告知・イベント情報

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神石高原商工会広域センター発足(神石郡4商工会)

[郡内全体の活性化を図ろうと、今年11月の4町村合併を前に商工会が広域連携]

加島会長立会いのもと協定書に調印する4商工会の会長

 今年11月5日に神石高原町として合併予定の神石郡油木町、神石町、三和町、豊松村の4商工会が、合併を前に事業の効率化や基盤強化を目的に広域連携を強めていくことで合意し、今月1日(木)に“神石高原商工会広域センター”を発足させる計画で、同郡油木町の山村開発センターで先月25日、「神石郡4町村商工会広域連携協定調印式」が行われました。この日、本県連の加島英俊会長が立ち会うなか、各会長が署名、調印。新たな組織体制のもとで新しい会員サービスの提供を行うことになり、経営指導員の共有化による支援・指導体制の強化、より専門的な会員ニーズへの対応などに地域の期待も高まっているようです。

 広域センターについては、平成13年6月に4商工会で“神石郡商工会地域活性化対策ブロック協議会”が組織され、町村合併へ向けた動向把握や情報収集、地域活性化のための研究など、町村合併後の商工会のあり方について協議が進められてきました。同協議会では今年1月に行われた第7回会議において、広域センターの設置で合意。県内で第1号のモデルケースで、今後の成り行きが注目されますが、より高度で多様なニーズに広域的な視点で対応することで4町村全体の活性化を図りたい考えです。

 広域センターは油木町商工会に置き、職員は4商工会から出向する広域事務局長1名、広域経営指導員2名、広域指導員2名で構成し、役員は会長1名、副会長3名、監事2名の計5名。役員体制については早急に総会および役員会を開催し、決定する予定です。経営指導員は町村の枠を超えて専門的な経営支援活動を展開し、事業・業務の効率化とともに、新規開業や経営革新、地場産業対策、地域内異業種交流による新商品・ニュービジネスの創出などの幅広い事業に広域で取り組むことになります。商工会が地域に必要とされる組織として大きく変革したことで、これからの神石エリアの産業発展が大いに期待できそうです。

●お問い合わせ/神石高原商工会広域センター TEL(08478)9-0001

ホームページの参加者募集(安芸高田市6商工会)

[6商工会が立ち上げた地域情報ポータルサイトにみなさんも参加してみませんか]

安芸高田どっとコムのトップページ
 安芸高田市6町の商工会が市商工観光課と共同で、市民参加型の地域情報ポータルサイト「安芸高田どっとコム」を開設しました。同市で事業活動を行う商工業者らを支援するための一環として作成されたもので、旧6町の枠を超えて情報を共有できる場を市民に提供するとともに、市民生活の利便性の向上や地域の観光・産業の振興などにに役立てることが狙い。グルメやショッピング、趣味、レジャー、イベントといった日々の暮らしに役立つ生活ガイド、企業・お店ガイドなどの地域情報を中心に、市内のサークル団体や個人の紹介など、同市の多彩な情報を集めたホームページに仕上がっています。各商工会では現在、商工業者や団体、個人の情報交換の場として広く市民の参加を呼びかけています。

 同サイトへの入会は無料。各商工会に入会を申し込むと、事務局からIDとパスワードが発行され、サイト内に自分のページとなるHPを開設することができます。掲載できる情報量はA4判1枚から2枚程度。同サイトの作成にあたり、事務局ではホームページ自動作成システムを導入。テンプレートを使って簡単にホームページを作ることができるシステムで、手元のパソコンでの簡単な操作で記載事項の変更や画像の張り替えなどができるため、会員は毎日の情報更新も事務局に依頼することなく自由に行えるメリットがあります。

 同サイトには現在、団体、個人合わせて251会員が入会。商品情報、趣味のサークルやスポーツ団体など220件あまりのホームページが設けられています。街のウワサ、気になる人などの地域情報や各企業の最新お役立ち情報など盛りだくさんで、町の疑問やおすすめスポットなど自由に意見を書き込める情報掲示板、ペット・うちの子自慢などのコーナーもあります。「これは完成形ではない。参加者も含めた運営委員会でさらに検討を重ねながら、より市民が利用しやすいホームページをめざしていきたい」と、事務局となる八千代町商工会経営指導員の大原博文さん。安芸高田市にお住まいのみなさんも安芸高田どっとコムに入会して、インターネットを通じた新しい町づくりに参加してみませんか。

●お問い合わせ/八千代町商工会 TEL(0826)52-2542
安芸高田どっとコムはこちら

広域連携がスタート(呉地域8商工会)

[来年4月に広域センターを設置して、新たな組織体制のもとで地域全体の活性化を図る]

 来年3月に呉市と合併が予定されている安芸郡音戸町、倉橋町、蒲刈町、豊田郡安浦町、豊町、豊浜町の6町と既に合併した下蒲刈町、川尻町の計8商工会が、昨年12月の商工会会長による会長会議で合併に向けた広域連携を実施することが合意されたのを受けて、来年4月に呉市川尻町に“呉地域商工会広域センター”を設置する計画で、来月10日(土)に同市川尻支所で設置調印式が行われます。

 行政の合併が着々と進められるなか、自治体以上に商工会を取り巻く環境は著しく変化しており、国からも広域的な事業実施のための組織体制の見直しが必要である旨の指摘がなされていました。8商工会の広域連携は、広島県商工会等広域連携・合併計画策定検討委員会が策定したマスタープランや、県による職員設置定数の見直しと大幅減の提案、さらに合併の期限などが具体的に示されたのを受けて、平成14年に立ち上げた地域問題懇談会などの場で話し合いが進められ、今年5月の理事会総会で広域連携協定書が締結されました。

 8商工会では広域センター設置に向けて来月、同支所に開設準備室を設置。室長には8商工会でつくる呉地域活性化ブロック協議会会長の宮沢喜洋音戸町商工会長が就任し、事務局員として各商工会から経営指導員数人が出向する予定です。広域センターは同支所に置き、各商工会の会長、副会長など24人で構成。これまで商工会が実施してきた特産品の開発や販路拡大、観光振興などの事業を担当し、地域全体の活性化を図ります。なお、各商工会の組織は残し、経営や経理、税務などの相談指導業務や会員サービス事業は継続して行います。

●お問い合わせ/下蒲刈町商工会 TEL(0823)65-2522
●お問い合わせ/川尻町商工会 TEL(0823)87-2139
●お問い合わせ/音戸町商工会 TEL(0823)52-2281
●お問い合わせ/倉橋町商工会 TEL(0823)53-0030
●お問い合わせ/蒲刈町商工会 TEL(0823)66-1055
●お問い合わせ/安浦町商工会 TEL(0823)84-5800
●お問い合わせ/豊町商工会 TEL(08466)6-2020
●お問い合わせ/豊浜町商工会 TEL(08466)8-3366

商工会の日記念クイズ当選者発表(県連)

[1,000通を超える応募者の中から、当選者20名が決定]

 本県連が今月10日の「商工会の日」に先がけ、広島市中区のひろしま夢ぷらざで実施した、広島県内の特産品などが抽選で当たる懸賞付きクイズ「商工会の日記念クイズ」の当選者が決定いたしました。

 今回実施したクイズは、広島県内の名産品などにちなむ簡単なクイズに答えていただき、10日までにご応募いただいた正解者の中から抽選で20名に、3,000円相当の特産品セットをプレゼントするものです。応募総数は1,217通で、厳正なる公開抽選の結果、下記の方に決定しましたのでお知らせいたします。

 多数のご応募いただき、まことにありがとうございました。

「商工会の日記念クイズ」当選者は以下のとおりです。

●中区 瀬戸 サダヨ 様
●中区 有木 みより 様
●中区 牛尾 典子 様
●東区 国原 博子 様
●東区 石津 哲子 様
●南区 山縣 瑞枝 様
●南区 岡﨑 普子 様
●南区 キハラ マサコ 様
●南区 菅 ヒロ子 様
●南区 篠崎 まゆ 様
●西区 和泉屋 乃武子 様
●安佐南区 江島 英子 様
●安佐南区 山田 ひとみ 様
●安佐南区 井上 嘉子 様
●安芸区 古手川 道子 様
●佐伯区 藤川 朋宏 様
●佐伯区 阪井 瑞枝 様
●呉市 朝原 紀子 様
●呉市 田中 努 様
●福山市 大谷 せい子 様

青年部記念祝賀会開催(世羅郡甲山町)

[全国大会での表彰を受けて、祝賀会の席で現役部員らが歴代のOBたちと交流]

なごやかな雰囲気のもとで行われた祝賀会

 昨年11月に開かれた平成13年度の商工会全国大会で優良青年部として全国商工会連合会会長(清家孝)表彰を受賞したのを受けて、世羅郡甲山町の甲山町商工会青年部が5日、記念祝賀会を行いました。地域社会を担う若手後継者としての自己研さんに励み、地域振興活動に積極的に取り組んだことが評価されたもので、表彰は、部の組織運営と活動内容を“極めて優良”とし、長年にわたり商工会の事業運営に協力してきた実績を“他の模範とするところ”として評価しています。

 同青年部は昭和41年11月6日に設立され、今年で38年目を迎えます。地域振興、商工業者の後継者育成を目的としてこれまでさまざまな事業を行ってきました。祝賀会当日は、現役青年部員をはじめ、青年部OBならびに歴代の青年部長らが集まり、初代青年部長より出雲辰雄現部長(12代目)へ表彰状の授与が行われました。また、歴代部長が自らの部長時代のエピソードなどを語るとともに、現在の部員へ感謝、激励の言葉などを贈りました。その後、毎年恒例となっている卒業部員追い出し会をあわせて行い、同青年部を卒業する部員らに卒業証書とともに、追い出すという意味合いを込めたハタキが授与されました。

 「町村合併を10月にひかえ甲山町という名前は消える運命にあるが、良いタイミングでOBとの交流会を催すことができ、各部員も先輩方のすばらしい実績を見直す良い機会になったのでは」と、祝賀会に参加した同商工会経営指導員の進藤大輔さん。出席した部員らからは、ここにいるOBたちがかつて行っていたイベントに子どもとして参加していた自分たちが現在、一青年部員としてそのイベントを継承していることへの驚きにも似た感慨や、部の歴史の重みを改めて実感したなどの声も聞かれ、初の祝賀会では青年部活動への意識高揚も十分に図ることができたようです。

●お問い合わせ/甲山町商工会 TEL(0847)22-0529

ふるさとの川をきれいに(賀茂郡豊栄町)

[たくさんの魚の住める美しい川にしようと、地元の椋梨川にウナギの稚魚を放流]

今年は体長20cmほどの稚魚1,000匹が放流された

 魚の住みつく美しい川をよみがえらせようと、賀茂郡豊栄町の豊栄町商工会工業部会が先月31日、同町の椋梨川にウナギの稚魚を放流しました。同部会では、河川の浄化や環境保全に対する意識を高めてもらおうと毎年この時期、ウナギの放流事業を実施しています。ときおり激しく雨が降る空模様のなか、同部会の堀内豊昭部長らによって、体長20cmほどの稚魚約1,000匹が同川に放流されました。

 かつては河川でも湖沼でも漁獲量の多い魚種でしたが、近年の開発、汚染などの環境不良によってウナギの漁獲量は全国で激減しているといわれています。同部会では、魚が育ちやすい環境、場所を回復、積極的に作り出すには、椋梨川の魚類資源を増やすことが必要として10年前に放流事業をスタート。もともと鯉の稚魚を放流していましたが、稚魚がサギに捕食されるなどの被害が相次いだため5年前からウナギの稚魚を放流しています。

 堀内部長らは、折からの雨で水かさの増した同川の流れの緩やかな場所を選び、河内町の沼田川漁業組合から購入した稚魚約1,000匹を2時間かけ、5kgずつ計6か所に放流。「魚の住める川が少なくなってきた近年、一人ひとりの心がけで美しい川をいつまでも守っていきたい」と、元気に川に戻ていく稚魚たちを見守っていました。同町は日本海と瀬戸内海の分水する分水嶺の地で、町内を流れる河川は椋梨川が南流して沼田川へ、吉原川が北流して江の川へ、三篠川が西流して太田川へそれぞれ注いでいます。堀内部長らはこの分水の地から県内各地に河川浄化、環境保全の流れを広めていくことができればとの願いを込めつつ、「これまでも大きなうなぎを釣ったという話を聞いているが、椋梨川でうなぎを見かけた方、釣った方があればぜひ商工会まで連絡してほしい」と、稚魚たちのこれからの成長も楽しみにしている様子でした。

●お問い合わせ/豊栄町商工会 TEL(082)432-2110

平成16年度通常総会開催(県女性連)

[上程議案は満場一致で可決承認。研修会では広域化に伴う新たな経営手法などを学ぶ]

開会のあいさつを述べる井上県女性連会長

 広島県商工会女性部連合会(井上文江会長)の「平成16年度通常総会」が先月20日、広島市中区の鯉城会館で開催されました。藤田雄山広島県知事をはじめ、総会には多数の来賓が臨席。総会では、2つの議案が上程され、第1号議案の「平成15年度事業報告書・収支決算書・貸借対照表及び財産目録承認の件」および、第2号議案の「平成15年度中四国ブロック交流会特別会計、収支決算書の承認の件」については全員一致で原案通り承認可決されました。

 総会終了後に行われた「第1回商工会女性部研修会」では、経済ジャーナリストの杉本好正氏を講師に招いて講演会を開催。杉本氏は“市町村合併後の商工業経営の行方”と題して、国や地方自治体の財政問題や一段と進む広域化による商工業者の対応について講演し、参加した133名の部員らが熱心に耳を傾けました。

初の青年部交流会を開催(安芸高田市6商工会青年部)

[6町の青年部員らが一堂に会し、新たな組織体制や今後の活動などについて話し合う]

6つのブースに分かれて活発に意見交換を行う青年部員たち

 旧高田郡6町の商工会青年部が合同で今月21日、安芸高田市高宮町の田園パラッツォで「安芸高田市内商工会青年部員交流会2004」を開きました。旧高田郡が新市になったのをきっかけに、各部員間の交流促進を図ろうと高宮町商工会青年部が企画。約60名の部員が参加して、新たな町づくりやこれからの青年部事業、各事業経営などについての意見交換を行いました。

 同市内の青年部員らが交流会の場を設け、話し合いを行うのは今回が初。「部長レベルでの交流はあっても、部が違えば各部員同士それぞれの顔も互いに知らないのが実情。各部員が知恵と力を合わせ、連携を密にしてより良い地域づくりや青年部事業に取り組むためにもこうした機会が必要だった」と同商工会補助員の菊野康司さん。“新たな力が湧き上がる! 市内の青年部員が一挙に集結!!”と銘打って、同商工会青年部では参加者の交流をメインに、自由な雰囲気で部員同士が親睦を深めることができるよう会を企画。参加した部員らは、名刺交換や自己紹介をしつつなごやかに歓談。互いに打ち解けたアットホームな雰囲気のもと、交流会は進行しました。

 交流会では、各町の青年部長をオブザーバーとする意見交換会が約1時間にわたって行われ、計6つのブースで活発な議論が交わされました。部員数の少なさに対して事業の数が多いことに対しての指摘や、新市に移行したことで新たな組織づくりを検討すべき、合同事業を早期に実現すべきなどの意見が出され、各部長がそれらの意見を集約。各部長による意見報告会の席で、部員らの意見を今後の事業計画に反映することなどが確認されました。

 来月2日、この日の意見をもとに6商工会青年部の正副部長が吉田町で今後の青年部活動の具体的検討を行う予定で、「60名規模の部員が一堂に会す機会は初めてのことで、活発な意見が相次いだことからも各部員がこの交流会に大きな期待を寄せていたことがうかがえた。新たなネットワークと事業計画づくりに向けた確かな一歩となったのでは」と菊野さん。青年部員らの手による活気ある地域づくり、新たなコミュニケーションづくりに向けた動きが今後、さらに活発化することになりそうです。

●お問い合わせ/高宮町商工会 TEL(0826)57-0296

ADSLの誘致実現(世羅郡世羅西町)

[地域の情報格差を解消しようと、商工会が中心となって誘致活動を積極展開]

 ITによる地域振興を目的とする商工会を中心とした運動を通じて、これまで県内各地でNTT西日本のADSLサービス誘致に成功した事例が報告されていますが、このほど世羅郡世羅西町でも世羅西町商工会などの働きかけにより、同町が新たにNTT西日本のフレッツ・ADSLサービス提供地域に含まれることになりました。同町のNTT局舎の増設工事完了を待って、今年9月から住民念願の新サービス提供が開始されます。

 三次市をはじめ世羅郡の周辺市町ではすでに高速インターネットの常時接続環境が整っていることに加え、新たにCATVの導入が予定されるなど着実に情報インフラの整備が進むなか、同郡では甲山町の一部地域でADSLが利用できるのみで、同町でのインターネットの通信環境もこれまで通信速度64kbpsのISDNが最高でした。同郡はいわば、民間通信事業者による高速通信網の整備が立ち遅れた高度情報化の空白地帯で、甲山町商工会青年部がCATVなどの導入を町に求めるなど、郡内で情報インフラの早期実現を求める動きが盛んになっていました。地域の情報格差がますます広がることを懸念した同商工会でも、商工会有志を中心に行政とともに“世羅西町ブロードバンド推進会議”を立ち上げ、NTT西日本にサービス提供の申請をするための仮加入申込書を行政が自治会組織を通して町内全戸に配付し、商工会が各地区の商店でそれを回収する方法でADSL推進運動を展開してきました。

 当初、同商工会では甲山町商工会などと足並みをそろえ、CATV導入をめざす動きに加わりたい考えもあったようですが、同町の場合、既存の局舎を改修することでADSLサービスが利用できることもあり、早期実現が可能な方法を最優先した格好に。郡内全域にCATV網を敷設するには多大なコストがかかるうえ、投資効率の悪い郊外地域の同郡では民間事業者が進出できないことから、幹線網の整備は行政に頼らざるを得ません。同商工会などでは、既存設備の改修ならば二重投資にもならずコスト面での負担も少ないと判断。まず独自にADSLの誘致をめざしました。「世羅西の場合、より可能性がありなおかつ安く上がる道を選んだ」と、同商工会経営指導員の大下忠雄さん。

 NTT西日本との協議により、同商工会がめざした加入申込の獲得ノルマは150件。これまで集まった申込件数はその約半数ですが、NTT西日本がサービス提供に踏み切った背景には、同郡がひとつの空白地帯になったままでは同社が県内に構築している地域IP網の広域化に今後、大きな支障をきたすことになるとの懸念もあったようです。同町で新たに開始されるサービスは、フレッツ・ADSL1.5Mプラン、フレッツ・ADSLモア40の2プラン。同商工会が今月10日、加入申込者を対象にした個別相談会を実施した際には、「孫たちのために家庭でインターネットの環境を整えたい」などとする年配者の参加が多く、幅広い世代で高速インターネットの接続環境が実現することへの期待感が高まっているようです。

●お問い合わせ/世羅西町商工会 TEL(0847)37-1075

総合観光案内看板を新設(世羅郡3商工会)

[観光客を観光地へとスムーズに誘導しようと、統一性をもった案内板の整備を進める]

シーズン毎のタイムリーな観光案内ができる案内看板

 観光客を誘導する観光案内看板のデザインがまちまちだった世羅高原にこのほど、新たな総合観光案内板が設置されました。世羅高原の各観光地へ観光客をよりスムーズに誘導しようと、世羅郡3町および三次市甲奴町の行政、商工会、観光施設などで組織する“広島中部観光開発推進協議会”(事務局:甲山町商工会)が設置したもので、設置場所は世羅町東神崎。

 世羅高原は花めぐり、果実狩りの名所として知られ、年間の観光入り込み客数はおよそ100万人。その観光客らにうまく回遊してもらおうと同郡内には多くの観光案内看板が設けられていますが、各観光施設が独自に設置するなど横の連携が取れていなかったことから、統一性がないなどの批判がありました。また、乱立する看板が地域の景観を損なう要因となっていることに加え、観光客からは逆に「案内看板が小さい」「見づらく分かりにくい」などの意見も数多く寄せられていました。観光案内看板はより象徴性や統一性を考慮し、計画的な作成が必要との考えから、同協議会では看板新設に関する会合を2年前から重ねてきました。

 新たな総合観光案内看板は、掲載内容を差し替えてタイムリーな案内表示ができるのが特徴。例えば、4月から5月にかけては花観光農園などを中心に案内を表示し、シーズンが終わると他の観光施設の案内看板と差し替えて、夏にはキャンプ場、冬には温泉施設など、それぞれのシーズンに応じた観光案内で観光客の誘導を安易にすることができます。

 同協議会ではデザインの一元化を図るため、今後、同郡内に新たな観光案内看板を設置する際には、今回のデザインをもとに作成することで各観光関係団体などと合意。「そうすることで郡内の案内板が徐々にではあるが統一され、観光客にとっても分かりやすいものになるのでは」と同協議会関係者。同協議会では今月中にもう1基、甲山町内に同型の観光案内看板を設置する予定です。

●お問い合わせ/甲山町商工会 TEL(0847)22-0529

青年部共同運営の地域情報サイト完成(呉地域8商工会)

[呉周辺エリアの観光情報などを各町の青年部員らがまとめ、ホームページで情報発信]

エイトネットワーカーのトップページ

 呉地域周辺8町の商工会青年部が共同で制作、運営する地域情報ポータルサイト「エイトネットワーカー」が公式オープンしました。同サイトは、呉ブロック8商工会(呉市下蒲刈町、安芸郡音戸町・倉橋町・蒲刈町、豊田郡安浦町・川尻町・豊町・豊浜町)の青年部が提案公募型事業の一環として開発に取り組み、同地域に関する観光情報などを分かりやすく提供することを目的に開発されたもの。各青年部では、観光施設やイベント、特産品などの地域情報をまとまった形で発信することで、同サイトを地域振興や入り込み客の増加などに役立てたい考えのようです。

 「知りたい主要な観光情報が分かりやすくまとめられた、面白い内容に仕上がった」と同サイトをPRするのは、同サイト作成の幹事商工会である下蒲刈町商工会経営指導員の蒲田勝久さん。各青年部はそれぞれに、観光情報の収集やインターネットによる効率的な情報発信の方法についてあらかじめ研究。トップページから各青年部が調査、制作したオリジナルページに飛ぶことができ、各町へリンクすると青年部員たちが自らの足で集めた各種観光情報を閲覧できます。

 青年部長のあいさつに始まる各町のオリジナルページは主に、“観光スポット”“行事イベント”“特産品”“交通・トラベル”の4つで構成。いずれも一定のフォーマットに基づくシンプルなページながら、自分たちの町に興味を引きつけようと写真の多様、データ重視などそれぞれに特徴ある情報の見せ方で、役立つ地域情報を提供しています。「より多くの人に、呉の周辺地域を訪れたいと思わせる有効な仕掛けになれば」と蒲田さん。各町への詳細な交通案内や、商工会リンクなどのコンテンツも用意。さらに、トップページのお知らせコーナーを細かなローテーションで更新しながら、各町のさまざまな情報を幅広く発信していくほか、将来的には完成したホームページをバーチャルモールなどに発展させ、特産品の販売など、新たなビジネスチャンスにつながる事業展開を図りたい考えもあるようです。みなさんもぜひ一度、同サイトをご覧になってみてください。

●お問い合わせ/下蒲刈町商工会 TEL(0823)65-2522
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合同企業視察会を実施(世羅郡3商工会)

[工業部の会員が地元企業の先進事例を現地で学び、講演会や交流会で新たな経営意欲を燃やす]

視察先の企業で担当者の説明に聞き入る工業部会の会員たち

 世羅郡3町の商工会工業部会が合同で23日、会員相互の懇親や情報交換を目的に「合同企業視察会」を開催しました。これは、各商工会工業部の会員が身近な企業と交流を深めるとともに、情報や技術、経営のノウハウなどの交換による事業の活性化、人脈づくりなどに役立ててもらおうと行われたもの。モノづくりの先進事例を学ぼうと、参加した会員らが製造業を中心に世羅町内の企業を視察、見学しました。

 視察会には19名の会員が参加。会員らは、各種活性炭の製造販売、動物用医薬品の受託販売などを行うセラケム(株)と、小型電気自動車の製造販売、建設機械用オプション部品の販売などを行う(株)ミクロの2社を訪問。ともに地域産業をリードする先進企業で、担当者の案内で現場の実情などを視察したほか、業務内容、施設の概要、将来計画などについての説明を受け、日ごろ見学する機会の少ない企業を訪れた参加者からは熱心な質問が相次ぐ活発な視察会となりました。すぐれた製品や技術を目の当たりにし、成功事例を知ることで、「新しい技術開発やビジネスの拡大に向けてたいへん参考になった」などの声が参加者から聞かれ、「同じ地域の企業情報を知ることは参加者の経営意識の高揚に、2社にとっては自社PRの格好の場となったようだ。双方にメリットがあり、それぞれにビジネスチャンスも広がったのでは」と世羅町商工会経営指導員の曽我春雄さんは、初の試みとなった合同視察会から大きな期待を感じ取った様子。

 その後、新たな参加者を加えて講演会が行われ、自らの倒産体験をもとに、全国の経営者に倒産予防や再起の道をアドバイスする“倒産110番八起会”の野口誠一会長が講師として、自身の過去の経験などを披露。多くの実例を交えて会社を潰さない法則なども紹介し、「事業の成功は物心ともに整ってこそ」と会員らに訴えかけました。倒産しないための経営のあり方、人間としてのあり方について説く内容が好評を博し、野口氏の講演も参加者にとって大きな参考になったようです。

 講演会終了後、視察先企業の担当者、講師の野口氏を交えた異業種交流会が催され、出席者の事業内容や企業PRを記した名簿をそれぞれ手に、新たなビジネスチャンスの獲得に向けた活発な情報交換などが行われました。「人脈づくりなどを応援するための異業種交流会グループを立ち上げてみたい。まずは今回のメンバーを中心に、4月に福山市で開かれる中国地域ニュービジネス協議会による異業種交流会に参加する予定」と曽我さん。曽我さんは中小企業の活性化、地域技術の向上などを目的に新たな枠組みでの異業種交流を活発化させ、さらなる地域振興をめざしたい考えのようです。

●お問い合わせ/世羅町商工会 TEL(0847)22-0489

高度情報化の実現を町に要望(世羅郡甲山町)

[情報インフラの早期整備を求めて、青年部長が新事業導入の要望書を町長に手渡す]

 世羅郡甲山町の甲山町商工会青年部が16日、同郡内における情報通信手段の改善を訴え、高度情報化事業(CATVなど)の導入を求める要望書を同町の山口寛昭町長に提出しました。同郡の一部地域に限られた高速大容量による情報通信の手段を郡内全域で活用することのできる環境の早期実現を求めるもので、出雲辰雄青年部長が部を代表し、山口町長に要望書を手渡しました。

 現在、同郡では甲山、世羅両町の中心市街地を中心とする一部地域にADSLが開通しているのみで、世羅西町およびその他の郡域では常時接続の高速通信を利用することができません。一方で、御調郡久井町、甲奴郡上下町や三次市と合併する町村ではCATV導入の動きがあり、周辺地域で情報インフラの整備が着実に進行する中で同郡は置き去りにされた格好に。情報の過疎化に拍車がかかるのを懸念した青年部は、行政による高度情報化事業の導入が不可欠と判断。NTTや通信事業者に一方的に委ねるのではなく、地域に合った通信環境のハード面の整備を町に働きかけました。

 青年部が求めているのは、郡内全域に行き渡るCATVの受信が可能となる光ファイバー網の敷設。光ファイバーは、現在普及しているブロードバンドの中でその速度、安定性において最も優れた通信回線で、ADSLの5~10倍のスピードを実現する高速常時接続インターネットの本命とされるサービス。青年部では、光ファイバーによる安定した通信環境を得られることは、「小売店での仕入れルート開拓や販路拡大、建設業での建材のネット調達や電子入札など地元中小企業の業務の効率化、生産性の向上が期待でき、さらに企業誘致の促進にもつながる」として、情報インフラの整備は民間活力の向上、地域経済の活性化に必要不可欠であるとの考え。

 ただし、光ファイバー網を新設するには莫大なインフラコストがかかるうえ、各自治体も折からの財政難で厳しい状況。さらに今年10月には3町が合併し、新町に移行。事務事業の見直しはその動向を踏まえ、各自治体と協議しながら検討が進められる見通しで、山口町長は回答については明言を避ける形となりましたが、「10年、20年先の新世羅町の将来を十分に見越したうえで、行政組織の改編に伴い新たな組織体制の確立を求めたい」と、同商工会経営指導員の進藤大輔さんも行政の前向きな対応を強く待ち望んでいるようです。

●お問い合わせ/甲山町商工会 TEL(0847)22-0529

環境活動を積極推進(賀茂郡豊栄町)

[エコバッグ運動の推進、空き缶の回収などを通じて商工会が地域社会に貢献]

 賀茂郡豊栄町では、ごみの減量と再資源化を中心とした地域の環境問題に町と住民が一体となって取り組んでいます。その一環として同町では、“エコバッグ持参推進運動”を積極的に展開しています。買い物の際にレジ袋の使用をやめてごみの減量化を図り、環境保全に貢献しようという取り組みで、全世帯にエコバッグを無料配布。町民にごみ減量化に関する意識を高めてもらうとともに、限りある資源節約への理解を呼びかけています。

 こうしたエコバッグ運動は多くの自治体などで行われていますが、豊栄町商工会では町の取り組みを環境意識の高い人たちだけの運動で終わらせないため、特典を楽しみながらレジ袋を使わない買い物を実践してもらおうとエコ台紙を用意。地域住民に配布し、会員の小売店にも働きかけて、エコバッグの利用頻度に応じてお得な買い物ができるサービスを消費者に提供しています。消費者が買い物の際に「レジ袋はいらない」と申し出ると、各協力店では1回の買い物につき1個のエコ印をエコ台紙に捺印。エコ印500個で500分の買い物ができるというサービスで、商店街の76店舗がこれに協力。当初、エコ印100個で100円の買い物ができる仕組みでしたが、「特典を100円から500円にしたことで、サービス提供台紙としての実感をもたらすことができたのでは」と、同商工会経営指導員の河本俊春さん。エコ台紙を活用しながらエコバッグを利用する消費者も増えたといい、貯める楽しみを与えるエコ台紙は地域社会に貢献し、商店街の活性化にもつながる活動として喜ばれているようです。

 また、同商工会ではエコバッグ運動の推進活動とともに、空き缶の回収運動も積極的に実施。豊栄町清武地区公民館前に空き缶回収機を1台設置し、空き缶を回収機に投入するとそれを商工会に設けた回収機連動のカード端末で読み取り、空き缶1個あたり1エコポイントを発行。500ポイントたまると500分の商品券と交換することができ、「地元住民にも捨てられた空き缶を拾うといった習慣が身についたようだ」と河本さん。こちらもごみの再資源化を促進する活動として地域社会に大きく貢献しているようです。

●お問い合わせ/豊栄町商工会 TEL(082)432-2110

必勝祈願を郷土色豊かに演出(安芸高田市吉田町)

[青年部員らが武者姿に扮し、サンフレッチェの選手らとともに今年の必勝を祈願]

サンフレッチェの選手らを境内に導く青年部員たち

 悲願のJ1復帰を1年で果たしたサンフレッチェ広島の選手らが今月3日、安芸高田市吉田町の清(すが)神社に参拝し、J1復帰の報告と今シーズンの活躍を誓いました。同神社は戦国時代、毛利氏の祈願所で、サンフレッチェ広島ではJリーグが発足した平成5年から毎春、同神社で選手、スタッフ、フロントによる必勝祈願の参拝を行っています。

 監督や主力選手らが玉ぐしを奉納し、集まったファンの前で優勝を誓った後、毛利元就の三矢の訓(おしえ)になぞらえ、元就に扮した武者が監督に必勝祈念の三矢を手渡すのが祈願祭の恒例。毎年おなじみのシーンで、このストーリーを考案したのが地元の吉田町商工会。祈願祭のハイライトともいえる武者絵巻を繰り広げるのが、同商工会の青年部員たち。今年も多くの市民が見守るなか、部員らが祈願祭の演出に一役買ったようです。

 同商工会では元就ゆかりの地ならではの趣向でチームを応援しようと、サンフレッチェ誕生後、京都太秦から60体の武者甲冑を購入。青年部員らは毎年、選手らが同神社を参拝する際に武者姿に扮し、ともに必勝を祈願しています。同青年部では今回、J1復帰の報告を盛り上げるとともに恒例の神事を新市に引き継ぐため、旧高田郡内の青年部員らにも参加を要請。向原町の青年部員らも含めて例年の倍、21名が神事に参列しました。元就や3人の息子、家来などに扮して登場した部員らは、集まった選手らを「よくぞ参られた」と力強く出迎え、境内へと案内。一連の神事を見守った後、元就役がJ1復帰を成し遂げた小野剛監督にチームの力づよい結束と必勝を期するよう台詞を述べ、「この3本の矢のごとくチーム一丸となり、Jリーグ優勝に向けてまい進されよ」と、三矢を監督に手渡しました。

 祈願祭に参加した同商工会経営指導員の日野和明さんは、「1年でJ1復帰した力強さを感じた」と選手らを目の当たりにした感想を述べ、「新市を大いに勇気づけるためにもその力強さを発揮してほしい」と、サンフレッチェ広島の今シーズンの飛躍に大きな期待を寄せているようでした。

●お問い合わせ/吉田町商工会 TEL(0826)42-0507

インターネットの面白さを体感しよう(山県郡加計町)

[多彩な体験コーナーで高速インターネットの楽しさ、便利さを体感できるフェア開催]

会場となる加計町の川・森・文化・交流センター

 山県郡加計町の川・森・文化・交流センターで今月6日(土)、“インターネットで広がる未来!”をテーマに、ブロードバンドやネットゲーム体験などができる「インターネット推進フェア」が開催されます。芸北地域では現在、高速インターネット接続環境が未整備のまま。同地域では高速インターネットの利用できる環境への要望がたいへん強く、そうした不便な環境を改善し、地域の事業者や住民にとって快適なインターネット環境を実現しようと、同町では過去に加計町商工会や住民の活動によりフレッツ・ISDNを導入した経験などもあります。

 同フェアは、今後、同地域一部エリアにおいてフレッツ・ADSLの提供もNTT西日本により予定されていることから、さらなる高速インターネット環境の整備を推進するとともに、地域住民に対して高速インターネットを利便性、必要性を周知し、パソコン体験などを通じて情報機器などに親しんでもらおうと行われるもの。パソコンを扱ったことのない人や、インターネット未経験の人がその楽しさ、便利さを体感できる各種体験ブースが用意され、インターネットの面白さをリアルタイムに感じることができそうです。

 体験ブースには、同館やまびこホールとNTT西日本広島支店内に設置したパソコン間で動画を送受信し、ネット会議が体験できる“インターネット通信&会議”、宮島と同町の温井ダムに設置したネットワークカメラの撮影画像を、やまびこホールに設けたパソコンでリアルタイムに見ることのできる“ネットカメラモニタリングコーナー”をはじめ、インターネットの利用によりパソコンでTV同様に映画などの鑑賞が体験できる“動画配信体験コーナー、無料でネットゲームが遊べる“インターネット体験コーナー”など盛りだくさん。計8つのコーナーでインターネットの面白さ、楽しさを知ることができます。

 このほか、広島市立大学情報科学部の大場充実教授による“中山間地域の情報化”をテーマにした講演会が予定されているほか、来場者には抽選でデジタルカメラやDVDなどが当るプレゼントも。みなさんもこの機会にぜひ、高速インターネットの楽しさ、便利さを体感してみませんか。

●お問い合わせ/加計町商工会 TEL(08262)2-1221

身近な環境について考えよう(深安郡神辺町)

[未来の子どもたちに美しいふるさとを残そうと、環境問題をテーマにした講演会を開催]

 深安郡神辺町の神辺町商工会青年部と福山市の加茂町商工会青年部、駅家町商工会青年部が合同で今月7日(日)、神辺町文化会館小ホールで「まちづくり講演会Ⅵ」を開催します。この講演会は、神辺町商工会青年部が町づくり事業の一環として、ふるさとを愛し、ふるさとに夢や誇りを持てる子どもたちが育つ町をつくり上げようと平成10年から始めたもので、毎年“まちづくりは人づくり”をテーマにした講演を行い、今年で6回目を迎えます。一昨年から3商工会青年部の合同事業となり、規模を広げて行われるようになりました。これまでに、映画作家の大林宣彦氏、脚本家のジェームス三木氏、元広島東洋カープの衣笠幸雄氏らが同講演会に講師として招かれ、それぞれのふるさとや町づくりに関わる講演などを行ってきました。

 3商工会青年部では今回、環境問題をテーマにした講演会を企画。福山市出身で、環境問題やエコライフについて情報発信するインターネット放送局、otomi.tv(オトミ・ドット・ティービー)代表の富永秀一(とみながしゅういち)氏を招き、環境破壊の現状を把握し、身近な環境を守るために、芦田川や高屋川の水質汚染など地域の情報を織り交ぜた講演会を開きます。講演では、“美しいふるさとを未来の子どもたちのために! 今、できることから始めよう”をテーマに、地球温暖化をはじめとする環境問題に強い関心を持つ富永氏が、名古屋テレビ放送アナウンサー時代に積んだ経験を生かし、現在の切迫した現状や環境問題を改善する方法などを分かりやすく語ります。講演会終了後、専門家らによるパネルディスカッションも予定されています。

 講演会の開催に先立ち、3商工会の青年部員ら30名は、勉強会として福山市御幸町にある建設省の“芦田川見る視る館”を視察。芦田川水系の高屋川の河川浄化施設で、ふるさとの河川の水質浄化にさまざまな対策が取られていることなどを見学しました。部員らは環境に対する意識を変えることで身の回りの環境にも変化を起こせると確信した様子で、視察に参加した神辺町商工会青年部地域開発委員長の真壁雅宏さんは、「一人ひとりの変化の積み重ねが地域全体での環境に対する取り組みに変わることを期待する」と語り、ふるさとを人にやさしい町にして、次代を担う子どもたちに受け継いでいくためにも、より多くの人に参加してほしいと講演会への来場を呼びかけていました。入場無料。無料託児所有り(要予約)。午後1時30分開場、午後2時開会。詳しくは、各商工会までお問い合わせください。

●お問い合わせ/神辺町商工会 TEL(0849)63-2001
●お問い合わせ/加茂町商工会 TEL(0849)73-3008
●お問い合わせ/駅家町商工会 TEL(0849)76-3111

ブロードバンド開通も間近(沼隈郡沼隈町)

[商工会青年部のメンバーが中心となって展開したADSLの誘致活動に大きな進展]

 沼隈郡沼隈町で、沼隈町商工会青年部のメンバーらが中心となって昨年10月から行っていた、ブロードバンドの開通をめざす推進運動に新たな動きがあったようです。ADSL加入申込件数が今月に入って100件を超えたことで、NTT西日本からADSL回線提供の内定が得られ、4月から9月にかけて同町の山南地区に高速のインターネット接続環境が整備される見込みとなりました。

 同町には現在、NTT収容局が千年地区、山南地区の2か所にあり、ADSLが開設されているのは千年局のみ。千年局内ではADSLモア12Mまでのサービスが提供されていますが、山南局内ではフレッツISDNのみの提供で、同地区の住民らはADSLを利用することができません。同地区の住民らは昨年9月、インターネット向け高速回線サービスの提供をNTT西日本に求め、同社との協議により、加入申込者150名という具体的な需要を確認できればADSL回線設備の導入が可能になるとの回答を得ていました。この住民らの動きを受け、地域内の情報化格差を是正するため沼隈町商工会が推進運動の取りまとめ役となり、1か月後、青年部員を中心とする“沼隈町山南地区ADSL推進協議会”を立ち上げ、ADSLを同地区に誘致する活動を本格化させました。

 青年部員と同地区の有志ら20名で組織する同協議会のメンバーらは、ローラー作戦として企業、家庭への戸別訪問を展開。新聞折込などでも広く加入を呼びかけるとともに、NTT西日本の担当者を招いてADSLの勉強会を開き、それぞれに得た知識やその利便性を地域住民らに紹介し、喚起を呼び起こすなどの活動を地道に行ってきました。当初、年内に150件をクリアすることを目標に活動を始めたメンバーですが、今年に入ってようやく加入申込が半数を超えるといった厳しい現実のなか、同地区の住民に温度差があることも十分に感じたようです。

 加入申込件数が100件を超えたことにNTT西日本側も一定の手ごたえを感じたようで、同社からの内定を得たことに「活動が実を結んだ」とメンバーらも一安心の様子。同地区に提供予定のインターネット向け高速回線サービスは、フレッツ・ADSLの1.5Mプラン、ADSLモア40Mプランの2通り。その他のサービスは順次提供予定です。「次第に高まる住民の期待を感じていたが、まずはそれに応える結果を出せた。今後の問い合わせにも十分対応し、さらに加入者を増やしていきたい」と、同商工会経営指導員の柳生年信さんも同地区における1日も早いブロードバンドの開通を待ち望んでいるようです。

●お問い合わせ/沼隈町商工会 TEL(084)987-0328

セツブンソウの自生地公開(甲奴郡総領町)

[山里に春の訪れを告げるように、残雪の中にセツブンソウが顔をのぞかせる]

見ごろとなるのは今月末ごろから

 中国山地の山あいにある甲奴郡総領町で、春の訪れを告げるようにセツブンソウが白い花を咲かせ始めました。町内の自生地では、今月14日から一般公開が始まりました。

 みなさんは“セツブンソウ”をいう花をご存知ですか。日本固有の可憐な野草で、関東北部以西に自生するセツブンソウ。本州、四国地方の落葉樹林下に自生し、地面から10cmほど伸びた茎に白色五弁のがくを付けるキンポウゲ科の球根植物です。雪の残る時期に芽を出し、節分の頃に花開くことからこの名が付けられ、同町はその日本一の自生地として知られています。また、セツブンソウは人と自然が共存する里山文化の象徴として同町の天然記念物にも指定されています。

 昭和61年、上下自然愛好会のメンバーによって同町に自生地があることが確認された後、平成8年に総領町商工会の山地康生前会長を中心に、地元有志らが節分草保存会を組織。耕地が少ないという悪条件のなか、保存活動を続けた有志らの力が同町を“節分草日本一”の町としたのです。同町には現在、20数か所の自生地が確認されており、保存会ではうち7か所を一般に公開しています。

 同商工会を事務局とする保存会のメンバーは現在14名。セツブンソウの保存、栽培や自生地の管理のほか、観光客を案内するための幟の設置、散策道の整備などハード面の整備事業などにボランティアで取り組んでいます。保存会ではまず、同町下領家地区の領家八幡神社そばの自生地1か所を公開。残り6か所も随時、花が咲く順に一般開放する予定です。「今年は雪が多いため開花が遅れ、公開された自生地でも4分咲きといったところ。見ごろは今月下旬から3月上旬になるのでは」と、同商工会経営指導員の山坂健治さん。公開は来月14日まで。道の駅リストアステーションの光のドームで、公開地の案内を行っています。里山の早春を彩るセツブンソウを楽しみながら、みなさんも一足早く春の訪れを感じてみませんか。

 来月7日(日)には、道の駅でセツブンソウをテーマにした町おこしイベント「節分草祭・名人市」を開催。節分草教室や節分草俳句会、節分草ハイキング、名人市などを通じてセツブンソウを町内外に広くアピールします。また、自生地の公開に合わせて現在、同町に咲く山野草をテーマにした絵手紙・写真作品などを募集しています。詳しくは、商工会までお気軽にお問い合わせください。

●お問い合わせ/総領町商工会 TEL(082488)2127
●お問い合わせ/光のドーム TEL(082488)2994(土曜、日曜日)

おがらすネット登録者募集(佐伯郡宮島町、大野町)

[地域情報を満載したコミュニティサイトで、お店やサークル活動などをPRしませんか]

おがらすネットのトップページ

 佐伯郡大野、宮島両町の商工会が共同で運営する地域コミュニティサイト「おがらすネット」が今月14日、公式オープンしました。両商工会では現在、同サイトで情報発信したい両地域で活動を行う事業所やサークル、団体などを募集しています。同サイトは、地域の企業活動や各種団体が行うコミュニティ活動などに対して広域的な情報発信の場を提供し、地域の活性化や交流促進などに役立ててもらおうと、両商工会が本県連の推進する“小規模企業広域情報配信支援事業”によって作成したもの。イベント情報をはじめ、両地域の企業やお店、サークル活動など盛りだくさんの地域情報が掲載されています。

 トップページには、旬の話題やイベント情報などを掲載。トップページから“地元のお店・会社”“サークル・団体”へ飛ぶことができ、掲載企業、団体などがそれぞれに作成したオリジナルページを閲覧することができます。現在、80企業、25団体が登録されており、地元のお店・会社では、話題のあの店と題した各店のおすすめ情報や、商店街のタイムリーなイベント情報などを紹介し、健康、住まい、おしゃれなどのジャンル別で探したいお店や会社を検索することも可能です。サークル・団体には、両町で活動する各種グループ、サークルの活動予定や教室案内などのとっておき情報が紹介されています。

 同サイトの特徴は、掲載者本人が情報の掲載、更新を手軽に行えること。テンプレートを使って簡単にホームページを作ることのできるシステムにより、手元のパソコンで掲載したい情報のタイトルや詳細などを打ち込めば、簡単に自分のオリジナルページを作成や記載事項の修正、編集ができ、写真の掲載も可能。早ければ新着情報をわずか5分で同サイトのトップページに掲載することができ、お店のおすすめ商品やセールス情報のPR、グループの発表会やサークルのメンバー募集といった告知などを幅広く、タイムリーに行うことができます。

 登録希望者は、両商工会にある申込用紙に必要事項を記載し、IDとパスワードを取得すれば利用できます。同サイトの利用に先立ち、希望者がまとまった数になった段階で講習会を実施。情報の掲載方法などについて詳しい説明を行いますので、専門知識のない方でも安心です。随時講習会を実施するほか、インターネットに接続できる環境の整わないない方には、3月末まで無料で代行サービスも行います。なお、トップページの“売ります・買います”“サークル情報掲示板”を閲覧、投稿する場合はユーザー登録が必要ですが、こちらはパソコン上で登録が可能です。

 オープンからわずか3日あまりで掲載の問い合わせも相次いでいるようで、「思っていたよりも早い段階での反響の大きさにとても驚いている」と、同サイトの構築、運営を担当する大野町商工会経営指導員の開本浩司さん。「両町の特産品をプレゼントする企画なども用意しているので、多くの方に見てほしい」とサイトのPRにも余念がありません。社会福祉協議会のボランティアグループ、公民館や体育館などで活動するサークルほか、学校のクラブやクラスなども登録でき、維持費のためのバナー広告も募集しています。登録、広告掲載希望の方は両商工会までお気軽にお問い合わせください。

●お問い合わせ/大野町商工会 TEL(0829)55-3111
●お問い合わせ/宮島町商工会 TEL(0829)44-2828

※おがらすネット
大野、宮島両町に飛来した神鴉(こがらす)の伝承にちなんで命名。
おがらすネットはこちら

地域のコミュニティ情報を発信(佐伯郡大野町、宮島町)

[地域のサークル団体や事業所の活動を支援するホームページが今月14日オープン]

おがらすネットのトップページ

 地域のコミュニティ情報を幅広く発信しようと、佐伯郡大野町、宮島町の両商工会が共同で制作を進めていた地域情報ポータルサイト「おがらすネット」が、今月14日(土)に公式オープンします。同サイトは、本県連の推進する“小規模企業広域情報配信支援事業”によって作成されたもので、地域の各種団体が行うコミュニティ活動に対して広域的な情報発信の場を提供することで、地域の活性化や交流促進などに役立ててもらおうというもの。従来のホームページとの大きな違いは、地域に密着した創造的な活動を支援し、各種活動の環境づくりなどをサポートすることがいちばんの目的で、さらに、地域の企業情報を同時に発信することで、小規模事業者のビジネスチャンスの拡大を図ることも狙いのひとつにあるようです。

 ホームページ自動作成システムを導入し、情報掲載者本人が新しい情報の発信、更新を行えるのが同サイトの特徴。テンプレートを使って簡単にホームページを作ることのできるシステムで、手元のパソコンでの簡単な操作で記載事項の変更が行えるため、掲載者は自らホームページづくりに参加しながらサイトの活性化を図ることもできるのです。「掲載者に今後の更新作業をゆだねることへの不安もあるが、これまでになかったコミュニティ情報の発信拠点として大いに積極活用してもらいたい」と、同サイトの構築、運営を担当する大野町商工会経営指導員の開本浩司さん。

 開本さんらは昨年11月からチラシを配付するなどして、スポーツ活動や公民館活動などを行う地域の約200団体に同サイトの告知を行うとともに、地元の事業所も含めた掲載希望者を集めてこれまで計13回の説明会を実施。同システムを活用することによって情報の露出度が高まるなどの具体的な効果を説明し、住民らの情報発信、参加意欲の向上を求めてきました。14日の公式オープンは、サークル団体、事業所の掲載件数それぞれ約100件ずつでの立ち上げの見込み。情報の代行入力などのサポート体制も充実させるなど、「オープンしてから大きく育つホームページにしていきたい」と開本さんも意気込んでいます。また、商工会では現在、同サイトで情報発信したいグループ、事業者を募集しています。大野、宮島両町で活動しているみなさん、ぜひお気軽にお問合せください。

●お問い合わせ/大野町商工会 TEL(0829)55-3111
●お問い合わせ/宮島町商工会 TEL(0829)44-2828

※おがらすネット
大野、宮島両町に飛来した神鴉(こがらす)の伝承にちなんで命名。
サイトはこちら→「大野町・宮島町コミュニティサイト おがらすネット」   

循環型社会の実現めざす(江能4商工会女性部)

[インターネットオークションの手法を身につけ、廃品からの収益やゴミの軽減化を図る]

 安芸郡江田島町の江田島町商工会女性部と、佐伯郡能美町、沖美町、大柿町の各商工会女性部で組織する江能広域商工会女性部連絡協議会が現在、“環境”をテーマにしたユニークなパソコンの研修に取り組んでいます。女性部員らが行っているのは、家庭内の不用品(不要品)、一般家庭で使用済みになった家電製品やパソコンなどをオンラインでリサイクル販売し、ゴミの排出量を減らそうという試み。同協議会では平成13年度から地域の環境問題についての各種調査研究事業を行っており、家庭などから出る廃油を石鹸にリサイクルし、ゴミの減量化と水質浄化を図る運動や、家庭排水を微生物の一種、EM菌を使って浄化する活動などを積極的に推し進めています。今回は資源を有効活用する循環型社会をめざす一環として、従来のパソコン研修とは異なり、インターネットオークションの手法を学ぶことが主な目的のようです。

 パソコン研修は先月19日にスタートし、今月2日まで計3回の講習を実施。各女性部の正副部長と参加希望者ら約20名が、ウィンドウズの操作やインターネット、メールの基礎知識などについて学びました。「来年度も引き続き行う予定で、まず今年度はインターネットオークションに至るまでの外堀を埋めることが課題」と、同協議会の事業窓口でもある大柿町商工会経営指導員の宮野鼻恵美子さん。来年度前期に再開される研修では、デジタルカメラでの商品撮影、インターネットオークションへの登録の方法などさらに一歩踏み込んだ講習を行う予定で、参加者らは毎回の研修で学んだ内容をそれぞれの部へ持ち帰り、各部で再講習を図るなどして家庭排出ゴミを軽減するとともに、「将来的には廃品を宝に変えたい」と意気込んでいるようです。同協議会の育成担当で、女性部員らの後方支援などを行っている沖美町商工会経営指導員の宇根川剛さんは、「実際に家庭でパソコンを使っている人は少ないようだが、この研修で身につけた知識を事業目的だけでなく、それぞれの経営にも有効に生かせるよう工夫してほしい」と、女性部員らのこれからの活躍に大きな期待を寄せているようです。

●お問い合わせ/沖美町商工会 TEL(0823)47-0420
●お問い合わせ/大柿町商工会 TEL(0823)57-2243

呉地域の魅力をホームページに(呉地域8商工会)

[8つの商工会がひとつの情報ネットワークによって結ばれる]

エイトネットワーカーのトップページ

 呉地域周辺8町の商工会青年部が今年度中の完成をめざし、共同で制作に取り組んでいたホームページが、今月いよいよオープンします。新たに開設されるホームページの名称は、「エイトネットワーカー」。大詰めを迎えたこのホームページの作成は、提案公募型事業の一環として行われているもので、呉ブロック8商工会(呉市下蒲刈町、安芸郡音戸町・倉橋町・蒲刈町、豊田郡安浦町・川尻町・豊町・豊浜町)の青年部が広域連携してホームページを作成し、そのための企画運営会議などを通じて各町の情報発信や新たなネットワークを形成することが目的。8商工会青年部では情報の共有化とネットワークの充実をめざし、昨年5月に“呉地域広域商工会青年部情報発信ネットワーク事業協議会”を立ち上げ。具体的な事業計画を策定した後、観光情報の収集や宣伝印刷物、インターネットによる効率的な情報発信の方法についての研究など、それぞれがホームページ作成に向けての準備を重ねてきました。

 先月29日、川尻町商工会館に8町の担当者と作成業務を委託するソフト制作会社の担当者らが集まり、ホームページビルダーをいかに活用し、完成後のスムーズな管理・運営を図るかの最終調整について協議。部員らの間では完成間近までこぎつけた安堵感と、1日も早い立ち上げへの期待が高まっているようです。

 トップページから各町へリンクすると、青年部員たちが自らの足で集めた観光施設・スポットの案内、年間の行事イベントや自慢の特産品情報などが細かく紹介され、写真の多様やデータ重視などそれぞれに特徴ある見せ方で、見ごたえも十分。また、各部長による青年部紹介や、各町への詳細な交通案内などのコンテンツも用意。さらに、トップページのお知らせコーナーを細かなローテーションで更新しながら、各町のさまざまな情報を幅広く発信していくほか、将来的には完成したホームページをバーチャルモールなどに発展させ、特産品の販売など、新たなビジネスチャンスにつながる事業展開も図りたい考えです。「今月中旬に立ち上げとなる見込み。多くの人に呉地域に足を運んでもらうためのきっかけとしたい」と、幹事商工会である下蒲刈町商工会経営指導員の蒲田勝久さんも完成が今から待ち遠しいようです。

●お問い合わせ/下蒲刈町商工会 TEL(0823)65-2522

経営の健全化図る産直市(高田郡八千代町)

[商工会の支援を受け、改正消費税法に対応しながら魅力ある市をめざす]

 高田郡八千代町佐々井の商業施設、フォルテに隣接して開かれる産直市が、評判を呼んでいるようです。水曜日と土、日曜日の週3回、地元農家が提供する取れたての野菜などを目当てに、町内外から多くのファンが訪れています。

 JA八千代産直市は、平成12年にJA八千代が開設。消費者との交流による地域の活力アップをめざそうと、翌年から住民主導型の運営がスタート。町内外の居住を問わず、年会費3,000円と販売手数料20%を支払えば誰でも会員になることができ、自分の畑で収穫した農作物や加工品などを出荷することができます。現在の会員数は110名。6名のスタッフが運営にあたり、毎回、約50名の会員が新鮮な野菜などを持ち込んで委託販売を行っています。「当初は私たちの手で2、3か月も続けばと思っていたが、今では広島市内や呉などからも、多いときには1日300人くらいのお客さんが集まる」と、代表の川口正幸さん。丹精込めた野菜を安く提供したいとする地元農家の思いが、多くのファンの獲得につながったようです。これまで順調な運営を続けてきた産直市でしたが、少しずつその規模が広がったことで昨年末、ひとつの問題が持ち上がりました。

 平成15年度の税制改正によって、消費税が大きく変わりました。これまで課税売上高3,000万円以下の事業者は納税義務が免除されていましたが、免税点が1,000万円へ引き下げられたことで、同産直市も新たに課税対象事業者となったのです。「私たち認識不足もあったが、これまでなかった事務作業が必要になったことに戸惑った」と川口さん。地元の税理士から指摘された川口さんらは、八千代町商工会に税務指導を依頼。商工会が経営支援に乗り出し、川口さんらも未知数だった経理、納税事務に着手。税務、経営指導を受けながら事業の効率的な運営に努めるとともに、経営の健全化に取り組み始めました。

 週に3回、常時開かれている市ではないため毎回新鮮な農産物が集まり、国道54号線そばで場所も申し分ない、と川口さんは手づくり市の魅力を語ります。産直市は午前7時から午後5時30分まで。農作物のほか、衣料品や工芸品なども並び、祝日もオープンします。「これからも適正な運営を図りながら、ますます多くの方に喜ばれる市としたい」と川口さん。みなさんも一度、八千代の特産市に足を運んでみてはいかがですか。

●お問い合わせ/JA八千代産直市 TEL(0826)52-2218(開設日のみ)
●お問い合わせ/八千代町商工会 TEL(0826)52-2542

東京でふるさとPR(世羅郡甲山町)

[東京広島県人会の総会・懇親パーティーで、定住者の新規流入や観光客誘致を図る]

アトラクションに登場した備後大田庄太鼓のメンバー

 東京都千代田区の赤坂プリンスホテルで今月21日、東京広島県人会の「平成16年度総会&新春懇親パーティー」が開かれ、各界の著名人などが集まる席で、世羅郡甲山町の甲山町商工会が世羅高原のPR活動を行いました。東京広島県人会は、東京および近県に在住の広島県出身者、もしくは広島県に縁のある人たちの交遊、親睦のため会で、相互の発展に協力するとともに、情報交換などを行うことのできる集まり。現在、ゴルフやテニスなど8つの同好会と、青年部や学生部など6つの委員会が活発に活動しています。なかでも同会最大の行事が毎年1月に行われる総会・懇親パーティーで、同商工会が観光PR目的にこれに参加するのは3回目。同商工会の坂川明邦事務局長が東京在住時に同会とのつながりが深かったことをきっかけに、政財界や文化、芸能、スポーツ界などさまざまな分野で活躍する広島ゆかりの人々が一同に会すこの機会を、世羅高原をアピールする場につなげようと、同商工会では一昨年からPR活動をスタートさせました。

 当日は来賓として、中川秀直自民党国対委員長や藤田雄山広島県知事、県内の市町村長および加島県連会長をはじめ、スポーツ界から広島東洋カープの山本浩二監督、サンフレッチェ広島の小野剛監督、角界の藤島親方(元安芸乃島関)など数多くの著名人が出席。会員、一般の参加は約1,200名を数え、参加者らは年に一度の広島を楽しむパーティーで、郷土の美味しい食べ物や文化に囲まれて遠く離れたふるさとを堪能していたようです。

 会に参加した坂川事務局長と経営指導員の立田祐智さんは、新規定住者の流入と観光客の誘致を図ろうと、PR用に用意した1,000部の世羅高原のパンフレットを会場を訪れる参加者らに手渡しながら、広島での暮らしを希望する人たちにU・Iターン定住を呼びかけ、四季を通じて自然を満喫できる世羅高原の見どころなどを説明。また、同町特産の松きのこ100セットを抽選用の景品として提供し、世羅高原の美味しさを紹介しました。さらに、イベントのアトラクションに世羅町の備後大田庄太鼓が出演。勇壮な太鼓の音を会場に響かせるなど、さまざまな仕掛けで世羅高原の魅力をアピールしました。パーティーの席上、パンフレットを手にした参加者から、「花の季節にぜひ訪れてみたい」「今高野山の紅葉を見に行きたい」などと声をかけられた立田さんは、「世羅高原をPRする格好の場にもなり、自らが広島県人であることを再認識する良い機会にもなった。来年もぜひ訪れてみたい」と、今回の活動に十分な手ごたえと満足を感じていたようです。

●お問い合わせ/甲山町商工会 TEL(0847)22-0529

町長を囲んで意見交換(安芸郡江田島町)

[青年部員らが合併問題など行政の生の声に耳を傾け、新たな町づくりへの提言も]

青年部員らの意見に耳を傾ける曽根薫町長(中央)

 町政に携わる行政のトップと意見交換し、行政側の生の声を今後の青年部事業に反映させようと、安芸郡江田島町の江田島町商工会青年部の部員らが14日、同町の曽根薫町長とともに将来の町づくりなどについて語り合う、「町長を囲む会」を開きました。自分たちが暮らす地域の行政に対して提言を行いたい考えを青年部が町側に申し入れて実現したもので、町側も町民の声を地域づくりに生かし、開かれた活力ある連帯の町政をより推進したいとの意向から、同青年部の1月月例会には毎回、町長が参加することが恒例となっています。住民にとって住みよい町になるような町政が行われているかどうかを、自分たちの目で見て、考え、これからの参考にしようと、会には8名の若手後継者らが参加。町側から曽根町長と経済課長の2名を迎えて、最も関心の高い市町村合併問題をはじめ、商工業の地域活性化対策や地域振興事業などさまざまなテーマについて、互いにひざを交えながら熱く語り合いました。

 会では、曽根町長が同町のこれからの施政方針などを丁寧に説明。同町を取り巻く現状や合併に向けての取り組みなどについて語り、その結果が商工会の広域化に大きく関係することもあって、部員らからは合併による効果、弊害についての質疑や地域の商工業者への支援策などについてどのように考えているのかを直接問うなど、活発な意見交換が行われました。また、江能4町が合併して市になった場合の住民生活の利便性、住民サービスなどについて質問がおよぶと、曽根町長からは方針を示すだけでなく、部員らの意見を仰ぎたいといった声とともに、「青年部員一人ひとりのパワー、その若い力をこれからの町づくりに生かしていきたい」などの言葉が聞かれ、部員たちから見た町づくりなどについての話題も大いに盛り上がりました。会に出席した同商工会経営指導員の三上孝さんは、「部員たちも有意義な時間をもてたと思う。町長を囲む会という名ではこれが最後となるかもしれないが、江田島が市になった後もこの会を継続させていきたい」と、行政の施策方針、商工業に対する考えを直接聞くことのできる場の必要性を訴えていました。

●お問い合わせ/江田島町商工会 TEL(0823)42-0168

可部線の勇姿、カレンダーに(山県郡加計町)

[地域の生活を支えてくれた可部線を形にして残そうと、青年部員らが作成]

商工会青年部員手づくりの可部線カレンダー

 JR可部線可部~三段峡間46.2kmが運行を終え、全通から34年の歴史に幕を閉じてから約1か月半。JR可部線の部分廃止に伴い新たな代替バスが運行するなか、廃止区間である山県郡加計町の加計町商工会青年部のメンバーがこのほど、太田川流域の生活や観光を支えてきた鉄路、可部線をテーマにしたカレンダーを作成し、販売を開始しました。可部線カレンダーを作ったのは5名の青年部員ら。「まるで空気のように、それがあることが当たり前だった。乗る機会はあまりなかったが、なくなってみて初めて寂しさを覚えた」と、部員らは別れを惜しみながらも、長年、地域の生活を支えてくれた可部線に感謝の気持ちを込めて12月初旬からカレンダーづくりをスタート。約1か月かけて完成させました。

 B2サイズ、フルカラー4色のカレンダーで、同町で写真店を経営する大倉順さんが、可部線廃止・バス転換計画が表面化した3年前から少しずつ撮りためた写真や、大倉さんらが運行最終日に収めた写真など約200点の中から14点を掲載。「自分としてはなかなかのできだと思う。なかでも雪景色の作品が気に入っている」と、写真を担当した大倉さん。もともと地域の人たちに配付しようと作り始めたカレンダーは、同商工会の働きかけもあって、このほどJR西日本から承認を得て正式に発売されることに。同町の商店街の店先などに貼られたカレンダーを目にした観光客から、早くも注文の声が聞かれているようです。「もう一度、可部線が走る姿を見てみたい」と、でき上がったカレンダーを手に感慨深げな様子を見せながら、「可部線がなくなったこれからは、四季を通じて加計の古い町並みを写真に収めていきたい」と大倉さん。部員ら手づくりの可部線カレンダーは1部2,000円(税込み)。商工会が販売窓口となっており、メールでも注文を受け付けています。お気軽にお問い合わせください。

●お問い合わせ/加計町商工会 TEL(08262)2-1221 kake@hint.or.jp

平成15年度第5回役員会開催(2003/12/17)

[広域連携・合併の基本方針についてを承認]

 去る平成15年12月17日、広島市中区のメルパルクヒロシマで「平成15年度第5回役員会」が開催されました。
 今回の役員会では、審議事項として
1.広域連携・合併の基本方針について
2.経営指導員等設置基準の見直し案について
3.広島県商工会連合会職員給与支給細則の一部改正について
4.職員退職金共済制度改正の基本方針について
の4つの議案が上程されました。
 
 「広域連携・合併の基本方針について」が事務局より説明され、今後は「合併」を基本方針とし、合併条件の整った地域は早期に合併(広域連携は合併までのプロセスと位置づける)に取り組むことが承認されました。
 「経営指導員等設置基準の見直し案について」では、設置基準見直し検討委員会(委員長=妹尾副会長)で協議し、総務広報委員会(委員長=妹尾副会長)を経て提案された「新設置基準(案)」が事務局より説明され、この新基準を平成17年4月1日から適用することが承認されました。(注:この基準案は、今後、県の財政当局等の意見により、厳しくなることも予想されることを強調説明)
 また、「広島県商工会連合会職員給与支給細則の一部改正について」は、先の人事管理委員会(委員長=妹尾副会長)において承認された内容を事務局が説明し、原案通り承認されました。
 次いで、「職員退職金共済制度改正の基本方針について」は、「退職金共済制度給付減額(案)」が人事管理委員会の決定どおり承認され、それに伴い、職員全員(安佐地区7商工会を除く)の同意を得るために、年明け早々、各ブロックごとに説明会を開催することが確認されました。

その他、次の1.~7.の報告事項が事務局長及び各担当部長から報告されました。
1.平成15年度給料表の改正について
2.分権改革推進審議会中間報告および普通会計決算特別委員会質疑応答について
3.宮城県北部連続地震・北海道十勝沖地震等に係る義捐金の募金状況について
4.昭和天皇記念館建設国民募金(広島県本部) の報告について
5.事務局長連絡協議会の職員協議会加入問題に関する経過について
6.平成15年度中間監査報告について
7.平成15年度第4回役員会(理事会) 議事録への押印について

平成16年新年のごあいさつ(県連)

広島県商工会連合会 会長 加 島 英 俊

 皆様、新年明けましておめでとうございます。
 商工会員並びに関係者の皆様には、お健やかに新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

 さて、最近の経済情勢は、一部には緩やかな回復の兆しが見られるものの、高い失業率、個人消費の低迷など、景気の動向は依然と厳しい状況が続いております。
 また、地域においては、中小零細企業の倒産やリストラによる失業者の増大、価格競争の激化や過疎化の進展による地元商店街の衰退等、小規模事業者をめぐる経営環境は、極めて厳しい状況にあります。

 一方、商工会を取り巻く環境は、平成17年3月の市町村合併特例法の期限切れに向けて、市町村合併が一層加速する状況にあり、商工会の広域連携・合併について、議論を深める必要があります。
また、「広島県分権改革推進審議会」の中間報告においても、「経営改善普及事業の重点化、効率化を強力に進めるとともに、商工会の合併促進に取り組むべきである。」等の提言がなされております。

 商工会は市町村合併が進む中で、広域連携体制を早急に作り上げるとともに、地域の実情によっては、合併を前向きに検討するなど、積極的な改革に取り組む必要があると考えております。

 商工会を取り巻く環境が大きく変わろうとしている現状において、役職員を始め会員の意識改革に積極的に取り組み、広域連携・合併を推進し、高度化、専門化している事業者のニーズに的確に対応するとともに、支援機能を強化するなど、「地域に必要とされる組織」として変革へのスピードを早める必要があります。

 当連合会といたしましても、市町村合併にともなう商工会の広域連携・合併に向けた体制整備、広島ローカル地域中小企業支援センター等の活用により、会員企業の経営革新及び新規開業者の創出の促進を行なうとともに、「ひろしま夢ぷらざ」事業の継続や商工会職員の資質・能力の向上等々積極的に取り組んで参ります。

 どうか、皆様の一層のご支援、ご協力をお願い申し上げますとともに、各商工会のご発展と会員各位の益々のご活躍とご健勝を心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。

インターネットで情報発信(高田郡向原町、甲奴郡上下町)

[県のデジタルコンテンツ作成支援事業のサポートを受けて、ホームページを開設]

向原町商工会のトップページ

 県内の多くの商工会で、インターネットのホームページを利用した情報発信が盛んに行われています。現在、ホームページを開設しているのは41商工会。インターネットを地域のPR活動に役立てようと、高田郡向原町の向原町商工会でもこのほど、会員企業紹介と観光案内を中心としたホームページを開設。ふるさとの風景、イベント紹介を盛り込みながら各種地域情報を発信し、地域の活性化や商工業者のビジネスチャンスの拡大をめざしています。

 同商工会のホームページは、県商工労働部新産業振興室が取り組む“デジタルコンテンツ作成支援事業”のサポートを受けて開設されたもので、同町の観光スポット、イベントを動画で視聴できるのがひとつの目玉。デジタルコンテンツ作成支援事業とは、デジタル映像コンテンツ作成についての人材養成と新規雇用を図ることを目的に、雇用者をデジタル映像発信ニーズを持つ商工関係団体、市町村の自治体などに派遣し、必要とされるコンテンツを無料で作成編集する事業を委託するというもの。地域産業のPRに加え、同事業の支援によってデジタル映像をホームページに加えたことで、「より厚みのあるものに仕上がった」と、同商工会経営指導員の藤井茂さん。トップページに設けた映像コンテンツでは、“豊かな自然につつまれた町・向原町”“向原のまつり”と題し、花しょうぶ園などの観光スポット、夏祭りなどのにぎわいをそれぞれ約3分の映像で紹介。同町ならではの自然の美しさと、地元に暮らす人々の活気がデジタル映像から伝わってきます。また、会員企業紹介では158の会員事業所すべてをリストアップ。会員一覧には、“うちのこだわり・自慢・魅力”として各事業所によるPRコメントが添えられており、「商工会だけでなく、地域を上げて情報発信に取り組んだ」と藤井さん。会員らにも好評のようで、ホームページが情報交換の場や、ビジネスチャンスの拡大につながればといった期待が寄せられているようです。同商工会では今後、商工会の行事予定表なども組み込んで、一般にも会員にもより役立つホームページづくりを行っていきたいとしています。

●お問い合わせ/向原町商工会 TEL(0826)46-2227
向原町商工会のホームページはこちら

第43回商工会全国大会開催(県連)

[地域経済の再生を図るために、より強固な組織づくりをめざす決意を表明]

 去る11月26日、東京都渋谷区のHNKホールにおいて「第43回商工会全国大会」が開催されました。中小企業対策へのいっそうの取り組み強化などを求めて行われた同大会には、細田博之内閣官房副長官、望月晴文中小企業庁長官はじめ多数の来賓ほか、全国2,800余りの商工会から関係者ら約4,000人が参加。大会は、清家孝全国商工会連合会会長のあいさつに始まり、細田内閣官房副長官、望月中小企業庁長官の祝辞に続き、“一刻も早いデフレ克服・景気回復”“中小企業の負担増となる制度改正反対”“地域の再生・活性化”“組織力・財政力の強化”の4項目について大会決議が行われました。

 大会あいさつの中で清家会長は、「長期にわたる景気低迷の影響などによって投資や消費が大きく落ち込み、経営体力はもはや限界にまで達している」と地方の中小企業を取り巻く経営環境が厳しい状況を訴え、中小企業に対する支援を効果的に行うためにも、商工会自身もこれまで以上に組織をより強固なものとすることが必要と述べて、広域連携や合併の推進、財政基盤の強化など、関係者らに経営支援機能を高めるための組織改革、強化の実践を強く求めました。その後、石澤義文大会副会長による意見表明が行われ、各政党や関係団体を前に松村祥史全青連会長が、「小規模企業対策を円滑に実施するための財政措置をきめ細やかに講じるよう要望する。中小企業の力を削ぎ、経営を圧迫する制度見直しには強く反対する」などと力強く述べ、4項目の大会決議を宣言。決議は満場一致で採択されました。

 また、地域活性化事業、会員増強運動の積極展開など、永年にわたって事業運営や経営改善普及事業に功績のあった商工会および功労者らに対し、中小企業庁長官表彰と全国商工会連合会長表彰の授与が行われたほか、全国連作成の“商工会等変革への7つのアクション2002”の提言内容を実践した、全国各地の商工会活動の中から4つの成功事例の紹介などが行われ、大会は盛会裡に終了しました。

もてなしの心込めた清掃活動(世羅郡甲山町)

[女性部員らがふるさとを代表する観光名所で、恒例の地域奉仕活動に取り組む]

境内の落ち葉拾い、散乱ゴミの収集に取り組む女性部員

 世羅郡甲山町の甲山町商工会女性部のメンバーが先月末、同町甲山の今高野山龍華寺で環境美化活動に取り組み、境内の落ち葉の掃き寄せや草刈り、除草などに汗を流しました。弘法大師の開基と伝えられ、真言密教の霊場らしい荘厳なたたずまいを見せる龍華寺は古美術のギャラリーとも呼ばれ、秋には紅葉の名所として多くの観光客でにぎわう同町の代表的な観光スポット。ですが、紅葉見物のにぎわいもつかの間、シーズンを終えた晩秋の同寺境内一帯は枯れ葉の落下乱舞。観賞するには風情のある紅葉もやがて落ち葉となり、風に舞って参道に散らばるなど、ときに観光に訪れる高齢者らの足元の妨げとなる存在に。毎年秋の落葉期、同町を代表する観光地の景観を美しく保ち、観光客らに気持ちよく散策を楽しんでもらおうと、同女性部では11年前から地域奉仕活動の一環として境内の落ち葉拾い、散乱ゴミの収集などを継続して行なっています。

 先月30日に行われた清掃活動には、15名の女性部員が参加。今高野山には境内から続く約600mの散策コースが整備され、散策道を歩けば山城風の古城山展望台があり、展望台からは眼下に太田庄として栄えた甲山、世羅の町並みを眺めることができます。女性部員たちは、参道、境内からその山頂に至るまでの道のりを手分けして清掃。散乱した落ち葉を丁寧に拾い集め、参道の草取りに精を出し、雨天の中で約2時間かけてゴミ袋10袋分の落ち葉などを回収しました。清掃活動に参加した同商工会補助員の久保美佐子さんは、「場所が場所だけに、清掃を行うことでたいへんすがすがしい気持ちを得られた」と当日を振り返りながら、落ち葉を拾うだけでも境内に見違えたような印象を受けた、と自身の活動に満足げな様子。さらに、地域住民の心の拠りどころでもある同寺を大切に思う尊崇の気持ちを、これからの地域奉仕にも生かしていきたいと話してくれました。同寺内には国重要文化財の木造十一面観音像をはじめ、大師堂・安樂院・結界石など寺にゆかりの文化財が数多く保存されており、境内を囲むハイキングコースには石仏群が散在。小さな八十八箇所めぐりも楽しめます。この冬、近場の小旅行として、女性部員らがもてなしの心も込めて清掃に取り組んだ今高野山にみなさんも足を運んでみてはいかがですか。

●お問い合わせ/甲山町商工会 TEL(08472)2-0529

青年部員と児童らが共同作業(豊田郡大崎上島町東野地区)

[町内のカーブミラーを清掃し、港周辺に電飾のイルミネーションを飾り付ける]

青年部員が交通整理にあたるなか、児童らがミラーを清掃

 豊田郡大崎上島町の玄関口、東野地区の白水港一帯に年末の風物詩である電飾イルミネーションの飾り付けが施され、今月7日に点灯式が行われました。イルミネーションを飾ったのは、地元の東野町商工会青年部のメンバーと東野小学校の4年生の児童たち。同青年部と小学生らによるイルミネーションの設置は、今年で3回目。帰省客や観光客など島内人口が1年で最も多くなる時期に大崎上島をアピールし、地域の活性化を図ろうと同青年部が企画した、年末の白水港周辺を電飾イルミネーションで彩る電飾事業を世代間交流に役立て、住み良い町づくりにつなげようと同校へ児童の参加協力を申し入れたのがきっかけ。毎年12月初旬、同校4年生の児童が青年部員とイルミネーションの飾り付けを行うほか、町内清掃などの地域奉仕活動に取り組んでいます。今年は12名の児童が青年部員らとともに、イルミネーションの設置と町内のカーブミラーの清掃を行いました。

 午前9時に商工会館前に集合した児童らはまず、12名の青年部員と商工会職員に引率され、町内70か所のカーブミラーを手分けして清掃。児童らは脚立を組み、高圧噴水機やモップなどで汚れを落とし、交通安全を願ってカーブミラー1枚1枚を丁寧に磨きました。「子どもたちに主体的に取り組んでもらうことが重要」と、作業を見守った同商工会経営指導員の森下秀月さん。清掃の間、森下さんと部員らは脚立を支えたり、交通整理にあたるなどサポート役に従事。すべてのカーブミラーを清掃し終えた後、「きれいになってうれしかった」「たいへんだったけど楽しかった」といった感想が聞かれるなど、率先して清掃に取り組んだ児童らは、活動を通して自ら行うこと、奉仕することの大切さや喜びを学んだようです。昼食をともにしながら、自己紹介を交えた交流会を楽しんだ後、児童らは青年部員とともに白水港へ移動。約4時間かけて港周辺に約1万4,000個の電飾を飾り付けました。午後5時30分、自分たちで飾り付けた電飾に明かりが灯ると、児童たちは1日の長かった作業の様子を楽しげに振り返りながら、イルミネーションの初点灯に笑顔を見せていました。青年部によるイルミネーションの設置が始まって以来、同地区では軒先や玄関口などに電飾の飾り付けを行う家庭が増え、「冬場になると、夜の町に明るさが増したようだ」と森下さん。青年部の取り組みは地域に根ざし、住民の連帯感高揚にも一役買っているようです。また、青年部員らは各家庭の電飾すべてを写真に収めて選考を行い、今月24日(水)にユニークなイルミネーションなどに対して表彰を贈る予定にしています。なお、白水港のイルミネーションは来年1月10日(予定)まで。午後5時30分からフェリー最終便到着時刻の午後10時30分までの間、港一帯に灯ります。みなさんもぜひ、ご覧になってください。

●お問い合わせ/東野町商工会 TEL(08466)5-3209

新規開業と経営革新のための個別相談会を実施(江能4商工会)

[資金繰り計画や税金対策、新店舗出店など12名の相談者から熱心な相談相次ぐ]

 安芸郡江田島町の江田島町商工会と佐伯郡能美町、沖美町、大柿町の各商工会で組織する江能広域商工会連絡協議会が、江能地域内の創業意欲のある人および経営革新に取り組もうする小規模事業者などを対象に今月24、25日の2日間、「新規開業と経営革新のための個別相談会」を行いました。この相談会は本県連および広島ローカル地域中小企業支援センターとの共同事業で、今年3回目。弁護士や中小企業診断士、行政書士などの専門家が相談員として、新規創業の支援策や経営計画の立て方、税金対策、法律相談などに応じました。同協議会では現在、同協議会内で地域活性化対策を担当する江田島町商工会が幹事商工会となり、創業希望者や経営革新を進める事業者らが気軽に相談できる身近な支援拠点として、毎年数回、個別相談会を実施。新規開業や独立開業のための手続きなどで分からないこと、新しい分野への進出や経営革新を進めるうえでの相談に対してアドバイスを行うほか、金融や税務、労務などの専門家を窓口に一人ひとりのニーズに応じた支援を行っています。

 今回の相談会には、2日間で12名が参加。その多くが経営革新に取り組もうとする事業者らで、「新分野進出を考えているが成功事例や注意点について教えてほしい」「国や県の支援制度について知りたい」などの相談が寄せられたほか、2名の新規予定者からも「開業準備に当たっての手続きと留意点を知りたい」「開業資金の調達方法について教えてほしい」といった声が聞かれるなど、1時間の相談時間の中でより多くの専門的なアドバイスを得ようと、相談者からは熱心な質問が相次ぎました。同協議会では昨年、同相談会を通じて新規創業2件、経営革新1件の実績を上げており、今回の相談会が新たな事例につながるのを期待するとともに、「創業意欲のある人や、小規模事業者が事業経営をしていく中で将来に向けた新たな取り組みにチャレンジするのをこれからも支援していきたい」と、来年度以降も個別相談会を継続して行っていきたい考えのようです。

●お問い合わせ/江田島町商工会 TEL(0823)42-0168

平成15年度中四国ブロック商工会青年部交流会開催(県青連)

[主張発表大会で広島県代表の久保宏昌さんが最優秀賞を受賞。1月の全国大会出場へ]

中四国大会を勝ち抜いた神辺町商工会青年部の久保さん
 今月12日、高知県高知市の高知市文化プラザかるぽーとで「平成15年度中国・四国ブロック商工会青年部交流会」が開催され、中四国各県から地域発展のけん引役である若き事業家、青年部のリーダーら547名が集まりました。この交流会は、同ブロックの青年部員が一堂に会して研修会、交流会などの広域的な活動を行うことで、部員の資質向上と連帯、活力ある地域・青年部づくりを図ることを目的に毎年行われているもので、四国経済産業局産業部長、高知県商工労働部長はじめ、全青連の松村祥史会長など多数の来賓を迎え、太平洋の荒波を実感できる高知県にふさわしい“海”をテーマに、主張発表中四国大会、記念講演、交流懇親会などの行事が行われました。

 主張発表大会では、各県の県予選を勝ち抜いた9名がそれぞれ“青年部活動に参加して”“青年部活動と地域振興・まちづくり”をテーマに、青年部活動を通じて得た自らの思い、体験談などを発表。各代表者らが熱気を含んだ主張を発表するなか、広島県を代表して同大会に出場したのは、神辺町商工会の久保宏昌さん。青年部活動と地域振興・まちづくりを発表テーマに選んだ久保さんは、“商工会青年部にしかできないこと”と題して、地元で鬼のキャラクターを考案し、イベントを継続する青年部の活動事例を紹介。「発表を聞いてたった一人でも感動してもらえれば。この主張発表を通じて神辺町商工会青年部の活性化を図ることができればと思う」と、控え目ながらも意欲を燃やして壇上に立ち、熱弁をふるった久保さんはみごと最優秀賞を受賞。来年1月、滋賀県大津市で開かれる主張発表全国大会に、中四国ブロック代表として出場することとなりました。同青年部からの全国大会出場は4年ぶりで、久保さんはさらに主張に磨きをかけ、同青年部の活動を全国にアピールしたい考えのようです。主張発表大会終了後、高知県立坂本龍馬記念館の小椋克己館長による記念講演、交流懇親会などが行われ、翌13日は各県からの参加者らがそれぞれ、高知市の桂浜をはじめ中土佐町の黒潮工房、吾北村のモーターランドなどの視察研修を行い、2日間にわたる全日程を終了しました。
過去のニュース

空き店舗生かした新たな取り組み(豊田郡本郷町)

[商店街にフリーマーケット会場を設け、集客力アップと空き店舗対策の課題を探る]

 空き店舗を利用した楽しい町づくりで商店街に活気を呼び込もうと、豊田郡本郷町の本郷町商工会女性部が今月20日(木)、21日(金)の両日、同町の本郷町商店街で「えびす市フリーマーケット」を開催します。このフリーマーケットは、同女性部が取り組む空き店舗対策事業の一環として行われるもので、同商店街のライラック跡、平木パン製パン所跡2か所の空き店舗をフリーマーケット会場として地域住民に開放し、これまでの商店街になかった取り組みのもとに空き店舗対策の具体的な課題をリサーチすることが目的。「大型店舗の出店などで消費の町外流出が著しい今こそ、多くの人を呼び込める町づくりに力を入れたい」と、フリーマーケットを企画した同商工会補助員の西木法子さん。昔懐かしい、レトロで古き良きものが見直されている今、家庭内で眠っている品々に息を吹き返してもらいたいと、同女性部では初の試みとなるフリーマーケットへの参加を近隣に呼びかけています。

 フリーマーケット期間中、商店街の各個店では協賛事業として各店自慢の逸品、蔵出品のバザーや特価販売などを実施。また同女性部では、商店街に設けたポイント5か所以上のスタンプを集めると、両日ともに先着100名に同町の漬物かポン菓子がプレゼントされるスタンプラリーや、飲み物セルフサービス、季節の生け花や書画などの手づくり品展示販売などさまざまな企画を用意。さらに河内町の職人による手打ちそばの実演販売も予定するなど、多彩な催しを繰り広げて商店街の集客力アップとともに、活力ある町づくりをめざしたい考えです。20日は同商店街にあるえびす神社の例祭、廿日えびすの日でもあり、フリーマーケット期間中は商店街がたくさんの人出でにぎわうことになりそうです。なお、フリーマーケットは申し込み先着順で、出店料は1区画(畳1帖分スペース )1,000円。手づくり品やリサイクル品、お店の蔵出し品などを持ち寄って、みなさんも気軽に参加してみませんか。なお、著作権等法に違反するコピー商品など、公序良俗に反する品物などは出品できません。そのほか、趣味の作品展示、販売などで参加したい方もお気軽にお問い合わせください。

●お問い合わせ/本郷町商工会 TEL(0848)86-2238
本郷町商店街のホームページはこちら

パソコン研修会を開催(呉地域8町広域商工会女性部)

[初めてパソコンにふれる女性部員らが、その基本操作やインターネット閲覧を体験]

 呉地域8町広域商工会女性部(呉市下蒲刈町、安芸郡倉橋町・音戸町・蒲刈町、豊田郡安浦町・川尻町・豊町・豊浜町)が今月3日、女性部広域事業の一環として、川尻町の川尻小学校でパソコン研修会を行いました。豊田・安芸ブロックの商工会女性部による広域事業は、将来の市町村合併を視野に継続的な共同事業に取り組むことで、いち早く連携強化に努めようと一昨年から始められたもので、今年で3回目。女性部の活動やそれぞれの部員の経営問題などに関する研修、情報交換や親睦などを図ろうと、これまでに蒲刈町の県民の浜、倉橋町の桂が浜ふれあいセンターなどで合同の物産展を開くとともに、中小企業診断士などによる講演会を行ってきました。パソコンを事業経営やこれからの活動に生かしてもらおうと、インターネットの活用などをテーマに行われた今回の研修会には、計40名の女性部員が参加。パソコンの販売・サポート、ソフト開発などを行う豊田郡大崎上島町の有限会社シスコムの協力を得、同社5名のスタッフと各商工会の補助員らが、この日初めてパソコンを扱うという多くの部員らに、パソコンの基本操作などを手ほどきしました。

 年々パソコンの需要者が増えるなか、初心者にとってパソコンの取り扱い方は依然として難しいのが現状。ですが、初めてパソコンにふれ、約2時間、その基本操作とともにホームページ閲覧などインターネット操作を体験した部員らからは、「今回の研修はためになった」「これからもパソコンを続けたい」といった声が多く聞かれるなど、反応は上々。「参加者の前向きな声を聞くことができうれしかった。これをきっかけにパソコンをビジネスに積極活用してもらいたい」と、今回の研修を企画した川尻町商工会補助員の今村多美子さんも満足げ。その後、参加者らは同町の野呂山にある野呂高原ロッジに会場を移し、講演会に出席。有限会社シスコム代表取締役の藤原弘三氏が“インターネットのビジネスへの活用”をテーマに講演を行い、パワーポイントなどを使った分かりやすい解説に、参加者らは熱心に耳を傾けていました。講演会の後に行われた反省会の席では、パソコンを活用したこれからの展望を語り合う女性部員の姿も見られるなど、今回の共同事業は盛況裡のうちに幕を閉じました。

●お問い合わせ/川尻町商工会 TEL(0823)87-2139

高齢者にやさしい新交通システム始動(賀茂郡大和町)

[バスより便利でタクシーより安価な交通手段を導入し、高齢者の生き甲斐運ぶ]

 高齢者にやさしい町づくりを進めて地域の福祉増進に貢献しようと、賀茂郡大和町の大和町商工会が現在、新たな住民サービス導入に向けての検討を重ねています。同商工会が取り組んでいるのは、街中への交通手段に不便をきたしている高齢者などの交通弱者に向けた新サービスで、電話予約による低料金で戸口から戸口までの送迎サービスを提供しようというもの。中山間地域の町村では車がなければ日々の生活圏は限定されていまい、また、車の運転が困難となる高齢のお年寄りなどは外出自体も難しくなってしまいます。同町では一昨年11月から約5か月間、試験的に福祉巡回バスを運行させて交通弱者の支援を行いましたが、「停留所まで行くのが辛い」「利用しにくい」などの声が多く聞かれたことから、新たな高齢者対策にふさわしい交通手段の導入が急務となっていました。その後、行政とともに新サービスをどうすべきかの課題に取り組んでいた同商工会では、福島県小高町における全国初の新多目的交通システム“デマンドタクシー”に着目。福祉巡回バスのアンケート結果なども踏まえ、商工会が事業主体となって同システムの試験運行を行うことになりました。

 新システム「大和町まちタクシー(仮称)」は、地元のタクシーの車両を商工会が運転手込みで借り上げ、タクシーを乗り合いで利用し、町内どこでも300円で効率的に運行させるシステム。同商工会では同町のタクシー会社と契約し、車両3台を借り上げて運行を行い、利用者を戸口から戸口へと運びます。利用の際、利用者はあらかじめ商工会内に設置されたまち情報センターに電話を入れて予約をし、情報センターでは職員が予約状況を取りまとめてから車両に対してオンラインで配車を指示。車両が利用者の戸口へ迎えに行き、希望する街中の目的地まで送り、また、帰るときには商店街や病院などへ利用者を迎えに行き、自宅まで送る仕組みとなっています。タクシーの利用範囲は町内に限られており、町内を大きく3つのエリアに分け、それぞれの地域で予約があった場合に車両を走らせます。指定のエリアを越える場合には乗換えが必要となりますが、商工会が定めた“まち中エリア(中心商店街)”へはどの地域からも乗り換えなしで直行が可能。運行時刻は午前8時から午後5時までで、車両は時刻表に基づいて運行し、利用者は運行時刻表を確認して30分前までの予約が必要となります。料金は片道300円の低定額制。同システム導入により、高齢者などにとっては安価で便利な交通手段を確保することができ、地元商店街にとっては住民の往来の増加による来客増が見込まれるなどのメリットも期待できます。利用希望者は事前登録が必要で、現在、同町2,400戸のうち約900戸が登録を完了。高齢者にやさしい新たな交通システムに地域住民らが寄せる期待も大きいようで、「とくに高齢者の方に外に出ることの喜びを実感してほしい」と意気込むのは、同商工会の岡場弘雄事務局長。車を運転しない高齢者の活動範囲が広がることは、一人ひとりの心が豊かになると同時に、それが地域活性化の大きな原動力にもなると岡場事務局長は見ているようです。

 大和町まちタクシーの試験運行は12月1日からスタート。中国地方では、島根県掛合町に続く2例目の交通システムとなります。今年度末まで試験的に運行を行い、その間、同商工会と行政などで組織する運行委員会は月1回の会合の場を設け、利用状況やアンケート結果などを分析。問題点や改善点を踏まえたうえで、より付加価値の高い住民サービスとして来年度以降の本格運行につなげたい考えです。

●お問い合わせ/大和町商工会 TEL(0847)35-1212

ドリームゲートの扉を開けてみよう(県連)

[起業・独立するためのサポート、情報を無料で提供するポータルサイト]

 みなさんは、「DREAM GATE(ドリームゲート)」という起業家を支援するためのプロジェクトをご存知ですか? このプロジェクトは、平沼赳夫前経済産業大臣の『開業創業倍増プログラム』や『大学発ベンチャー1,000社計画』といった、いわゆる“平沼プラン”を達成するため、潜在的な起業家予備軍層の拡大、新規開業数の増大、起業実現率のアップを求めてスタートしたもので、夢を追うすべての人にやりたいことをやる道として、独立・起業という道があることを知ってもらい、同時にその挑戦をさまざまな形でサポートするサービスの総称です。廃業率(4.5%)が開業率(3.1%)を上回るなど、いまだ日本経済は厳しい状況にあります。その活力を呼び覚まそうと今年7月に本格スタートした同プロジェクトでは、全国を8つのエリアに分け、商工会議所や商工会、民間団体などと連携し、会員30万人の起業家ネットワークづくりをめざしています。そのうち、中国・四国エリアでは1万3,500人を目標に、起業を喚起するためのプロモーション活動がウェブ上などで積極的に展開されています。

 そこで、みなさんにもご覧いただきたいのが、同プロジェクトが運営する「起ちあがれニッポン DREAM GATE」。起業・独立をテーマにしたポータルサイトで、起業を志している人はもちろん、やりたいことを探している学生、ちょっとしたアイデアを思いついた主婦の方など、ビジネスに興味のある方であればどなたでも利用できます。会社設立から自分のお店開業、SOHOスタイルで独立など、価値ある可能性を豊富に提供してくれるホームページで、サイトにアクセスすれば会員登録(無料)することもできます。ホームページを利用して会員登録すると、起業家・起業家予備軍対象の起業・独立情報を満載した週3回のメールマガジンの受信ができるほか、ビジネスプラン作成から経理・会計・税務の知識、特許・知的所有の問題まで、弁護士や税理士、中小企業診断士など専門家による無料相談、同プロジェクトを紹介したパンフレットや『ニッポンの起業家図鑑』(非売品)の無料プレゼントなど、さまざまな特典が受けられます。自分で夢を実現させて活躍している人が大勢います。あなたもその1人となって夢をつかんでみませんか。自分でビジネスを立ち上げる。そんな生き方に少しでも興味があれば、ドリームゲートの扉を開けてみてください。

 また、来る10月16日(木)、広島市中区の広島アステールプラザ大ホールにて、ドリームゲート発足記念イベントが開催されます。『ベンチャー失敗の法則』の著者でもあり、ドリームゲート総合プロデューサーの吉田雅紀氏、元アントレ編集長で、現ドリームゲート編集長の野村滋氏による、会社再生やビジネスに役立つヒントはもちろん、これからの学生の就職についての考え方や時代を生き抜くための情報を満載したイベントで、起業・独立をめざす方ばかりでなく、就職難の時代に新しい生き方を考える学生の方、リストラに合い復活ストーリーを志す方にも最適なプログラムです。また、スペシャルゲストとして、広島出身の人気アーティスト、明和電気の土佐信道社長を迎え、製品秘話などのスペシャルトークも行われる予定です。みなさんもぜひ、ご参加ください。参加のお申し込みについては、ドリームゲートホームページ内、中四国エリアページより申し込むことも可能です。

●お問い合わせ/ドリームゲート中四国エリア統括事務局(有限会社イットワークス内) TEL(082)545-7610
「DREAM GATE(ドリームゲート)」のホームページはこちら

平成15年度第4回役員会開催(県連)

[広域連携に向けての考え方についてを承認]

 去る平成15年9月19日、広島市中区の八丁堀シャンテで「平成15年度第4回役員会」が開催されました。
今回の役員会では、協議事項として、
 1.商工会広域連携に向けて
 2.商工会・商工会連合会情報化ビジョン(中間報告)について
の2つの議案が上程されました。
 商工会広域連携に向けてでは、商工会地域広域振興対策推進事業特別委員会(委員長:石橋勇治県連副会長)がとりまとめた「広域連携の目的と基本方針」「商工会広域連携体制導入の基本計画」「商工会組織体制の概要」が事務局より説明され、委員会のまとめに沿った方向性を基に広域連携を位置付けいくことが承認された後、加島会長が、市町村合併が進む中で、「商工会がそれぞれの地域で広域連携に向けた行動を起こす必要がある。」と締めくくりました。
 また、商工会・商工会連合会の情報化ビジョン(中間報告)についてでは、情報化推進特別委員会(委員長:植田賢治県連副会長)がとりまとめた「商工会・商工会連合会の将来像」である
 Ⅰ.より会員の近くに
 Ⅱ.より魅力的に
 Ⅲ.より効果的に
 Ⅳ.より積極的に
の基本指針のもと、「新時代の商工会を支援し、会員の満足度を向上させるための情報化ビジョン」が中間報告され、今後の「商工会・商工会連合会の情報化事業の推進方針」と併せ、来年度の情報化関連予算では情報化事業の根幹となる県連サーバーの更新を中心とすることが承認されました。

 その他、次の1.~7.の報告事項が事務局長および各担当部長より報告されました。
 1.ひろしま夢ぷらざの存続について
 2.平成15年度商工貯蓄共済提案公募加入促進事業の実施について
 3.県指導監査の実施について
 4.消費税対策円滑化事業の実施状況について
 5.広島県分権改革推進審議会小委員会報告について
 6.平成16年3月高等学校等新規卒業者の採用選考について
 7.平成15年度第3回役員会(理事会)議事録への押印について

日帰りバスツアーの参加者募集(県連)

[馬に乗って風をきり、秋空のりんご園でバーベキューを楽しむプランを用意]

 本県連では現在、今月24日(木)に予定されている“平成15年度ふるさと発見日帰りバスツアー”の第3弾、「広島県のどまんなか豊栄で『乗馬・りんご狩り体験ツアー』」の参加者を募集しています。ツアーの舞台となるのは、広島県の中央部に位置する賀茂郡豊栄町。“広島県のど真ん中”がキャッチフレーズの同町は、お米や野菜、リンゴの産地であり、四季を通じて満面に水をたたえる豊栄池をなど、景観美を誇る数多くの名所で知られています。

 今回のツアーの主なポイントは、同町の乗馬施設での乗馬体験と旬を迎えたりんご狩りの体験。「都会の人が馬とふれあう機会はめったにないのでは」と今回のツアースケジュールを企画した、豊栄町商工会経営指導員の河本俊春さん。ツアーでは、豊栄池に隣接する乗馬施設の馬場を湖面を渡る風を受けながらゆったりと2周。さらに馬との記念撮影もできるなど、都会では味わうことのできない貴重な体験が楽しめそうです。毎回参加者に好評を博すお楽しみの昼食は、秋空のりんご園でのバーベキュー。紅月、千秋、ジョナゴールドなどがたわわに実る園内ではりんごが食べ放題。1kg当たり450円前後の価格で持ち帰ることも可能です。また、昼食時には同商工会が昨年開発した地元産のフキを甘く煮込んだ和菓子、ふきがしやりんごジャム、りんごチップスなど同町の特産品の試食も楽しめる予定です。豊栄の味覚を満喫した後は、隣接する福富町の物産施設、福富物産しゃくなげ館へ。農産物の加工室や青果物の直売所、同館で加工された豆腐、エゴマ油などを使った料理や惣菜が食べられる軽食処などがある体験交流施設で、エゴマの加工品など他ではお目にかかれない特産品をこの機会にどうぞ。なお、参加者全員にりんごジャムなど特産品のお土産プレゼントがあります。参加費1人6,000円。子どもの場合も同額です(4歳以下の幼児で座席を必要としない場合は除く)。募集期間は実施日の1週間前まで。定員40名になり次第締め切ります。申込方法は、ひろしま夢ぷらざレジカウンターにて受け付けますので、参加申込書に参加費を添えてお申し込みください。電話やファックスでのお申し込みはできませんので、ご了承ください。詳しくは、

●お問い合わせ/ひろしま夢ぷらざ TEL(082)541-3131

青年部主張発表大会開催(県青連)

[第10回の節目の年にふさわしく、代表者らが熱のこもった主張を披露]

堂々たる主張を披露し、最優秀賞に選ばれた久保宏昌さん

 広島県商工会青年部連合会が今月12日、広島市南区の広島プリンスホテルで「広島県商工会青年部主張発表大会」を開催しました。この大会は、県内の各商工会青年部の代表が一堂に会し、青年部活動を通じて得たそれぞれの経験の成果や意見を発表することで、次代のリーダーとしての意識の高揚や資質の向上を図ろうと毎年開かれているもので、今回が節目の10回目。これからの地域社会を担っていく世代の代表者たちが、経営理念や部活動の成果などを自らの言葉で伝える姿を見守ろうと、県内各地から青年部のリーダーら235名が参加しました。参加者一同による商工会青年部宣言、誓いの言葉の唱和に続き、本県連の加島英俊会長が集まった青年部員らを前にあいさつ。加島会長はまず、地域経済の振興、発展を図るための部員たちの日ごろの努力に対して感謝の言葉を述べ、昨年の全国大会で優勝した女性部に劣らぬ活躍に大きな期待を表すとともに、「そのエネルギッシュなパワーを生かし、活力ある地域づくりにもまい進してほしい」と力強いエールを送りました。続いてあいさつに立った県青連の後藤茂行会長は、昨年の女性部に続くよう健闘してほしいと5名の代表者らを激励した後、これまでに多くの青年部員らと交流できたことが誇りであると自らの思いを語り、「部員同士の交流にも大いに励んでほしい」と参加者らに呼びかけました。

 県青連では先に県内5ブロックでそれぞれ地区大会を行い、今大会に臨む5名の代表者を選出。ブロック大会を勝ち上がった代表者は、細山力生さん(大朝町)、加藤文隆さん(海田町)、山田泰作さん(河内町)、久保宏昌さん(神辺町)、加島俊次さん(高野町)の5名。この5名が“青年部活動に参加して”“青年部活動と地域振興・まちづくり”の2つのテーマのもと、組織運営から学んだことやイベントと地域おこしについてなど、地元の期待を一身に受けて場内の聴衆を前に熱弁をふるい、会場からは盛んな拍手が送られました。審査の結果、最優秀賞に選ばれたのは神辺町商工会青年部組織活性化委員の久保さん。出場するからには優勝をめざしたい、との意気込みどおり熱のこもった主張を披露し、みごとその栄誉を勝ち取りました。久保さんは11月12日に高知県で開かれる中国・四国ブロック主張発表大会に、広島県代表として出場することになります。

 主張発表大会後、今年度、第3回目となる「商工会青年部研修会」が行われ、講師として招かれた日本経済新聞社広島支局の太田孝支局長が“変えるのは誰だ! ~不況脱出へのキーワード”をテーマに講演。主張発表の熱気と余韻が冷めらやぬなか、部員らは自らの経営に役立つヒントを得ようと、太田氏の話に熱心に耳を傾けていました。その後、交流パーティが開かれ、大会は盛況裡に終了しました。

伝統行事の祭具を点検(安芸郡音戸町)

[地域の伝統を継承し、町の活性化を図るための奉仕活動を商工会あげて実施]

伝統行事継承に商工会が一役

 安芸郡音戸町の音戸町商工会青年部、女性部のメンバーらが今月7日、地域奉仕活動の一環として、同町伝統の清盛祭りに使用される衣装、祭具の一斉点検を行いました。同町に古くから伝わる清盛祭りは、沈みかけた太陽を呼び戻し、1日にして音戸の瀬戸を切り拓いたという平清盛の公徳をしのぶために始められたもの。旧暦3月3日の行事で、壮麗な大名行列や毛投げの道中奴が町中を練り歩くなど、古き時代にタイムスリップしたかのような歴史絵巻を華麗に繰り広げる催しです。清盛祭りは戦後しばらく途絶えていましたが、昭和53年に復活。平成3年以後5年に1度の開催とされ、祭りは以前にも増して豪華で勇壮なものとなりました。この祭りに用いる衣装や祭具は古くから使われているものだけに、その点検作業は一見地味ながらも、伝統行事を継承していくためには欠かすことのできない役目。古くなった衣装は補修を怠ると着ることのできない状態となり、古道具の点検不備は不慮の事故にもつながりかねません。伝統行事を受け継ぐことで地域の活性化を図りたい同商工会では、祭りを継続的に行うためにも祭具の点検、整備は重要であるとして、毎年この時期、地域住民らの楽しみを陰から支える奉仕活動に積極的に取り組んでいます。

 先日行われた一斉点検には青年部員7名、女性部員30名ほか、商工会および町職員などが参加。商工会館に集まった女性部員らは、約5時間かけて500点におよぶ大名行列の衣装の修繕や仮縫い、虫干しなどを行い、青年部員らは地元の公民館で、投げ奴が用いる先端に羽根飾りを束ねた毛槍など祭具の補修、整備などを行いました。「呉市との合併を迎えた後、祭りがどうなるのかは分からないが、こうした活動を地道に続けなければ次にはつながらない」と、同商工会青年部長の折出雅文さん。今後も、音戸町無形文化財である清盛祭りは、地元住民らの心に行き続けていくものでしょう。地道に続けられている商工会による奉仕活動は、さらにこれからも、伝統行事の開催と盛り上げに欠かせない要因とであることは間違いないようです。

●お問い合わせ/音戸町商工会 TEL(0823)52-2281

休耕田を季節の花で彩る(廿日市市吉和)

[地域資源を積極的に活用して、憩いの場の創出と山間地の活性化をめざす]

 廿日市市吉和の吉和商工会が現在、山村の地域資源を生かした環境保全活動を進めています。同商工会が地元の観光協会などと合同で行っているのは、地域の休耕田を活用した景観作物の植栽事業。これは、使われていない休耕田を整備し、地域住民や観光客などに憩いの場として活用してもらえる景観修景を行うとともに、地域が一体となった景観の保全活動を通じて過疎化、老齢化する山間地の活性化を図ろうというもの。地元のウッドワン美術館で特別展覧されている『農夫』の作者、ゴッホにちなんで地域にヒマワリを植えようと、吉和観光協会が今年5月に開かれた通常総会で決議。同商工会などはその後、休耕田を管理する農事法人に協力を依頼し、中国自動車道吉和インターチェンジにほど近い国道186号線沿いの農地を借り受けて、植栽事業に着手。6月中旬頃から地域住民らとともに荒れた耕地を耕し、ヒマワリの植苗を行いました。

 「テーマは、ゴッホの里・吉和“花のある地域づくり”」と、事業の先頭に立って花による景観づくりを進める同商工会経営指導員の山崎一成さん。山崎さんらが植えた苗の本数は1,600本。8月5日頃から花を付け始めたヒマワリはお盆に満開を迎えました。吉和地区では毎年お盆に吉和夏まつりを開催しており、今年はこのヒマワリが会場を彩るなど、帰省客や観光客らの目を大いに楽しませました。先日、休耕田を彩ったヒマワリを刈り取り、来年春に菜の花を植えるための準備が始まりました。山崎さんらは今後、現在の農地面積2,986㎡を5,984㎡に広げて菜の花を植え、来年度はさらに農地を11,433㎡に拡大し、今年を上回る5,000本程度のヒマワリを5月上旬頃から植えるプランを計画。「いずれは1万本以上の花を咲かせたい」と、山崎さんは植栽事業で真っ黒に日焼けした顔をほころばせます。同商工会などでは将来的にこの事業を住民主体の活動へと発展させ、住民自らの手による環境に配慮した町づくりを通じて、地域をさらに活性化させたい考えです。

●お問い合わせ/吉和商工会 TEL(0829)77-2565

青年部が共同でホームページ作成(呉地域8商工会青年部)

[広域的な連携作業を通じて新たな地域情報の発信、ネットワークの構築などをめざす]

 呉地域周辺8町の商工会青年部が現在、それぞれの情報の共有化とネットワークの充実をめざし、共同でホームページの作成に取り組んでいます。すでに合併を終えた下蒲刈町をのぞく呉地域の7町(安芸郡音戸町・倉橋町・蒲刈町、豊田郡安浦町、川尻町、豊町、豊浜町)は、平成17年度中にすべて呉市と合併することが決まっています。商工会が呉市のなかに包括されることから、各商工会青年部においても今、新しい広域的な枠組みづくりに取り組むことが求められています。8商工会青年部が推進する「呉地域広域商工会青年部情報発信ネットワーク事業」は、提案公募型事業の一環として行われているもので、連携して共同でホームページを作成し、そのための企画運営会議などを通じて各町の情報発信や新たなネットワークを形成することが狙い。

 8商工会は呉地域活性化対策協議会を設置して、今年5月に第1回協議会を実施。具体的な事業計画を策定し、その後、観光情報の収集や宣伝印刷物、インターネットによる効率的な情報発信の方法についての研究など、各商工会の青年部員らがそれぞれの地元においてホームページ作成に向けての準備に取り掛かりました。先月29日、蒲刈町で行われた第2回目の協議会に各青年部の部長、ホームページ制作担当者らが集まり、それぞれに取りまとめた検討成果を発表し、観光資料を提出。さらに、作成業務を委託するソフト制作会社の担当者とともに、ホームページのデザインフォーマットづくりなどを行いました。ソフト制作会社が持ち帰った材料をもとに作成するホームページの雛型が、今月中旬に完成。17日に開かれる第3回協議会での確認作業などを経て、さらにその雛形をもとに各青年部が連携し、詳細な仕上げ作業に取り掛かる予定です。幹事商工会である下蒲刈町商工会経営指導員の鎌田勝久さんは、「来年、再来年にもつながり、呉周辺地域に足を運んでもらえるようなビジュアルのホームページになれば」と、青年部員らのこれからの活躍に期待している様子。部員らは将来的には完成したホームページをバーチャルモールなどに発展させ、新たなビジネスチャンスとして利用できるよう事業展開も図りたい考えです。ホームページの立ち上げは12月を予定しています。

●お問い合わせ/下蒲刈町商工会 TEL(0823)65-2522

平成15年度商工会女性部中四国ブロック交流会開催(県女性連

[9県750名の女性部リーダーが参加し、主張発表大会や交流懇親会などを行う]

主張発表大会では各県代表者が熱のこもった主張を披露

 広島市中区のリーガロイヤルホテル広島で4日、「平成15年度商工会女性部中国・四国ブロック交流会」が開催され、中四国各県から地域振興発展の担い手である女性部のリーダーたちが集まりました。同交流会は、女性部の組織強化を図ることを目的に毎年行われているもので、魅力ある女性部のビジョンについて語り、日ごろの研究の成果を発表するなどして部員同士の親睦や情報交換に役立てるとともに、部員の加入増強を図ることなどが狙い。交流会には9県の商工会地域から750名の女性部員が参加し、中国・四国ブロック主張発表大会、記念講演会、交流懇親会などが行われました。

 交流会は、広島県商工会女性部連合会の柳谷信子副会長による開会の言葉に幕を開け、“商工会女性部の歌”の斉唱、“女性部誓いの言葉”の唱和に続いて、中四国ブロック商工会女性部連合会連絡協議会の林原規子会長、広島県商工会女性部連合会の井上文江会長両名があいさつ。その後、来賓として臨席した中国経済産業局局長代理、藤田雄山広島県知事、広島県商工会連合会の加島英俊会長からそれぞれ祝辞がありました。開会のあいさつで県女性連の井上会長は、商工会を取り巻く環境が依然として厳しい状況にあることについてふれ、「今こそ一人ひとりが女性部員としての自覚をもち、商工会を地域に必要とされる組織へと変革させなければならない」と力強く語るとともに、会場を埋めた女性部員らに「広島を楽しんで、他県との交流を大いに促進してほしい」と歓迎の言葉を述べました。また、来賓祝辞に立った藤田広島県知事は「女性部員が交流を深め、意見発表や情報交換を行うことは、地域の自立にもつながるすばらしいことである」と述べ、参加した女性部員らにエールを送るとともに、交流会を通じての今後の活躍に大きな期待感を示しました。その後、各県の商工会女性部代表者による主張発表大会が行われ、それぞれの県予選を勝ち抜いた代表7名が“女性部活動に参加して”と“女性部活動と地域振興・まちづくり”の2つのテーマをもとに、熱弁をふるいました。

 主張発表大会では、市町村合併の中で地域の伝統文化を継承するため行ったイベント運営、離島におけるインターネットなどを積極活用した環境・リサイクルへの取り組み、ふるさとの河川の自然環境を守ろうと地域が一体となった活動事例の紹介など、代表者一人ひとりが熱気を含んだ主張を発表。会場からは盛んな拍手が送られました。広島県を代表して壇上に上った倉橋町商工会の河崎典子さんは、“女性部活動に参加して”をテーマに選び、地域の過疎化が進むなかで女性部員が減少しつつあることについてふれ、その打開策として町の文化ゾーン周辺で花のプランター設置活動を始めたことを紹介。話のなかで河崎さんは、年4回の花の植え替え、水やりや肥料の交換など、女性部員が一致協力して花の管理を行う姿や、プランター設置を通じて地元の人たちや観光客とふれあう様子などを生き生きと語り、地域に密着した活動に大きな誇りをもち、地域の活性化の足がかりとなるようこれからも努力したいという思いを精一杯、自らの言葉に込めました。審査の結果、鳥取県代表東郷町商工会の中村祐子さんが最優秀賞を受賞。来月7日に鹿児島県で開かれる主張発表全国大会に、中四国ブロック代表として出場することとなりました。河崎さんは10年以上もの間、地道ながらも継続して取り組んでいる女性部活動の内容と表現力がともに高く評価され、優秀賞を受賞。昨年、同交流会を経て全国大会最優秀賞を受賞した森光子さん(海田町商工会)に続いてほしいと願った、県女性連一同の期待に十分応えた形となりました。主張発表大会終了後、フジテレビジョン報道局解説委員・キャスターの黒岩祐治氏による記念講演、交流懇親会などが行われ、翌5日は、午前7時50分から各県代表者らが広島平和記念公園原爆の子の像に千羽鶴を奉納し、原爆死没者慰霊碑に献花。その後、平和記念資料館や宮島などを見学して、2日間にわたる全日程を終了しました。

日帰りバスツアーの参加者募集(県連)

[自然豊かな“廿日市の軽井沢”で、燻製体験や季節の野菜のもぎ取りなどを楽しむ]

吉和の自然を満喫できるもみのき森林公園

 本県連では、都市と各商工会地区町村の交流促進を図るとともに地域の魅力を広くPRすることなどを目的に、今年もふるさと交流事業の一環として「平成15年度ふるさと発見日帰りバスツアー」を開催します。9月から11月までの3か月、計6回のツアーを実施。乗馬体験やかんきつの香り体験、白壁や幕末の文化漂う町並みの散策、みかん狩りなど、今年も県内各地でさまざまな自然体験、秋の味覚を楽しめるプランが目白押しです。本県連では現在、今月21日(日)に予定されている第2回ツアー「ぶらり『よしわ』めぐり」の参加者を募集しています。

 この春、佐伯郡吉和村から廿日市市吉和となった同地区は“廿日市の軽井沢”とも呼ばれ、西中国山地国定公園に指定される豊かな自然を背景に、温泉や森林公園など多彩なレジャー施設が点在するエリア。今回のバスツアーは吉和をゆったりめぐりながら、温泉、美術館などがそろう複合リゾート、クヴェーレ吉和での燻製体験をはじめ、田舎寿司づくり、季節の野菜のもぎ取り体験を楽しむのが主なポイントで、「アウトドアで田舎の自然を心行くまで楽しんで」と今回のツアースケジュールを企画した、吉和商工会経営指導員の山崎一成さん。特に山崎さんがツアーの企画で力を入れたのが、地元農家の協力を得て行う野菜のもぎ取り体験。農園ではトマトやナス、ピーマンなどが収穫の時期を迎えており、これらの新鮮野菜のもぎ取りを、用意された袋の中に入れ放題で楽しむことができます。また、毎回参加者に好評を博すお楽しみの昼食は、“森林浴の森日本百選”に選ばれるもみのき森林公園で、吉和産まいたけ料理と体験で作った田舎寿司、吉和の特産品などを味わう予定です。みなさんも日帰りバスツアーに参加して、吉和の自然の中で存分に羽を伸ばしてみませんか。なお、雨天の場合コースを一部変更して実施します。参加費1人6,000円。子どもの場合も同額です(4歳以下の幼児で座席を必要としない場合は除く)。募集期間は実施日の1週間前まで。定員40名になり次第締め切ります。申込方法は、ひろしま夢ぷらざレジカウンターにて受け付けますので、参加申込書に参加費を添えてお申し込みください。電話やファックスでのお申し込みはできませんので、ご了承ください。詳しくは、

●お問い合わせ/ひろしま夢ぷらざ TEL(082)541-3131

念願のADSLサービス開始(双三郡吉舎町)

[青年部員らの積極的な取り組みにより、快適にインターネットが楽しめるように]

 双三郡吉舎町の吉舎町商工会青年部の有志らで組織する

“KisaBB(吉舎町商工会青年部ブロード・バンド推進委員会)”が、地域のIT化をめざして推進していたADSL誘致活動で、来月10日(水)に同町三玉のNTT吉舎局舎内の工事が決定しました。フレッツADSLサービスを提供するための開通工事で、完了次第、順次各一般家庭などへの工事に入り、その工事が済んだ家庭からインターネット向け高速回線サービスが受けられるようになります。

 青年部員らは今年1月、フレッツADSLのサービスエリアに含まれない同町が情報の過疎地とならぬよう、より快適なIT環境を地域に実現するためのADSL推進委員会(現、KisaBB)を部内に設置。新聞折込やホームページなどを通じて加入申込者を募るとともに、NTT西日本の担当者を招いて説明会を開くなど、インターネット向け高速回線サービスのフレッツADSLを同町に誘致するための活動を行ってきました。最終的にNTT西日本から提示された、サービス導入が可能とされる150件を上回る計175件の加入申込を確保。NTT西日本にサービス提供を正式に要請し、来月、吉舎局舎にADSL回線の設備が増設されることになりました。同町に提供されるインターネットアクセスサービスは、フレッツ・ADSLモア(12M)、8Mプラン、1.5Mプランの通信速度の違う3プラン。NTT西日本によるADSL申込者に対する個別の電話確認作業もすべて終了し、「先日、NTTから待望の申し込みの確認電話があった」などの声が部員らのもとに寄せられるなど、通信速度64k/bpsのISDNがこれまで最も身近な常時接続手段であった住民らが新サービスに寄せる期待は予想以上に大きかったようです。現在、当初の加入申込を見送った住民からの問い合わせが相次いでいるようですが、「活動の甲斐あって、NTT西日本のホームページから申し込みが可能となる道筋も残せた」と、同商工会経営指導員の片山公雄さん。1日も早い実現を願ってKisaBBが取り組んできた誘致事業は終了しましたが、今後も部員らは地域住民のためのフォローアップなど、委員会としての活動はこれからも継続していきたい考えです。

●お問い合わせ/吉舎町商工会 TEL(0824)43-3171
KisaBB(吉舎町商工会青年部ブロード・バンド推進委員会)のホームページはこちら

平成15年度第3回役員会開催(県連)

[安佐7商工会の退職金制度からの脱退を承認]

説明する畠山顧問弁護士

 去る平成15年8月7日、広島市中区の八丁堀シャンテで「平成15年度第3回役員会」が開催されました。今回の役員会では、協議事項として、
1.安佐7商工会の退職金制度からの脱退承認について
2.広島県商工会等退職金共済規則の一部改正(案)について
3.平成15年度全国大会(案)について
4.議事録への押印および認印の管理に関する基準(案)について
の4つの議案が上程されました。

「安佐7商工会の退職金制度からの脱退承認について」は、畠山顧問弁護士より、調停の経過等の説明を受けたのち、安佐7商工会が退職金制度から脱退することが賛成多数(24名挙手)により承認されました。
「広島県商工会等退職金共済規則の一部改正(案)について」は、去る7月25日の人事管理委員会で答申された原案が承認されました。(平成15年4月1日より適用)
「平成15年度全国大会(案)について」は、正副会長会議で絞られた2案のうち、ホテル日航ホテルのプランが全員一致で決定されました。(第43回商工会全国大会へは11月25日~26日の行程で参加)
 その他、次の1.~7.の報告事項が事務局の各担当部長から報告され、役員会は終了しました。
1.商工会女性部中四国ブロック交流会の開催について
2.平成15年度商工会会長・副会長研修会の開催について
3.商工貯蓄共済加入者の指定金融機関変更について
4.ひろしま夢ぷらざの存続問題について
5.平成15年度創業塾の開催計画について
6.ETC別納カード事業の実施延期について
7.第一四半期監査結果について

ポジティブ・アクションで元気な企業を創ろう(広島労働局)

[女性の能力を発揮させ、企業の人材活用に大きく貢献する取り組みを始めてみませんか]

 “女性にいつまでも働いてもらいたいのに、辞められてしまう”“能力的には優秀な女性が多いのに、うまく育たない”。みなさんの会社でそういった問題はありませんか。雇用している人材の能力がフルに発揮されないのは、企業にとって大きな損失です。21世紀を迎え、経済社会のグローバル化、長期雇用システムの変化、就業意識の多様化などさまざまな状況変化に的確に対応していくことが、すべての企業の経営にとって大きな課題となっています。とりわけ少子高齢化が進んでいるわが国においては、労働力不足が見込まれており、女性の活躍が大いに期待されます。女性の能力を十分に引き出し、活躍の場を提供することはこれからの重要な企業戦略のひとつであるといえるでしょう。そこでみなさんの会社も、能力と意欲のある女性の積極的な活躍を図り、男女ともにイキイキと活躍できる元気な企業とするための取り組みを進めてみませんか。

 女性が持てる能力を十分に発揮できるよう、女性が背負っているハンデを一つひとつ取り除く努力を企業全体で行い、女性を確実に戦力にするために求められているのが、「ポジティブ・アクション」です。ポジティブ・アクションとは、単に女性だからというだけで女性を優遇するためのものではなく、男性に比べて女性が能力を発揮しにくい職場環境に置かれている場合に、そのような状況を改善するための取り組みのこと。意欲と能力のある女性が活躍できる職場づくりは、企業が多様な社会のニーズに応え迅速かつ柔軟に対応し、市場で競争力を発揮するうえでも重要な戦略です。また、女性の能力発揮のためには女性を積極的に登用するだけでなく、そのステージづくりの第一歩として、女性が長く働き続けられるために仕事と家庭の両立を支援することも忘れてはいけません。ポジティブ・アクションを進めることは重要な経営方針のひとつであり、多くの経営効果をもたらすものといえるのです。ポジティブ・アクションを積極的に実施する企業は、働きやすい企業、男女に関わりなく公正に評価される企業として認知され、幅広い高質の労働力を確保することも大いに期待できます。このポジティブ・アクションは、企業全体で取り組むことに意味があります。そのためにも経営トップの理解と全社的な合意を形成することが重要なポイントになります。「会社の方針を決定するのは経営者であり、トップ自身がポジティブ・アクションに関わることは重要。経営者は企業理念を実現するため、ポジティブ・アクションを会社経営の変革の好機と捉え、具体的な目標を定め、企業姿勢を明確に示してもらいたい」と、より多くの企業がポジティブ・アクションに取り組むことへの期待を込め、本県連の加島英俊会長も県内企業の経営者らにエールを送ります。

 県内企業におけるポジティブ・アクションの推進のための経営者団体・厚生労働省広島労働局・広島県・広島市および有識者などで構成する“広島女性の活躍推進協議会”は、これらのポジティブ・アクションを通じて元気な企業が増えることをめざし、展開している活動「女性の活躍推進inひろしま」に賛同し、その取り組みに加わってもらえる企業を募集しています。応募した企業には、同活動に関する情報提供(資料やセミナーの案内など)が行われるほか、会社名を「女性の活躍推進inひろしま」リーフレットに掲載することなどで広く広報を行い、賛同の輪を広げていく予定です。常時応募を受け付けておりますので、ぜひご応募ください。

●お問い合わせ/広島女性の活躍推進協議会事務局(厚生労働省広島労働局雇用均等室)
〒730-8538 広島市中区上八丁堀6-30 広島合同庁舎2号館5階
TEL(082)221-9247(直通) FAX(082)221-2356

あなたの会社でもポジティブ・アクションを始めてみませんか?
~ポジティブ・アクションの取り組みの流れ~

STEP1-現状の分析と問題点の発見
・労働省で示している、現状の分析と問題点の発見のためのワークシートを活用したり、アンケートや個別ヒアリングなどさまざまな方法を組み合わせて、広く問題点の発見に努めることが望ましいでしょう。ワークシートは(財)21世紀職業財団ホームページから入手できます。http://www.jiwe.or.jp/gyomu/work/positive_03idx.html

STEP2-具体的取り組み計画の作成
①目標の設定および具体的取り組み策の策定
・分析に基づき、現実に即した具体的な目標を設定し、それに沿って発見された問題の解決に効果的な取り組み策を検討して策定します。
②期間の設定
・目標を達成するための具体的取り組みを実施する目安となる期間を設定することが効果的です。また、中間評価時点や定期的点検時点を設定し、目標達成のための効果的なフォローアップを行うことが望ましいでしょう。
③労働者、とりわけ女性労働者の意見・要望の聴取
具体的取り組みの検討に当たっては、労働者、とりわけ女性労働者の意見や要望を聴取して実質的かつ効果的な計画の立案を行うことが望ましいでしょう。

STEP3-具体的取り組みの実施

STEP4-具体的取り組みの成果の点検と見直し
①取り組みの成果の点検および評価
・取り組みの成果については一定期間ごとに点検し、評価を行っていくことが望ましいでしょう。その際、実施成果について社内に公表していくことが効果的です。
②取り組み計画の見直し
・十分な成果が得られていない取り組みについては、その原因を究明のうえ、必要があれば体制の見直しを含め、計画の見直しを行っていくことが重要です。

STEP5-積極的取り組みを行うための体制の整備とコンセンサス作り
・ポジティブ・アクションには、企業全体で取り組むことに意味があります。そのためにも次の3点は非常に重要です。
①経営トップの理解と関与
②実行機関の確立と必要な権限の委譲
③取締役会等の経営陣の意思決定と社内でのコンセンサスづくり

※ポジティブ・アクションおよび「女性の活躍推進inひろしま」に関することや資料について、お気軽にご相談ください。厚生労働省広島労働局ホームページでもさまざまな情報を掲載しています。
広島労働局のホームページはこちら

新たな産業振興の仕組みづくりを模索(高田郡吉田町)

[支援体制の枠組みづくりなど検討する、産学官一体の協議会を設置]

町長を中心に意見交換する協議会のメンバー

 高田郡吉田町の吉田町商工会が今、産学官が一体となった地域振興へ向けての新たな枠組みづくりに取り組んでいます。同地域ではここ数年、立地企業の撤退や廃業、雇用情勢の悪化などが地域経済全体に深刻な影響をおよぼしています。地方分権の流れのなかで来年3月1日には高田郡6町が合併し、新しく安芸高田市としてスタートすることになり、この機会に同商工会では行政などと連携し、産業振興の基礎的な課題を検討しようと6月末に「吉田町産業振興協議会」を設置。主として製造業の振興策を検討するための同協議会の運営を重点事業のひとつに掲げ、同地域の事業所がより事業を発展させるには地域にどのような基盤が必要か、行政や商工会はどのような支援ができるのかなどを模索するための具体的な動きに乗り出しました。産業振興は地域発展に欠くことのできない要素であり、行政や商工会、各産業分野あるいは地域に携わる人々がそれぞれに取り組んできたテーマ。ですが、その取り組みは各分野における組織単位で担当されており、全体としての連携に欠けていたのが実情でした。同協議会は、学識経験者などを交えながら産業振興の意味を改めて考え直すとともに、行政と商工会などが一体となった新たな受け皿づくり、支援体制を確立しようというもので、それぞれが連携を保つなかでどのような仕組みづくりが行えるのかを探ることが大きな課題です。

 来年には新市として地域経済もより広域化し、創業支援、経営革新支援をはじめ商工会に求められる役割の多様化が予想されるなか、これらすべての役割を果たすには商工会だけでは対応が難しい面もあるとし、そこに何らかの仕組み、専門の母体を持ちたいというのが同商工会の考え。「意欲ある事業者がいたとしても、それを果たせる環境がなければそこに産業は振興しない。その背中を十分に後押しできる環境を整えたい」と、同商工会経営指導員の榎幸男さん。先月23日には、吉田町役場において第2回目の協議会が開かれ、浜田一義吉田町長はじめ、同協議会学識委員の橋本康男広島大学助教授、産業委員として7名の事業者らが出席。産業振興に必要な機能、実現のための仕組みを検討し、活発な意見交換を行いました。このなかで、県の取り組みのなかからも活用できることを学ぼうと招かれた県商工労働部立地政策室長から、県の産業振興に対する施策の現状、企業誘致への取り組み状況なども報告されました。同商工会では今後も月に1度、協議会を開く予定で、そのなかで産業振興の方向性や推進体制の整備、個別課題などを一つひとつ検討。行政に対しては速やかな対応を期待するとともに、産学官が連携することで、産業振興の観点からこれまでになかった取り組みが大きく進展することを望んでいるようです。

●お問い合わせ/吉田町商工会 TEL(0826)42-0507

清涼感あふれるガイド冊子発行(佐伯郡湯来町)

[町内にある11の滝をピックアップし、オールカラーの誌面で詳しく紹介]

 まもなく梅雨が明けると、いよいよ本格的な夏の到来です。日増しに気温も高まり、海山へ涼を求めに行きたくなるこのごろ。夏の日差しや暑さを少しでも和らげようと涼を求めて水辺を訪れる人も多く、佐伯郡湯来町の湯来町商工会が発行する湯来町リフレッシュガイド、「湯来滝めぐり」がそうした人たちに今、評判を呼んでいるようです。同商工会が発行しているのは、同町にある大小27の滝のなかから11の滝をピックアップし、1冊にまとめたガイド冊子。平成12年度の補助事業として初版2,000部が発行され、改版を重ねてきたものです。同商工会の上岡正和前事務局長が11の滝で実地調査を行い、所要時間や道の状況、落差、水量、滝全体の景観などをリサーチ。その結果を約半年かけて執筆、編集しました。急な勾配を伝う水量豊かな滝の数々がオールカラーの誌面を涼やかに彩り、心地よい清涼感とともに見る人の目を楽しませてくれます。

 冊子内では同町を砂谷、水内、上水内3エリアにわけ、各地区の紹介や周辺の見どころなどとともに、それぞれの地区にある滝についてを詳しく解説。イラストマップなどを多用し、アクセス方法についても細かく紹介されており、初めて訪れる人も手軽に鑑滝を楽しめるガイド冊子に仕上がっています。臨場感あふれる写真は、雨上がり後の晴れ間をねらって撮影したもの。壮大な飛瀑、長々と尾を引く滝の白さなど、それぞれの特徴がみごとに表現されています。また、同町の滝を楽しむためのワンポイントアドバイス、山歩きの楽しみ方といった豆知識も紹介。まさに、涼を求めながらふるさとの山歩きを楽しむにはうってつけのガイド冊子です。「より多くの人に足を運んでいただき、湯来町でマイナスイオンを存分に体感してもらいたい」と、同商工会経営指導員の増田周治さん。同商工会ではこの冊子を入り込み客の増加へとつなげ、購買機会の増加や地域商業の活性化にも役立てたい考えもあるようです。みなさんもこの夏、涼をもとめて湯来町の山歩きを楽しんでみませんか。湯来滝めぐりは同町の公共機関やひろしま夢ぷらざで入手できるほか、同商工会のホームページ内でも紹介されていますので、ぜひご覧になってみてください。

●お問い合わせ/湯来町商工会 TEL(0829)83-0306
湯来滝めぐりのホームページはこちら(湯来滝めぐりをクリック)

山重前県連理事が県知事表彰受賞

〔昭和53年に本表彰制度が創設されて以来、29人目の受賞〕

 平成15年度中小企業振興功労者表彰の伝達式が7月11日、県庁第一応接室で行われ、藤田知事より表彰状が伝達されました。
 今年の受賞者は5名で、商工会関係からは山重郁夫前県連理事(廿日市市吉和)が表彰の栄に浴されました。
 山重理事は昭和4年生まれの74歳。昭和33年に吉和建設(有)を立上げ、以来昭和41年には代表取締役に就任し、平成2年には佐伯地区建設業協会の副会長に就任するなど、吉和村内にとどまらず佐伯地域の建設業界の中心的な存在として、業界の発展に尽力されています。
 吉和商工会においては、昭和41年2月の理事就任を皮切りに、昭和50年5月に副会長就任、平成3年5月からは会長に就任し、以後4期12年にわたり、会長として吉和村内の商工業の発展に尽力されました。
 会長就任後は、過疎化現象が顕著な中山間地域商工会の運営に全力投球し、商工会未加入の事業所に対して商工会の存在と将来を説き、平成3年以来、組織率は常に78%以上で県平均を大幅に上回る高水準を維持しています。その他、商工業の振興のみならず、観光振興にも力を注ぎ「あまご釣大会」「ふるさと祭り」「春選抜吉和神楽競演大会」の様々なイベントの実施により、入り込み客の増加に貢献しています。
 平成12年に県連理事に就任すると同時に商工労働福祉委員に就任し、経営基盤の脆弱な零細小売業者の経営環境の改善及び県連の指導事業の拡充に多大な貢献を果たしており、今回の受賞はこうした長年の功績が評価されたものです。県連の役員としては昭和53年に本表彰制度が創設されて以来、29人目の受賞となります。

高齢者向け慈善事業が好評(安芸郡江田島町)

[新たに始めた配食サービスのさらなる充実をめざす]

昼食、夕食を週計10回、宅配している

 安芸郡江田島町の江田島町商工会が食事づくりに困る高齢者などの家庭向けに始めた慈善事業が、一人暮らしのお年寄りたちに喜ばれているようです。同商工会では先月2日から、地域の高齢者などの健康を守る配食サービスをスタートさせました。このサービスは、町が高齢者の生活の自立と安否の確認を兼ねて企画したもので、同商工会では会員の仕出屋など3事業所の協力を得、月曜日から金曜日までの間、65歳以上の独居老人や老人世帯、身体に障害があり食事の調理が困難な人を対象に昼食(午前10時から正午)と夕食(午後3時から同5時)を宅配しています。新たな事業をスタートさせて1か月。当初、昼食のみのサービスとして始められましたが、希望者が増えたことから夕食の宅配までサービスを拡充。現在、高齢者家庭を中心に利用者は55名を数え、同商工会による配食サービスは地域の福祉向上に大きな役割を果たしているようです。

 宅配用の食事は、業者3社が週交代で担当。新たに採用された3名の女性パート職員が2台の配食用冷凍コンテナ車を利用して、食事を配達しています。1食当たりの代金は400円。運搬にかかる費用は町が負担しています。食事は野菜の煮物など高齢者向けに献立が工夫されており、「栄養のバランスも良く、とても美味しい」などと喜ばれているようですが、「食事が硬い」「配達時間が遅い」といった声も一部の利用者から聞かれている様子。同商工会ではそうした声を受け、月に1度、業者3社を交えた話し合いの場を持つこととし、会議の席でお弁当の味見を行うなどして品質の向上をめざすとともに、利用者のニーズの把握に努めていきたい考えのようです。同商工会経営指導員の三上孝さんも「お年寄りに喜んでもらえるサービスとするためにも、よりいっそう柔軟な対応を心がけていきたい」と、これまで以上に意欲的に事業に取り組む姿勢を示してくれました。

●お問い合わせ/江田島町商工会 TEL(0823)42-0168

平成15年度第2回役員会開催(県連)

[常任委員会等の委員委嘱について承認]

 去る平成15年6月27日、広島市中区のメルパルクHIROSHIMAで「平成15年度第2回役員会」が開催されました。今回の役員会では、審議事項として、
1.委員会委員の委嘱(案)について
2.安佐7町商工会の退職金共済制度からの脱退に係る調停について
3.青年部連合会・女性部連合会正副会長の承認について
4.消費税円滑化対策事業について
の4つの議案が上程されました。

「委員会委員の委嘱(案)について」では、定款34条、運営規約第24条に定める3つの常任委員会(総務広報・商工労働福祉・税務金融)と運営規約第32条により設置される9つの特別委員会の委員構成について執行部(案)が上程され、原案どおり承認されました。
「安佐7町商工会の退職金共済制度からの脱退に係る調停について」では、調停の最終段階に入り、最後の問題として残っている(当該商工会の)議事録の扱いについては、昨年10月29日の役員会の決定どおり、7商工会が退職金制度から脱退する際には、脱退の手続きとして、各商工会が理事会承認を受けた時の議事録の提出を求める必要性が再確認されました。(出席者全員が挙手により承認)
また、「青年部連合会・女性部連合会正副会長の承認について」は、定款の定めにより、役員会においての承認が必要であることから上程され、全員一致で承認されました。
次いで、「消費税円滑化対策事業について」が上程され、①実施内容(案)②年間スケジュール(案)③経費内訳(案)が原案どおり承認されました。

 その他、次の1.~6.の報告事項が事務局長及び各担当部長から報告されました。
1.平成15年度事業の諸課題について
2.東城町商工会不正支出に係る業務執行体制の改善について
3.高等学校等卒業者の求人枠の確保についてのお願いについて
4.平成15年度広域講習会等の開催について
5.「昭和天皇記念館(仮称)」建設募金の協力依頼について
6.議事録押印について
 最後に、「りそな銀行への公的資金注入について」では、りそな銀行の實(みのり)広島支店長と、りそな信託銀行の安井西日本営業部長代理に銀行の再生計画の説明を求め、質疑応答の後、加島会長が「運用の問題や経営不安説が出てくるようであれば、すぐにでも他の金融機関への変更も視野に入れている」と締めくくりました。

ADSLの誘致に成功(双三郡吉舎町)

[情報の過疎地にならないための青年部員らのボランティア活動がNTTを動かす]

 双三郡吉舎町の吉舎町商工会青年部が地域活性化策のひとつとして行っていた活動に、ようやく具体的な回答が出たようです。同青年部が行っていたのは、インターネット向け高速回線サービスのフレッツADSLを同町に誘致しようというもの。フレッツADSLのサービスエリアに含まれない同町が情報の過疎地とならぬよう、今年1月から誘致活動を始め、その活動の結果、9月末に同町のNTT局社にADSL回線の設備が増設されることになりました。

 「甲奴郡や比婆郡でも同様の動きが見られるが、行政と連携したものが多く、商工会の青年部が単独で誘致活動を行ったのは吉舎町のみでは」と語るのは、同商工会経営指導員の片山公雄さん。同青年部では通信技術が高度化するなか、地域間の情報化格差を是正し、より快適なIT環境を地域に実現するためのADSL推進委員会を部内に設置。本県連を通じてNTTとサービス開始の条件などについて話し合い、加入申込者150名という具体的な需要を確認できれば、ADSL回線設備の導入が十分に可能であるとの回答を得ていました。同町でのADSLの需要を調査し、NTTにサービス提供を正式に要請するため、1月以降の約2か月の間、推進委員会を中心に勉強会などを重ねた部員らは、新聞折込などを通じて情報のインフラ整備を推し進めるための活動を本格化。4月にはNTTの担当者を招いてフレッツ・ADSL説明会を開き、ADSLやその接続方法について、また、現状の回線とADSL回線を比較するなどして、その利便性を地域住民らに分かりやすく解説し、その後も「個人だけの申し込みはもちろん、待っていてもそのうち何とかなるものでもない」と、地域のIT化のためにもADSLの誘致は不可欠であることをアピールしてきました。結果、部員らが目標とした数を大きく上回る170件以上の加入申込を得、今年9月から同町でもいよいよ高速回線サービスがスタート。これからはもっと快適にインターネットが楽しめるようになると、地域住民らの期待感も日増しに高まっているようです。

●お問い合わせ/吉舎町商工会 TEL(0824)43-3171

商工会を広く市民にPR(県連)

[本通りと広島市民球場などで花の種子の無料配布を行う]

発見ひろしまレディーとともに花の種子を配る加島会長

 全国の商工会では『商工会の組織等に関する法律』(現商工会法)が昭和36年6月10日施行されたことにより、毎年6月10日を「商工会の日」としています。この日は、地域商工業者の総合指導団体として、全国に組織されている商工会が地域経済振興などを展開し、アピールする日として位置づけられています。商工会をもっと身近に感じてもらえるようにと全国各地でさまざまな事業が行われており、本県連でも先日6月10日、商工会の活動内容や組織などを広く知ってもらうための記念事業として、広島市中区本通のひろしま夢ぷらざ前で恒例となった花の種子の無料配布を行いました。

 今回の記念事業には、加島英俊会長をはじめ4名の県連副会長と20名の職員が参加。応援に駆けつけた2名の発見ひろしまレディーを交えて記念撮影を行った後、午前11時30分過ぎから一同は、それぞれ2,000個ずつ用意したポピー、コスモス、矢車草、かすみ草、美女撫子など5種類の花の種子とポケットティッシュなどを道ゆく人々に手渡しました。加島会長も春色のコスチュームを身にまとった発見ひろしまレディーとともに、本通りを行く人々に声をかけながら、花の種子とティッシュを配布。とくに花の種子はご年配の方などに好評で、なかには自ら職員に声をかけて好みの花の種子を選ぶ人の姿も。用意されていた花の種子は30分足らずで買い物客などの手に行き渡り、初めて参加した指導員研修生の藤本貴史さんは「こんなに早くなくなるとは思わなかった」と驚き顔。さらに、記念事業に参加した職員らは夕方から中区基町の広島市民球場へと移動。当日の広島対横浜戦の入場開始に合わせ、午後4時30分から12名の職員が各ゲート前に待機し、約1,000個分の花の種子とポケットティッシュを来場者らに配布しました。このゲームの間に2度、場内のアストロビジョンで商工会の日をPRするとともに、ひろしま夢ぷらざ、ひろしま夢いちばの紹介などが行われ、商工会を広くPRできたことに職員一同は十分満足の様子でした。またこの日、球場を訪れた人のなかから抽選で50名に、ひろしま夢ぷらざから特産品の詰め合わせセットなどもプレゼントされました。

環境美化の先進例を報告(賀茂郡福富町)

[ゴミ大明神の設置によるポイ捨て減らし、シャクナゲ栽培の取り組みなどを紹介]

毎週、約1時間かけて清掃活動する部員たち

 個人や企業、団体が“道の里親”(ボランティア)になり、道路の清掃や緑化作業などを行う県の事業「マイロード協議会」の総会および交流会が今月3日、福山市東桜町の広島県民文化センターふくやまで開かれました。同協議会は、道路の清掃や美化などを地域住民のボランティアで担ってもらおうと、平成11年に県がスタートさせたマイロードシステムを推進する道の里親を支援するため、住民、ボランティアと企業、行政が一体となって取り組みをすすめている任意団体で、当日、約80名のメンバーらが出席。このなかで行われた交流会で、環境美化の先進例として県内4団体の事例報告がなされ、そのひとつとして賀茂郡福富町の福富町商工会青年部による活動報告がありました。

 報告のなかで国川清己部長はまず、平成20年の完成をめざし、先月から本体工事がスタートした国道375号線沿いの県営福富ダムについてふれ、同町の道路環境が大きく変わろうとするなか、5年後にダム湖を縦断する国道の環境美化に貢献するため同青年部がマイロード活動に参加することになった経緯を説明。次いで、同青年部が昭和58年から青年部事業の一環として町内幹線道路沿いのゴミ収集活動を始め、その後、ゴミの不法投棄の解決策として“ゴミ大明神”を設置したことを紹介しました。鳥居を連想する物のそばにはゴミを捨てにくいだろうとの発想のもと、昭和60年ころからゴミのポイ捨てが絶えない幹線道路沿い14か所にゴミ大明神を設置したことで、ゴミの不法投棄が大幅に減ったことをレポート。さらに国川部長は、「大明神の前にワンカップなどのお供え物がしてあったりと、いろいろな苦労もあった」といったエピソードも交えながら、設置から17年が経過した現在、一回り大きくなった2代目の大明神が活躍していることなども紹介しました。また、県の天然記念物に指定されているシャクナゲ原産地のある同町のシャクナゲを守るため、苗木を育成する栽培ハウスを設置したり、シャクナゲ祭りを開催し、シャクナゲ栽培の講習会などを行っていることも報告。道路環境の美化と同時に自然環境の保全にも積極的に取り組んでいることを話し、同町の美しい環境を守り続けていく考えを交流会のなかで力強くアピールしました。同青年部は毎月火曜日、各自が仕事を終えた夕方5時から町内での清掃活動に励んでいます。「軍手に火バサミをもった私たちが、国道沿いをうろうろしているのを見かけたら、クラクションのひとつでも鳴らしてください」。

●お問い合わせ/福富町商工会 TEL(0824)35-2051

高齢者向けの慈善事業をスタート(安芸郡江田島町)

[地域の福祉、健康増進を目的に、独居老人などにお弁当を宅配]

保冷車が納車されたことで間もなく事業も始動

 安芸郡江田島町の江田島町商工会が来月から、高齢者に向けた新たな慈善事業に乗り出そうとしています。同商工会が計画しているのは、地域の高齢者などの健康を守る配食サービス。このサービスは、町在住の65歳以上の独居老人や老人世帯、または身障者手帳の交付を受けた障害者の方といった調理ができないなどの高齢者に対し、定期的に居宅を訪問し栄養バランスの摂れた食事を手渡すというもの。お弁当を作り、届けることで地域の福祉、健康増進を図ることを目的としています。福祉を充実し、明るく健康な町づくりを推進する町から委託を受け、同商工会では昨年末からサービス導入に向けての協議を重ねてきました。江能地域においては、大柿町商工会が「ほほえみ便」として2年前から同様の配食サービス事業を実施しており、これに続く住民サービスとして同地域の福祉向上に果たす役割は大きいものと期待されています。

 同町ではすでに、約40戸が配食を希望。商工会員である仕出屋など3事業所が昼食用のお弁当を製造し、来月にも保冷車を利用して希望者へお弁当を届けることになります。同商工会ではまず、昼食のみのサービスとして事業をスタートさせ、配食先の希望状況に応じて夕食の宅配までサービスを拡充させていきたい考えです。このサービスは地域の福祉目的に行われるため、お弁当代は安価に設定。また、配達時に利用者の安否を確認し、健康状態に異変があったときなどには関係機関へ連絡できるといったメリットもあります。同商工会には今日20日、宅配用の保冷車が納車される予定で、新たな事業へ向けて職員の緊張感も高まりつつあるようです。経営指導員の三上孝さんは、「このサービスが地域の高齢者に役立ち、喜ばれるものになるよう商工会としても大いに努力していきたい」と事業に取り組む意欲を示してくれました。なお、配食の対象となるのは、同町の在住者のみとなっています。

●お問い合わせ/江田島町商工会 TEL(0823)42-0168

伝統農具を現代技術で近代化(佐伯区五日市)

[地域の町おこしイベントなどに役立つ、ユニークなアイデア商品を試作]

だいがらの雰囲気をそのままに機械化

 佐伯区五日市の五日市商工会工業部会が運営する“英知村(エジソン)タウン五日市”の協力会社で、新商品開発に力を入れている会員企業、里吉製作所が試作した「だいがらマシーン」が、町おこし、地域おこしに役立つアイテムとして注目を集めています。同社はエンジニアリング技術を基幹に、チルド広島流お好み焼や東京もんじゃ焼材料セットなどの食品、お好み焼自動クッキングマシーンなどの食品機械を製造。だいがらは古来より伝わる、精米やもちつきに用いられた足踏み式の農機具で、同社の新たな試作品はだいがらの特長と雰囲気をそのままに機械化。今春、経済産業省が東京で開催した「ベンチャーフェア2003」に出品され、同社が各地で行った餅つきイベントなどでも好評を博しています。

 だいがらマシーンはモーターで杵を上下動させて臼をつく仕組みで、つく、こねる2種類の動きが可能。杵の頭部を交換することで餅のほか、だんご、うどんなどのこね作業も本格的に行え、重量の異なる杵を交換することで強さの調節もできます。労力を使う餅つきや杵つき作業が無人で簡単に行えるうえ、家庭用コンセント(100V)で作動するので準備も簡単。同社では百貨店やスーパーの実演販売業者の需要を見込んでいるほか、県内各町村の交流イベントなどにも同製品を活用してもらいたい考えです。外観、杵は昔ながらの木製で、臼も石臼が使われているため、実演では杵つきを知らない子どもたちにも喜ばれているようです。伝統農具のだいがらを機械化した同製品を、みなさんの地域でも役立ててみませんか。詳しくは、お問い合わせください。

●お問い合わせ/株式会社里吉製作所 TEL(082)927-8989
●お問い合わせ/五日市商工会 TEL(082)923-4138

CM大賞の優秀賞受賞(福山市新市町)

[合併前のふるさとの姿を残した、青年部員の手づくりCMが高い評価を博す]

 広島ホームテレビが地域振興事業として企画したビデオ映像コンクール「第1回HOMEふるさとCM大賞」の審査会が先月29日、同局さくらスタジオで開催され、新市商工会青年部の出品作品『新市サミット』が優秀賞に選ばれました。ふるさとCM大賞は、30秒の手づくりCMでふるさとのPRを競い合うもので、同局は今年度、次の世代へと継承していきたいさまざまな文化を映像資料として保存するとともに、ふるさと自慢を通じて各市区町村の魅力を再発見することは地域の活性化につながると考え同事業を創設。作品の制作を県内の市町村に呼びかけ、47自治体がエントリーしました。先月行われた審査会には、映画監督の山本晋也氏、タレントの西田篤史氏らが審査委員として参加。アイディア、感性などで勝負する手づくCMの審査を行いました。審査会では30秒のCMが流された後、各市区町村の制作者らがステージに登場、それぞれユニークなパフォーマンスを繰り広げるなど会場を沸かせました。

 同コンテストに作品を出品するにあたり、青年部員らは昨年11月初旬からビデオづくりに着手。家庭用のDVビデオを手に、同時期に同町で行われた伝統行事などを撮影し、VTRの素材集めを行いました。完成した作品は、2人の“人生の先輩”が縁側で将棋を指しながら絶妙のトークを繰り広げるなかに、けんかみこしの祇園祭りなどを中心とする祭りの町“しんいち”をPRするという内容に仕上がっています。作品には「新市弁でのふるさと紹介に親しみを感じた」「芦品郡新市町への思いが伝わる作品でたいへん良かった」などの評価の声が寄せられ、同商工会経営指導員の脇安秀明さんは、「斬新な角度からのアピールにたいへん興味を覚えた。福山市との合併前に、ふるさとの最後の姿を残そうと作った作品が認められたことがうれしい」と、このたびの受賞に満足げ。同作品は今後、同局にて年間60本以上の放送が行われる予定です。また、審査会の模様が今月29日(祝)、特別番組として放送されますので、みなさんもぜひご覧になってください。放送時間は午後1時55分~同3時50分(115分番組)です。

●お問い合わせ/新市商工会 TEL(0847)52-4882

地域の魅力が満載の情報誌発行(豊田郡豊町)

[御手洗地区の歴史などを紹介しながら、読者の声を地域の活性化に役立てる]

御手洗地区の情報を満載した地域情報誌

 豊田郡豊町の豊町商工会が企画、制作する地域情報誌「みたらい通志」の2003年春号が先日、発行されました。みたらい通志は平成8年創刊のミニコミ誌で、春と秋の年2回発行。広島県の南端、芸予諸島・大崎下島を中心とした同町は、渡り作と大長みかんで有名な町。町内の御手洗地区は江戸時代に港町として栄え、繁栄の跡が今も残る古い町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。同商工会ではこうしたふるさとの魅力を広く知ってもらおうと、御手洗地区にスポットを当てた地域情報誌の出版を企画。平成8年の創刊以来、年4回発行の季刊誌「みたらい通信」として版を重ねてきました。3年前にみたらい通志と誌名を変更し、サイズも大きく、広く町内の魅力を紹介できるよう内容を一新。同町での出来事や自慢の味、島の歴史や観光情報などが、イラストと写真をたくさん使った誌面につまったユニークな情報誌として、島を訪れる観光客などに人気を集めています。

 春号の特集記事では、御手洗最後の船大工の思い出語りを通して御手洗の歴史を紹介。船宿跡で木造船の模型を造る島の匠が、古くから遊女の港として知られた御手洗の昔話などをいきいきと語っています。特集シリーズの御手洗ものがたりでは、御手洗の金融制度をピックアップ。江戸時代、物流の拠点として栄えた御手洗の商人たちはどのようにして正銀を集めたのか、往時の御手洗びとの知恵と工夫などが詳しく紹介されています。このほか、御手洗名物の巻き寿司、島の新たな特産品である大長レモン酒の紹介など、全10ページの誌面の中に“みたらい”の情報が満載です。同商工会経営指導員の田阪行久さんは、「1人でも多くの人に感想を聞かせてほしい。どんな意見も真摯に受け止め、前向きな検討を心がけたい」と、みたらい通志を地域の活性化に大いに役立てたい考えのようです。発行部数は3,000部。同町の観光案内所、潮待ち館・観光交流センターほか、ひろしま夢ぷらざでも手に取ることが可能です。ご覧になった方はぜひ、そのご感想を同商工会までお寄せください。

●お問い合わせ/豊町商工会 TEL(08466)6-2020

ひろしまマイスター募集(県商工労働部)

[広島県内の卓越した技能者のなかで特に優れた技能者を認定]

 広島県内のものづくり産業を支える優れた技能が継承され発展していくためには、広く県民がものづくり技能者の持つ技能の必要性、重要性について理解を深め、技能や技能者が尊重される社会づくりを行うことが必要です。このため、県内の卓越した技能者のなかで特に優れた人を「ひろしまマイスター」として認定し、学校教育や業界団体、地域社会などでの幅広い活動を通じて、技能者の社会的評価や技能尊重気運を高めるとともに、優秀な技能の継承・発展および技能水準の向上などを図ろうと広島県商工労働部では昨年に引き続き、今年もひろしまマイスターを募集します。ひろしまマイスターは広島県が昨年度から創設した制度で、マイスターとはドイツ語で「名人・親方」を意味する、技能者に与える称号のこと。以下の対象職種のなかで、1級技能検定合格後5年以上の実務経験のある人、または同等の技術を持つと認められる人。現在、その職務に従事しており、広島県内に在住または勤務する人。原則として35歳以上50歳以下の人。技能継承、後継者育成への意欲を備え、継続的に活動できる人。他の技能者の模範となる人などの認定基準すべてに当てはまる人のなかから、知事がマイスターを認定します。

 ひろしまマイスターに認定されると、ひろしまマイスター認定証とひろしまマイスター章が授与され、県立高等技術専門校や工業高校、関係業界の行う各種研修会などの技能指導者として技能の継承・発展、技能水準の向上に努めていただくほか、地域や学校教育の場で開催されるものづくり教室などの講師として技能尊重気運の普及に努めるなど、幅広く活動していただくことになります。募集期間は5月10日(土)まで。今年度の対象職種は以下のとおりです。

●お問い合わせ/広島県商工労働部雇用労働総室職業能力開発室

平成15年度対象職種

機械加工(普通旋盤作業、平面研削盤作業、円筒研削盤作業)
金属プレス加工(金属プレス加工作業)
鉄工(製缶作業、構造物鉄工作業)
建築板金(内外装板金作業)
工場板金(曲げ板金作業、打ち出し板金作業)
建築大工(大工工事作業)
配管(建築配管作業)
塗装(金属塗装作業、鋼橋塗装作業)
溶接
電気工事

ええもん広島が来月リニューアル(県連)

[低料金で参入できる販売システム開発、インターネットでの販売拡大をめざす方を県連が支援]

リニューアル後に販売予定の“らーめんシリーズ”

 ひろしま夢ぷらざのバラエティ豊かな商品を、自宅のパソコンでも気軽にお買い物いただけるバーチャル物産館としてオープンした“ええもん広島”が来月、新たに生まれ変わります。同サイトは、本県連が提案公募型事業として取り組む商工会情報センター設置運営事業の一環として、ひろしま夢ぷらざの取り扱い商品を対象にインターネット上での商品販売を行うもので、昨年1月にオープン。広島県の特産品がネット上で手軽に注文できるショッピングサイトとして人気を集め、これまでに商品、事業所のPRや売上増加に向けてのプレゼント企画なども数多く実施してきました。このたび、3月末をもって同サイトは一時休業。これまで以上に多くの方々に親しまれ、より内容の充実したホームページとして来月オープンをめざし、名称も新たに「ひろしま夢いちば」として生まれ変わることになりました。

 出店会員の年会費を1万2,000円と低料金でご利用いただけるようにし、より多くの出店者を募ることで、アイテム数も現在の79アイテムから200アイテムをめざします。また、年に数回の講習会や文書を通じて、インターネット販売の指導も行います。それに先立ち、以下のとおりその内容について説明会を開催する運びとなりました。趣旨をご理解のうえ、ぜひご出席くださいますようお願いいたします。

●お問い合わせ/広島県商工会連合会広域指導課 TEL(082)247-0221

~バーチャル物産館「ひろしま夢いちば」説明会開催要領~

■日時:平成15年4月17日(木) 午後1時30分~午後3時30分
■会場:ホテルセンチュリー21広島 3Fプラド西(広島市南区的場町1-1-25) TEL082-263-3111
■内容:①バーチャル物産館「ひろしま夢いちば」プレゼンテーション ②県連担当者からの出店申込について説明

あんずの苗を記念植樹(比婆郡西城町・佐伯区五日市)

[両町の商工会が中心となり、相互交流のさらなる発展を願う試み]

女性部員を中心に、50本のあんずを植樹

 比婆郡西城町の西城町商工会と佐伯区五日市の五日市商工会などが合同で先月29日、西城町三坂の道後山高原クロカンパークであんずの記念植樹を行いました。これは、かねてから交流のある両町が友好の証としてあんずの苗を植えようという試みで、今回で2度目。両町の商工会役職員など合わせて29名が、クロカンパーク入り口にある池のほとりの遊歩道にあんずの苗50本を植えました。この記念植樹は、両町の交流をさらに実りあるものにしようと、五日市商工会が西城町商工会へ提案し始められたもの。西城町に五日市という地名があることから、同じ名前が取り持つ縁でスタートした相互の交流は、平成11年に地方都市交流事業へと発展。町ぐるみでの参加・体験型交流が本格化しました。以来、都市と農村が互いにないものを補完し合うことで相互の活性化を図ることを目的に、五日市町民に比婆山山開きやりんご狩り、コンニャク造り体験などへの参加を呼びかけ西城町を広く紹介するほか、西城町からも五日市のあんず祭、金持ち祭などへ特産品を持ち込んで販売を行うなど、両町は相互の親睦を深めてきました。

 記念植樹では、五日市商工会の三島正義会長から西城町長代理に3年ものの苗が贈呈された後、両商工会女性部のメンバーが中心となり、クロカンパーク自然観察指導員とともに1本1本の苗を参加者らが丹念に植樹しました。昨年植えられた苗木を合わせると、これで85本の数に。両商工会などでは五日市のコイン通りから持ち込んだあんずの苗で同町にあんずの里をつくり、その成長をともに見守りながら双方の交流を促進させることに加え、収穫したあんずで新たな特産品を作りたいなどの考えもあるようです。その後、一行は道後山山の家へと場所を移し、交流会を開催。残雪の道後山でそり遊びなどに興じました。交流会に参加した西城町商工会経営指導員の藤井達司さんは、「たくさんの雪が残る中にも春の息吹が感じられたようで、みなさんに喜ばれた。黄金色の実を付けるあんずにあやかり、これからも両町の交流も実りあるすばらしいものしたい」と、感想を聞かせてくれました。

●お問い合わせ/西城町商工会 TEL(08248)2-2904
●お問い合わせ/五日市商工会 TEL(082)923-4138

商工会の人事異動について(県連)

平成15年3月31日および平成15年4月1日付の商工会等の人事異動内容

【新規採用】および【退職】以外の異動については、同一商工会等での職制変更は【新任】として、商工会の移動を伴うものは【人事交流】として整理しております。

【退 職】
〈平成15年3月31日付〉
高陽町商工会事務局長      小 西 義 孝
安古市町商工会事務局長     川 崎 靖 二
豊栄町商工会事務局長      冨 田   進
東城町商工会事務局長      久 岡 武 美
大朝町商工会経営指導員     宮 庄 秀 雄
大和町商工会補助員       冨士谷 玲 子
吉田町商工会補助員       小 藤 ミエ子
加茂町商工会補助員       小 林 郁 子
能美町商工会記帳専任職員    水 越 順 子
沼隈町商工会記帳専任職員    大 原 真寿美
県連一般職員          増 田 清 子

【新規採用】
〈平成15年4月1日付〉
安古市町商工会事務局長     藤 田 邦 彦
高陽町商工会事務局長      井 川   満
豊栄町商工会事務局長      福 波 義 憲
東城町商工会事務局長      荒 木   清
大和町商工会補助員       中 川 貴 洋
加茂町商工会補助員       南   夕佳里
能美町商工会記帳専任職員    山 崎 志津江
沼隈町商工会記帳専任職員    西 川 香 里
吉田町商工会一般職員      楢 原 洋 子
県連経営指導員研修生      藤 本 貴 史

【人事交流】
〈平成15年4月1日付〉
大朝町商工会経営指導員     栗 栖 和 義(前加計町経営指導員)
豊浜町商工会経営指導員     佐々木 隆 司(前県連経営指導員研修生)
熊野町商工会経営指導員     池 田 武 繁(前県連経営指導員研修生)
〈平成15年2月1日付〉
県連一般経営指導員       実 谷 英 治(前神辺町経営指導員)

【新 任】
〈平成15年4月1日付〉
吉田町商工会補助員       金 川 美 紀 (前一般職員)

地域情報ポータルサイトまもなくオープン(高田郡吉田町)

[グルメやショッピングなど、町内170の事業所の情報を集約し発信]

買い物情報やサークル活動紹介など、吉田町の情報が満載

 高田郡吉田町の吉田町商工会が運営する、町内の事業所の情報などを集めた地域情報ポータルサイト「吉田町ネット情報~安芸高田どっとコム」が4月7日(月)にオープンします。同サイトは、同商工会が今年度の新事業として取り組んでいた、同町で事業活動を行う商工業者らを支援するための“吉田町事業所情報整備・活用支援事業”の一環として作成されたもので、住民生活の利便性の向上や地元の観光・産業の振興に役立ててもらうことが目的。同町の行政情報以外の地域情報が集約されています。掲載事業所件数は170件。同商工会が各事業所の情報を収集整理し、具体的な事業内容など各事業所ごとに1ページのホームページを作成。グルメやショッピング、旅行、クルマなどの日々の暮らしに役立つ情報を中心に、町内のさまざまなサークル活動の紹介など、同町の多彩な情報を集めたホームページに仕上がっています。

 「さまざまな事業所のタイムリーなチラシが一つに集約されたようなサイトをめざしたい」と、同サイトの構築、運営を担当する経営指導員の日野和明さん。日野さんらは同サイトを作るにあたり、ホームページ自動作成システムを導入。テンプレートを使って簡単にホームページを作ることができるシステムで、手元のパソコンでの簡単な操作で記載事項の変更や画像の張り替えなどができるため、毎日の情報更新も運営者に依頼することなく自由にできるメリットがあります。同商工会はこれまで、掲載事業者を集めて計4回の操作説明会を実施。オープン後は同システムを活用して事業者側に情報更新してもらい、掲載物件数の多い同サイトのスムーズな運営、更新を図るとともに、インターネットが利用できない事業者には情報の代行入力を行うなどのサポート体制も充実させていきたい考えです。同サイトの運営は、各事業者らによるタイムリーな情報更新がいかに行われるかがひとつのカギ。日野さんは、「このシステムにより、地域の消費者に対してより低コストで、これまでと違った角度から自社のアピールができるはず」と、事業者らにそのメリットを呼びかけるとともに、積極的なホームページの活用に期待を寄せているようです。また、より地域に密着したサイトづくりのため、個人でホームページを持ちたい人などへも利用を広く呼びかけており、とくに町内で活動するスポーツ、文化サークルなどの情報も数多く盛り込むなどして、地域に暮らす人々が楽しめる情報を増やしていきたい考えです。

●お問い合わせ/吉田町商工会 TEL(0826)42-0507
吉田町ネット情報のホームページはこちら   

「少子化対策プラスワン」を推進しましょう(県連)

お父さんだって、育児休業がとれます

 急速に進む少子化については、今後一層の進展が予測され、社会保障をはじめとして、我が国社会全体に構造的変化をもたらすと考えられています。さらに昨年1月に発表された「日本の将来推計人口」においては、従来少子化の主な要因であった晩婚化に加え、夫婦の出生力そのものの低下という新しい現象も見られています。
 このため、内閣総理大臣から少子化の流れを変えるための実効性ある施策の検討についての指示を受け、厚生労働省において昨年9月に従来の取組に加え、もう一段の少子化対策を講ずるものとして「少子化対策プラスワン」が策定されました。
 この「少子化対策プラスワン」においては、より全体として均衡のとれた取組みを着実に進めるため、保育等に関する施策に加え、主な取組みとして「男性を含めた働き方の見直しと多様な働き方の実現」や「仕事と子育ての両立の推進」等を盛り込んだ考え方となっています。
 具体的には、「男性を含めた働き方の見直しと多様な働き方の実現」においては「子育て期間中の残業時間の縮減」、「子どもが産まれた時の父親の最低5日間の休暇取得の促進」等が盛り込まれており、また、「仕事と子育ての両立の推進」においては、子どもを安心して産み育てられる職場づくりに向けて、男女の育児休業取得率についての目標値が設定されています。
 この「少子化対策プラスワン」についてのお問い合わせは、
広島労働局雇用均等室(電話:082-221-9247)までお気軽にどうぞ。

丹精込めた花菖蒲芽吹く(高田郡向原町)

[自ら育てた花々で商店街に彩りを添えようと、約1年がかりで花菖蒲を栽培]

栽培畑の周囲に網を張りめぐらす、商工会職員と地元住民

 高田郡向原町の向原町商工会が、同町坂地区2か所の管理栽培地に植えた花菖蒲が芽吹き始めました。同商工会ではにぎわい創出事業の一環として、町の中心市街地一帯に花菖蒲のプランターを設置しています。商店街を町花で彩ることで町に新たな活気を呼び込もうと、3年前から行われている事業です。プランターへの植え替えは当初、町観光協会から花菖蒲の花をもらい受けて行われていましたが、自分たちの手で植えた花で地元商店街に彩りを添えようと、昨年から管理地での栽培が始められました。

 計793㎡ある管理地には現在、合わせて1,000株が植えられています。昨年6月に株を植えつけた後、水やり、草取り、肥料の散布など日ごろの管理は地元農家に協力を依頼していますが、同商工会の職員らも除草作業などにたびたび加わるなどして、その成長を楽しみにしていました。春を迎えて無事に芽が育つようにと先月、同商工会の役職員らは地元の農家と協力し、1日かけて鹿やイノシシ避けのための網を張りめぐらし、保温と除草のためのビニールマルチを畝に張るなどの作業を行いました。その甲斐あって、今月になってようやく芽がほころび始めたのが確認されました。同商工会では、5月中旬にプランターへの植え替えを計画。地元住民なども参加して300個のプランターにすべての株を植え替え、駅前商店街の商店など150か所の軒先などに設置する予定です。同商工会経営指導員の藤井茂さんは、「初夏に色づく町花を地域住民の手で育てながら、道行く人々にもその成長を見守ってもらいたい」と考えているようです。

●お問い合わせ/向原町商工会 TEL(0826)46-2227

町並みで伝統技法を紹介(山県郡加計町)

[建設業者らがストリートギャラリーに石積みのモニュメントを設置]

空き店舗を活用した加計町のストリートギャラリー

 山県郡加計町の加計町商工会会員の建設業者や町建設業協会が現在、地元商店街の活性化を図ろうと新たな事業に取り組んでいます。同町中心市街地には、同商工会と商店街の事業者などで組織する街づくり委員会が企画、運営を行う、空き店舗を活用した街ぐるみ博物館(ストリートギャラリー)が設置されています。建設業者らが取り組んでいるのは、商店街の各ギャラリー前に地域の伝統文化を取り入れた新たなモニュメントを常設し、石工の里の職人技を知ってもらおうという試み。同郡の太田川流域には、中世以来の石垣工法を伝える石工集団が古くから存在しています。山県流の石組と呼ばれ、山県者と称賛された石工たちはかつて、広島城下の建設や錦帯橋の橋脚工事などを手がけ、西日本各地にその名を馳せていました。建設業者らの試みは、その伝統的な石積みの技術を広く紹介しようというもので、同商工会や町の有志が呼びかけた地域活性化策に応える形で始められました。

 ストリートギャラリーには、石工技術を持つ建設会社と石工が協力し、4基の石積みモニュメントを設置。同町の山の石を20~30個使って作られた各モニュメントには、自然石をうまく組み合わせてそのまま積み上げた乱れ積み、大きな石をきれいな直方体に削って積み上げる布積み、左右上下の石を噛み合わせて積む谷積みなど、変化に富んだ野面石積みの工法が用いられています。設置されているのは、ストリートギャラリーの酒洞(ささぼら)の館、館たらちねなど4か所。建設業者らは引き続き、吉水園の春の一般開園に向け、新たなモニュメントの設置を予定しています。「集落の石垣や棚田、護岸など、歴史ある石積み技術がしのばれる遺構が町には数多い」と、商工会関係者。その同町ならではの伝統技法を生かした試みに、地域の活性化や技術文化の継承などへの大きな期待を寄せているようです。

●お問い合わせ/加計町商工会 TEL(08262)2-1221

手づくりバッグをプレゼント(山県郡豊平町)

[新入生たちの健やかな成長の願いを込めた通学用バッグを女性部員が製作]

 山県郡豊平町の豊平町商工会女性部が、来月から小学校へ入学する地域の子どもたちに手づくりのプレゼントを準備しました。女性部員らが用意したのは、キルトで作った通学用のバッグ。体操服や上履きなどを入れてもらうための布製の補助カバンです。同女性部はこれまで、地域奉仕活動の一環として町内の独居老人宅に手づくりのお餅を配るなどの活動を行っていましたが、地域社会の将来を担う子どもたちに健やかに育ってもらいたいとの願いを込め、昨年から小学校就学予定の保育園児などに通学用バッグをプレゼントするようになりました。バッグには、入学する園児たちが交通事故などに遭わないようにとの願いも込められており、同女性部ではこの贈り物を交通安全のお守りとしても役立ててほしいと考えているようです。

 女性部員らが用意したバッグは22名分。衣料品店を経営する部員が材料の一括仕入れを行い、先月末、商工会館にミシンなどの機材や裁縫道具を持ち寄って、10名の部員が1日がかりで人数分のバッグを製作しました。女性部員らは先日、完成したバッグを手に町内の保育園を訪問。今月末に行われる卒園式の際、園児たちにプレゼントするよう協力を依頼しました。また、入学前の未就学の子どもたちには今月末、部員らが手分けして各家庭を訪問し、バッグを直接手渡す予定です。「お金を出せば簡単に手に入れられるものだが、子どもたちに手づくりの大切さを感じてもらいながら、これからも元気に成長してほしい」と、同商工会経営指導員の清水久美子さん。この春、女性部員からの温かな贈り物を手にした豊平の子どもたちが、元気な足取りで小学校への通学を始めます。

●お問い合わせ/豊平町商工会 TEL(0826)83-0036

新市に新たな特産品加わる(佐伯町商工会・吉和村商工会)

[青年部員らが名称募集や販路確立、顧客開拓などに合同で取り組む]

 今月1日、廿日市市と合併した旧佐伯郡佐伯町、吉和村の両商工会青年部が、廿日市商工会議所青年部と合同で名称募集していた合併記念の米焼酎の名前が近日中にまとまりそうです。3市町村の合併を記念し、廿日市市桜尾の総合酒類メーカー、中国醸造(株)が地元産の原材料を使った米焼酎の製造・販売を企画。新しく作る米焼酎は佐伯町産のお米“あきロマン”と吉和村の冠山の水を原材料としたもので、同社は昨年末、その名称募集を両商工会青年部に依頼。それを受け、それぞれの青年部では新聞折込やミニコミ誌などを通じて、廿日市商工会議所青年部とともに新商品の名前を広く募集していました。期間中に約300通の応募があり、応募作品を3市町村の青年部員と中国醸造が審査。新市誕生となる1日に結果発表を行う予定でしたが、その商標が登録済みのものと一部重なったため、今月新たに検討に入りました。

 すでに完成している新製品は初回5,000本の限定生産。来月6日に行われる「はつかいち桜まつり」に合わせて発売される予定で、当日は両商工会の青年部員らもイベントに参加し、3青年部合同で記念米焼酎のPR販売を行います。現在、各部員らはそれぞれの地元の観光施設を訪れるなどして、販路の確立をめざすとともに、新規顧客開拓のための活動に取り組んでいます。「来月6日まで公表することはできませんが、美味しい焼酎ができました。私たちの新しいふるさとの新たな味にご期待ください」と、吉和村商工会経営指導員の山崎一成さんは今からその発売が楽しみな様子です。

●お問い合わせ/佐伯町商工会 TEL(0829)72-0690
●お問い合わせ/吉和村商工会 TEL(0829)77-2565

元就が三矢を手渡す(高田郡吉田町)

[サンフレッチェの必勝祈願に、商工会がゆかりの地ならではの演出を施す]

 戦国武将・毛利元就の尊崇が厚かった高田郡吉田町の清神社には毎年、サッカーJリーグのサンフレッチェ広島が優勝祈願ため参拝に訪れます。今年も3月6日(木)、今季からチームの指揮を執る小野剛新監督はじめ選手一同が同神社を訪れ、優勝祈願行事を執り行います。例年、監督や主力選手らが玉ぐしを奉納し、集まったファンの前で一同が優勝を誓った後、毛利元就から監督に必勝祈念の三矢が手渡されます。93年のJリーグ発足以来、毎年行われてきた恒例の神事。「元就が3本の矢を渡すことに意味がある」と語るのは、このストーリーを考案した吉田町商工会経営指導員の榎幸男さん。

 サンフレッチェは、元就が3人の子どもに一族の結束を説いた“三矢の訓”にちなむ、3本の矢を意味する複合語。同商工会では元就ゆかりの地ならではの趣向でチームを応援しようと、サンフレッチェ誕生後、京都太秦から60体の武者甲冑を取りそろえました。サンフレッチェのJリーグ開幕戦では、甲冑を身にまとった60名の武者がスタンドに陣取り、選手に声援を送るなどのユニークな応援を行い、話題にもなりました。当日は、商工会の青年部員や町の有志ら10名が元就はじめ3人の息子、家来などに扮し、選手らの前に登場。よろいカブト姿の元就が小野新監督に三矢を手渡しながら、自身の教えさながらにチームの力づよい結束と必勝を期するよう口上を述べます。毎年、この元就の口上に工夫を凝らす榎さんは、「景気が低迷している今、サンフレッチェが1部にはい上がれる力を証明し、わたしたちを勇気づけてほしい」と、今シーズンのサンフレッチェの活躍に大きな期待を寄せているようです。

●お問い合わせ/吉田町商工会 TEL(0826)42-0507

花粉症対策マスクモニター募集(佐伯区五日市)

[エジソンタウン商品開発第1号として期待されるアイデアの試作品が完成]

マスクの中のフィルターとして使用する。効果のほどをお試しを

 日常生活に役立つようなアイデアを広く募集し、商品化を手伝うウェブサイト“英知村(エジソン)タウン五日市”を運営する、佐伯区五日市の五日市商工会および新製品開発委員会では現在、応募アイデアの中から選ばれたスギ花粉対策用マスク「ブルーカット」のモニターを募集しています。この花粉症対策マスクは、同町在住の60代の女性が登録したアイデアで、人工酵素の力によって花粉を防止するというもの。今月25日に開かれた第9回エジソン審査委員会において、商品化の可能性があるとして、アイデアをもとにした試作品が発表されました。同商工会などでは商品化へ向けて事業を進めていくにあたり、今回100名のモニターを募集します。

 ブルーカットは、スギ花粉を酸化分解し、同時にかゆみを抑制する効果があるとされる人工酵素を繊維に含浸させた花粉症対策マスク。繊維に付着させる人工酵素のフタロシアニン化合物は、もともとは青や緑の顔料として塗料などに使われているもので、同繊維を使用した肌着の着用実験ではアトピー性皮膚炎の患者に大きな効果があったことなどが報告されています。フタロシアニン化合物を含浸させることで、スギの花粉をキャッチ酵素の力で酵素分解する効果とかゆみ抑制効果が持続するのに加え、化学物質の臭いや排気ガスが吸着分解されるなど、花粉症に対策に役立つものと期待されています。同委員会では、「近年の研究から、さまざまな効果が発見された人工酵素を全国で初めてマスクに応用した。従来の繊維フィルターマスクとは違う」と、商品化へ向けての自信をのぞかせています。試作品は1パック2セット。1週間に1度、交換して使用し、2週間使用の結果をモニター報告書にてご報告ください。花粉症でお悩みの方には辛い季節。この時期、スギ花粉の飛散ともなう花粉症患者は国民の30%にもおよぶと予測されています。この季節を気持ちよく過ごすためにもお悩みの方はぜひ、ご応募ください。

●お問い合わせ/五日市商工会 TEL(082)923-4138

大林宣彦監督を講師に講演会(深安郡神辺町)

[町・人づくりをテーマに、子どもたちが誇りに思えるふるさとづくりをめざす]

監督にふるさと尾道への想いを語ってもらう

 深安郡神辺町の神辺町商工会青年部および福山市の加茂町商工会青年部、駅家町商工会青年部が合同で来月2日(日)、神辺町文化会館大ホールに映画作家の大林宣彦監督を招いて、「まちづくり講演会Ⅴ」を開催します。この講演会はもともと、“まちづくりは人づくり”をテーマにした講演を行うことで、ふるさとを愛し、ふるさと誇りに思う子どもたちを育てるとともに、そうした町をつくり上げようと神辺町商工会青年部が単独で始めたもの。補助金の対象先が単会からシフトし、広域事業のみとなったことを受け、4回目を迎えた昨年から3商工会の合同事業として規模を広げて行われるようになりました。これまで、脚本家のジェームス三木氏、元広島東洋カープの衣笠幸雄氏らが同講演会に講師として訪れ、それぞれのふるさとや町づくりにかかわる講演などを行ってきました。

 「大林監督のふるさとに対する愛着はとても深いようで、この神辺が好きで、すばらしい町になってほしいと願っている私たちの思いと共通する部分が多いのでは」と、神辺町商工会経営指導員の白石遂彦さん。地方発信映画の第一人者とされ、“尾道三部作”“新尾道三部作”など、ふるさとの尾道を舞台にした多くの作品を世に送り出してきた大林監督。今回は、“スクリーンに映しだされる、ふるさとへの想い”をテーマに、監督の心の中に変わることなく存在するふるさとへの愛情、エピソードなどについて語ってもらいます。優しさに包まれた、ノスタルジーある作品を撮り続ける名監督のふるさとに寄せる想いなどに、みなさんも耳を傾けてみませんか。講演後には、監督とともに楽しむ映画クイズコーナーなども予定されています。前売券500円、当日券800円。午後1時30分開場、午後2時開会。詳しくは、各商工会までお問い合わせください。

●お問い合わせ/神辺町商工会 TEL(0849)63-2001
●お問い合わせ/加茂町商工会 TEL(0849)73-3008
●お問い合わせ/駅家町商工会 TEL(0849)76-3111

外国人招き講演会を実施(世羅郡3商工会)

[住みよい地域づくりを推進するため、青年部員らが提案公募型事業に取り組む]

スポレク大使としても大活躍したワンジロさん

 世羅郡3町(甲山・世羅・世羅西町)の商工会青年部が今月10日、県立世羅高校講師のジェシンタ・ワンジロ・ムタヒさんを招き、講演会および意見交換会を行いました。この講演会は、活力ある住みよい地域づくりを推進しようと、3商工会青年部合同の提案公募型事業として行われたもの。提案公募型事業とは、地域経済の活性化を図るため商工会が自ら提案する地域活性化事業で、3商工会青年部が同事業に取り組むのは昨年に続き2度目。今回は、世羅郡3町による合併に向けた動きに合わせ、地域の人々との交流を通して住みよい町にするために自ら働きかけるとともに、これからの地域おこしには国際感覚が必要であるとの考えから、ケニア出身のワンジロさんを招いて講演会を開くことが企画されました。ワンジロさんは宮城県の仙台育英学園高校卒業後、同校育英国際センターに勤務。一昨年4月、ケニア人留学生の受け入れを行った世羅高校に英語教師・陸上部コーチとして迎えられ、昨年行われたスポレク広島2002ではスポレクキャンペーン隊のはじけんさい大使などを務めました。

 世羅町商工会館で行われた講演会には、来賓、3商工会の青年部員など33名が出席。講演会は“国際交流と3町合併に向けての町づくりについて”をテーマに行われ、講演に先立ち、広島県議会の小島敏文副議長が県内の動向、各市町村の取り組み状況など合併問題について部員らに説明を行いました。その後行われた講演でワンジロさんは、「仙台に比べると不便さも確かに感じるが、気さくに声をかけてくれるなど、世羅の人々は人柄が温かく親しみがもてる」などと、自身の目から見た世羅郡の印象について語りました。また、講演と合わせて、駅伝選手の強化をめざす世羅高校陸上部に所属している3名のケニア人留学生の紹介なども行われ、出席した部員らは一人ひとりの活躍を応援していくことなどを約束しました。ワンジロさんの講演に耳を傾けた世羅町商工会経営指導員の濱崎芳幸さんは、「ワンジロさんはじめ、世羅に住む人々が暮らしやすい地域づくりのために商工会としても努力していきたい」と、今後に向けての抱負を聞かせてくれました。

●お問い合わせ/世羅町商工会 TEL(08272)2-0489

備青連創立20周年記念大会開催(備青連)

[来賓、被表彰者、青年部員など220名が集まり、節目を祝う]

41名の歴代功労者に感謝状などが贈られた

 福山市三之丸町の福山ニューキャッスルホテルで5日、広島県商工会青年部連合会備南地域協議会(市川雅隆会長)の「創立20周年記念大会」が開かれ、来賓、青年部員など220人が集まって節目を祝いました。午後2時30分から始まった記念式典第1部では、開会の辞、青年部誓いの言葉を読み上げられたのに続き、大会実行委員長でもある市川雅隆会長(沼隈町)が「創立20周年を機に、県青連、備青連をビジネスチャンスととらえたい」と力強くあいさつ。その後、歴代功労者への表彰へと移り、関係者ら41名が表彰され、感謝状および記念品などが手渡されました。表彰式後には本県連の加島英俊会長、県青連の木村直樹会長らが次々と祝辞に立ち、表彰者の功績を称えるとともに、一同に感謝の言葉を述べました。

 引き続き行われた第2部では、広島県福山地域事務所の高橋利暢所長を講師に招いて、“市町村合併と地域づくりにおける若者の役割”と題する講演会を実施。青年部員らと市町村合併を迎える地域社会の新たなかかわりをテーマにした約40分の講演で、高橋氏はそれぞれの地域社会における青年部員の役割発揮の重要性などを一人ひとりに訴えかけました。その後、午後5時からは祝賀会が開かれ、和やかなムードのうちに大会全日程を盛会裡に終了しました。

「広島県環境基本計画(改定計画)素案」に対する県民意見の募集について(県連)

[環境施策を着実に推進していくため、県民から幅広い意見を求める]

 廃棄物問題、地球温暖化問題などの深刻化する環境問題に対し、各種の施策を着実に推進していくため、広島県は平成9年3月に策定した「広島県環境基本計画」の改定を行うことを決め、平成14年6月から広島県環境審議会において検討を行ってきました。このたび改定計画の素案が取りまとめられことで、県では現在、この素案に対する県民の意見を広く募集しています。環境問題の解決にあたっては、より多くの方々の参加と連携が不可欠であり、今後県が各種の環境施策を展開していくための基盤となる環境基本計画には、県民一人ひとりの幅広い意見を反映させる必要があります。みなさんもぜひ、積極的にご意見をお寄せください。なお、県では県民から寄せられた意見を参考として今後の作業を進め、平成14年度末までに改定計画を策定する予定です。

●意見募集の対象
 広島県環境基本計画(改定計画)素案

●意見募集の期間
 平成15年2月14日(金)から平成15年3月7日(金)まで

●資料の閲覧方法について
 資料は次の場所で閲覧していただくことができます。
 環境局環境創造総室環境政策室、行政情報コーナー、各地域事務所厚生環境局(環境管理課)
 また県のホームページからダウンロードしていただくこともできます。
 http://www.pref.hiroshima.jp/kankyo/kanseisaku/iken/index.htmlへアクセスしてください。

●意見の提出方法
 意見は、郵便、ファクスおよび電子メールで受け付けます。次の事項を記入し提出してください。
 ①氏名、②性別、③年齢、④住所、⑤職業、⑥電話番号、⑦意見等の箇所(資料のページ番号、意見の対象箇所がわかるようにしてください)、⑧意見等の内容
【提出先】
・郵便の場合
 〒730-8511 広島市中区基町10-52 広島県環境局環境創造総室環境政策室環境企画グループあてに送付してください。
・FAXの場合
 宛先(広島県環境局環境創造総室環境政策室環境企画グループ)を明記し、
 FAX番号(082)227-4815へ送信してください。
・電子メールの場合
 kankansei@pref.hiroshima.jpあてに送信してください。

●提出された意見の取り扱いについて
 みなさんから提出された意見は計画策定の参考として検討、可能なものは計画に反映されます。また、提出された意見のうち計画策定の参考にした意見は、その概要とこれに対する考え方を県が公表します。(類似の意見がある場合、その内容とこれに対する県の考え方については、まとめて公表されます。ただし、情報公開条例第10条に規定する不開示情報に該当する情報は除かれます)
 さらに、提出された意見を参考にして計画素案を修正したときは、その結果が公表されます。なお、意見を提出された方の氏名や住所など、個人または法人などの属性に関する情報は原則として公表されません。また、意見に対する個別の回答はできませんのでご了承ください。

●お問い合わせ/ 広島県環境審議会事務局(環境局環境創造総室環境政策室)担当:石友、木村 TEL(082)513-2912(ダイヤルイン)

雇用労働情報サイトの携帯電話版スタート(県連)

[いつでもどこでも、知りたい情報をコンパクトに入手できるように]

マスコットキャラクターのあびくん

 さまざまな機関の雇用労働に関する情報を一元的に集め、県、国、市町村、関係団体などの求人情報を掲載し、関係サイトへのリンクをきめ細かく設定するなどした、全国で初めての雇用労働に関する総合ポータルサイトをご存知ですか。サイト名は「わーくわくネットひろしま」。同サイトは、インターネットを通じて求職者(労働者)や学生、事業主などに対して雇用労働情報を提供しようと、広島県商工労働部雇用労働総室が作成。昨年5月、運用を開始しました。能力開発情報、採用予定企業などの情報を通じて求職者、学生の就職サポートを行うほか、事業主に助成金や融資制度などの支援情報を提供し、雇用の場の確保につなげていくのが狙い。求職者向け、学生向け、労働者向け、事業者向けの対象別で情報を分類し、相談窓口、職業訓練・講座など能力開発、採用予定情報、就職ガイダンス情報と就職までの各種情報をきめ細かく提供しています。これらの情報をさらにコンパクトに提供しようと先月16日、同サイトの携帯電話版が新たにスタート。いつでもどこでも知りたい情報を手軽に手に入れることができるようになりました。働く意欲に燃え、新たな出発を期してるみなさん、最新の雇用労働情報を満載したわーくわくネットひろしま携帯サイトをぜひご活用ください。

●携帯電話版(いつでもどこでも手軽に入手したい方に。コンパクトに情報を提供)
 [コンテンツ]
 ・採用予定企業情報 パソコン版と同じ情報を携帯電話でも!
 ・新着情報 就職ガイダンスなど各種イベント情報を入手!
 ・わーくわく電話帳 各種雇用労働窓口案内。クリックで電話がかけられます!
 ・待受画面 あびくんを待受画面に!
 [アクセス方法]
 http://www.work2.pref.hiroshima.jp/k/にアクセス

●パソコン版(じっくり情報収集したい方に。求職者、学生、労働者、事業主に情報を分類し、雇用労働のさまざまな情報をニーズに合わせて提供)
 [コンテンツ]
 ・求職者のみなさまへ 求人情報、職業能力開発情報、就業支援情報など
 ・学生のみなさまへ 就職ガイダンス情報、採用予定企業・行政機関・関係団体情報など
 ・労働者のみなさまへ 就業支援情報、子育て支援情報など
 ・事業主のみなさまへ 各種助成金情報、融資制度情報、労働情報バンクなど
 ・共通情報 労働相談Q&A、相談窓口情報など
 [アクセス方法]
 http://www.work2.pref.hiroshima.jp/にアクセス

●お問い合わせ/広島県商工労働部雇用労働総室 雇用対策室
 TEL(082)513-3424
 FAX(082)222-5521
 e-mail:iken@work2.pref.hiroshima.jp

青年部の新体制まとまる(福山市駅家町)

[平成15年度の新役員を選出し、新たな意気込みで町づくりに臨む]

来年度も部長を務める、森川哲典さん

 先月18日、福山市駅家町の駅家町商工会館で同商工会青年部の「平成14年度臨時総会および懇親会」が行われ、平成15年度の新執行部の顔ぶれがまとまりました。次年度の部長には森川哲典さんが再任。副部長にも中山貴史・渕上浩一・関藤寛・高山智章・藤原秀樹各副部長がそれぞれ再選され、ほか、監事、夏まつり実行委員長合わせて計11名の新役員を選出。現執行部の体制をほぼ維持しながらも、新たなメンバーを加え、来年度も地域貢献主体の事業を推進していくことになります。

 「何をするにしてもまとまりがある。その団結力こそわが部の魅力」と語るのは、来年度も引き続き部長を務める、入部16年目の森川哲典さん。同青年部では町づくり、部員の資質の向上を目的に毎年多くの事業を行っています。そのひとつが年に1度、同青年部が総力を挙げて行う夏祭り「サッサカ駅家」。昨年で22回目を迎えた伝統行事で、地域住民同士の交流促進と郷土芸能の伝承を図ることなどを目的に行われているイベントです。本来、イベント事業を実施するための資金を会員企業などからの協賛金で補うところ、同青年部では運営資金のほとんどを自己負担によって捻出するなど、“向上心”をモットーに部内一致協力して地域の活性化事業に献身しています。現在、同部員数は59名。近年、部員数が減少しつつある現状を踏まえ、森川さんは新規部員の獲得と部内の連携強化をさらに図り、具体案はこれからの検討事項としながらも、「地元に対しする地域貢献活動をさらに力強く推し進めて行きたい」と来年度へ向けての意気込みを聞かせてくれました。

●お問い合わせ/駅家町商工会 TEL(0849)76-3111

「貸し渋り・貸しはがしホットライン」開設(県連)

[中小企業など借り手の声を幅広く聞くための金融庁による新たな施策]

 金融機関に対して中小企業への資金供給のさらなる円滑化を繰り返し要請するとともに、セーフティネット保証・貸付の拡充などの施策を講じるなど、政府は現在、中小企業などへの金融の円滑化を図るためのさまざまな取り組みを行っています。金融庁では現在の経済情勢のもと、中小企業などへの金融の円滑化を求める声が引き続き強いことを踏まえ、中小企業など借り手の声を幅広く聞くための新たな施策として「貸し渋り・貸しはがしに関する情報の電子メール・ファックスによる受付制度」(通称「貸し渋り・貸しはがしホットライン」)を開設しました。

●情報は次の電子メール、ファックスで受け付けています。
【電子メール】 joho@fsa.go.jp
【F  A  X】 (03)3506-6699

●情報を送付する際には、以下の点についてご注意ください。
1.情報には、住所(都道府県)、職業・業種についてもご記入ください。
2.受け付けた情報については、検査・監督の実施にあたり重要な情報として活用させていただきますので、金融機関名・支店名や取引の内容などできるだけ具体的にご記入ください。
3.貸し渋り・貸しはがしに対して他の省庁等の協力を得るため、受け付けた情報を関係先に連絡する場合があります。(関係先への連絡を希望されない場合は、その旨を付記してください)
4.受け付けた情報に関する照会や相談には応じることはできませんので、予めご承知おきください。(苦情相談については、各金融関係団体に相談窓口(※)が設置されていますので、そちらにお問い合わせください)
※中国財務局
【電子メール】 joho@mof-chugoku.go.jp
【F  A  X】 (082)221-8091

●お問い合わせ/広島県商工会連合会 TEL(082)247-0221

「地域伝統芸能大賞」「地域伝統芸能奨励賞」表彰候補者の推薦受付(県連)

[地域伝統芸能などの活用を通じて、観光・商工業の振興に貢献があった方々を表彰]

昨年度、山県郡千代田町の壬生の花田植保存会が「地域伝統芸能大賞」第1類(1)の受賞者に

 財団法人地域伝統芸能活用センター(瀬島龍三会長、東京都港区南麻布3-5-13)では現在、平成15年度「地域伝統芸能大賞」表彰候補者の推薦および「地域伝統芸能奨励賞」表彰候補者の推薦を受け付けています。

 地域伝統芸能大賞は、地域伝統芸能などの活用を通じて観光、地域の商工業振興に多大に貢献したと認められる個人、団体を表彰することで、国民の地域伝統芸能の活用に対する認識を高めるとともに、個性豊かな地域社会の実現に寄与することを目的として同センターが平成5年に創設し、実施しているものです。表彰の候補者は次のいずれかに該当するものであって、長年にわたって地域の民衆の生活の中で受け継がれ、当該地域の固有の歴史、文化などを色濃く反映した伝統的な芸能や風俗習慣の活用を通じ、観光または地域の商工業の振興に顕著な貢献のあったものとします。
(1) 地域伝統芸能等の実演に係る団体または個人(例:○○保存会)
(2) 地域伝統芸能等を活用した行事の実施主体(地方公共団体を含む、例:○○フェスティバル実行委員会)
(3) 地域伝統芸能等に係る人材の確保、地域伝統芸能などに係る実演等を行うための施設の確保、地域伝統芸能などに用いられる衣装・器具など物品の確保、活用製品、宣伝、観光旅行者および顧客の利便の増進などに関する事業に係わる団体または個人(例:衣装、用具の製造業者)
(4) 前各号のほか、地域伝統芸能などの活用を通じ、観光または地域の商工業の振興に特に顕著な貢献のあったもの

 地域伝統芸能奨励賞は、その地域に伝わる伝統芸能の技の継承に地道な努力を重ねている将来有望な新人、伝統芸能を活用した新しい行事などの企画・運営によって地域の観光振興や商工業の発展に取り組んでいる団体を発掘、激励するための表彰制度として、平成14年度から新たに設けられたもの。域伝統芸能の保存と継承を図るとともに、ゆとりある国民生活や個性豊かな地域社会の実現に寄与することを目的としています。表彰対象者となるのは、
(1) 多年にわたり地域の民衆の中で受け継がれ、当該地域の固有の歴史、文化などを色濃く反映した伝統的な芸能および風俗習慣を受け継ぐため、地域伝統芸能の継承に日頃から地道な努力を重ね、周囲の模範となる貢献をしている新人。
(2) 地域伝統芸能を活用した新しい行事などを企画・運営することで、将来に向けて当該地域の新しい観光需要の創出や商工業の発展に大きく貢献することが期待される団体。

 いずれも表彰候補者の推薦は2月5日(水)までに、広島県商工会連合会総務課まで。

●お問い合わせ/広島県商工会連合会総務課 TEL(082)247-0221

地域のホスピタリティ向上めざす(豊田郡豊町)

[歴史を学んでふるさとを見つめ直し、そのすばらしさを住民らが観光客に情報発信]

 島を訪れる観光客へのホスピタリティの向上をめざすとともに、地域住民らに郷土のすばらしさを再認識してもらうことなどを目的に、豊田郡豊町の豊町商工会が御手洗地区の住民を対象に行っていた「歴史勉強会」が今月22日、全日程を終了しました。江戸時代に開かれた同町の御手洗地区は、北前船や諸大名の交易船の潮待ち、風待ちの港町として栄え、平成6年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。同地区を訪れる年間入り込み客数は、商工会による地域情報誌『みたらい通信』発行をはじめとする観光客の掘り起こし運動により、年を追うごとに増加。これにともない、来訪者との交流、地域の振興や活性化などに大きな役割を果たす観光ガイドの充実が求められていました。そうした背景のもと、地元の歴史を勉強し、学んだ知識を島を訪れる人々に伝えようと、“町民みなガイド”をキャッチフレーズに一昨年、勉強会が発足。今年度は、同地区で昨年発見された、往時の島の生活ぶりなどが克明に記された大正時代の町役場助役の日記を教材に勉強会が開かれてきました。

 勉強会は昨年9月から毎月1回、全5回の日程で行われ、御手洗地区の住民ら約20名が参加。町教育委員会の職員を講師に迎え、古い日記を通して島の旧慣、習俗などについて学びました。観光ボランティアガイド養成事業の一環として企画された勉強会ですが、地域のホスピタリティの担い手といったオーバーなものでなく、自分たちの知っていることを少しでも観光客らに話しできるよう住民意識を高めていくことがいちばんの目的。同商工会ではこの勉強会を、多くの住民に町づくりに参画してもらうきっかけとしたい狙いもあるようです。同時に、歴史を学ぶことで、ふるさとを見つめ直しそれを伝えて行こうという意識が、参加者の中にも着実に芽生えているようです。「一人ひとりが観光のパイプ役となってくれることに期待しています。単なる生涯学習ではなく、今後これをいかに商業ベースに乗せるかが私たちの課題」と、同商工会経営指導員の田阪行久さん。同商工会では今後、歴史勉強会を観光収入に結びつけるための仕組みづくりに本格的に取り組んでいきたい考えです。また、今月31日(金)には、勉強会の参加者の中から数名が、すでに観光ボランディアガイドとして活動している人たちとともに、東広島市で観光ガイドの実地研修を行う予定にもなっています。

●お問い合わせ/豊町商工会 TEL(08466)6-2020

東京で世羅高原PR(世羅郡甲山町)

[東京広島県人会の最大行事において、広島ゆかりの人々にパンフレットなどを配付]

政財界からの来賓にも広く世羅高原をPRした

 今月22日、東京都千代田区の赤坂プリンスホテルで「東京広島県人会総会&新春懇親パーティー」が催され、その会場内において世羅郡甲山町の甲山町商工会職員らが参加者へ観光パンフレットを配布するなど、世羅高原のPR活動を行いました。東京広島県人会は、東京在住の広島県出身者や広島県にゆかりのある人々が交遊、親睦、情報交換などを行うことのできる集まりで、同会で最大の行事に当たるのが、年に一度行われるこの総会と懇親会です。政財界や文化、芸能、スポーツ界などさまざまな分野で活躍する広島ゆかりの人々が一同に会すこの機会を、世羅高原のPRの場につなげようと、同商工会では昨年からPR活動をスタートさせました。同商工会の坂川明邦事務局長が、かつて東京在住時に同会とのつながりが深かったこともあり、こうした活動が可能となったようです。当日は来賓として、宮沢喜一元総理大臣や藤田雄山広島県知事、県内の市町村長をはじめ、スポーツ界から広島東洋カープの山本浩二監督、角界の安芸乃島関など数多くの著名人が出席。一般からは会員約1,300名の参加があり、集まった人々はかき料理やお好み焼き、広島の地酒に舌鼓をうちながら、懐かしいふるさとの話題に花を咲かせるなど、年に一度の広島を楽しむパーティーを満喫していたようです。

 この日、同商工会がPR用に用意したのは、世羅高原の観光パンフレットや同町の地場産品販売店、甲山いきいき村で好評の“おふくろ便”(甲山の野菜などを詰め合わせた贈答便)のチラシなど。閉会後、会場を後にする参加者一人ひとりへの手渡しを試み、すべての人に行き渡らなかった前回の反省を踏まえ、職員らはあらかじめ用意した1,300部のパンフレットとチラシ一枚一枚を、参加者全員に配られる土産袋の中に納めました。パーティーの席上、定年後に広島への転居を望む人から世羅高原についての意見を求められるなど、職員らは今回のPR活動に十分な手ごたえを感じたようです。坂川事務局長に同行した経営指導員の進藤大輔さんは、「旅行などで広島を訪れる東京在住の方、広島へ帰省する方たちが世羅高原に立ち寄り、心を癒してくれることになれば何より」と一連の活動を振り返り、さらに多くの人に世羅高原を知ってもらうためにも、来年以降もPR活動を続けて行きたいとの意気込みを聞かせてくれました。

●お問い合わせ/甲山町商工会 TEL(08472)2-0529

町長を囲んで町づくり座談会(安芸郡江田島町)

[青年部員らが将来の江田島に思い描く夢などを、町長とひざを交えて語り合う]

 安芸郡江田島町の江田島町商工会青年部の部員らが今月16日、同町の平木重己町長とともに将来の町づくりなどについて語り合う、新春恒例の「町長を囲む会」を開きました。もともと、自分たちが暮らす地域の行政に対して提言を行いたい考えを青年部が町側に申し入れて実現したもので、町側も町民の声を地域づくりに生かし、開かれた活力ある連帯の町政をより推進したいとの意向から、双方が協力し合い会は長い歴史を重ねてきました。町長を囲む会は毎年この時期に行われており、今回、竹本智一部長ほか6名の青年部員らとともに、同商工会の牛尾芳貞会長、山本恒夫事務局および職員らが会に出席。町側からは平木町長と経済課長の2名が参加して、それぞれが将来の江田島に描く夢などを、平木町長とひざを交えて熱っぽく語りました。

 会の冒頭、平木町長はあいさつの中で、地域経済の今後のさらなる発展のためには青年部員の協力が欠かせないことを強調。この機会に自由な意見を聞かせてほしいと述べました。それを受けて青年部員らは、市町村合併や地域の商工業者への支援策などについてどのように考えているのかを平木町長に直接問うなど、活発な意見交換が行われました。また、平木町長が将来に向けて思い描く町の新たな交流拠点づくりのプランなどを語ると、それに積極参加したいと部員らも名乗りを上げ、青年部から見た町づくりについてなどの話題も大いに盛り上がりました。会に出席した同商工会経営指導員の三上孝さんは、「行政と直接話し合いの場が持てることは数少ないことだけに、ここで話し合われたことが具体的な青年部事業に結びついてくれればいい」と、感想を聞かせてくれました。双方とも今後もこの懇談会を継続していくとともに、青年部においても今回話し合われたことを検討し、具体的な行動に移そうといった気運を盛り上げて、会は盛況裡のうちに終了しました。

●お問い合わせ/江田島町商工会 TEL(0823)42-0168

新春講演会を開催(双三郡布野村)

[落語家の桂小金治さんが、健康をテーマにした講演を行う]

 双三郡布野村の布野商工会が今月26日(日)、布野村および村健康づくり推進協議会などと共催で、「第11回新春講演会」を同村上布野の布野村民会館(生涯学習センター)多目的ホールで開催します。同講演会は毎年1月に行われる同村恒例の新春行事で、これまで同商工会が単独で落語家など講師に招き、初春にふさわしい笑いとユーモアにあふれる講演会を行ってきました。昨年から、健康づくり事業を推進する村などと足並みをそろえた合同事業として、主に健康をテーマに扱うようになり、記念すべき第10回目の講演会にはタレントの毒蝮三太夫さんを招いて、心と身体の健康法についての講演を行いました。11回目を迎える今回は、テレビなどでもおなじみの落語家、桂小金治による健康についての講演会を行います。

 講演会の演題は、“人の心に花一輪”。生きて行くとはどういうことかについて、確固たる信念を頑なまでに持ち続けているという小金治さん。頑固おやじとして知られる、小金治さん独特の歯切れの良い小金治節を大いに期待したいところです。「やはり新春のおめでたい時期なので、元気の出る話を期待したい」と、同商工会経営指導員の中原実穂さんも講演会が楽しみの様子。村民の方はもちろん、どなたがご聴講いただいてもかまいませんので、みなさんお誘いあわせのうえご参加ください。午後1時開場、午後1時30分開演。入場無料。

●お問い合わせ/布野商工会 TEL(0824)54-2036

デジタル紙芝居で郷土愛育む(芦品郡新市町)

[民話をもとにしたユニークな物語を創作し、子どもたちにふるさとの昔話を伝え残す]

 地域の子どもたちにふるさとの昔話を伝え残そうと、芦品郡新市町の新市商工会青年部がパソコンを使ったユニークな企画に取り組んでいます。同青年部が行っているのは、紙芝居をデジタル化し、液晶プロジェクタで上演する“デジタル紙芝居”を制作、それをビデオにして町内7つの幼稚園などに配付しようというもの。同青年部は毎年、町内の幼稚園などを訪問して人形劇を披露する奉仕活動を青年部事業の一環として行ってきましたが、その内容を改め、子どもたちに新たな楽しみをと考えられたのがこのデジタル紙芝居。昨年夏から紙芝居づくりに取り組んだ10名の青年部員らはまず、同町金丸地区の民話を基にしたオリジナルの物語を創作。『臼井原のさるかに合戦』と銘打つ昔話で、イラストレーターなどを用いてパソコン内に33場面の画像を描き、それをコンピュータで動く紙芝居に仕上げました。地元の小中学生がナレーションを吹き込んででき上がった紙芝居は昨年11月末、同町戸手の交流館とで行われたおはなしの広場で初披露されました。

 物語は、カニがサルに仕返しをするという一般に知られる展開とは異なり、最後にカニとサルが仲直りする斬新なストーリー仕立てで、上映時間は約15分。パワーポイントとプロジェクタを使って上映されました。「返ってきた言葉は、まあまあ面白かった。子どもたちの感想はとても素直ですね」と初上映を振り返るのは、同事業の中心メンバーの一人である橘高道則さん。子どもたちに喜んでもらうだけでなく、ふるさとにまつわる民話・伝承を通して、福山市との合併が間近な新市への郷土愛を育てようと、パソコン歴7年の橘高さんを中心に青年部員らは約4か月、紙芝居づくりに取り組んできました。橘高さんは、「新市らしさを残すためにも、地元の民話にこだわりたかった」と紙芝居づくりに込めた思いを語り、今後も新たな物語を制作し、子どもたちにふるさとの民話などを伝え残したいという思いを聞かせてくれました。同青年部によるデジタル紙芝居『臼井原のさるかに合戦』はビデオにダビング編集され、近日中に町内の幼稚園などに寄贈される予定です。

●お問い合わせ/新市商工会 TEL(0847)52-4882

平成15年新年のごあいさつ(県青連)

広島県商工会青年部連合会 会長 木村直樹

 新年、明けましておめでとうございます。
 皆様方には、輝かしい新春をお迎えのことと、お慶び申し上げます。
 昨年は、県青連活動に対し、格別のご支援、ご協力をいただき、誠にありがとうございました。
 本年も、昨年と同様に、県青連の各種の活動に対しまして、ご理解、ご協力を賜りますようお願いいたします。
 さて、経済の国際化はますます広がりを見せ、それに伴い国家間の競争も激しさを増しています。
 企業は品質やサービスの向上に努める一方、徹底した効率化でコストダウンを図ろうとしています。
 このような状況の中、従来のように中央行政が中心となって市場経済の舵取りをしていたのでは、社会や経済の変化に迅速に対応することは難しく、我々は時代の波に乗り遅れてしまうことになります。
 また、高度情報化の進展、産業構造の変化、「地方分権一括法」の施行による地方分権化(広域化)の推進など、我々を取り巻く環境は、今まさに大きく変わろうとしているところです。
 我々商工会青年部の活動スタイルも、平成13年度から活動推進費がカットされ提案公募型へと移行されました。
 今我々に求められているのは、この厳しい時代を乗り越えるためにも、社会や経済の変化を敏感に察知し、そして迅速に対応できるネットワークを構築することだと思います。
 皆さん、激変している社会状勢に常に関心をもち、時代の波に乗り遅れないように共に頑張りましょう。
 終わりに、本年も県青連の活動に、積極的にご参加下さいますよう心よりお願いしますと共に、皆様方の益々のご発展とご活躍を祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

平成15年新年のごあいさつ(県女性連)

広島県商工会女性部連合会 会長 井上文江

 新年、明けましておめでとうございます。
 皆様には、「未年」という暖かさを感じさせる、心なごむ新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 平素から、女性部の皆様には、県女性連の事業活動に対しまして、暖かいご支援、ご協力を賜り、心から厚くお礼申し上げます。
 さて、昨年はアメリカの同時多発テロにより延期しておりました、県女性連創立35周年記念事業の海外研修を9月に実施し、広島県知事の親書をハワイ州知事にお届けするとともに、10月に開催された北海道での商工会女性部全国大会では、「環境に心する!今、女性が表現する!」をスローガンに盛大に開催され、中・四国ブロックの代表として出場した主張発表大会では、広島県の森 光子さんが見事に最優秀賞を受賞され、感激の初体験を重ねて味わうなど、広島県の商工会女性部を内外にアピールすることができたと思います。
 しかしながら、経済情勢は依然として低調に推移し、加えて、商工会を取り巻く環境も、市町村の合併に伴い大きな転換期を迎えています。
 こうした中、女性部活動は青年部とともに広域化を求められておりますが、特に、提案公募事業は各地域の活性化に繋がる事業として注目されています。
 平成15年度は、中・四国ブロック交流会を広島県で開催するなど、より一層積極的な事業活動を展開いたしますので、引き続きご支援、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
 皆様にとりまして、今年の未年がよい年でありますよう祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。

平成15年新年のごあいさつ(県連)

広島県商工会連合会 会長 加島英俊

 皆様、新年あけましておめでとうございます。商工会員並びに関係者の皆様には、お健やかに新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
 昨年、五月に広島県商工会連合会の会長に就任以来、当連合会の事業運営などにお寄せいただきました皆様のご支援、ご協力に対して厚くお礼申し上げます。また、新しい年を迎え、改めて会長職の重責を痛感いたしております。

 さて、最近の経済情勢は、長引くデフレ不況の中、株価や個人消費は低迷し、失業率が高水準に推移するなど景気の動向は厳しい状況が続いております。
 また、貸し渋りや貸し剥がしといった金融面の締め付けも一層強まっており、加えて、赤字法人でさえ課税対象となる外形標準課税の導入や消費税の見直しなどを巡る議論がされるなど、中小企業、とりわけ小規模事業者をめぐる経営環境は、極めて厳しい状況にあります。

 一方、商工会を取り巻く環境は、中小企業基本法の改正に伴う中小企業施策の基本理念の転換による新たな展開や、平成17年3月の合併特例法の期限切れに向けて、市町村合併が促進されている状況にあります。また、昨年3月には、県より「商工会の組織体制を見直し、広域化による商工会の機能強化を図るための指針」としてマスタープランが示されました。
商工会も、自らの組織を見直して積極的に自己変革を遂げ、広域連携を推進し、高度化、専門化している事業者のニーズに的確に対応するとともに、支援機能を強化するなど、地域における商工会への信頼を揺るぎないものにしなければなりません

 そのためには、設立の原点に立ち返り、地域商工業者のために地域住民及び行政と連携し、「地域になくてはならない組織」として、40年間にわたって地域商工業の振興と地域活性化に寄与してきたか再点検するとともに、今後も地域のオピニオンリーダーとして積極的に活動していくことが必要であります。

 昨年11月28日に東京のNHKホールにおいて開催された全国大会では、「地域に活力 示せ機動力、創造力、実行力」をスローガンに掲げ、速やかな総合デフレ対策の実施、外形標準課税の導入絶対反対阻止及び消費税制の改悪反対、中小企業施策の抜本的拡充等などを決議要望したところであります。また、同大会において、「ひろしま夢ぷらざ」事業が全国で五つ選ばれた先駆的事業として表彰していただいたことは、関係機関をはじめ県内89の商工会関係者や出展事業者の皆様のお陰と心よりお礼申し上げます。

 当連合会といたしましても、市町村合併にともなう商工会の広域連携等に向けた体制整備、広島ローカル地域中小企業支援センター等の活用により、新規開業者の創出及び企業の経営革新の促進を行なうとともに、「ひろしま夢ぷらざ」事業の継続や商工会職員の資質・能力の向上等々積極的に取り組んでいくことが必要不可欠であると考えております。

 どうか、皆様の一層のご支援、ご協力をお願い申し上げますとともに、各商工会の発展と会員各位の益々のご活躍とご健勝を心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。

サンタ役の青年部員がお宅訪問(佐伯郡湯来町)

[子どもたちと心の交流を育みながら、住みよい町づくりに貢献する]

クリスマスならではの演出で喜ばれたサンタ

 佐伯郡湯来町の湯来町商工会青年部が今月24日、サンタクロースに扮して地域の子どもたちに夢とプレゼントを運ぶ「サンタの宅配便」を実施しました。日頃の青年部活動に協力的な地元住民に感謝の気持ちを具体的な形で表そうと、毎年クリスマスイヴの夜に同青年部員らが一致して行う催しで、今年で12回目の開催を迎えました。小学生以下を対象としたこの宅配事業では、当日、商工会があらかじめ受け付けた宅配の依頼に沿って、子どもたちの夢とその両親の愛情に応えようと、3名のサンタが町内3地区80人の子どもたちにプレゼントを手渡して回りました。午後6時から同9時まで約3時間かけ、それぞれのサンタたちは手にしたラジカセからクリスマスソングを流しながら各家庭を訪問。まず、玄関先でクラッカーの祝砲を上げ、子どもたちにはお菓子を添えてあげるなど、クリスマスならではの演出にも抜かりないようで、プレゼントを受け取る子どもたちの喜びはもちろん、これらの演出が各家庭で行われるクリスマスパーティーの盛り上げなどにも一役買って、評判も上々でした。

 数年前にトナカイ役で張り切りすぎて子どもたちに泣かれたことがあった、と過去のエピソードを振り返りながら、「子どもたちとの会話を大いに楽しみながら、世代を超えた心の交流を育むことができた」と同青年部の松本栄司部長。子どもたちに夢を与えることが部員たちの喜びにつながり、さらにそれぞれの地域に深く馴染んでいくことができる。松本部長はそうしたギブ&テイクの関係が住みよい町づくりに役立つものと同事業の意義を見出したようで、子どもたちに夢を与えながらより良い地域づくりに貢献するため、来年以降も同事業に積極的に取り組んでいきたいとの意気込みを示してくれました。

●お問い合わせ/湯来町商工会 TEL(0829)83-0306

サンタが町にやって来た(尾道市向東町)

[地域の子どもたちに夢を与えようと、青年部員たちがサンタに扮しプレゼントを宅配]

子どもたちに囲まれたサンタに扮する青年部員

 今月24日夜、尾道市向東町にサンタクロースがやって来ました。そのサンタクロースの正体は、向東町商工会青年部のメンバー。同青年部ではクリスマスイブに毎年、地域の子どもたちなどに素敵な夢をプレゼントしようと「サンタの宅配便」を実施しています。これは、あらかじめ保護者などから預かったプレゼントをサンタクロースに扮装した青年部員らが各家庭の子どもたちへ夢を添え、無料で配達するもので、今年で7回目を迎えた人気の行事です。商工会が事前に宅配の申し込みを受け付け、先着100名の依頼に応じて、5人のサンタと5匹のトナカイたちがそれぞれペアとなって地域の子どもたちにプレゼントを届けて回りました。もともと、イジメにあった地域の子どもを元気付けようと行ったのがこの宅配便の始まり。同青年部では、“あなたの大切な人へサンタが宅配”をコンセプトに同事業に取り組んでおり、この奉仕活動は親御さんから子どもへのプレゼントのほか、両親や大切な人へ贈り物をしたいと希望する人たちにもたいへん喜ばれているようです。

 「地域のみなさんに夢やロマンを与えると同時に、自分たちなりに得るものを見つけること」。同青年部の村上博人部長は、出発前のミーティングで部員たちにそう呼びかけました。単にプレゼントを手渡すだけなく、サンタを演じる部員たちは独自にアドリブを駆使し、玄関先などでユニークなパフォーマンスを披露。世代を超えた心の交流を深めるための演出で、夢は叶うという希望を子どもたちに与えようとしたことで、村上部長はじめ部員たちは逆に自らの夢も叶うはずだという希望を得ることができたと振り返ります。また、子どもたちの笑顔を通じて大いに心も癒されたのだとか。お礼の手紙をはじめ、ビーズで作ったサンタの似顔絵をプレゼントしてくれた子どももいたようで、「彼らが両親とともにそれを作ることで家族の絆も深まるのだと思えば、サンタクロース冥利に尽きる」と、村上部長は同事業から得たものの大きさをかみしめていました。奉仕活動を通じて心温かな地域づくりに貢献しようと、青年部員扮するサンタクロースたちはこれからも聖なる夜に子どもたちに夢を運び続けたい考えです。

●お問い合わせ/向東町商工会 TEL(0848)44-0563

備南の名峰のご来光に期待(御調郡久井町)

[新年の門出を祝いに訪れる人々を地元商店街の事業者らが出店などでもてなす]

弘法大師にちなむ宇根山山頂の至幸院

 標高699m、御調郡久井町の東北部に位置する備南最高峰の宇根山。かつて弘法大師が滞在修業されたと伝えられ、大師の足跡や紫栗伝説などで知られる名峰です。周辺の宇根山天文台、宇根山家族旅行村、久井岩海などと合わせ、同町を代表する観光スポット、遠く四国連山を一望する眺望にすぐれた名勝地などとして親しまれています。また、見晴らしの良い山頂部には弘法大師にちなんで建てられた宇根山至幸院があり、健康と幸福を念願する多くの人が参詣に訪れています。同院は地元でガソリンスタンドを経営する新越政雄さんが昭和56年、弘法大師にまつわる説話を後世に伝えようと、寄付を募るなどして建立。以来、四国連山の眺望と合わせて同町の信仰のメッカともなっています。同院は美しい日の出を拝める場所でもあることから20年前、町の有志が同郡御調町の僧院、北之坊の住職を招いて元日に法要を行ったところ、これが評判を呼んで以後回を重ね、今では同院の初日の出法要は同町初春の風物詩として話題を集めるまでになりました。

 昨年は近郊から約500名が同山につめかけ、厳かな雰囲気のもとにご来光を迎えて新世紀の門出を祝い合いました。来春も元旦早朝に初日の出法要が行われる運びとなり、地元商店街の事業者らはこの機会に同山を訪れる参拝客をもてなそうと、屋台の出店などを計画しています。早朝4時頃、同山ふもとの駐車場にプレハブ式の屋台を設置。5、6名の事業者らが参加して、手づくりのうどんやおでん、甘酒、ビールなどを販売しながら来山者らを歓待する予定です。元旦当日に屋台の出店を計画している事業者らは、「昨年は曇り空との予報に反して、美しい初日の出を見ることができた。来春も宇根山でなら厳かなご来光を拝むことができるだろう」と期待感を隠せない様子で、日の出の予想時刻とされる午前7時15分を目安に訪れてみては、と話してくれました。みなさんも久井町のシンボル、宇根山で新たな年の門出を迎えてみてはいかがでしょうか。

●お問い合わせ/金星石油店 TEL(084732)6022
●お問い合わせ/久井町商工会 TEL(084732)6199

めざせ、CM大賞(芦名郡新市町)

[合併を間近に控えたふるさとを映像資料として残そうと、青年部員らがビデオづくりに励む]

 芦品郡新市町の新市商工会青年部がかねてから、ふるさとをPRしようと取り組んでいるビデオづくりが大詰めを迎えたようです。同青年部が制作しているのは、広島ホームテレビが地域振興事業として企画したビデオ映像コンクール「HOMEふるさとCM大賞」に出品する作品。広島ホームテレビでは今年度、次の世代へと継承していきたいさまざまな文化を映像資料として保存するとともに、ふるさと自慢を通じて各市区町村の魅力を再発見することは地域の活性化につながると考え同事業を創設。作品の制作を県内の市町村に呼びかけました。同青年部では過去に、NHK広島放送局の「お好みワイドひろしま」内で同町をPRするためのオリジナルVTRを自主制作した実績があり、町がその事績を高く評価。広島ホームテレビの事業に参加しようと考えた町からの打診を受け、同青年部が出品用のVTRを制作する運びとなりました。

 青年部員らは11月初旬からビデオづくりに着手。家庭用のDVビデオを手に、同時期に同町で行われた菊まつりや吉備津神社の例祭などを撮影し、VTRの素材集めを行いました。「新市の良さを知ってもらうためのよい企画が見つけられないでいた。この企画を何としても成功させたい」と意気込むのは、映像収集などを主に担当している鎌倉孝司さん。当初、部内では過去にNHKで放送した120秒のVTRを再編集しようとの声もありましたが、同月、町議会で福山市との合併議案が可決されたことなどから、今ある新市の姿や文化などを映像資料として今後に残そうと、一からのVTR制作をめざしました。NHK用のVTRでは町の産業などにスポットを当てたことから、今回はふるさとの伝統文化がメインのテーマに。制作に携わる7名の部員らは、30秒の限られた時間内にいかにそれを表現できるかに苦心している様子ですが、国の重要文化財に指定される備後一宮・吉備津神社を中心に、ふるさとを十分にPRできる作品に仕上げたい考えのようです。「部長からは大賞を狙うようにとの励ましもあった。あとはふだんの町の風景なども収めて、年内には編集作業を終えたい」と、鎌倉さんは作品の総仕上げに向けて余念はないようです。

●お問い合わせ/新市商工会 TEL(0847)52-4882

交流の場で双方のアイデアや新商品を披露(佐伯区五日市)

[2つの委員会が合同で交流会を催し、情報の交換や率直な意見を求める]

土居委員長がエジソンタウンの活動状況などを報告

 佐伯区五日市中央の五日市商工会館で今月7日、ウェブサイト“英知村(エジソン)タウン五日市”を運営し、一般から寄せられたアイデアを商品化に向けて検討・企画する新商品開発委員会と、商工会員らを支援し、町の新たな特産品の開発をめざそうと同商工会が中心となって組織する特産品開発委員会の合同交流会が行われました。新商品開発委員会では、参加者同士の交流の場を情報交換、新たなアイデア創出のひとつのきっかけにしようと交流会を企画。一方、特産品開発委員会ではこれにあわせ、新商品をエジソンタウンのメンバーなどに試食してもらうことで、開発のためのヒントを得るためのチャンスと見て合同で交流会を催す運びとなりました。今回行われた合同交流会には両委員会の委員15名、エジソンタウン応募者7名ほか、事務局などから計27名が参加。交流会ではまず、新商品開発委員会の土居洋稔委員長がエジソンタウンの活動状況について報告。運営開始以来、同サイトには計89点のアイデアが登録され、そのうち2つの案件が実用新案の対象となった経過報告とともに、アイデアの審査状況や審査方法などについての説明を行いました。また、新商品開発委員会は同サイトにアイデア登録したすべての公募者に交流会への参加を事前に呼びかけており、土居委員長の状況報告の後、地元の五日市などから集まった7名のアイデアマンたちが、参加者たちの前で自らの商品化案、登録アイデアの紹介などを行いました。

 次いで、特産品開発委員会の免出和子委員長が同委員会の活動状況を報告し、新たに開発された5つの商品を披露。商工会員らが開発したおからドーナツ、黒ごま牛皮もち、チョコマーブル、三升漬、紫いももちの計5品が紹介され、参加者らは製造者から説明を受けながらそれぞれの商品を試食。製造者らは原料や栄養分、価格などについての質問を受けるとともに、パッケージやネーミングについてのアイデアなどを参加者たちに求めていました。同委員会では個々の率直な意見の中から多くのヒントを得ることができたと満足の様子で、交流会に参加した同商工会経営指導員の谷口道夫さんは、「いずれも味に申し分なく、将来性も含めて十分に期待が持てるのでは」と自信を深めたようでした。同委員会では今後、製品化に向けて商品の絞り込みを行い、来月11日に予定される新年御例会の席で披露、さらに多くの意見を求めたい考えです。

●お問い合わせ/五日市商工会 TEL(082)923-4138

園児たちにクリスマスツリーをプレゼント(世羅郡世羅西町)

[子どもたちに喜んでもらおうと、天然木を山から切り出し青年部員が一から手づくり]

 世羅郡世羅西町の世羅西町商工会青年部の部員ら4名が今月18日、同町山福田のつばき保育所を訪れ、部員たちで手づくりしたクリスマスツリーを保育園児たちにプレゼントしました。この奉仕活動は、地域の子どもたちにクリスマスシーズンならではの夢をプレゼントしようと3年前に始められたもので、もともと部内のクリスマス会での演出用に作った天然木のツリーを、使用後に子どもたちのために役立てようとしたことがきっかけ。同青年部では町内4つの保育所に毎年1本ずつツリーを贈っており、4回目を迎えた今年、町内の保育所すべてに手づくりのツリーが行き渡りました。今回、部員たちが園児にプレゼントしたのは、高さ2m20cmの天然の諸木(もろぎ)を素材にしたツリー。当日、園児たちは到着した青年部員らを取り囲むようにして喜びをあらわにするなど、ツリーが届くのを心待ちにしていた様子で、見上げるように大きなツリーからいつまでも目が離せないでいました。

 青年部員らはその1週間前、同保育所を視察。天井の高さなどを入念に調べた上で、部員の持ち山で搬入するに見合った天然木を物色。枝振りの良い諸木を3名の部員が半日かけて山から切り出し、その後、さらに半日かけて10名の部員がオーナメントなどの飾り付けを行いました。ツリーの制作に携わり、園児たちにプレゼントした同青年部の向田孝敏部長は、「まるで自分がサンタクロースになった気分だった」と当日を振り返り、「子どもたちに喜んでもらおうと部員が一致協力して作った。十分にその甲斐があった」と、奉仕活動の充実感を改めてかみしめていました。今日20日には、同青年部がプレゼントしたツリーを囲み、同保育所で園児たちと地域のお年寄りたちが交流会を開く予定で、手づくりの温もりに満ちたツリーが世代間交流の場の演出に一役買うことになりそうです。今回、町内の保育所を一巡し終えたことで、同青年部では来年以降さらに内容を変えるなどして、引き続き子どもたちに喜ばれる奉仕活動に取り組んでいきたい考えです。

●お問い合わせ/世羅西町商工会 TEL(08473)7-1075

市民農園の利用者募集(双三郡君田村)

[土とふれあい、温泉に入って癒しの時を過ごせるふれあい農園が来春オープン]

収穫の喜びを味わえる市民農園      (写真はイメージ)

 双三郡君田村では現在、来年4月に同村にオープンする市民農園“沖の原ふれあい農園”の利用者を募集しています。ふれあい農園は、森と水辺に囲まれた神野瀬川地区で自然とのふれあいや農業の楽しさ、大切さを体験してもらうための貸し出し用小区画農園で、野菜などを育てて農業への理解を深めるとともに、農村との交流や憩いの場として役立ててもらおうと整備がすすめられているもの。農村の地域資源や土と親しむ農業体験などに心の癒しを求め、都市と農村の交流への需要は年々高まっています。市民農園は農業者以外の人々が近場で本格的な農業を体験できる場として注目されており、同村ではふれあい農園を相互理解を深める交流の場として大いに役立てたい考えです。農園にはトイレやシャワーを備えた交流棟を設け、管理人が駐在する予定で、地元農家の技術指導を受けながら収穫の喜び、植物を育てる達成感を得られるとともに、家族や利用者同士のコミュニケーション、地域住民のふれあいが広がるものと期待されています。

 「春から晩秋にかけてさまざまな野菜の収穫が期待できる場所。周辺は初夏のホタルの名所としられ、君田温泉まで車で5分。この恵まれた土地で地域との交流を深めてほしい」と役場関係者。スーパーなどで見ている野菜や花を自分で作ってみたいという人も多いのではないでしょうか。庭やベランダを利用したガーデニングも人気で、大きな土地で野菜などの収穫を楽しみたいという方もいるでしょう。都市部で農地を持たない人が休日や余暇を利用し、野菜や花づくりを楽しめるのが市民農園の魅力。野菜や花づくりをとおして、家族や利用者同士のコミュニケーションを深め、収穫の喜びを味わってみませんか。募集区画は全24区画(区画面積1区画50㎡)。ふれあい農園で作業可能な方を対象に、平成15年4月1日~平成16年3月31日までの間、貸し出します。利用料金は2万円。応募方法はハガキに住所・氏名・電話番号をご記入の上、君田村役場企画振興課までご郵送ください。応募要項請求書を送付します。応募要項請求締切は平成15年1月31日消印有効。

●お問い合わせ/君田村企画振興課 TEL(0824)53-2113
●お問い合わせ/君田村商工会 TEL(0824)53-2039

あて先
〒728-0401 広島県双三郡君田村東入君644-1 君田村企画振興課

観光看板の見直しを図る(世羅郡甲山町)

[観光客への案内を分かりやすいものにしようと、関係者らが集まり意見交換を行う]

観光看板の規格統一などについて話し合いが行われた

 世羅郡内にある観光看板のあり方を見直そうと今月13日、同郡甲山町西上原の甲山町商工会館に世羅郡3商工会、行政、観光協会、農園経営者などの代表らが集まり、看板設置に関する意見交換会を開きました。この意見交換会は甲山町商工会の呼びかけで行われたもので、関係者15名が出席。同郡は花めぐり、果実狩りの名所として知られ、観光客の数は年間100万人を超えるといわれています。その観光客らにうまく回遊してもらおうと郡内には多くの観光看板が設置されていますが、観光客からは逆に「案内看板が小さくて見づらい、分かりづらい」などの意見が数多く寄せられていました。また、乱立する看板が地域の景観を損なう要因となっていることに加え、これまで各団体が改善策を講じてはみるものの、それぞれの団体がそれぞれの活動を行うなど横の連携が取れていなかったことから、統一性がないなどの批判がありました。そのため、同商工会が各団体の長を一堂に集め、意見交換することを提案。その方向性を一本化しようと、それぞれの現状認識や解決策が話し合われました。

 意見交換会ではまず、各団体が観光全般についての取り組みを報告するとともに、それぞれの団体の存在意義についてを説明。その後、観光看板のあり方を見直すための活発な意見交換が行われました。この日、具体的な対応策は得られませんでしたが、新たな看板を作る際には一定のフォーマットを作成、それに準じた統一デザインとすること、不要な看板を撤去するよう申し合わせの場を開くことについては意見の合意がなされました。また、数ある団体を1本に絞る必要があるとの意見も出され、次回以降の会議で看板のあり方についてのほか、団体の統一について具体的な検討を進めていくことにもなりました。事務局では、これまで把握できていなかった各団体の詳細な活動内容をつかめたことが今後につながるとの見通しで、「引き続きこのような会議を実施し、観光客も安心できる改善策の検討、情報交換を行っていきたいと思う」と、同商工会経営指導員の進藤大輔さんも積極的な話し合いをさらに進めていきたい考えのようです。

●お問い合わせ/甲山町商工会 TEL(08472)2-0529

夢ぷらざで特産品フェアを開催(豊田郡大崎町)

[郷土名物鯛めしや手づくりリースを持ち寄り、女性部員が展示即売行う]

鯛めしを買い物客に手渡す女性部員たち

 豊田郡大崎町の大崎町商工会女性部が今月6日、中区本通のひろしま夢ぷらざで同町の名産品などを集めた「大崎町特産品フェア」を開催しました。同女性部が単独で特産品のフェアを行うのは、昨年に引き続き今回が2度目。郷土名物の鯛めしや海産物、女性部員が手づくりしたリースなど自慢の品々を大崎上島より持ち寄って、5名の女性部員たちと商工会職員が道行く買い物客や来店客などに盛んに声をかけながら、各種特産品の展示即売を行いました。

 今回フェアの目玉となったのは、同町で種苗生産された鯛を使った鯛めし。鯛1尾をまるごとお米と一緒に炊き込んで、骨も取らずにそのまま食べられることで人気の郷土料理で、約160食分はまたたく間に売り切れ、午前中には完売に。その反響の大きさには女性部員たちも驚いた様子で、うれしい悲鳴を上げながらも「みなさんのためにもっとたくさん用意しておけば」などの声が聞かれました。また、女性部員が当日持参したもうひとつの自慢の商品が手づくりリース。キウイフルーツや野ブドウのつる、ツバキや桐の実、貝がらなど、島の自然素材を生かした手作りの品で、同女性部では部内の5、6名のグループがかねてからリースづくりに取り組んでおり、今回、1週間かけて製作したクリスマスバージョンのリース大小100点を店頭に披露。リースづくりの中心メンバーである松浦典子さんは、「島でしか作れないものばかり。ひとつのかずらからいろんな表情を表現することができた」とそのできばえに満足の表情で、クリスマス風にアレンジされた数々のリースが買い物客の目を楽しませていました。そのほか、イリコやチリメンなどの海産物、陶芸品なども軒並み好調な売れ行き。商工会経営指導員の先田金生さんはその様子を目にしながら、「これらの特産品を通じて島の良さを知ってもらい、より多くの人に島へも来てもらいたい」と語り、店頭で懸命に声をからしていました。さらに当日は、「離島フェア」として同町の(有)内浦水産も鯛やカニ、スルメなどの近海産の鮮魚を店頭に豊富に並べて即売会を実施。広く大崎町をPRするのに格好の1日となったようです。

●お問い合わせ/大崎町商工会 TEL(08466)2-0225

日帰りバスツアー第9弾開催決定(ひろしま夢ぷらざ)

[甲奴郡総領町で美しい季節の花を愛で、伝統の技とふるさとの味覚を満喫する旅]

総領町に咲く美しい季節の花をお楽しみください

 都市と各商工会地区町村の交流促進を図ろうと、ふるさと交流事業の一環として本県連が企画した「平成14年度ふるさと発見日帰りバスツアー」の最終プログラム、第9弾ツアーが来年2月28日(金)、甲奴郡総領町で行われることが決まり、ひろしま夢ぷらざでは現在、参加者を募集しています。

 今回のテーマは、“節分草鑑賞と紙漉き体験”。節分草とは、本州、四国地方の落葉樹林下に自生し、地面から10cmほど伸びた茎に白色五弁のがくを付けるキンポウゲ科の球根植物のこと。春に芽を出し、節分の頃に花開くことからこの名が付けられ、総領町はその日本一の自生地として知られています。現在同町には、8か所の公開地のほか20数か所の自生地が確認され、町天然記念物・町花として町民や多くの愛好家たちに親しまれています。今回は、地元の総領町商工会が一般公開地の中でも特におすすめのスポットにみなさんをご案内。ゆったりと節分草の鑑賞や自生地の散策を楽しんでもらうとともに、地元の節分草保存会メンバーによる節分草教室なども予定されています。また、ツアーのもうひとつの目玉となるのが、紙漉き体験です。総領和紙を使った紙漉きは同町の伝統産業で、今回は特別にツアー参加者にも体験の場を用意。地元で開かれる紙漉き教室で講師役を務めている2名の指導者の手ほどきのもと、同町ならではの貴重な体験を楽しむことができます。昼食には、清流に育まれたあまごの塩焼きや押し寿司をはじめ、甚六汁、山菜おこわなど郷土の味覚が盛りだくさん。また、特産品の試食として、地元の方が搗いたほうこう餅などが参加者にふるまわれます。今回のツアープランを立案した同商工会経営指導員の山坂健治さんは「節分草の日本一の自生地ということで町をPRしている。多くの方にその美しさを楽しんでもらいたい」と、いまからツアーを心待ちにしているようです。みなさんも、春の訪れを告げる季節の使者を愛でに来ませんか。参加料1人6,000円。子どもの場合も同額です(4歳以下の幼児で座席を必要としない場合は除く)。参加者全員に各特産品のお土産付き。なお、募集期間は実施日の1週間前までで、定員40名になり次第締め切りです。申し込み方法は、ひろしま夢ぷらざレジカウンターにて受け付けますので、参加申し込み書に負担金を添えてお申し込みください。電話やファックスでの申し込みはできませんのでご了承ください。

●お問い合わせ/ひろしま夢ぷらざ TEL(082)541-3131

“節分草鑑賞と紙漉き体験”ツアープログラム(2月28日)
広島駅新幹線口高速バス乗場8:30-総領町着10:30-節分草自生地散策or紙漉き体験10:30~12:00-昼食12:00~13:00-紙漉き体験or節分草自生地散策13:05~14:35-餅つき14:40~15:00-道の駅リストアステーションでお買い物15:00~15:30-総領町発15:30-広島駅着17:30