商工会からのお知らせ

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環境美化の先進例を報告(賀茂郡福富町)

[ゴミ大明神の設置によるポイ捨て減らし、シャクナゲ栽培の取り組みなどを紹介]

告知・イベント情報

なし

毎週、約1時間かけて清掃活動する部員たち

 個人や企業、団体が“道の里親”(ボランティア)になり、道路の清掃や緑化作業などを行う県の事業「マイロード協議会」の総会および交流会が今月3日、福山市東桜町の広島県民文化センターふくやまで開かれました。同協議会は、道路の清掃や美化などを地域住民のボランティアで担ってもらおうと、平成11年に県がスタートさせたマイロードシステムを推進する道の里親を支援するため、住民、ボランティアと企業、行政が一体となって取り組みをすすめている任意団体で、当日、約80名のメンバーらが出席。このなかで行われた交流会で、環境美化の先進例として県内4団体の事例報告がなされ、そのひとつとして賀茂郡福富町の福富町商工会青年部による活動報告がありました。

 報告のなかで国川清己部長はまず、平成20年の完成をめざし、先月から本体工事がスタートした国道375号線沿いの県営福富ダムについてふれ、同町の道路環境が大きく変わろうとするなか、5年後にダム湖を縦断する国道の環境美化に貢献するため同青年部がマイロード活動に参加することになった経緯を説明。次いで、同青年部が昭和58年から青年部事業の一環として町内幹線道路沿いのゴミ収集活動を始め、その後、ゴミの不法投棄の解決策として“ゴミ大明神”を設置したことを紹介しました。鳥居を連想する物のそばにはゴミを捨てにくいだろうとの発想のもと、昭和60年ころからゴミのポイ捨てが絶えない幹線道路沿い14か所にゴミ大明神を設置したことで、ゴミの不法投棄が大幅に減ったことをレポート。さらに国川部長は、「大明神の前にワンカップなどのお供え物がしてあったりと、いろいろな苦労もあった」といったエピソードも交えながら、設置から17年が経過した現在、一回り大きくなった2代目の大明神が活躍していることなども紹介しました。また、県の天然記念物に指定されているシャクナゲ原産地のある同町のシャクナゲを守るため、苗木を育成する栽培ハウスを設置したり、シャクナゲ祭りを開催し、シャクナゲ栽培の講習会などを行っていることも報告。道路環境の美化と同時に自然環境の保全にも積極的に取り組んでいることを話し、同町の美しい環境を守り続けていく考えを交流会のなかで力強くアピールしました。同青年部は毎月火曜日、各自が仕事を終えた夕方5時から町内での清掃活動に励んでいます。「軍手に火バサミをもった私たちが、国道沿いをうろうろしているのを見かけたら、クラクションのひとつでも鳴らしてください」。

●お問い合わせ/福富町商工会 TEL(0824)35-2051

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