2025年記事一覧
首都圏で黒瀬の魅力を発信する「黒瀬フェアin TAU」を開催(黒瀬商工会)

会場では、黒瀬の山々が育んだ新鮮な葉物野菜と山の幸を使った特製ドレッシング、香り高い黒瀬珈琲の試飲、そして爽やかな風味が広がるレモンのお菓子を用意。黒瀬ならではの豊かな自然と人の手が生み出した逸品を、味わいながら体感できます。出展は、とびしま柑橘工房株式会社、株式会社出来商店、そして黒瀬商工会女性部(黒瀬珈琲)の3事業所。地域を代表する生産者たちが、自慢の一品とともに黒瀬の魅力を熱く伝えます。
期間中はTAU副店長によるトレンドや売れ行き状況のレクチャー、試飲会やアンケート調査を通じたマーケティング調査を実施。販路開拓の専門家による顧客ヒアリングやデータ分析をもとに商品の改善点を事業者へフィードバックし、首都圏での需要や嗜好を把握します。
さらにフェア終了後も、首都圏への情報発信やリピーター獲得に向けた仕組みづくりを検討。商品開発や価格設定に生かすことで、継続的な販路拡大と地域ブランド力の向上を目指します。黒瀬の豊かな食文化と生産者の挑戦を、ぜひ会場で体感してください。
〇黒瀬フェア
日時/2025年10月5日(日)~7日(火)
会場/広島ブランドショップTAU(東京都中央区銀座)
お問い合わせ/黒瀬商工会 TEL 0823-82-3075
秋のお出かけは「安佐いい物展in安佐動物公園」へ行こう!(広島安佐商工会)

出店事業者はこちら
●美容室ル・シエル – 香水ペンによる香水づくり
●(株)縁 ゆかり – ハーバリウム、ハーバリウムボールペンの販売
●信文堂 – オリジナルアップリケ雑貨、マスコット作りワークショップ
●藤花養蜂 – ハチミツの販売
●お食事処こばやし – オリジナル寿司酢で作るシャリが自慢の穴子ちらしを販売
●Grazie-Na – 焼き菓子、クレープ、りんごあめ、わらび餅、かき氷を販売
●niconicoSERENDIPITY – 疲れがとれる足つぼマッサージ
●(株)ビーシップ – 山賊焼き、生米シフォンケーキなどを販売
●(有)づいちゃんの店 – 毘沙門岩、メープルフィナンシェ、出汁餅などを販売
●トラジ – キンパ、チャプチェ、トッポギなどを販売
●前田食品(株) – 牛串、せんじがら、もち串など販売
●Felicita – キッチンカー クレープや飲み物を販売
●赤の家 – キッチンカー 自家製からあげ、チーズハットグなどを販売
秋のお出かけにぴったりのイベントです。見て、食べて、体験して――。この日だけの出合いと発見を、体感しませんか?
○安佐いい物展in安佐動物公園
日時/2025年10月5日(日) 9:00~16:30
会場/広島安佐動物公園内 展望広場
お問合せ/広島安佐商工会 安佐支所 TEL 082-835-0048
小規模企業景気動向調査(2025年8月期)の結果を公表します
全国商工会連合会では、9月26日、8月期の小規模企業景気動向調査の結果を発表しており、
業種ごとの結果の要旨は以下のとおり。
<製 造 業> ◇…一時的回復から継続的改善へ期待が高まる製造業…◇
<建 設 業> ◇…堅調な需要の中、人手不足・人件費増加への対応が急がれる建設業…◇
<小 売 業> ◇…物価高による消費低迷から、回復の機運に乗り切れない小売業…◇
<サービス業> ◇…旅館関連がけん引するも、コスト高に苦しむサービス業…◇
詳細については、添付ファイルをご覧ください。
≪小規模企業景気動向調査とは≫
全国商工会連合会が小規模企業を対象に、毎月行っている景気動向調査です。
全国303商工会の経営指導員による選択記入方式の調査で、広島県では9商工会で実施しています。
(問合せ先)
全国商工会連合会 産業政策課 電話03-6268-0085
広島県商工会連合会 東部支所
\全員対象!/国勢調査の回答をお願いします
広島県総務局統計課人口統計グループより周知の依頼がありました。
5年に1度、日本に住むすべての人と世帯(外国人も含む)を対象とした、
最も重要な統計調査が始まります。
この調査は、国内に常住する全ての世帯・人(外国籍を含む。)を対象とした最も基本的かつ重要な調査であり、その結果は、行政施策の基礎資料としての利用のみならず、企業や各種団体における需要予測や経営管理を行うための活用等、社会全体で幅広く活用されています。
しかし、近年、オートロックマンションや単身・共働き・外国人世帯の増加などにより、調査員による接触が困難なケースや、プライバシー意識の高まりから調査への協力が一切得られないケースなど、調査環境は厳しさを増しております。
調査の実施には、国民の皆様の御理解はもとより、関係機関の皆様の御理解・御協力が不可欠となっております。
詳しくはHPまで
事業所紹介-廣島田村商店(広島安佐商工会)

キャベツの甘みを引き出したふっくらドーム型のお好み焼。肉玉そば(760円)
少し不便な場所にありながら、昼どきには平日でもたくさんの常連が訪れる人気店。高温の鉄板で一気に蒸し焼きにすることで素材の旨味を閉じ込め、キャベツの甘み引き立つ一枚を提供しています。味付けは削り節と独自ブレンドのオリジナルソースのみ。塩や胡椒などの調味料を一切使わず、素材本来の味わいを大切にしています。キャベツは個体ごとの水分量を見極めて切り幅を微調整。生のじゃがいもスライスを隠し味に加え、ほくほくとした食感とほのかな甘みを添えています。麺は地元・磯野製麺を使用。3種類をブレンドしたソースが、キャベツの甘みを一層味引き立てます。

店主の田村和彦さんと奥さまの千智さん。ご夫婦で営む温かな雰囲気も魅力
定番の「肉玉そば」のほか、キャベツに生イカ、生エビのうま味がしみ込んだ「海鮮スペシャル」(1,060円)が人気。鉄板で焼き上げるテイクアウト専用メニューも評判で、名物とん平焼きをパンで挟んだ「とんぺいサンド」や、海鮮スペシャルのエビを使った「えびちゃんサンド」(各650円)は数量限定で早々に売り切れることもある人気商品です。さらに車で1分ほどのジビエ肉専門店「ももしんや」で購入したシシ肉を持ち込み、お好み焼きのトッピングにするコラボお好み焼きも楽しめます(持ち込み料無料)。
店内は、黒電話などの昭和家電が並ぶレトロな空間。昭和のお土産の定番だった木彫りの熊は、店主の田村さんが手を加えて鮭をお好み焼きに変更。ヘラをくわえた熊もおり、遊び心いっぱいの店内は見て回るだけでも楽しめる空間です。また、敷地内には本物のバスを田村さん自ら改装した座敷席やテーブル席があり、個室感覚で利用できるのも魅力。テラス席ではわんちゃんと一緒に食事ができるほか、ミニドッグランや遊具もあり、訪れる人を飽きさせません。

レトロな調度品が並ぶ店内も必見!
2026年初旬には安佐北区可部東に、17時から19時営業のテイクアウト専門店がオープン予定。キッチンカーを改装した新店舗で、仕事帰りの母親層や団地住民に廣島田村商店の味を届けます。オープン情報などはInstagramをチェック。
廣島田村商店のInstagramはこちら

●廣島田村商店
住所/広島市安佐北区白木町志路3042-1
TEL/082-828-2128
営業時間/11:00~14:00
休み/水曜
事業所紹介-広島風お好み焼き いっちゃん家(神辺町商工会)

「テイクアウトもあります!」と小林さん
「広島風お好み焼き いっちゃん家」は、かつて一緒にお好み焼き修行に励んだご主人を亡くした店主の小林伊津美さんが、ご主人との夢を叶えるため2023年12月にオープンしたお店。最大の魅力は、焼き方の異なる2種類のお好み焼きを食べ比べできることです。鉄製の押さえでしっかりと水分を飛ばし、キャベツのうま味を凝縮した昔ながらのお好み焼きに加え、キャベツをじっくりと蒸し焼きにして甘みを引き出したドーム型の2種類を用意。新メニューの「豚玉ドーム&豚玉シングル」は、この2つが同時に楽しめます。焼き方の異なるお好み焼きが味わえるお店は県内でも珍しく、焼き方の違いで変化する素材のうま味を堪能できます。
麺は香川県の製麺所から取り寄せたこだわりの細麺を使用。キャベツは、市場で直接仕入れ、季節に応じて熊本や群馬、愛知などで育った旬のブランドキャベツを入荷しています。新鮮なキャベツならではのみずみずしさとキャベツ本来の甘みやうま味を感じてもらいたいと、切り幅も季節や個体に応じて調整しています。さらに豚肉は卸業者から塊で仕入れるフレッシュなバラ肉を肉厚にカット。卵も地元の養鶏場から仕入れる徹底ぶりで、素材の一つひとつに「おいしいお好み焼きを提供したい」と願う店主の想いが垣間見えます。

2種類のお好み焼が楽しめる「豚玉ドーム&豚玉シングル」
鉄板料理やちょっとした一品料理もあり、夜は居酒屋として利用することも可能。たっぷりのキャベツと天かす、卵で作る「いっちゃん家焼き」(350円)は、お酒のアテにもぴったりの一品。今後は、ミンチを使ったご当地お好み焼き「府中焼」にも挑戦予定です。バリエーションを増やし、多彩な一枚が頼めるオンリーワンのお好み焼き店を目指して、これからも進化し続けます。
店舗情報
広島風お好み焼き いっちゃん家
住所/福山市神辺町川北954-8
TEL/084-963-3248
営業時間/11:30~15:00、17:00~20:00
休み/水曜、第1・3木曜
事業所紹介-島BASE(大崎上島町商工会)

「趣味を仕事にしたい人や何かをやりたいと思っている人が、最初の一歩を踏み出せる場所にしていきたいです」と平岡さん
「島BASE」は、大崎上島町にあるコワーキングスペースです。ドロップイン(一時利用)や月額での利用はもちろん、法人・個人の住所利用、イベントや貸切利用にも対応。プロジェクターやスクリーンを備え、打ち合わせから勉強会、販売イベントまで幅広く活用できる空間です。町の中心部、小中学校の近隣に位置することから、教育や地域活動の拠点としても注目されています。
運営するのは、東京都出身で元システムエンジニアとして活躍した平岡幸人さん。大学卒業後は、英語力を活かして海外プログラマーと協働しながらシステム保守運用業務に従事してきました。そんな平岡さんが縁もゆかりもない大崎上島に地域おこし協力隊として移住したのは8年前のこと。教育に関心を持っていた平岡さんは、「教育の島」と呼ばれる大崎上島町に可能性を感じるとともに、熱意ある多くの教育関係者と出会い移住を決意しました。「この環境で働けたらきっと面白いと感じました」と当時を振り返ります。
任期中は広島県立大崎海星高校の魅力化プロジェクトの一環で、放課後学習支援に着手。寮が設置されたこともあり、島外からの生徒も増加したことで、統廃合の危機から学校を救うことに貢献しました。その後は一般社団法人まなびのみなとの立ち上げに携わり、町の教育委員会が打ち出した「GIGAスクール構想」の推進や情報化に関する計画策定の支援など、町の教育改革にも深く関わっています。

組み合わせると大崎上島のカタチになるユニークなテーブル。地元の大工さんのお手製
「島BASE」を前経営者から引き継いだのは2025年4月。「島の拠点を守りたい」との思いから運営を継続し、今ではコワーキングスペースとしての役割にこだわらず、多彩な活動が展開されています。小中学生向けのプログラミング教室に加え、大人向けの講座も企画中。木曜と土曜には漁師による鮮魚・惣菜の直売が行われ、地元の味を楽しめる場として賑わいます。さらに施設内のキッチンでは、一般社団法人島つむぎが大崎海星高校の下宿生に手作りの食事を提供するなど、教育と暮らしを支える取り組みもスタートしました。また、平岡さん自らが焙煎したコーヒーも魅力の一つ。利用者は購入した豆をその場で挽いて、ドリップコーヒーを楽しむこともできます。
「島BASE」という名前には、“島のさまざまな人やものが集まる拠点=BASE”という意味が込められています。コワーキングスペースの枠を超えて、子どもから大人まで多様な人々が交わり、新しい価値を生み出す場へと成長中です。地域課題に立ち向かう挑戦の舞台であり、移住や起業、交流の一歩を後押しする場所として期待されています。
●島BASE
住所/豊田郡大崎上島町中野1868-4
TEL/080-6543-6591
営業時間/9:00~21:30
休み/土曜・日曜・祝日(応相談)
事業所紹介-レモンの卵農園(大崎上島町商工会)

鶏たちは、広い飼育場でのびのびと過ごしています
大崎上島町にある「レモンの卵農園」は、約400平米の飼育場に300羽を完全放し飼いで育てる養鶏場です。鶏の自由な行動を尊重し、自然由来の素材を独自に配合した餌のみを使う飼育方針を徹底。ストレスの少ない環境でのびのびと育った鶏が産む卵は、健康志向の消費者に高く支持されています。
特にこだわっているのが餌づくりです。主食は米ぬかやおから、魚粉、麦芽カスを発酵させたもの。飲み水には、薬膳素材のクコの実やナツメ、ヨモギ、昆布から煮出したものを混ぜ、絞りかすは主食にブレンドしています。10種類以上の素材を使い、毎回2時間ほどかけて手作り。自然の力を最大限に活かした餌が、卵の品質を支えています。
その卵は「ハウユニット値」が平均110と国内トップクラス。ハウユニット値とは、卵の鮮度を示す国際的な指標で、数値が高いほど白身の盛り上がりが高く新鮮な証とされています。質の良い白身は鮮度が落ちにくく、濃厚な風味と弾力のある食感が特徴。また、黄身は自然由来の餌を使用するため、白っぽい色をしています。一般的な市販の卵と異なる見た目に驚く人もいますが、余計な着色料を加えないからこそ生まれる自然本来の色です。
現在、地元特産のレモンを活かし、レモンの風味と香りがする卵の商品開発にも挑戦中。レモンの皮を餌に混ぜ、鶏舎にレモングラスやレモンマートルを設置することで、ほのかな香りと風味をまとった特別な卵を生み出しています。手間がかかるため少量限定の生産ですが、島ならではのユニークな試みとして注目されています。
商品は養鶏場のほか、Webサイト「食べチョク」でも購入できます。品質と想いを大切にし、全国の食卓へ「レモンの島」ならではの卵を届ける和田さん。地域資源を活かした挑戦と、鶏への愛情が生み出す「レモンの卵農園」の卵は、島の新しい特産品として期待されています。
●レモンの卵農園
住所/大崎上島町明石382
TEL/090-4697-3942
営業時間/10:00~11:30、14:00~16:30
休み/なし





