事業所紹介-菓子製造・販売 なばな(高陽町商工会)
自然栽培の柑橘を活かし、手仕事で仕上げる加工品。1月には、新たに“ゆず”商品が誕生

丁寧な手仕事が光る加工品たち
皮まで食べるからこそ、原材料には徹底してこだわりたい。そう語るのが、広島市安佐北区白木町でレモンやゆずの加工品を手がける「なばな」です。自然栽培・特別栽培のレモンを中心に、余計なものを加えず、素材の持つ味わいをそのまま活かした商品づくりを続けています。レモンは呉市豊島の自然栽培、下蒲刈の特別栽培を使用。木で完熟したものだけを仕入れ、すべて手作業でスライスから砂糖漬け、乾燥まで行い、やわらかさが残る“ほどよいレア感”のあるレモンピールを目指しています。
看板商品の「広島産レモンピール」のほか、型崩れなどで商品として使えなかったピールも無駄にせず、マーマレードに使用。さらに、砂糖漬けで生まれるシロップはゼリーになります。素材を余すことなく使い切る発想は、中央市場に出入りしていた前職時代に全国の素晴らしい食材と向き合ってきた経験が原点。「素材の良さを余すところなく伝えたい」と代表の村西さんは話します。
また、高陽町商工会が進めている白木町産小豆の普及プロジェクトから誕生した「レモンあずき」は、試作を重ねて完成させた自信作。シロップを加えて煮た小豆をローストしてピールと合わせ、カリッとした食感と爽やかな香りが楽しめる新感覚のお菓子に仕上げました。小豆の豊かな風味とレモンのさわやかな甘みと酸味が絶妙にマッチした一品です。

「レモンピールは紅茶や焼酎に入れると、いつもの味がワンランクアップします」と村西さん
そして2026年1月には、ゆずピール、ゆずマーマレード、ゆずあずきの新商品3種が同時発売されます。原料のゆずは白木町産で、農薬不使用のものを使用。種の多いゆずはスライス後に一粒ずつ手作業で種を取り除くなど、手間を惜しみません。ゆずは収穫期が短いため、期間限定販売。ひろしま夢ぷらざなどで購入できます。
「できるだけ添加物を使わず、安心して食べられるものを」。その想いが、一つひとつの手仕事に込められた、なばなの加工品。商品から柑橘そのものの力と、作り手の誠実さが伝わってきます。
●菓子製造・販売 なばな
住所/広島市安佐北区白木町大字秋山913-1
TEL/090-2299-4438
営業時間/9:00~17:00
休み/なし

