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新たなイメージの町づくりを推進(佐伯郡大野町)

[“宮島お砂焼”をキーワードに、商店街の活性化と観光客の誘致をめざす]

告知・イベント情報

町東部に位置する宮島口は、対岸の宮島への玄関口

 日本三景・安芸の宮島の対岸に位置する佐伯郡大野町の宮島口。その名のとおり、宮島への渡航の玄関口であり、宮島はここからフェリーで10分程度の距離にあります。JR宮島口駅から宮島行きフェリーが出る桟橋までまっすぐに伸びる道の両側、宮島口商店街とその周辺地区には多くのみやげ物店などが軒を連ねるものの、地域色に欠け、観光客らにとっては宮島までの通過点に過ぎないといった認識。また、宮島への観光客の減少にともない、地域経済も大きく停滞しているのが実情です。同町の大野町商工会ではこうした現状を踏まえ、同地区に新たな活気をもたらそうと「宮島お砂焼のふる里づくり」を策定し、個性ある店づくりを支援するなどの宮島口地区の活性化策を積極的に推し進めています。通過する=意識されない空間を、留まる=意識する空間へとイメージを変えるため、宮島との歴史にもとづいて“宮島お砂焼”をテーマに文化の香り豊かな地域づくりをすすめるもので、同商工会を中心に組織する観光振興委員会では、同地区活性化策の柱となる“宮島口地区散策マップの作成事業”“宮島お砂焼まつり事業”を策定。その具体化に向けて動き始めました。

 

 散策マップの作成事業では、4月に発行された大野町散策マップ“宮浜温泉編”に続く第2弾として、宮島口の再発見をコンセプトに窯元めぐりやこだわりの店・味めぐり、子持ち観音などの史跡めぐりコースを紹介する観光マップを作成。各商店の店頭などに設置することで観光客らの関心を高め、滞在時間を少しでも長くするとともに、近隣地区からのリピート客を生み出すことが大きなが狙い。B4変形版、片面2色の四つ折となる予定で、今月中の完成をめざしています。もう一方のお砂焼きまつり事業では、宮島お砂焼をテーマにしたイベントの実施を企画。宮島口商店街とその周辺地区を会場に来月27日(日)、宮島焼の実演や絵付け体験、店頭陶器市、ボランティアガイドによる子持ち観音の史跡めぐりといったさまざまな催しを予定しており、訪れる人に文化の香りを感じてもらうとともに、商店街のセールや宮浜温泉との入湯タイアップなどを行うことで、宮島口一帯のさらなる活性化を図りたい考えです。なお、宮島お砂焼まつりに関しては、後日詳しくお伝えします。

 

●お問い合わせ/大野町商工会 TEL(0829)55-3111

※宮島お砂焼とは…

江戸時代、旅のお守りとして厳島神社本殿下の砂を持って行く習慣があり、この砂を混ぜて焼いたのが起源とされる。その後、いくどとなく窯の興廃があり、現在のお砂焼の基礎が固められたのは明治中期。川原陶斎氏、山根興哉氏らが継承した。清楚な雰囲気に特色がある。平成3年、広島県伝統工芸品に指定。

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