきます。

 令和4年 元旦

年頭挨拶 広島県商工会青年部連合会 会長 上田竜也

年明けましておめでとうございます。

 皆様におかれましては清々しい新年をお迎えになられたことと、心よりお慶び申し上げます。また、旧年中は広島県商工会青年部連合会の活動に対しまして、ご理解とご支援を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

 本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
 

 昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大により、日々見慣れた景色が様変わりしていきました。

 企業のあり方、人々の営み、地域の取り組み、そして今後訪れるであろう経済不況に対して、私たち地域を支える青年経済人は、「今何をしていくべきなのか」、「何をしていかなければならないのか」を考えていかなければなりません。

 そのためには、固定観念を捨て、柔軟な視野のもと、新たなる挑戦をしていくことが必要です。どのような時代にも自らの成長は必要不可欠であり、持続的成長を遂げていくためにはその時代の変化とともに、自らも変わり続けなければなりません。10年、20年先を見据え、商工会青年部として地域を巻き込んだまちづくり、そして地元企業の発展こそが明るい未来を創り出す原動力になると考えております。

 本年も広島県青連としまして、「一歩前進 impulse 新たなる挑戦」のスローガンのもとデジタル化の推進、商工会の枠を超えた交流の実施、地域を支える青年部員の増強を強化していきたいと考えております。

 また、広島県商工会青年部連合会は創立55周年を迎え、今年度、同じく55周年を迎える広島県商工会女性部連合会と共に合同記念大会を開催することとなりました。この2年間、新型コロナウイルス感染症の影響で、各青年部・女性部の地域での活動は中止を余儀なくされるケースが多く、私たちの日常や笑顔は奪われてきました。そこで合同記念大会は、「~笑顔あふれる未来へ~」をテーマとし、青年部、女性部の力を合わせ、手を取り合い、コロナ禍で疲弊している地域を盛り上げ、皆さまに笑顔を取り戻していただけるような大会を目指してまいりますのでぜひご参加いただきます様お願い申し上げます。
 

 結びに、本年が皆さまにとって、更なる飛躍・発展の年となることを祈念申し上げるともに青年部活動に対して温かいご支援ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

 令和4年 元旦

年頭挨拶 広島県商工会女性部連合会 会長 松井美椰子

 新年、明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 旧年中は、広島県商工会女性部連合会の事業運営に対しまして、温かいご支援とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

 私は昨年の通常総会にて広島県商工会女性部を牽引してこられた作田前会長に代わり、第5代の広島県商工会女性部連合会会長に就任いたしました。今後は新執行部と共に、新たな魅力ある女性部を目指して精進してゆく所存でございます。


 さて、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響が続き、県女性連の活動や各女性部での活動も制約のある中ではございますが、WEBの活用など創意工夫を凝らしながら、有意義に事業を実施することができました。各商工会、また、商工会女性部員の皆様のご理解により実施できたものと改めて御礼申し上げます。


 県女性連は昭和42年3月16日に組織化されてから、本年度で55年と節目の年を迎えることができました。55年もの間、活動を続けてこられたのは、各関係機関の皆様の温かいご支援とご指導の賜物であると感謝申し上げます。そしてこの度、同じく創立55周年を迎える青年部の皆様と合同で本年2月22日に「広島県商工会青年部連合会・女性部連合会創立55周年合同記念大会」を実施する運びとなりました。この大会をきっかけに各商工会においても両部の交流が活発化し、共に地域振興の担い手として更なる活躍に繋がることを期待しております。


 また、9月には広島で「中国・四国ブロック商工会女性部交流会」が開催されます。開催に当たり、皆様にもご協力をお願いする場面が多いかと存じますが、女性部員一丸となって取り組んで参りますので、どうぞお力添えくださいますようよろしくお願いいたします。


 結びに、コロナウイルス感染症も終息して、本年が皆様にとりまして、更なる飛躍の年になりますようご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

令和4年 元旦