事業所紹介-有限会社大浦鮮魚店(安芸津町商工会)
魚屋のまかないから生まれた一杯。鮮度と手軽さを両立した安芸津発・漬け丼

本格的な漬け丼が手軽にお家で楽しめます
魚を知り尽くした魚屋がたどり着いた答えが、「漬け丼」でした。1985年頃、対馬出身の先代が安芸津で鮮魚店を開業。「瀬戸内のおいしい魚を、できるだけ身近に届けたい」という思いを原点に、地域に根差した商いを続けてきました。鮮魚や刺身の販売から始まり、時代のニーズに合わせて惣菜や仕出しへと業態を広げてきた同店。現在は二代目の大浦充弘さんが事業を引き継ぎ、魚屋ならではの商品開発に力を注いでいます。
コロナ禍に誕生した「安芸津漬け丼」は、オリジナルの漬けダレに新鮮な魚を漬け込んだ一品。鮮魚店ならではの目利きで選ばれたカンパチ、瀬戸内産マダイ、ノルウェー産サーモンの3種類が揃います。誕生のきっかけは、店で働くスタッフに振る舞っていた“まかない”。新鮮な魚を特製ダレに漬け込んだ丼があまりにも好評だったことから、商品化に踏み切りました。味の決め手となる漬けダレは、呉市倉橋町の醤油をベースにしたオリジナル。あえてシンプルな配合にすることで、魚本来のうま味や甘みを引き立てています。

「『安芸津の漬け丼』はひろしま夢ぷらざで購入できます」と大浦さん
冷凍商品でありながら、流水解凍は2~3分、盛り付けまで含めても数分で完成する手軽さも大きな魅力です。昨年11月に道の駅西条のん太の酒蔵で開催された「東広島お米フェス」では、用意した400食が完売。家庭用としてはもちろん、簡単なオペレーションで品質を安定させられる点が評価され、現在は飲食店向けのBtoB展開も視野に入れています。盛り付けやトッピング次第で各店の個性を出せるため、オリジナル海鮮丼としてのアレンジも可能です。昨年11月には安芸津町商工会の支援を受け、東京ビッグサイトで開催された「地方銀行フードセレクション」へ出展しました。今後はBtoB向けの販路拡大にも力を注いでいく予定です。
鮮魚店としての経験と、日々の現場から生まれた発想。その積み重ねが、一杯の漬け丼に凝縮されています。安芸津から広がる新たな定番として、今後の展開にも注目が集まります。
●有限会社大浦鮮魚店
住所/東広島市安芸津町風早1418-15
TEL/0846-45-2548
営業時間/予約のみ対応
休み/水木曜

