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「令和3年度第16回商工会職員協議会パワーアップセミナー」開催(職協)

[5名の経営指導員が支援事例を発表。最優秀賞は福山北商工会の南経営指導員が受賞]

研修会・総会

広島県商工会連合会

最優秀賞に選ばれた南経営指導員(左から4番目)と発表者及び井上職協会長

 広島県商工会連合会と広島県商工会職員協議会は6月26日(土)、ZOOM配信により「令和3年度第16回商工会職員協議会パワーアップセミナー」を開催しました。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、止む無く中止となりましたが、今年度は広島県商工会連合会大会議室で行い、その模様をZOOMで配信する方法により開催しました。経営支援事例発表大会関係者は県連に集まり、それ以外の職員は各商工会に出勤して視聴し、約230名の職員が参加しました。

 冒頭の開会あいさつで職員協議会の井上憲会長は「昨年は中止となったが今年はオンラインで開催することとなった。職制の垣根を越えて同じテーマに触れることで支援事例の共有を図ることができ、商工会職員全体の支援能力の向上が図られる。これを機に職員間の情報交換がますます活発になるよう期待している。」と述べました。

 

 2部構成で行われたセミナーの第1部は、経営支援事例発表大会。各経営指導員が支援した事例シートは県連内部の専門家により予め順位づけされ、その上位30位の中から特に内容の優れた事例を選出し、昨年度発表を予定していた4名に、本年度選出した1名を加えた5名が発表しました。

 

 発表を行ったのは、沼田町商工会の清代茂樹経営指導員、福山北商工会の南夕佳里経営指導員、三原臨空商工会の大谷貴紀経営指導員、広島安佐商工会の宗岡光代経営指導員、広島東商工会の冨田拓良経営指導員の5名。自身が担当した経営支援に込めた想いやその支援手法、成果を披露しました。

 

 第2部では研修会が行われ、備北商工会職員が「業務改善に係る取り組みについて」をテーマに講演。現在、職協で検討している商工会業務の見直しや業務改善に様々な角度から取り組んでいる先進的な事例として備北商工会が選ばれたものです。講演では多くの商工会で直面している「本支所の運営」や「業務の個人主義化(特定の職員に多くの仕事が集中、どの様な支援をしているのか分からない等)」を改善するため、事業者からの相談を受けやすく、また、誰かがフォローできるチーム支援体制を作り上げ、本支所間においては毎週金曜日のZOOM職員会議により各職員の支援状況を共有したり、LINE公式アカウントの活用により事業所への発信が素早くできる事例などが紹介されました。

 

 続いて職員協議会の「業務改善・効率化ワーキング委員会」が令和元年度に実施した「職員満足度調査」に関するアンケートの分析結果を職協の井上会長が発表。委員会では、商工会職員が抱えている課題や職場環境について議論を重ねてきました。アンケートから見えてきた課題を解消するための今後の取り組みについて方向性が示され、商工会が今よりもっと働きやすく、働き甲斐のある、明るい職場になるよう職場環境の改善に取り組むと明言しました。

 

 例年、代表者に表彰状と記念品を贈る永年勤続表彰は、WEB開催のため表彰状の授与は行わず、勤続30年、20年、10年等の被表彰者名簿の読み上げのみが行われました。最後に経営支援発表大会の結果発表があり、最優秀賞は福山北商工会の南夕佳里経営指導員が受賞。今回初めて審査委員長を務めた一般社団法人広島県中小企業診断協会の西村英樹専務理事は講評で「皆さんの事業者への取り組み内容や支援に対する熱い思いが伝わった。」と述べ、「小規模事業者に対しても働き方改革が進んでいくことが予想され、新たな支援の在り方を示した発表だった。」と評価されました。南さんは10月21日、22日に鳥取県で開催される中国ブロック大会に広島県代表として出場されます。