新年のごあいさつ(県女性連)
[地域社会への更なる貢献を胸に誓い、新年の幕開けを皆様とともに祝います]
広島県商工会連合会
年 頭 の ご 挨 拶
広島県商工会女性部連合会
会 長 井 上 文 江
新年明けましておめでとうございます。
皆様には、希望に満ちたすがすがしい初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
平素は、県女性連の事業活動につきまして、暖かいご支援、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、昨年は大きな記念事業が二つありました。一つは10月5日に岡山県で開催された商工会女性部全国組織化35周年記念事業で、「2001年・新しい時代の幕開け! 今女性がはばたく」をスローガンに掲げ、男女共同社会の実現を目指し、商工業と地域の発展を期して、大きくはばたきます…と2,000余名の女性部リーダーが一同に集い、21世紀の光り輝く女性として、知恵を出し、経験を交流し、心を一つにして、商工会女性部の更なる飛躍を…と決議し閉幕しました。二つ目は私達県女性連の創立35周年記念事業ですが、10月25日に約340名の女性部員が集い、女性部としての使命を確認し、地域振興の良き協力者であるとともに推進者になり、個性と魅力ある地域づくりを目指して、商工会活動に寄与することを誓い合いました。
しかしながら、経済情勢はかつてない長期間にわたる景気低迷に遭遇し、消費の低迷や大手企業・中堅企業の事業の縮小やIT関連産業の失速に加え、アメリカの同時多発テロ事件、中東でのテロ事件などの影響により世界的に景気が後退しております。
このような中、皇室において皇太子殿下ご夫妻に内親王敬宮愛子様がご誕生になられ、暗い話題の中、一筋の光がパッと差しこんできたような気がします。これを契機に国内の景気が回復することを強く期待いたします。
最近では、各地域において市町村の合併問題が大きく取り上げられ、商工会を取り巻く環境も大きく変化することが予想されますが、女性部としても女性ならではの幅広い柔軟な視点で、地域経済団体である商工会がこれからどうあるべきかを勉強し、商工会の諸問題に積極的に参画すべきと考えます。
県女性連といたしましても、地域社会に貢献できる組織として努力いたしますので、引き続きご支援、ご協力いただきますようお願いいたします。
終わりになりましたが、皆様にとりまして素晴らしい年でありますよう祈念申し上げ、年頭にあたってのご挨拶といたします。