商工会からのお知らせ

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年頭挨拶 広島県商工会連合会 会長 熊高一雄

告知・イベント情報

広島県商工会連合会

 新年明けましておめでとうございます。令和2年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 我が国の経済は、雇用・所得環境の改善により、緩やかな回復が続くと期待されております。

 しかしながら、商工会地域においては、少子高齢化に伴う人手不足や後継者不足、消費人口の都市部への一極集中、消費税率の引き上げによる消費マインドの低下などにより、依然として経済の好循環を実感できない、厳しい経営環境におかれております。加えて一昨年7月の豪雨災害をはじめ、台風、地震など各地で頻発する大規模自然災害は、中小・小規模事業者等の経営基盤はもとより、地域住民の生活や雇用・消費にも大きな打撃を与えており、今後はさらに自然災害の多発化が想定されることから、危機管理を含めた防災意識を高める必要があります。

 また、昨年6月に国の小規模企業政策の根幹を成す「小規模企業振興計画」の見直しが行われ、地域自体の持続的発展も視野に入れた対策や、大規模災害を踏まえた事業継続リスクへの対応が重点施策に追加され、これまで以上に行政や関係機関との連携強化が必要となりました。

 こうした中、「平成」から「令和」に元号が変わり、新しい時代がスタートしました。

 これからの時代は、「人づくり革命」や「生産性革命」による経営基盤の強化が求められるとともに、働き方改革関連法への対応、設備投資・IT活用等による生産性向上の取り組みなども不可欠となることから、地域経済の持続・発展を担う商工会の役割は従来にも増して大きくなっており、その期待に応えるためにも商工会自らの経営発達支援計画を着実に実行するとともに、人材育成に取り組むなど、不断に支援能力を高めていく必要があります。

 これからも、商工会が地域の要として力強く存在感を発揮し、中小・小規模事業者の持続的発展と地域経済の活性化をリードしていくためにも、「行きます、聞きます、提案します」をスローガンに掲げ、事業者が抱える種々の課題解決に向けて寄り添った経営支援を行い、「儲かる企業」や「儲かる地域づくり」の実現に向けて、全力を挙げて会員サービスの一層の向上に取り組んで参りますので、何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 終わりに、本年が広島県内の商工会員の皆様にとって大きな飛躍の年となりますことを祈念し、年頭のご挨拶とさせていただきます。

 

令和2年 元旦