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廃油石鹸づくりに挑戦(安芸郡江田島町)

[千代田町商工会の女性部員が江田島町を訪問し、環境問題についての取り組みを学ぶ]

告知・イベント情報

なし

廃油石鹸づくりの説明に耳を傾ける女性部員たち

 生活資源の有効活用など環境問題への新たな取り組みを模索しようと先月26日、千代田町商工会女性部の女性部員らが安芸郡江田島町を訪れ、同町の商工会女性部と交流会を開きました。今回の交流会は千代田町側の申し入れを江田島町側が受け入れるかたちで実現したもので、交流会などの活動の資金源となる県の補助金が2年前から打ち切られたことで、各女性部では財源の確保が急務となっており、同女性部はその意図を兼ねての訪問となりました。同女性部が同町を訪れたいちばんの目的は、廃油石鹸づくりを学ぶこと。食用廃油をリサイクルした廃油石鹸は、廃油を直接水道に流して河川を汚すことを防ぐだけでなく、できた石鹸を利用することで合成洗剤の使用を抑えて間接的に水の汚染を食い止めることができるなど、自然環境に対してローインパクトであるというメリットがあります。江田島町商工会女性部は昭和58年の設立以来、県内の女性部との積極的な交流を毎年のように実施しており、昨年度は安芸区瀬野川町を訪問。瀬野川町商工会女性部との交流会のなかで廃油石鹸づくりについての研修を行い、今年6月には持ち帰った技術を広く地域振興に生かそうと、江能地域の女性部役員を集めて合同の勉強会を実施しました。「作った廃油石鹸は各町内の小売店や商工会を窓口に販売し、女性部の活動資金などに当てています」と、江田島町商工会補助員の藤本真理子さん。

 重要な女性部事業のひとつに位置づけ、積極的に廃油石鹸づくりに取り組む江田島町商工会女性部がもつ知識や経験を学ぼうと、今回の交流会には千代田町から17名の女性部員が参加。江田島町では11名の女性部役員がその到着を迎え、意見交換会を行った後、共同で廃油石鹸づくりに取り組みました。水の入った牛乳パックに苛性ソーダを少しずつ入れ、割りばしでかき混ぜた後、苛性ソーダが溶けたかを確認。苛性ソーダが溶けたのを確認し、廃油を少しずつ入れてかき回し、牛乳パックの上を密封。これらの手作業の説明に耳をそばだてながら、自らも石鹸づくりに挑戦した女性部員からは、「今になってこうした考え方の大切さに気がついた」「早く地元に戻ってチャレンジしたい」などの声が聞かれました。一連の共同作業を終えた女性部員らは昼食をともにし、町内のみかん園でみかん狩りを満喫。千代田町の女性部員たちは有意義な交流会を過ごした満足感を胸に、江田島町を後にしました。

●お問い合わせ/江田島町商工会 TEL(0823)42-0168

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