商工会からのお知らせ

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子どもたちがものづくりに挑戦(世羅郡世羅町)

[学校5日制に伴い、自分で作る喜び、木工技術を身につけてもらおうと体験学習を実施]

告知・イベント情報

なし

 ホームセンターや100円ショップなどで何でも手に入る時代となり、家庭で簡単なモノでも手づくりすることから遠ざかるなど、世の中では若年層の“ものづくり離れ”が懸念されています。そうしたなか、世羅郡世羅町の世羅町商工会では子どもたちにものを作ることの楽しさや喜びを体験するとともに、ものづくりを支える優れた技能にふれる機会を提供しようと今月12日、地元の公民館や小学校などに地域の小学生の児童らを集め、「一日大工教室」を開催しました。これは、広島県が県内の技能尊重気運を醸成するために県内の商工会などを支援し行う技能体験事業の一環として開かれたもので、広島建設共同職業訓練協会から招いた講師や商工会職員らとともに、小学生たちが本箱づくりに挑戦しました。

 ものづくりの魅力や重要性について理解を深めてもらおうと同商工会が呼びかけ、同町賀茂の西大田公民館、同町安田の大見小学校図工室の両会場で催した一日大工教室には、合わせて36名の児童が参加。講師から建築の歴史やものづくりに必要な道具などについての説明を受けた後、各自が商工会が用意した板に作図し、のこぎりで切断し釘を打ち付けて本箱づくりに取り組みました。子どもたちはふだんふれる機会のないのこぎり、槌を使うことに新鮮な興味を覚えた様子。講師や商工会職員に手助けしてもらい、約2時間かけて楽しみながら本箱を完成させました。この日、大工教室に参加した児童らは「とても楽しかった」「また作ってみたい」と感想文を残すなど、同商工会もこの初の試みに確かな手ごたえを感じたようで、大工教室の開催を支援した商工会職員の曽我春雄さんは「学校5日制にともない土曜日の有効的な活用が模索されているが、今回はものづくりの大切さを知ってもらうには良い機会となった」と語り、ふるさとから技能立県をめざす広島に役立つ人材を育て、それを地域振興につなげるためにも、今後も子どもたちの体験学習への支援を惜しまないと力強い意気込みを聞かせてくれました。

●お問い合わせ/世羅町商工会 TEL(08472)2-0489

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