商工会からのお知らせ

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伝統行事の祭具を点検(安芸郡音戸町)

[地域の伝統を継承し、町の活性化を図るための奉仕活動を商工会あげて実施]

告知・イベント情報

なし

伝統行事継承に商工会が一役

 安芸郡音戸町の音戸町商工会青年部、女性部のメンバーらが今月7日、地域奉仕活動の一環として、同町伝統の清盛祭りに使用される衣装、祭具の一斉点検を行いました。同町に古くから伝わる清盛祭りは、沈みかけた太陽を呼び戻し、1日にして音戸の瀬戸を切り拓いたという平清盛の公徳をしのぶために始められたもの。旧暦3月3日の行事で、壮麗な大名行列や毛投げの道中奴が町中を練り歩くなど、古き時代にタイムスリップしたかのような歴史絵巻を華麗に繰り広げる催しです。清盛祭りは戦後しばらく途絶えていましたが、昭和53年に復活。平成3年以後5年に1度の開催とされ、祭りは以前にも増して豪華で勇壮なものとなりました。この祭りに用いる衣装や祭具は古くから使われているものだけに、その点検作業は一見地味ながらも、伝統行事を継承していくためには欠かすことのできない役目。古くなった衣装は補修を怠ると着ることのできない状態となり、古道具の点検不備は不慮の事故にもつながりかねません。伝統行事を受け継ぐことで地域の活性化を図りたい同商工会では、祭りを継続的に行うためにも祭具の点検、整備は重要であるとして、毎年この時期、地域住民らの楽しみを陰から支える奉仕活動に積極的に取り組んでいます。

 先日行われた一斉点検には青年部員7名、女性部員30名ほか、商工会および町職員などが参加。商工会館に集まった女性部員らは、約5時間かけて500点におよぶ大名行列の衣装の修繕や仮縫い、虫干しなどを行い、青年部員らは地元の公民館で、投げ奴が用いる先端に羽根飾りを束ねた毛槍など祭具の補修、整備などを行いました。「呉市との合併を迎えた後、祭りがどうなるのかは分からないが、こうした活動を地道に続けなければ次にはつながらない」と、同商工会青年部長の折出雅文さん。今後も、音戸町無形文化財である清盛祭りは、地元住民らの心に行き続けていくものでしょう。地道に続けられている商工会による奉仕活動は、さらにこれからも、伝統行事の開催と盛り上げに欠かせない要因とであることは間違いないようです。

●お問い合わせ/音戸町商工会 TEL(0823)52-2281

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