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平成29年度販路開拓支援事業『商談会』開催(県連)

[事業者がバイヤーに商品の魅力を直接PR。販路開拓と現場の生の声を聞く貴重な機会に]

告知・イベント情報

広島県商工会連合会

 11月7日(火)、ホテルセンチュリー21(広島市南区的場町)にて、広島県商工会連合会主催の「平成29年度販路開拓支援事業 商談会」を開催。この事業は、販路開拓支援事業の一環として、小規模事業者等の商品開発・販路開拓を支援するために行われているもので、今年で9回目。首都圏や広島地区等の流通業のバイヤーを商談会に誘致し、取引や商品開発等へのアドバイスを直接受けることができる貴重な機会です。例年10件を超える商談が成立し、成果を上げており、今年も、販路開拓・拡大へ意欲を見せる34の事業所が参加しました。

商談ブースでは、事業者が自社商品の魅力を熱心にアピール

 商談会に先立って行われた開会式で、県連の石井正朗専務理事は「本日は首都圏や関西圏の7社、県内から4社のバイヤーの方にご参加いただきました。自社の商品への評価やマーケットの情報など、現場の生の声を聞けるだけでなく、実際に商談に結びつける絶好の機会です。この商談会を販路開拓や今後の商品開発など、新たなビジネスチャンスのきっかけにしてください」と挨拶しました。

 商談は各ブースで待機するバイヤーに、参加事業者が商品を直接売り込むスタイルで進行。県連が参加事業者の希望に応じた商談スケジュールを事前に組み、一コマ20分で実施しました。また、昨年から採用したバイヤーから事業者を指名いただくシステムも引き続き実施。また、15時から30分間設けられたフリー商談会(名刺交換会)では、今回商談できなかったバイヤーに事業者が直接アプローチ。事業者同士も交流を深めていました。そのほか、インターネット通販を手掛ける47CLUB(中国新聞社)と事前セミナーでアドバイスをいただいた株式会社バイヤーズガイドによる個別相談なども随時開催され、参加事業者たちは限られた時間を有効に使って懸命に自社の商品のPRを行いました。

 今回、沼隈内海商工会より参加した、海苔の生産から商品化までを手掛けるマルコ水産(有)代表取締役の兼田敏信さんは、全国的にもブランド海苔として知られる“田島のり”の佃煮と味付け海苔、焼海苔を持参。初めてこの商談会に臨みました。「最初は催事で販売する商品を探しておられたようですが、商品にあるストーリーを聞いて、カタログでの販売も勧めていただきました。商品の背景が見える売り方が良いとアドバイスをいただきました」と兼田さん。商談は確かな手ごたえを感じられた様子です。

 広島県央商工会より参加した(有)広島・入野きのこセンターの東敏明さんは、生のマイタケとマイタケせんべいのPRができた。「せんべいのパッケージに、堅いから頑張って食べてほしいとの思いを込めて“ド根性”入れたんですが、意味が分かりづらいと言われました。マイタケがたっぷり入っていること、苦労して作っていることがパッケージから伝わるといいとアドバイスされ、さっそくデザイン変更に取り掛かろうと思っています」と東さん。販路開拓に向けて前を向いて歩き始めています。

 また、北広島町商工会より参加した(株)勝原白貫堂の勝原毅さんは、一度閉店した老舗の和菓子屋を5年前に復活させた4代目、「歴史とこだわりと伝えるのに20分では伝えきれない」と今後の展開に期待を寄せていました。

 世羅町商工会より参加の料理旅館玉乃家の若女将、稲田祐子さんは、今年4月末に完成したばかりの『トマトコンポート』を持参した。自社の商品について「世羅町内の試験販売のみで、パッケージなどデザイン的にはまだまだ改良の余地があります」としながらも、「関東の方では移動が公共の交通機関のため瓶詰めの重たいものは避けられてしまうことや原価計算の面でも良いアドバイスがたくさんいただけました」と満足そうに話します。今後は今回のアドバイスを参考にしながら、本格的な販路開拓に向けて動き始めます。

参加事業者の商品を並べた展示ブースも設けられました

 

 様々な思いを胸に、今回の商談会に挑んだ事業者たち。多くの事業者が新規販路開拓、新商品開発への大きな第一歩を踏み出しました。

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