2022年7月の記事一覧
事業所紹介-株式会社なちゅbio(三次広域商工会)

「クラフトビール、ご期待ください!」と岡田さん
岡田アントニールイスさんが、三次市の地域おこし協力隊を卒業後、奥さまと二人で立ち上げた農業法人「なちゅbio」。自社で栽培したケール100%の青汁など、6次産業を展開しています。
岡田さんはもともと広島市内でIT企業を経営。HPなどの制作を行っていましたが、もっと自由に情報発信したいという思いから、三次市の地域おこし協力隊に応募しました。定住対策や情報発信を担当する中で出合ったのが、三次市の魅力のひとつである農業。「情報発信という仕事は成果が分かりにくかったり、結果が出るまでに時間がかかったりします。それに比べて農業は、目に見えてすぐに結果が分かる。そこに面白さを感じました」と岡田さん。現在は、同じく地域おこし協力隊で農業を担当していた奥さまと力を合わせ、青汁やドレッシングなどを製造・販売しています。
自社で栽培している野菜は、約30種類。主力のケールは無農薬で栽培し、全国的にも珍しいケール100%の青汁として販売しています。収穫してから10以内に加工されるケールは、その新鮮さがウリでフレッシュな香りやうま味、風味が抜群。栄養価も高く、優しい甘味があるのが特徴です。ワンストップで製造・販売できるため、価格も手頃で健康管理に取り入れたくなる一品です。

ケール青汁(2160円/140g)、ドレッシング(475円/120ml)
自家製のタマネギとニンニクをベースにしたドレッシングも人気。奥さまのお兄さんが元ホテルシェフだったこともあり、レシピを依頼。タマネギ本来の甘さを感じさせる手間暇かけたドレッシングは、サラダはもちろん、マリネやカルパッチョなどの料理にもぴったりです。
秋には、ブドウ、もち麦、はぶ草茶など、地元の食材を副原料にしたクラフトビールの販売もスタート予定。現在は設備機器が揃い、製造を開始するのを待つばかりです。「将来的にはクラフトビールを主役にした飲食店がオープンできたら嬉しい」と岡田さん。
岡田さんの思いはただひとつ、「ここでお世話になった人たちに恩返しがしたい」。新しいビジネスモデルを進めていくと同時に、農業、加工品などの研修、体験も積極的に受け入れています。三次市一帯の活性化に向けて、その歩みを一歩一歩進めています。
なちゅbioの商品は「トレッタ三次」など、三次市内の産直市で購入できるほか、オンラインショップでも購入可能です。興味のある方はぜひ一度お試しください。
○株式会社なちゅbio
住所/三次市吉舎町海田原917
TEL/050-5359-2459
営業時間/9:00~17:00
中小企業景況調査(令和4年4月~6月期)の結果を公表します
中小企業景況調査とは
全国の商工会、商工会議所、中小企業団体中央会の3団体が、管内の中小企業を対象に4半期ごとに実施する調査です。調査は経営指導員による訪問面接方式で、全国約19,000社の調査データを(独)中小企業基盤整備機構で集約、分析し、中小企業施策立案等の基礎資料として活用しています。
広島県商工会地域では14商工会、231社を対象に実施。商工会地域における景気動向推移をみるための参考資料として、ご活用ください。
令和4年4月公表
1.(広島県/商工会地域) 調査報告書
----- 参考資料:全国版の調査報告書 -----
2.(全国/3団体総合) (独)中小企業基盤整備機構(HPリンク)
【問合せ先】
1. 広島県商工会連合会 東部支所 電話084-960-3107
2.(独)中小企業基盤整備機構 総合情報戦略課 電話03-5470-1521
広島県商工会連合会 東部支所
さあはじめよう!今、経営者が注目する「働きがい」向上の取組 参加者募集
「働きやすさ」と「働きがい」の両方を実現する働き方改革は、従業員の活躍
を促し、「組織力」を高めることで「生産性向上」「人材確保」など、持続的な
企業成長につながります。
これからの働き方改革には、従業員の働きがい向上の取組が不可欠です。
広島県、広島県商工会議所連合会、広島県商工会連合会、広島労働局は共催で
働きがい向上の意義やメリットについて、有識者の基調講演と県内企業とのトー
クセッション等を通じて、詳しく、分かりやすいセミナーを開催します。
●チラシ
さあはじめよう!今、経営者が注目する「働きがい」向上の取組
●問い合わせ先
県委託業者(ホームテレビ映像株式会社)広島市中区白島北町19-2
TEL:082-211-3811
Email:hatarakikata.hiroshima@gmail.com(担当:岩崎、杉本)