商工会からのお知らせ

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休耕田を季節の花で彩る(廿日市市吉和)

[地域資源を積極的に活用して、憩いの場の創出と山間地の活性化をめざす]

告知・イベント情報

なし

 廿日市市吉和の吉和商工会が現在、山村の地域資源を生かした環境保全活動を進めています。同商工会が地元の観光協会などと合同で行っているのは、地域の休耕田を活用した景観作物の植栽事業。これは、使われていない休耕田を整備し、地域住民や観光客などに憩いの場として活用してもらえる景観修景を行うとともに、地域が一体となった景観の保全活動を通じて過疎化、老齢化する山間地の活性化を図ろうというもの。地元のウッドワン美術館で特別展覧されている『農夫』の作者、ゴッホにちなんで地域にヒマワリを植えようと、吉和観光協会が今年5月に開かれた通常総会で決議。同商工会などはその後、休耕田を管理する農事法人に協力を依頼し、中国自動車道吉和インターチェンジにほど近い国道186号線沿いの農地を借り受けて、植栽事業に着手。6月中旬頃から地域住民らとともに荒れた耕地を耕し、ヒマワリの植苗を行いました。

 「テーマは、ゴッホの里・吉和“花のある地域づくり”」と、事業の先頭に立って花による景観づくりを進める同商工会経営指導員の山崎一成さん。山崎さんらが植えた苗の本数は1,600本。8月5日頃から花を付け始めたヒマワリはお盆に満開を迎えました。吉和地区では毎年お盆に吉和夏まつりを開催しており、今年はこのヒマワリが会場を彩るなど、帰省客や観光客らの目を大いに楽しませました。先日、休耕田を彩ったヒマワリを刈り取り、来年春に菜の花を植えるための準備が始まりました。山崎さんらは今後、現在の農地面積2,986㎡を5,984㎡に広げて菜の花を植え、来年度はさらに農地を11,433㎡に拡大し、今年を上回る5,000本程度のヒマワリを5月上旬頃から植えるプランを計画。「いずれは1万本以上の花を咲かせたい」と、山崎さんは植栽事業で真っ黒に日焼けした顔をほころばせます。同商工会などでは将来的にこの事業を住民主体の活動へと発展させ、住民自らの手による環境に配慮した町づくりを通じて、地域をさらに活性化させたい考えです。

●お問い合わせ/吉和商工会 TEL(0829)77-2565

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