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デジタル紙芝居で郷土愛育む(芦品郡新市町)

[民話をもとにしたユニークな物語を創作し、子どもたちにふるさとの昔話を伝え残す]

告知・イベント情報

なし

 地域の子どもたちにふるさとの昔話を伝え残そうと、芦品郡新市町の新市商工会青年部がパソコンを使ったユニークな企画に取り組んでいます。同青年部が行っているのは、紙芝居をデジタル化し、液晶プロジェクタで上演する“デジタル紙芝居”を制作、それをビデオにして町内7つの幼稚園などに配付しようというもの。同青年部は毎年、町内の幼稚園などを訪問して人形劇を披露する奉仕活動を青年部事業の一環として行ってきましたが、その内容を改め、子どもたちに新たな楽しみをと考えられたのがこのデジタル紙芝居。昨年夏から紙芝居づくりに取り組んだ10名の青年部員らはまず、同町金丸地区の民話を基にしたオリジナルの物語を創作。『臼井原のさるかに合戦』と銘打つ昔話で、イラストレーターなどを用いてパソコン内に33場面の画像を描き、それをコンピュータで動く紙芝居に仕上げました。地元の小中学生がナレーションを吹き込んででき上がった紙芝居は昨年11月末、同町戸手の交流館とで行われたおはなしの広場で初披露されました。

 物語は、カニがサルに仕返しをするという一般に知られる展開とは異なり、最後にカニとサルが仲直りする斬新なストーリー仕立てで、上映時間は約15分。パワーポイントとプロジェクタを使って上映されました。「返ってきた言葉は、まあまあ面白かった。子どもたちの感想はとても素直ですね」と初上映を振り返るのは、同事業の中心メンバーの一人である橘高道則さん。子どもたちに喜んでもらうだけでなく、ふるさとにまつわる民話・伝承を通して、福山市との合併が間近な新市への郷土愛を育てようと、パソコン歴7年の橘高さんを中心に青年部員らは約4か月、紙芝居づくりに取り組んできました。橘高さんは、「新市らしさを残すためにも、地元の民話にこだわりたかった」と紙芝居づくりに込めた思いを語り、今後も新たな物語を制作し、子どもたちにふるさとの民話などを伝え残したいという思いを聞かせてくれました。同青年部によるデジタル紙芝居『臼井原のさるかに合戦』はビデオにダビング編集され、近日中に町内の幼稚園などに寄贈される予定です。

●お問い合わせ/新市商工会 TEL(0847)52-4882

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