事業所紹介-書道家 田中白雲さん(沼田町商工会)

[字がきれいになるだけじゃない。子どもから大人まで続けられる書道の魅力を発信]

「少しでも多くの人に字を書くことに興味を持ってもらえたら嬉しいです」と田中さん

 小学校2年生から正木嗣鵬先生から書の教えを受け、昭和58年から平成7年まで広島県美展に連続入選、昭和59年から平成9年まで毎日書道展に連続入選するなど、書道家として活動する田中白雲さん。大学卒業後に書道家として独立し、平成元年からは廣島書道学院の安佐支部長として、安佐南区を中心に各地で書道教室を開講しています。

 

 書道の魅力について「一生続けることができる習い事。未就学児から年配の方まで、幅広い方が教室に来られます。字がきれいになるのはもちろんですが、集中力がつくことが書道の魅力。無心で字に集中することでリラックした時間を過ごしたい大人の方も多く通われています」と田中さん。教室を始めて30年以上が過ぎ、子どもの頃に習っていた生徒さんがお子さんを連れてくることもあるのだそうです。「とても嬉しい気持ちになります」と田中さんは顔をほころばせます。

 

 書道家としての活動では、師匠である正木さんの教え子で構成される「一書會」で、年に一度展示会を開催しています。今年は20周年を迎える記念すべき年。子どもから社会人、プロの方まで幅広い層の作品が展示される予定です。「それぞれが自由に作品を作るので、これが書道?という意外な作品も登場します。想いのこもった作品を多くの方に見ていただきたいです」と田中さん。

 

田中さんが手掛けたお店の看板

 「一書展」は12月3日(土)、4日(日)の2日間、広島県民文化センターで開催されます。今後は2年後に迎える還暦に合わせて個展を開催したいと話してくれました。

 

 

 また、書道家、教室の講師としての活動のほか、お店の看板や賞状などの文字を手掛ける筆耕も随時受け付けています。筆文字のことならお気軽にご相談ください。教室の無料体験レッスンも受付中です。お問い合わせは廣島書道学院安佐支部HPのお問合せフォームからどうぞ。

 

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