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エゴマを町づくりに生かす(賀茂郡福富町)

[サミット開催を機に、地産地消特産物の魅力アピールと消費者の健康づくりめざす]

研修会・総会

なし

 エゴマの特産化に取り組んでいる賀茂郡福富町で今月20日、21日の両日、“作って、食べて、みんな健康に”をスローガンに「第4回全国エゴマサミットin広島」が開催されました。同サミットは、日本最古の食用油であるエゴマの良さを知り、その効果や調理法などについて話し合うとともに、エゴマを通じて消費者と生産者がともに食の安全などについて考えようと開かれたもので、全国から多くの参加者が集まりました。同町竹仁小学校体育館でのエゴマの効用に関する講演に始まり、エゴマが生活に根付いている韓国の農村の視察報告、エゴマと健康に関する体験発表などが初日に行われ、翌21日には、西公民館で日本のエゴマ事情に関する講演、現地報告に加え、植え付けと搾油の実習などが行われました。

 エゴマは“荏胡麻”と書くシソ科の植物で、必須脂肪酸のα-リノレン酸を多く含み、コレステロールを下げる働きや血液をサラサラにする、血管組織を丈夫にするなどの効果があるといわれる健康食品として注目を集めています。わが国では5000年前、縄文時代の頃すでに栽培されていたという記述が残されています。同町では昨年、地域の高齢化がすすむなかで住民の健康づくりを推進し、健康にふさわしい本物の食文化づくりをめざそうと、町をあげてエゴマの特産化に乗り出しました。地元農家約50軒が協力してエゴマの栽培に取り組み、町も作付けに対して助成を行うなど積極的に栽培農家を支援。作付面積も拡大し、福富物産しゃくなげ館を活用して、搾油されたエゴマ油やエゴマドレッシング、エゴマパン、エゴマ餅をはじめとする、新特産品としてのエゴマを県内外に提供しています。同町での全国サミット開催は、日本エゴマの会(村上周平会長)がこうした町をあげての取り組みを高く評価したもので、先月末には、福富町商工会も協力して行われたひろしま夢ぷらざでのエゴマフェアも広島市民らに好評を博しました。「値は高いが県外からの注文が相次いで、品物は足りない状況。その半数はリピーター」と、同館の水脇正司館長。水脇館長は今回のサミットを振り返りながら、県内の人にもエゴマの良さを知ってもらいたいと語り、商工会もその活動を支援しながらエゴマを地産地消特産物に育て、より多くの人の健康づくりにつなげたい考えのようです。

●お問い合わせ/福富町商工会 TEL(0824)35-2051

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