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むらおこし特産品コンテストで最高賞(豊田郡瀬戸田町)

[地元の海の幸を生かして郷土料理の味を再現した、“瀬戸田浜子鍋せんべい”]

告知・イベント情報

なし

地元の山海の幸を生かした瀬戸田ならではの手づくりせんべい

 全国の商工会地区のむらおこし事業で開発された特産品を審査する、全国商工会連合会主催の「むらおこし特産品コンテスト」で今年度、豊田郡瀬戸田町の“瀬戸田浜子鍋せんべい”が最高賞の『経済産業大臣賞』を受賞。今月25日(金)に東京で開幕する「ニッポン全国むらおこし展」で、表彰が行われます。

 コンテストがスタートしたのは、昭和63年。毎年すぐれた特産品が開発され、広島県では過去に蒲刈町の“海人の藻塩”(平成11年度)が同賞(当時は通商産業大臣賞)を受賞しています。瀬戸田浜子鍋せんべいは、瀬戸田町商工会の支援を受け、地元商店街の活性化をめざす女性グループが開発した郷土料理の味を再現したせんべい。開発を支援した同商工会経営指導員の奥川美代子さんは、「これをきっかけに瀬戸田を訪れる人が一人でも増えることを願う。これからも心を込めてせんべいを作っていきたい」と喜びの声を語ります。

 せんべいを開発したのは、同商工会理事の亀井直子さんが代表を務める女性グループ“せとだ小町”。商品名にある浜子鍋は、地元で取れる小魚やタコ、エビ、サザエ、カキなどの魚介類と野菜を入れて作る味噌仕立ての土鍋料理のこと。同町は古くから塩田が盛んで、そこで働く人々、“浜子さん”たちが昔から好んで食べた郷土料理とされています。地元で長年、特産品の開発を検討していた同グループ代表の亀井さんは、観光客を呼び込むきっかけにと、一昨年9月から浜子鍋をイメージしたせんべいの開発に着手。専門家との技術相談や視察、創業塾での研修などを経て今年4月、地元のしおまち商店街に「せとだ小町」をオープンさせ、せんべいを売り出しました。

 せんべいは、海苔を敷いたせんべいの上に、ボイルしてスライスした地元産のエビやタコ、水菜、シメジなどの具材をのせ、プレス機で豪快に焼くというもの。しょうが、七味、にんにくの3種類(各1枚105円)があり、「瀬戸田の幸を丸ごとプレスした、浜子鍋そのものの味わい」と奥川さん。

 同店は毎週土・日曜日のみ営業。週末に150枚ずつを焼くほか、平日を2日利用して45枚ずつを焼く少量生産で、品質本意に作られています。「メンバー全員が仕事をもっており、それに支障をきたすことがないよう活動している」と話し、賞におごらず、スタンスも変えず、今後も1枚1枚を丁寧に作っていきたいと奥川さんと抱負を語ります。せんべいは、同店とひろしま夢ぷらざのみで販売。

 同店は観光パンフレットなどを置き、観光客の休憩スペースとしても店舗を開放。営業時間は午前10時から午後3時まで。みなさんも瀬戸田のしおまち商店街を訪れて、今年度の特産品コンテストで1位に選ばれた美味しい手づくりせんべいを味わってみませんか。

●お問い合わせ/瀬戸田町商工会 TEL(0845)27-2008

(2005-11-06-A)

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