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商工会会長・副会長研修会開催(県連)

[商工会が抱える問題解決のため、正副会長らがこれからの商工会のあり方などについて学ぶ]

告知・イベント情報

広島県商工会連合会

講演を行う全国連の寺田専務理事

 広島市中区のリーガロイヤルホテル広島で28日、「平成16年度商工会会長・副会長研修会」が開催されました。行政からの補助金削減、会員数の減少など商工会が抱える問題・課題を解決し、商工会の機能強化や組織基盤の充実に努めて、地域経済の活性化に向けた活動をより積極的に展開してもらおうと行われたもので、“商工会を巡る諸課題について”をテーマに、全国商工会連合会の寺田範雄専務理事が講演。各商工会の正副会長ら165名が出席し、今後の商工会のあり方などについて考えました。

 寺田専務理事は、地方交付税、国庫補助負担金の削減など政府の三位一体改革が地方財政に与える影響、景気回復の実感が乏しい理由など、商工会を取り巻く状況の厳しさを紹介し、広域連携や商工会合併の必要性を説明しました。また当面の課題として自主財源の確保を挙げて、「収益事業を強化して、財政基盤の整備を図る必要がある」と強調。その具体例として会員増強のほか、福祉共済制度の活用やひまわりコール導入事業の推進などを呼びかけて、「これらを実現するには会長自らのリーダーシップが重要。制度面、予算面でのいっそうの充実を図り、この難局を乗り切ろう」と出席者を激励しました。

 続いて行われた講演会では、岡山商科大学大学院の鳥越良光教授が“合併後の商工会のあり方-コミュニティビジネスをリードする商工会-”をテーマに講演。鳥越教授は、深刻な過疎高齢化、産業の空洞化が進む地域社会の実情を述べたうえで、「商工業だけでなく、地域づくり全般に関心をもつことが今の商工会に必要」と持論を展開し、経済的豊かさよりも精神的豊かさを求めることがカギになると説明。心の豊かさを実現すれば地域づくりにも弾みがつくとして、新たなコミュニティビジネスを立ち上げることを提案しました。そのためマーケティング力を身につけて、新たな自己ブランドを確立することが必要として、徳島県上勝町、高知県馬路村などでのコミュニティビジネスの成功例を紹介しながら、「世の中にある“不”を探して解決を」と呼びかけ、地元にある資源を生かして増収増益を図り、「商工会がリードして、自立する地域社会を創造していこう」とエールを送りました。

 研修会終了後、「平成16年度広島県コミュニティ再生・中小企業活力強化地方集会」が行われ、“総合的なまちづくりとコミュニティ再生の実現を”“地域経済を支える中小企業の支援策の充実を”などの大会スローガンを採択。自民党の亀井郁夫参議院議員ほか3氏の来賓から祝辞を受けました。その後、出席者らによる交流会が開かれ、日程は盛況裡に終了しました。

●お問い合わせ/広島県商工会連合会 TEL(082)247-0221

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