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在広島の国際人招き講演会開催(佐伯区五日市)

[人材育成や相互の連携強化などをめざし、地域に新たな活力を呼び込む]

告知・イベント情報

なし

 佐伯区五日市の五日市商工会青年部が今月20日、同町のコイン通り商店街振興組合青年部、楽々園センター商店街振興組合活性化委員会など地元の有志団体と合同で、在広島カナダ名誉領事館通商部のスコット・D・マッキーン氏(31歳)を招いて講演会を行いました。この講演会は、“カナダ人スコット氏の広島、いいとこ、再発見!”をテーマに、同氏が語る広島の魅力などについての話を通して、ふるさとのすばらしさを再認識しようというもので、約50名の商工会員が参加。スコット氏の話に熱心に耳を傾けました。商工会青年部とコイン通り青年部は昨年、藤田雄山広島県知事を招いて講演会を催していますが、3団体が合同で事業を行うのは今回が初。コイン通り青年部の木下達之理事は、「各団体には2代目が多い。これらの人に親団体の中核メンバーとして育ってもらうためにも講演会は有効な手段。そのためにも若い人を呼び込みたい」と今回の狙いを説明。商工会青年部の石田文彦部長も、「個々で行うには人数に限界がある。団体の枠にとらわれず、相互が連携して事業を行うことは地域の活性化のためにも大切なこと」と講演会の重要性について補足し、楽々園活性化委員会の木原利己さんは、「郊外型大型店の進出などで近年、地元商店街の空洞化が著しい。カナダにおける事例を踏まえた対策法などもこの機会に示してもらえれば」と大きな期待感を寄せている様子。

 木下さんらは中国新聞に掲載された記事でスコット氏を知り、講演会への協力を打診。依頼を受けたスコット氏は、「思考が柔軟なうえ、とても積極的。私の周りにいてほしいと思える人たちから話をもらえて光栄」と要請を快諾。2週間かけて資料を用意し、この日の講演に臨みました。スコット氏は95年、広島市市民局国際交流員として来日。悲惨な戦争体験を乗り越え、すばらしい広島の街を作り上げた人々、当地のライフスタイルや豊かな自然が好きだと語り、一方で保守的な一面もうかがえるなどと、自らのフィルターを通して見た広島についての印象を流暢な日本語で巧弁。また、ケーススタディとして、カナダのグランド・プレーリー市ダウンタウンの空洞化を例に取り、パワーポイントを活用しながら商店街の活性化対策などについてのアドバイスを行いました。約1時間の講演が終了した後、参加者らはスコット氏を囲んでディスカッションや親睦会を行うなど、講演会は盛況裡のうちに閉幕。商工会青年部の石田部長は、「今の社会は閉塞感に満ちている。自分たちも団体を守ろうという姿勢でなく、従来の枠を超えた幅広い活動に積極的に取り組んで行きたい」と、今後の活動に意欲を見せてくれました。

●お問い合わせ/五日市商工会 TEL(082)923-2994

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