商工会からのお知らせ

全てみる

高度情報化の実現を町に要望(世羅郡甲山町)

[情報インフラの早期整備を求めて、青年部長が新事業導入の要望書を町長に手渡す]

告知・イベント情報

なし

 世羅郡甲山町の甲山町商工会青年部が16日、同郡内における情報通信手段の改善を訴え、高度情報化事業(CATVなど)の導入を求める要望書を同町の山口寛昭町長に提出しました。同郡の一部地域に限られた高速大容量による情報通信の手段を郡内全域で活用することのできる環境の早期実現を求めるもので、出雲辰雄青年部長が部を代表し、山口町長に要望書を手渡しました。

 現在、同郡では甲山、世羅両町の中心市街地を中心とする一部地域にADSLが開通しているのみで、世羅西町およびその他の郡域では常時接続の高速通信を利用することができません。一方で、御調郡久井町、甲奴郡上下町や三次市と合併する町村ではCATV導入の動きがあり、周辺地域で情報インフラの整備が着実に進行する中で同郡は置き去りにされた格好に。情報の過疎化に拍車がかかるのを懸念した青年部は、行政による高度情報化事業の導入が不可欠と判断。NTTや通信事業者に一方的に委ねるのではなく、地域に合った通信環境のハード面の整備を町に働きかけました。

 青年部が求めているのは、郡内全域に行き渡るCATVの受信が可能となる光ファイバー網の敷設。光ファイバーは、現在普及しているブロードバンドの中でその速度、安定性において最も優れた通信回線で、ADSLの5~10倍のスピードを実現する高速常時接続インターネットの本命とされるサービス。青年部では、光ファイバーによる安定した通信環境を得られることは、「小売店での仕入れルート開拓や販路拡大、建設業での建材のネット調達や電子入札など地元中小企業の業務の効率化、生産性の向上が期待でき、さらに企業誘致の促進にもつながる」として、情報インフラの整備は民間活力の向上、地域経済の活性化に必要不可欠であるとの考え。

 ただし、光ファイバー網を新設するには莫大なインフラコストがかかるうえ、各自治体も折からの財政難で厳しい状況。さらに今年10月には3町が合併し、新町に移行。事務事業の見直しはその動向を踏まえ、各自治体と協議しながら検討が進められる見通しで、山口町長は回答については明言を避ける形となりましたが、「10年、20年先の新世羅町の将来を十分に見越したうえで、行政組織の改編に伴い新たな組織体制の確立を求めたい」と、同商工会経営指導員の進藤大輔さんも行政の前向きな対応を強く待ち望んでいるようです。

●お問い合わせ/甲山町商工会 TEL(0847)22-0529

このサイトを広める