事業所紹介-吉岡香辛料研究所(東城町商工会)

激辛好きの心をつかむ唐辛子専門農家。辛さと香りを追求し、スパイスの新たな可能性を切り拓く

「辛さに悶えている人を見るのが好きです」と笑う吉岡さん

 「もっと辛く、もっとおいしく」。そんな激辛好きの期待に応え続けているのが、庄原市東城町にある「吉岡香辛料研究所」です。全国でも珍しい唐辛子専門農家として、種まきから栽培、収穫、乾燥、粉末加工、販売までを一貫して手掛けています。「激辛好きが本気で満足できる辛さ」を追求した商品づくりは、多くの激辛ファンの心をつかんで離しません。

 

 現在栽培しているのは、世界屈指の激辛品種「キャロライナリーパー」や「ハバネロ」「ジョロキア」「セブンポット」など約10種類。それぞれ辛さだけでなく、柑橘を思わせる爽やかな香りや青い野菜のような風味など個性が異なり、料理によって使い分けることでおいしさがより引き立ちます。代表の吉岡紘さんは「辛さはもちろん、香りまで楽しんでほしい」と話します。

 

 栽培は農薬や化学肥料を使わず、自然に近い環境づくりを徹底。毎年大量の落ち葉を土に混ぜ込み豊かな土壌を育てることで、連作するのが難しいと言われる唐辛子を同じ畑で10年以上栽培しています。また、20度以上にもなるという寒暖差も上質な唐辛子を育てるための大事な要素。東城町だからこそできる辛み引き立つ唐辛子が育ちます。

 

商品はオンラインショップのほか、町内の道の駅やひろしま夢ぷらざなどで購入できます

 収穫した唐辛子は30時間以上かけた独自の低温乾燥で加工し、香りと辛味を損なうことなく一味唐辛子として商品化。品種ごとの一味のほか、飲食店や食品メーカー向けにオリジナルブレンドも製造しています。ワインのペアリングのように料理と唐辛子の相性を提案しているのも特徴で、和食には香りを抑えた品種、メキシコ料理には香り豊かなハバネロなど、料理に合わせた楽しみ方を発信しています。その高い技術力は企業との共同開発にも生かされ、ふりかけや手羽先、カレースパイスなど多彩な商品が誕生。今夏には広島出身の激辛クリエイター・西谷美樹さんが立ち上げた新ブランド「ぶち辛」から、3種類のスパイスを発売する予定です。

 

 東城町商工会の伴走型支援を受けながら展示会への出展や商品開発にも挑戦を続ける吉岡さん。「広島県を唐辛子生産日本一に」を目標に掲げるほか、カプサイシンを活用した熊よけスプレーの開発など、新たな可能性にも挑んでいます。激辛を極めることでしか生まれないおいしさと驚きを届けたい――。そんな吉岡さんの探究心が、唐辛子の新たな魅力を広げています。

 

吉岡香辛料研究所のInstagramはこちら

https://www.instagram.com/yoshioka_hotlab?utm_source=qr

西谷美希さんのInstagramはこちら

https://www.instagram.com/gekikaramen_miki?utm_source=qr

 

●吉岡香辛料研究所
住所/庄原市東城町川西452-1
TEL/090-1186-3516
営業時間/9:00~17:00
休み/土日曜・祝日
HP/https://yoshiokakoshinryo.com