商工会からのお知らせ

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「令和2年度 広域講習会」開催(県連)

[コロナ禍でも利益を上げるために必要なことと、実践するためのノウハウを伝授]

研修会・総会

広島県商工会連合会

講演を行った富田氏

 3月16日(火)、広島県商工会連合会はホテルメルパルク広島(中区基町)にて、「令和2年度 広域講習会」を開催しました。このセミナーは、経営課題の解決を図り、持続可能な経営に取り組む小規模事業者などを対象としたもので、会員事業所や商工会職員など42名が参加しました。

 

 講習会には、経営コンサルタントの富田英太氏が講師として登壇。『コロナ禍でも利益を確保できる実践方法~新しい生活様式に対応した商品開発や販売方法~』をテーマに講演を行いました。新型コロナウイルス感染拡大による影響がさまざまな面で出る中、コロナ禍であっても経営を安定させ、売り上げを確保していくための具体的なノウハウを説明しました。

 

 冒頭で富田氏は「コロナ禍でも利益を確保してうまくいっている会社はある!」と断言し、消費の変化について説明。「消費者は自分がコストをかけるべきものをシビアに選択して消費している。人が買うものは、“不要不急”だが生きるエネルギーをもらえるもの。コロナ禍でも心が豊になる商品は売れる」と分析。また、フロー客(新規客・一見客)ではなく、ストック客(常連客)を持っているかが明暗を分けたと解説しました。「広告や割引で集客する商売は厳しい。集客にお金をかけず、お客様がお客様を呼んでくる善のスパイラルを目指してほしい」とアドバイスしました。

 

コロナ禍を乗り越えようと、参加者は熱心に耳を傾けていました

 さらに、あるお店を例にあげ、そのお店に来なくなった理由を顧客に聞いたところ「来店していない認識がなかった(忘れていた)」という回答が最も多かったエピソードを紹介。「リピーターを戻すためにやるべきことは、思い出してもらうこと」と話し、「経営者はお客様の気持ちがよく分かっていないことを自覚すること」と言い切りました。

 

 富田氏は「今起こっていることは未来の前倒し。本来、来るべき未来がコロナショックによって一気に到来した」と話し、コロナ禍で利益を上げる方法の具体例を挙げながら、順を追って丁寧に解説しました。すぐに実践できる具体的なアドバイスを逃すまいと、参加者たちは熱心にメモを取っていました。

 

 講演後は事務局がひろしま夢ぷらざの経営状況について説明。店内レイアウトの変更やインターネット販売の強化など、現在と今後の取り組みについて説明しました。