事業所紹介-双葉工業株式会社(呉広域商工会)
事業転換を機に新技術を導入。職人技と先端設備で新たなものづくりに挑む

「最先端の技術と丁寧な手仕事で信頼されるものづくりに努めています」と山本さん
金属加工や溶接を手掛ける双葉工業株式会社。2012年の創業以来、東京スカイツリー建設にも使用されたクレーンの操縦席(コックピット)をはじめ、ビル建設向けタワークレーンの製造に携わってきました。
転機となったのは、長年取引のあった親会社の廃業。主力事業の継続が難しくなる中、新たな分野への挑戦を決断し、他社との取引を機に電気部品製造へと事業の幅を広げました。さらに2025年には、最先端のファイバーレーザー溶接機を導入。溶接だけでなく切断や錆取り、塗膜剥離にも対応できる次世代溶接機で、これまで難しかった加工が可能になるだけでなく、手順通りに行えば比較的短時間で習得できる点も大きな特徴です。また、薄板板金の溶接では歪みを抑えた美しい仕上がりが可能となり、生産性の向上にもつながっています。
導入効果は大きく、従来10時間かかっていた作業が7~8時間程度まで短縮。後工程の負担も減り、コスト削減や残業時間の抑制にもつながりました。また、従来は高度な経験が求められた作業も比較的短期間で習得できるため、人材不足への対応という面でも大きな力を発揮しています。
一方で、双葉工業が大切にしているのは機械任せではないものづくりです。ファイバーレーザー溶接機を導入した現在も、仕上げ工程では職人の目と手による確認を欠かしません。サンダーによる磨きや細かな調整を重ねながら品質を高め、取引先の要望に応える丁寧な製品づくりを続けています。新しい技術を取り入れながらも、現場で培った経験や感覚を大切にする姿勢が同社の強みです。

無限の可能性を秘めたファイバーレーザー溶接機
現在はファイバーレーザー溶接機の認知拡大を目指し、実演展示会の開催も計画中。今後は新たな取引先の開拓や事業拡大に伴う工場移転も視野に入れています。時代のニーズに合わせながら、さまざまな製品づくりに挑戦し続けています。
代表取締役の山本明さんのもう一つの顔が遊漁船「須佐丸」の船長。休日を中心に船を出し、釣りを楽しむ人たちを案内しています。仕事にも遊びにも全力で取り組む山本さん。その行動力が、双葉工業の挑戦を支えています。遊漁船のお申し込みはInstagramのDM、公式LINEからどうぞ。
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●双葉工業株式会社
住所/呉市川尻町小仁方1-16-10
TEL/0823-31-5231
営業時間/8:00~16:45
休み/土日曜


