商工会からのお知らせ

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ふるさとの川をきれいに(賀茂郡豊栄町)

[たくさんの魚の住める美しい川にしようと、地元の椋梨川にウナギの稚魚を放流]

告知・イベント情報

なし

今年は体長20cmほどの稚魚1,000匹が放流された

 魚の住みつく美しい川をよみがえらせようと、賀茂郡豊栄町の豊栄町商工会工業部会が先月31日、同町の椋梨川にウナギの稚魚を放流しました。同部会では、河川の浄化や環境保全に対する意識を高めてもらおうと毎年この時期、ウナギの放流事業を実施しています。ときおり激しく雨が降る空模様のなか、同部会の堀内豊昭部長らによって、体長20cmほどの稚魚約1,000匹が同川に放流されました。

 かつては河川でも湖沼でも漁獲量の多い魚種でしたが、近年の開発、汚染などの環境不良によってウナギの漁獲量は全国で激減しているといわれています。同部会では、魚が育ちやすい環境、場所を回復、積極的に作り出すには、椋梨川の魚類資源を増やすことが必要として10年前に放流事業をスタート。もともと鯉の稚魚を放流していましたが、稚魚がサギに捕食されるなどの被害が相次いだため5年前からウナギの稚魚を放流しています。

 堀内部長らは、折からの雨で水かさの増した同川の流れの緩やかな場所を選び、河内町の沼田川漁業組合から購入した稚魚約1,000匹を2時間かけ、5kgずつ計6か所に放流。「魚の住める川が少なくなってきた近年、一人ひとりの心がけで美しい川をいつまでも守っていきたい」と、元気に川に戻ていく稚魚たちを見守っていました。同町は日本海と瀬戸内海の分水する分水嶺の地で、町内を流れる河川は椋梨川が南流して沼田川へ、吉原川が北流して江の川へ、三篠川が西流して太田川へそれぞれ注いでいます。堀内部長らはこの分水の地から県内各地に河川浄化、環境保全の流れを広めていくことができればとの願いを込めつつ、「これまでも大きなうなぎを釣ったという話を聞いているが、椋梨川でうなぎを見かけた方、釣った方があればぜひ商工会まで連絡してほしい」と、稚魚たちのこれからの成長も楽しみにしている様子でした。

●お問い合わせ/豊栄町商工会 TEL(082)432-2110

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